歩山録

歩山録

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

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どうなっているんだ、ここは――?

完璧な登山のはずが――男に襲い掛かるイレギュラーの数々!
奇想天外&予測不能!
狂信者を量産したドキュメンタリー番組「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の生みの親が描く、スーパーサイケデリックマウンテンノベル!


奥多摩から埼玉、長野の県境を歩いて山梨の北杜市へ。
製薬会社勤務6年目、何より理屈を愛する男・山田が思い立った登山は、完璧な計画通りに遂行されるはず、だった――。
「あなたは少年を探しにここまで来たのでしょう?」
山中で出会った博士風の奇怪な男の一言を発端に、山田はいつしか思いもよらない異常事態に迷い込む。
理屈が通らない混沌の先、山田を待ち受けていた運命は――?

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    歩山録
  • タイトルID
    :
    1454927
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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歩山録 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ハイパーハードボイルドグルメリポート!上出さんのインタビューとか色々聴いてたので、彼自身の人生を描いた作品なのだと思った。最後の展開は鳥肌ものや!山登りこえー

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    山登りが好きだから、登山の話ということで
    点数は甘め。

    ハイパーハードボイルドグルメリポート、
    ありえない仕事術を読んでから
    本書を読んだ順番。

    体裁としては、登山小説に近いけど
    ありえない事象、人物が出てきて
    不思議な読感。

    日常の描写からスタートして、
    少しずつ少しずつ非日常的な人物が出てきて
    不思議な世界に入り込んでいく感じは
    村上春樹的なそれ。

    印象的だったのは、前半と後半の山小屋で食べる
    食事の描写が秀逸で、めちゃくちゃ食べたくなる。

    ここらへんは「食う」にこだわってきた
    上出氏らしいところかなと思った。

    あとは、ありえない仕事術を読んだ後だから感じるのかもしれないけど、
    命と心をすごく大事にしていると感じた。

    最初はなんだこれはという感じかもしれない。
    毛色の変わったイロモノ系の小説だとおもうかもしれない。

    でも、1回読み終わった後、再読すると
    本の中に散りばめられた作者からのメッセージが
    スッと入ってくるような気がする。

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    前情報なしで読み進めたため、途中から村上春樹作品かのような世界観になるとは想像もしていなかったので、いい意味で裏切られた。

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい小説は、そんじょそこらのビジネス書はもちろん、哲学書すら凌駕する「気づき」をくれるもの。
    その意味で、この本は(そもそも小説なのか?という気すらするが)とことん素晴らしい。

    主人公は、身体と知性と屁理屈をもって、とことん、ホントにとことん考え抜く。一方で、結論は保留する。正解はコッチだと決めつけることなく、疑問符を抱きかかえたまま、主人公は歩く、歩き続ける。
    登山の話のはずなんだけど、気づけば家族との暮らしや、仕事のこと、人生のことに想いを馳せる導線を、勘弁してくれ!っていうぐらい、引かれてしまう。

    他にも色々言いたい魅力はあるけど、紙幅が足りない。例えば途中、「道とは何か」を問いかける箇所は社会学やジャーナリズムをゆさぶる力を持っていた。

    登山の魅力のひとつは、とにもかくにも、歩き続けることで、身も心も変わっていくこと。その意味で、本書は登山の魅力の暴露本でもある。

    きっと、作者は、山田であり、少年であり、博士であり、熊でありゴリラであったのだろうなと思う。
    最後の最後、数日前のニュースが小説内に登場することにびっくりさせられる。この小説は、小説というパッケージに閉じていない。原稿を入稿して、刷りだすその直前まで、きっとこの本の物語は現実世界のドキュメンタルと接続されていた。そんなこともあってか、読後感は、今現在の自分に降り掛かってくる。

    良い意味で、帯文には騙された。奇々怪々な謎めいた話の詰め物を食らうもんだと構えて読んだが、一度世界に入り込むとそこには、スーパーサイケデリックというよりも、スーパーヒューマニックな景色が広がっとった。

    色々言ってしまったけど、とにかく素晴らしかった。
    たっぷり生きよう。たっぷり感じよう。そう思いましたのです。

    0
    2023年11月14日

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで手に取った本。続きが気になって博士が出てきたあたりからは止まらなかった。知識でそつなく山を登ろうとしている今時の若者が、自然じゃないものに飲み込まれて行くところ。毒毒しいのにちょっとポップ。少年も怖いのに可愛い。意味がわからない状況で出てくる山田の人間味。やっと山田を好きになった。悲しいけど救われたと思った。貫太の話は胸が痛んだ。宗教を信じない友人がマルチを信じる。自分は熱心に信じてなくても守られてるところがあるのかも。

    0
    2026年06月13日

    Posted by ブクログ

    自己と他者、形と意味、そして現実と幻。様々な“境目”を曖昧にさせられる小説。
    個人的に「命=運動」という視点が面白かった。

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    何だこれは。
    読み始めは知識先行型の初心者が縦走にチャレンジする話かと思いきや、途中からはもはや幻想小説。怪しげな登場人物が出てたり熊が出てきたりと、幻なのか現実なのかが不明確。
    最終的にはホラー小説のオチ。
    もっと山の話だと思っていたので予想外ではあったが楽しく読めた。

    0
    2024年02月22日

    Posted by ブクログ

    元テレビ東京の名物社員な著者の小説デビュー作。登山サバイバル活劇ということで代表作『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の系譜かと思いきや、早々にテイストがガラッと変わって読者の足場がグラグラしてくる不条理劇。怪作『空気階段の料理天国』も感じもある。時にグロテスクですらある表現で生命を描写し、それと対比される形で死の香りも強く漂う。山という大自然を舞台にしながら「役割」を通した批評眼も面白い。

    ※私は父をまさに山での遭難事故で亡くしているのですが、似た経験をお持ちの方には辛い描写があるかもしれません。

    0
    2023年12月03日

    Posted by ブクログ

    ★★★
    上出遼平の小説。
    ここ最近毎日上出遼平をポッドキャストで聴いてて自伝的小説だと思うが、なかなかぶっ飛んだ作品。
    奥多摩から縦走する話だが色々あり得ないことが起こる。
    文章は村上龍的であったり飴村行の様な異常性もあり上出はまだまだ底がしれない

    0
    2026年04月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自身の趣味が登山のため、最後まで没頭して読むことができた。

    奇天烈な登山小説かと思い読み始めたら、
    内容は全然異なるものでした。

    退屈な人生を探すように、
    1人で登山をはじめた主人公が、
    いろいろの不思議な体験に巻き込まれていく、
    内容でした。

    その内容は、自身の存在を探す中で
    自然に任せたり、単独で行うことの危険性を
    暗示しているように感じました。
    また、そんな深く考えることなく、
    本当に大切なものは人間関係で
    親や友人等を大切にするべきだと感じました。

    0
    2025年10月10日

歩山録 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • タイトル
    :
    歩山録
  • タイトルID
    :
    1454927
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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