【感想・ネタバレ】MIDNIGHT PIZZA CLUB 1st BLAZE LANGTANG VALLEYのレビュー

あらすじ

目的なんて後付けでいい。
ただ胸が躍って、気づけばここまできていた。

降り立ったのはネパール、挑んだのは「世界一美しい谷」。
俳優・仲野太賀を被写体に、写真家・阿部裕介が撮り、TVディレクター・上出遼平が綴る!
見て、読んで追体験するクレイジーなトラベル・レコード、ここに爆誕!!


「ミッドナイト・ピッツァ・クラブ(MPC)」――真冬のニューヨークで天啓がごとく授かった名に導かれるようにして旅立った3人。ネパールはランタン谷を歩く一週間がはじまった。カトマンズを爆走する四輪駆動車、激痛を生む毒の葉、標高2440mにあるホットシャワー、地震で一度壊滅した村で韻を踏み続ける青年、ヒマラヤの甘露「アップルモモ」、回転するマニ車、見え隠れする陰謀の影(!?)数々の危機を乗り越え、出会いと別れを繰り返した先、3人を待ち受けていた光景とは――?

これは、食って歩いて歌って寝て、泣いて笑って怒り狂う男たちの、汗と泥と愛にまみれた旅物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ほぼ下北のおでん屋さん(本でも出てくる所かな?)の店主に「え?知らないの?!」とオススメされて手に取った本。
声に出して笑った。めっちゃよかった。
上出さんの表現、センス、たまらない。

アップルモモ食べたい。
(私は一口目は自分でいく)
パサンに会いにいってみたい。

ページをめくるたびに、知らない世界に連れ出してくれた。
旅に一緒に出た気分だ!実際。

0
2025年10月18日

Posted by ブクログ

上出さんの本を初めて読んだ。言い回しが独特のだけど、写真とかも相まって旅してる気分になれた。オーディブルもあるみたいだから聞いてみたい。

0
2025年10月10日

Posted by ブクログ

【2025年7冊目】
とにかく面白い!読みやすい!
三人のやりとりが自然体で、まるで自分が4人目としてそこにいるかのようだった。
上出さんの阿部ちゃんいじりがとにかく自分のツボで、何回か声出して笑った。実際。
(阿部ちゃん、クセ強すぎ)
仲野さんは普通にキレてそうだったけど。実際。

続編がとても楽しみ!

0
2025年10月10日

Posted by ブクログ

インドアな自分でも、こんな旅は経験しておきたいなと思った、実際。

旅は経験することだなって気づいた、実際。

過酷な環境とは真逆の陽気な友達と甘いものがとてもいいバランスで面白かった、実際。

0
2025年10月07日

Posted by ブクログ

今まで読んできた中で最高の旅エンタメ本。

素晴らしい山吹色の装丁と文字デザイン。
そのまま飾っておきたくなる。

上出遼平のユーモアがちょうど良いリズムで地雷のように爆発し、仲野太賀のほんわか元気少年の抜け感が旅行のウキウキ感を余すことなく伝えていて、阿部裕介の明らかに変なキャラとタオパニのような温かさを放つ写真がこの物語を芳醇なものにしている。

アップルモモ食べてみたすぎる。
ヤクに顔を突き合わせてみたすぎる。
7000mの座を拝んでみたすぎる。

冷静に考えれば、高所で道のりも厳しい旅だけど、こんなにも旅に足を向けたくなる。

次はどこへ行くのか、
彼らの行先も気になりすぎる。

0
2025年09月26日

Posted by ブクログ

旅のエンタメを堪能できる。

旅は人間性が色濃く出る。
もちろん一緒に暮らせばわかるだろうが、旅はもっと手軽だ。1週間もすればどんな人かわかる。
個性をうまく描いている本書はどうしようもなく面白い!!!

