温泉小説

温泉小説

1,870円 (税込)

9pt

盛田照美、50歳。夫と娘がいる。ひとりになる必要のない人生を送ってきた。はじめての「ひとり旅」で温泉地へ。人生の折り返し地点をすぎて、自分の半生に想いを馳せる。わたしがここまでに成し遂げたもの、何かあったかしら……。思い惑い人生の苦みを抱えながら彼らは温泉地へと向かう。「温泉ソムリエマスター」でもある作者が描く、温泉愛に満ち満ちた、六つの極楽小説。

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温泉小説 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    温泉旅でゆったりと湯に浸かり、自分自身を見つめる主人公たち
    心がゆるゆるっとほぐれ、新しい人生が見えてくる

    温泉が恋しくなる短編集 。.:*・゚✽



    【女友達の作り方】
    派遣を切られた32歳の宮辺
    ふと立ち止まると、友人と呼べる人が誰もいないと気付く。
    日帰りバスツアーに初めて参加し、年上の女

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    温泉というと、やはり「旅」と、「同行者」という組み合わせになるんですね。
    スーパー銭湯との違いはそれですね。

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    温泉にまつわる短編小説。
    温泉なのでほっこりエピソードが多いと思いきや、見事に期待を裏切られ、一気に読めた。
    温泉がたくさん出てくるので、昔行った熱海の温泉に行きたくなった。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    朝比奈あすかさん、温泉ソムリエの資格を持っているほどの温泉好きだったとは。今まで読んだ本から勝手に持っていたイメージとは違っていて、ちょっとビックリ。こういう意外性は好きだなぁ。

    温泉小説といっても、ただほっこりする温泉の話ではなく、悩みを抱えた人たちが主人公の6つの短編集。
    悩みの種類は様々だけ

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    温泉小説とはいえ、そこまでほっこりしない。朝比奈あすかさんらしいヒリヒリとした人間関係を絡めている。お気に入りは高齢者ドライバーが恐ろしい目にあう臨場感がリアルな『また会う日まで』と最後「なるほど!」となった『島と奇跡』。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    いい感じに気温が下がってきたし、温泉に行きたくなる。最後の『島と奇跡』がよかった。こんな偶然あるのかも。この先、いいことがありそうな予感。

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    「また会う日まで」「わたしたちの境目は」は妻を亡くした境遇が似ていて共感できる。
    今までも夫婦で或いは家族でいろんな所を旅行したけど、自分がリタイヤした現在、本来ならばカミさんと二人でノンビリ旅行をしたかったなぁ。かと言って今の状態では一人で行く気力も無い、ましてやカミさんと一緒に行った場所は思い出

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

     若くして亡くなった妻と一緒につかりに行った温泉に 雪の降りしきり渋滞する中をハンドルをしっかり握って 向かう話や、女性が1人でバスツアーに参加した時の話、 昔行った島に十年前後して移住する事に決め、十数年振 りにお世話になった年配の男の人に出会う話など日常で 誰にでも起こりうる話にほっこりしながら

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    様々な世代、立場、性別の主人公が、温泉旅を通して、日々の疲れを癒し、リフレッシュし、自分を見つめ直し、生まれ変わる。
    大きな事件とか、ものすごく個性的な人が出てくるとかではないけれど、地に足がついているというか、一人一人の話が、とても身近に感じられる。
    良質な温泉に使ったような気持ちになれる物語。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    主人公が温泉旅で先で出会う六つの短編小説です。

    女友達の作り方
     宮辺はふと思い立って参加したおひとり様限定のバスツアーに参加する。バスの席で高宇さんと隣同士になる。
    ツアー最後の『わくわく温泉王様ハウス』のサウナで高宇さんと距離が縮まる。
    「女友達を作る努力」努力で、友達って作れるんですか。友達

    0
    2025年07月10日

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