作品一覧 2024/05/07更新 月刊少年チャンピオン NEW 試し読み フォロー ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方 試し読み フォロー ハイパーハードボイルドグルメリポート 試し読み フォロー ハイパーハードボイルドグルメリポート新視覚版 試し読み フォロー 歩山録 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 上出遼平の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方 上出遼平 世に出ている「仕事術」のビジネス本。 そのアンチテーゼとしての「第一章」 そのアンチテーゼとしての「第二章」 ドキュメンタリー制作小説としてまずめちゃくちゃ面白い。その上で二章構成が持つ意味。 初めは内容少ないし、想定していた「ありえない仕事術」ではないような気がしたがそれで終わるわけではな...続きを読むい。 結局「正義」を掲げて自らの成功のために、周りの人の心・自分の心も蔑ろにしてしまう。 上出さんの撮る作品も、書く本も大好きです。 Posted by ブクログ ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方 上出遼平 『縁もゆかりもない両国国技館に向けて走る芸能人』の部分。 共感を生むためのHOWは どんな仕事にも活かせそう。 Posted by ブクログ ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方 上出遼平 「何よりも大切なのはあなた自身の心。」 著者が考え、気づき、行動して、感じて、間違えてきたその生き様を垣間見た。 正義とはなんなのか?仕事とは?生きるとは? 考え出したら止まらないループの中で一つの例を元に考えるヒントをくれたように思う。間違っていても、そこには2人だけの時間と満たしたい思いがあっ...続きを読むた事実は認めてあげたい。 Posted by ブクログ ハイパーハードボイルドグルメリポート 上出遼平 頭に浮かぶどの感想もチープに思えてくる。 それくらい、単純化できない問題と、それが確実にリアルであることが伝わってきた ここでは当たり前のことが、全然当たり前じゃない。分かっているようで何も知らなかったんだ、そう優しく突き付けてくれる一冊だった Posted by ブクログ 歩山録 上出遼平 自意識に殺される 生きづらさを抱えるすべての人に読んでほしい。 この小説は「自意識」に翻弄され、人生を遭難する現代人への警鐘でもある。 幼少期から「見られること」を強く意識し、周囲の視線への最適解だけを求めて生き続けてきた主人公山田の病巣は、SNSにより他人の視線がより顕在化された現代人にとっても他人事ではない。 し...続きを読むかしこの小説がより不幸なのは、山田がその最適解を出し続けた成功体験こそが、山田の視界を曇らせたこと。「聡明な」山田は、都市を『思考停止』と位置づけ、我こそが現代人に一石を投じるとばかりに、都市の対比としての「山」に向かう。しかし、一石を投じる動機は愛や平和のためなどでは決してないのだ。他人から「一目置かれる」自分を演出するため、もしくは一段高い場所から他人を見下ろすという承認欲求を満たすために山に入る山田。その行動こそ「自意識の奴隷」に他ならず、山田自身もまた自意識下の『思考停止』にあることを山田本人は気づいていないという皮肉。 そんな山田を待ち受けるものとは。果たして山田は目を覚ますことができるのか。 視線の呪縛から逃れて生きることができない今だからこそ、必読の小説だと思った。 またこの小説を通して、生きる上での「役割」に対する問題提起もなされているように感じるが、一貫したテーマである「自意識」から解放された時に、「役割」の答えが見えてくるように思う。 哲学的な内容を、SF要素も込めて表現された独特な小説。次回作にも期待したい。 匿名 上出遼平のレビューをもっと見る