仲野太賀くんは想像通り笑い上戸でかわいい。
上出さんは考えすぎなところもあって、人を妬む。
部ちゃんは素直すぎて感情をコントロールできてないけど優しいしそれがいい。

3人ってバランスがいい。
ズッコケ三人組を思い出す。
妙に均衡が保たれる。
この旅に阿部ちゃんがいなくなるとどうなるのだろうか。
少し非常識存在として扱われているが、阿部ちゃんがいないといい旅になっていないのかもしれない。
上出さんは太賀くんを妬み、出来事に悩み、旅に集中できていないかもしれない。
阿部ちゃんのスパイスはいい刺激だ。超笑える。
半分以上阿部ちゃんの本みたいだ。
ダルパートを何回奪っても、極限空腹状態でアップルモモを奪っても、本人に怒っていない。
私から見たら奇跡だ。憎めない阿部ちゃんに乾杯。
だからこその写真か。引き寄せられる存在感の写真。

文章→写真の順番でページが構成されており、
あの話の画はこうだったんだと想像力を掻き立てた後に写真がくる。

0
2025年09月21日

Posted by ブクログ

完璧じゃない男たちの、完璧じゃない旅。この完璧じゃなさがユーモアに溢れていて、とてもとても素敵だった。その土地でしか触れられない人々の生活や景色があって、それに魅了されたり、逆に普段の生活がありがたく思えたり。兎にも角にも、旅からしか得られない栄養があるよなと。
アップルモモ。なんて良い響きなの!!食べてみたい!!

0
2025年09月20日

Posted by ブクログ

ネパール、ヒマラヤ登山のノンフィクション旅行記。旅を通しての音声記録による詳細な会話の記載、ふんだんな写真、そしてなにより役者仲野太賀の存在が、リアルな風景を想像させてくれる。私も3人と一緒に旅してるような気分になれた。

0
2025年09月13日

Posted by ブクログ

旅に出たいっ!!!この本を読んでそう思わずにはいられない。上出さんの優しさ誠実さがそのまま出ている文章。
臨場感のある細かい描写でどんどん引き込まれる没入感。どこまでほんとか分からないおもしろエピソードの数々。(吹き出して笑っちゃうところが多々あるので読む場所注意)阿部さんと太賀くんの圧倒される美しい写真。

やっぱり上出さんの作るものは好きだなー。

本だけでなく、一部映像や音声でも楽しめるのがほんとにありがたいです。

2冊目もあるとのことで待ち遠しい。
こんな読書体験できて幸せです。

0
2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3人の旅行記。
個性的なメンバーがネパールのランタン谷
を目指した記録。
筆者の上出さんの表現がおもしろく、
旅行が楽しいかったことがとても伝わってきた。
また、写真も多く加工をした綺麗な写真等ではなく、現実を写している写真が多い気がしました。
第2弾があれば、ぜひまた読みたいです。

0
2025年08月31日

Posted by ブクログ

読んで追体験する旅行記という本が好きなのです。仲の良い2、3人がおもしろおかしく旅する様子を読んでいると、いいなあと思う。

何よりも、ヨーロッパだとかニューヨークだとか、洗練されたカッコイイ街を歩くのではなくて、ネパールの山道を往くというのが、オトコ心をくすぐる。ネパールを歩くってだけで、なんか前途多難って感じかプンプンするじゃん。
食べ物とか大丈夫かと思ったりするし、まさに冒険だよね。読んでたら、チャイとヒマラヤの甘露「アップルモモ」(たびたび仲野太賀君が「うめぇ、うめえ」と連発する)を食べたくなったよ。

━旅は朝!
「旅を充実したものにするための鉄則は、一にも二にも早起きである。早い時間に動き始めることで、1日中焦らず行動できるし、それより何より、朝というそれ自体が素晴らしい。」

修学旅行の時の白白とした朝。何人かみんなよりも早く目が覚めた2、3人がいて、彼らとコソコソ小さな声でおしゃべりするという、アントキノカンジが好きだったなぁ。
今でも、だいたい旅の朝は人よりも早く起きて、ホテルの周りを散歩するのが楽しみなんです。見ず知らずの朝を徘徊するのって、それだけでちょっとした冒険なんだよね。

━そして、旅は終わる
「私も素晴らしい場所に巡り合うたび、いつかまたここに来たい、と思うものだ。しかし、同じ場所を二度と訪れることはこれまでほとんどなかった。いつだってすぐに新たな場所を求めてしまう。限られた人生の中で、可能であればたくさんの場所や人と出会いたいと思うから。だからもうここへは来ないかもしれない。」

