作品一覧

  • MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY
    4.6
    1巻2,607円 (税込)
    目的なんて後付けでいい。 ただ胸が躍って、気づけばここまできていた。 降り立ったのはネパール、挑んだのは「世界一美しい谷」。 俳優・仲野太賀を被写体に、写真家・阿部裕介が撮り、TVディレクター・上出遼平が綴る! 見て、読んで追体験するクレイジーなトラベル・レコード、ここに爆誕!! 「ミッドナイト・ピッツァ・クラブ(MPC)」――真冬のニューヨークで天啓がごとく授かった名に導かれるようにして旅立った3人。ネパールはランタン谷を歩く一週間がはじまった。カトマンズを爆走する四輪駆動車、激痛を生む毒の葉、標高2440mにあるホットシャワー、地震で一度壊滅した村で韻を踏み続ける青年、ヒマラヤの甘露「アップルモモ」、回転するマニ車、見え隠れする陰謀の影(!?)数々の危機を乗り越え、出会いと別れを繰り返した先、3人を待ち受けていた光景とは――? これは、食って歩いて歌って寝て、泣いて笑って怒り狂う男たちの、汗と泥と愛にまみれた旅物語。
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    4.6
    「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人による、既存の様式を破壊する新ビジネス論 あなたは天才ではなく、奇跡は起きず、歳ばかりとるーー 組織に依存せず、自分の足で立ち上がる方法とは一体何か。 「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人、上出氏による仕事術を一挙初公開。 【はじめにより】 本当にありがたいことに、私はこれまでたくさんの出版社から「仕事術」の執筆依頼を頂いてきました。そしてこともあろうか、その全てをお断りしてきました。幼い頃から文章を書く仕事に憧れを持っていた私にとって、その判断は常に痛みを伴うものでした。しかしどうしてもお応えすることができなかったのです。理由は実に簡単です。 世に出ている「仕事術」なんて嘘ばっかりじゃないか。 そう思っていたからです。 にもかかわらず、今回このように「仕事術」という看板の下に筆をとったのには当然理由があります。本書を最後まで読んでいただければ、その真意をご理解いただけると信じています。少なくとも、本書には耳を塞ぎたくなるような「不都合な事実」が含まれます。見たいもの、聞きたいことだけに囲まれて生きていきたい人にとっては全くもって不愉快な話でしょう。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    4.7
    テレビ東京で不定期放送されるカルト的な人気番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」。“ほかじゃありえない”内容が話題の同番組を企画・取材・演出までほぼ一人で手がけたプロデューサー・上出遼平氏の初著書。番組内に収まりきらない世界の現実を「人が食う」姿を通じて描く。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート新視覚版 1
    無料あり
    4.7
    全2巻0~836円 (税込)
    長年続いたリベリア内戦。凄惨を極めたその内戦において、ひとつの噂があった。「少年兵たちは殺した敵の肉を食った」。果たしてそれは真実なのか…。GoProを抱えたテレビマンがたった一人で挑む! その衝撃的な内容で瞬く間に世間の話題を集め、エッジの効いた番組が数多いテレ東深夜番組の中でも群を抜いて異彩を放つドキュメンタリー企画「ハイパーハードボイルドグルメリポート」。この番組の生みの親である上出遼平完全監修のもと「新視覚版」としてコミカライズ!! 言うまでもなく、これはすべて実話である。
  • 歩山録
    4.6
    1巻1,771円 (税込)
    どうなっているんだ、ここは――? 完璧な登山のはずが――男に襲い掛かるイレギュラーの数々! 奇想天外&予測不能! 狂信者を量産したドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の生みの親が描く、スーパーサイケデリックマウンテンノベル! 奥多摩から埼玉、長野の県境を歩いて山梨の北杜市へ。 製薬会社勤務6年目、何より理屈を愛する男・山田が思い立った登山は、完璧な計画通りに遂行されるはず、だった――。 「あなたは少年を探しにここまで来たのでしょう?」 山中で出会った博士風の奇怪な男の一言を発端に、山田はいつしか思いもよらない異常事態に迷い込む。 理屈が通らない混沌の先、山田を待ち受けていた運命は――?

ユーザーレビュー

  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実際にドキュメンタリーを撮っている人間がモキュメンタリーを描くことって恥ずかしくないのかな?

    種明かしとはまた違うけど、理想のデートを恋人に全て伝えてるような、「私がこうしたらあなたはこんな反応するべき」的な台本を全てを曝け出してるような。

    作品としてはノンフィクション(ぽさ)からフィクションへのグラデーションがちょうど良かった。

    0
    2025年11月09日
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート

    Posted by ブクログ

    題名はコミカルだけど、全然コミカルじゃない話。
    この本を読み終えた今、いろいろなことを考えさせられます。食べ物が題材のように見えるけれど、それとはもっと違った、本当に奥深いテーマや課題を考えさせられました。社会、文化、道徳、人種、宗教…

    技術も文化も発展している日本に生まれて、日本で生きている自分にとっては、この作品中の人々の人生や境遇があまりにもかけ離れていて、まるで物語を読んでいるような気にすらなります。
    どのエピソードも大小の衝撃がありましたが、ゴミ山のスカベンジャーのエピソードが1番心に響くものがありました。とても強く逞しく生きている彼ら。おそらく、住んでいる場所も、身なりもお金の稼

    0
    2025年10月23日
  • MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY

    Posted by ブクログ

    ほぼ下北のおでん屋さん(本でも出てくる所かな?)の店主に「え?知らないの?!」とオススメされて手に取った本。
    声に出して笑った。めっちゃよかった。
    上出さんの表現、センス、たまらない。

    アップルモモ食べたい。
    (私は一口目は自分でいく)
    パサンに会いにいってみたい。

    ページをめくるたびに、知らない世界に連れ出してくれた。
    旅に一緒に出た気分だ!実際。

    0
    2025年10月18日
  • 歩山録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自身の趣味が登山のため、最後まで没頭して読むことができた。

    奇天烈な登山小説かと思い読み始めたら、
    内容は全然異なるものでした。

    退屈な人生を探すように、
    1人で登山をはじめた主人公が、
    いろいろの不思議な体験に巻き込まれていく、
    内容でした。

    その内容は、自身の存在を探す中で
    自然に任せたり、単独で行うことの危険性を
    暗示しているように感じました。
    また、そんな深く考えることなく、
    本当に大切なものは人間関係で
    親や友人等を大切にするべきだと感じました。

    0
    2025年10月10日
  • MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEY

    Posted by ブクログ

    上出さんの本を初めて読んだ。言い回しが独特のだけど、写真とかも相まって旅してる気分になれた。オーディブルもあるみたいだから聞いてみたい。

    0
    2025年10月10日

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