旅ってそんなもんかも、しれないね。

彼らが目指した出版物「俺たちの地球の歩き方」
とても面白かったです。

0
2025年08月31日

Posted by ブクログ

写真も、御三方の人柄も、旅路も出会う人々も何もかも最高だった。自分ではきっと見れない景色をまた見せてもらったし、自分ではきっと友達になれないような人達のことを大好きになった。
男3人旅の空気感は、私はどうあがいたって経験できないものだろうから間接的に楽しむことが出来て嬉しい。

人としての愛らしさ溢れる仲野太賀から目が離せない。本を読んで俳優さんのことを好きになるなんて意外な出会い。一冊の本と数枚の写真だけでばっちり絆されてしまった。写真でもずっと子供のように二カッと笑っていて、「顔でやってきていない」のは事実なんだろうけど人柄が顔に染み渡っており魅力的すぎる。

阿部ちゃんもものすごく魅力的。私だったら本気でキレているかもしれないという描写が何回かあったけれど、それはそれで人間らしくて大好き。でも仲良くはなれないかも。憧れはします。特徴のある話し方や「嘘下手なのに、頻繁に小さい嘘をつく」「人に尽くすことが大好きなのに、自分だけ得をすることにも余念がない」人としての目が離せない魅力が沢山詰まっていた。

登場するネパールの谷で暮らす人達もみんな魅力的で、特にガイドの青年パサンと、一人でベーカリーを営む耳の聞こえない女性が印象的。強烈な印象を読者にも残すアップルモモを焼いてくれた女性の写真が本当に素敵で、ここで1回泣きました。


第2弾が決まっているそう。
本当にこの3人の旅をいつまでも見ていたいです。
海外紀行の本にハマりそう。アップルモモが食べたいです。

0
2025年08月27日

Posted by ブクログ

ニューヨークに住むテレビディレクター兼作家、かれこれ十数回もネパールに通い詰める写真家、俳優仲野太賀が繰り広げるクレイジーなヒマラヤのランタン谷を目指す旅物語。男の子ぼくって、馬鹿げた、情け無くだらし無い、笑えるお話でしたー高校生みたい…

0
2025年08月02日

Posted by ブクログ

「上質な休憩をするために、過酷な旅が必要なんだ」
ネパール、ヒマラヤのトレッキングは、簡単にはできない旅だけれど、旅に対する考え方には共感できる部分がたくさんあった。

文章は軽快で、道中のエピソードからは3人それぞれの個性、バランスの良さがにじみ出ていて、読んでいて飽きない。
写真も豊富で、旅の臨場感がぐっと増している。
触って大変な目にあったという葉っぱの写真は、どう見ても触ってみようとは思えない見た目で、笑ってしまった。

影を巧みに取り入れた構図の写真や、淡いボケと独特の色合いも印象的だった。カメラマンとしての腕前はもちろん、フィルムにこだわるからこそ生まれる質感なのだろうか。多少荷物が増えても、スマホだけでなくカメラを携えて旅に出たくなる。

旅先ネパールの魅力だけでなく、“旅”そのものの面白さが詰まった一冊だった。

0
2025年06月26日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃおもしろかったしランタン谷歩きに行きたいしアップルモモ食べたいー!!!ドキュメンタリー撮ってくれ、本じゃ足りない!

0
2025年06月07日

Posted by ブクログ

今年2度訪れたネパールのトレッキングルートでの出来事をありありと思い出す。ランタン渓谷に行ったわけじゃ無いんだけど、追体験している気分になれた。
ネパール、最高だったよな。
ヒマラヤの景色、気温、乾燥と土埃が引き起こす喉の痛み、馬やヤクの糞の匂い、タトパニのほのかな香り、ダルやモモの味、思いの外時間を要したトレッキングでシャリバテしてる感覚、最低限が最大限にあるキッチン、いろんな国の人がギュウギュウになって座るダイニング、日本人だけの空間なら起こり得ないストレスが常にある異国の密集空間、あまり綺麗では無いトイレ、水の有り難み、ロッジの布団の派手な模様、高山病の辛さと徐々に体調を崩していく感覚、長い夜、薄い空気、人の温かさ、営み…書ききれないくらい最高でクレイジーな体験をしてきたと思う。そして人生の中で忘れることのできない旅だった。
そんな旅をしてきたであろう3人のユーモア溢れる地球の歩き方。関係性が良すぎる。描写が上手いから私も一緒に歩いてる気持ちになれた。ページをめくるたびに思わず声を出して笑ってしまう。ヒマラヤが詰まってる。文字と写真を届けるためだけにページ続きになってる写真がいくつもあって。写真展行きたかったー!

0
2025年05月31日

Posted by ブクログ

YouTubeチャンネルmudaからファンになり、この本を読んでみよう。タイトルもカッコいいしジャケットもカッコいい。
3人の表情が目に浮かぶ作品でした。

0
2025年04月21日

Posted by ブクログ

誰しもが知らない土地に旅に出ることを心のどこかで思い描きながら日常生活を送っているんだろうなとぼんやり思っています。
日々の生活の中で今日も明日からもがんばらないといけない私には、1週間という時間に自分のためだけに使えるお金どちらも準備するのが難しい現実生活。でもそんなこと忘れてしまうくらいに彼らと共にネパールという見知らぬ土地を歩いているかの如く、食や文化、素晴らしい景色に出会える一冊でした!まさに至高のトラベルレコード!

疲れが溜まってきたらまた読み返したいこの男達の旅物語。

読書のお供にはぜひ、チャイ!もしくはタトパニ(白湯)で!

0
2025年04月20日

Posted by ブクログ

ガイドブックやvlogが数多とある時代に決して綺麗な出来事だけではない、でも何だかんだ楽しそうな3人の旅を一緒に追体験できたのが嬉しかった。ユーモア溢れる上出さんの文章はもちろん、旅の写真も美しく魅力的で、私もカメラを持って海外を旅したくなった。

0
2025年04月12日

Posted by ブクログ

私の知らない世界の『地球の歩き方』でした

時々挟まれる太賀くんと阿部ちゃんのエピソードが笑えました
アップルモモ食べたい

キャジン・リー登山は行けないかも
でもこの本を読んでネパールに思いを馳せました
写真と風景の描写が好き

私も海が目の前にある家に住んでいましたので災害に対する受け入れというか諦めといいますか…あのエピソードは共感しかないです
ネパールでも日本でもそこは一緒ですよね

0
2025年04月06日

Posted by ブクログ

上出さんによる文章なので、何か仕掛けがあるのではないかと身構えてしまいましたが、3人の絶妙な距離感故に生じる面倒臭さと「包み隠さなさ」に一気に心許してしまった。仲野太賀もやっぱり最高だけど、阿部ちゃんが飛び道具過ぎる。

0
2025年09月26日

Posted by ブクログ

男三人、ネパールのランタン谷を歩く一週間の旅路。雄大な自然は美しくもあり、脅威でもある。彼らが目の当たりにした光景を文字と写真で追体験しているようだった。旅ならではの珍事や不自由さ、それぞれの人間性がユーモアたっぷりで面白かった。

0
2025年09月09日

Posted by ブクログ

旅をすることでそれぞれの人間性(本性)が垣間見えて面白かった。また、現地の人々と出会いさまざまな思いを馳せながらコミュニケーションを図っていくことで景色だけではなく土地柄も想像することができた。

0
2025年07月28日

Posted by ブクログ

何軒目か分からないクラブへ向かうタクシーの中で、私たちはミッドナイトピッツァクラブという名を授かった。嘘じゃなくて、私たちのタクシーに衝突するようにして、その名前は私たちのもとにやってきたのだ。
阿部ちゃんは「実際」という言葉を句読点のように用いる。
「砂埃が待ってるからだろうね、光が綺麗に見える」
いつかケニアのゴミ山で見た二重の虹も、空気の汚れによって出現すると聞いた。因果なものだと思う。綺麗な世界では、綺麗なものが見えなくなる。
砂糖と一番相性の良い飲み物はチャイなのでは?という太賀くん
上質な休憩をするために、過酷な旅を必要としているのだ。
31歳という若さもあるだろうし、持ち前の体の強さや運の良さもあるだろう。変に肝が据わっている。言い換えれば、雑である。

0
2025年08月19日

Posted by ブクログ

上出遼平と仲野太賀がオサレな本を出しているなと本屋で見かけたのがきっかけで何も知らずに手に取った。旅行記兼写真集のようなもの。
阿部裕介という写真家が共通の知人で繋がった3人だが、ニューヨークで集合して仲良くなったMidnight Pizza Clubはネパールに行くことになり、そのネパールで起きたことを綴っている。
クスッと笑える部分もありつつ、人やお礼の仕方などに対して悩んだりモヤっとしている作者がそのまま書いている感じが満遍なくあって面白かった。
耳の聞こえない女性のパン屋で食べたりんごモモがとても気になったし、不便な谷の中で暮らす21歳の少年がリゾート施設を出すまで頑張ってほしいなと思った。
そして何ヶ所かフィルム写真載っていて全てがとてつもなく雄大な自然の中で取ったことが伝わって印象的だった。
仲野太賀は朝ドラの撮影合間で行ってたとのことだったので虎に翼を撮影している間に行っていたのか…?と思ったり。
オードリー若林の旅行エッセイ本が好きなのもやっぱりなかなか行けない場所に連れて行ってくれるからだなと実感。
出張は本が捗るからありがたいな。

0
2025年05月28日

Posted by ブクログ

この本は私の経験を裏切ってくれた。

旅本が好きだ。旅にはいつでも昂る気持ちが付く。不安に期待に興奮に。その昂る気持ちが、ユニークな表現となり、個性溢れる文章となり、そして魅惑的なエッセイとなっていると思う。これまで自分を魅了した紀行文は1人ものが多かった。

1人で黙々と歩くからこそ思考が同じ所を回り、ある気持ちが綿飴が出来る時のように大きくなっていく。肥大した気持ちが良いエッセイの源泉だと思っているし、1人だからこそ肥大しやすいのだと思ってきた。

で、この本はその経験をぶち破った。自分の気持ちを醸造する前に吐き出す相手がいても、文章からネパールに対する著者の温度を感じられる。寧ろ、吐き出すからこそ内省的な雰囲気が強くらず、適度なコミカル&拗らせのバランスを保っていた。

さらに描写が美しい。特にご飯の感想。特に特にMomo。自分もネパールに行った時に1番好きになったのはMomoだったが、その時の感動がありのままに、というか美化されて思い出した。

舞台良し、表現良し、気持ち良し、全て良しの本でした。

0
2025年05月06日

Posted by ブクログ

素敵な旅の記録。
それぞれキャラクターが強くて面白い。

大賀さんのラップで、阿部ちゃんについて歌ってるところで、受け入れる大切さを不意に教えられた。
否定して拒絶していてはダメだと気付かされる。

人との出会いが人生のスパイスだと教えてもらった事がある。人と出会い、スパイスし合うのだと。

自分も旅したくなった。

0
2025年04月13日

Posted by ブクログ

写真も沢山載っていて読みやすかった。
写真家の阿部祐介さんは写真が好きで知っていたが、こんなに面白い(変な)人だとは知らなかった、阿部ちゃんが1番目立ってた(笑)。
本書を読んで、上出遼平さんも面白い作品を作る人なんだと思った(後でエルピスのエンディングを作った人だと知った!)。仲野太賀は言わずもがな、写真からも人を魅了する魅力が溢れてた。
大久保でネパール料理の洗礼を受けた私は、ヒマラヤに登ることはないにしても、本場でダルバートとアップルモモをいつか食べてみたい。

0
2025年06月22日

Posted by ブクログ

旅に出たくなるー。
ゆったり
穏やかに。

喧騒やイライラを忘れる時間を作りたい。



上出さんがネパールの空港に着いた時に、
イミグレに超時間がかかってるんだけど
怒らずその国の文化を受け入れいれているのが良い。

大いなる川の一部。
揺蕩うひとひらの落ち葉。

上質な休憩をするために、過酷な旅を必要としているのだ。

どこに行っても普段の暮らしと同じことをする、という阿部ちゃんの旅のスタイル。
だんだんと旅とそうでないものの境界線が曖昧になっていく。
家の最寄駅から電車に乗るのも旅。

0
2025年11月19日

Posted by ブクログ

まさに旅のポッドキャストを書籍にしたような一冊。ラストの静かな余韻に追体験を感じる。登場人物のみなさんをすごく近く感じる。

0
2025年03月29日

「エッセイ・紀行」ランキング