あらすじ
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人による、既存の様式を破壊する新ビジネス論
あなたは天才ではなく、奇跡は起きず、歳ばかりとるーー
組織に依存せず、自分の足で立ち上がる方法とは一体何か。
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」仕掛け人、上出氏による仕事術を一挙初公開。
【はじめにより】
本当にありがたいことに、私はこれまでたくさんの出版社から「仕事術」の執筆依頼を頂いてきました。そしてこともあろうか、その全てをお断りしてきました。幼い頃から文章を書く仕事に憧れを持っていた私にとって、その判断は常に痛みを伴うものでした。しかしどうしてもお応えすることができなかったのです。理由は実に簡単です。
世に出ている「仕事術」なんて嘘ばっかりじゃないか。
そう思っていたからです。
にもかかわらず、今回このように「仕事術」という看板の下に筆をとったのには当然理由があります。本書を最後まで読んでいただければ、その真意をご理解いただけると信じています。少なくとも、本書には耳を塞ぎたくなるような「不都合な事実」が含まれます。見たいもの、聞きたいことだけに囲まれて生きていきたい人にとっては全くもって不愉快な話でしょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ジャンルとか食わず嫌いとか関係なしにまずは読んでみてほしい。
読み始め、途中、読後で自分の感想すら移り変わるのだから、世の中に溢れる批評がいかにあやふやで気まぐれなものか実感する。
これがフィクションなのかどうかは、もはや本質ではない。
Posted by ブクログ
ともこさん推薦
第一部はよくある自己啓発書、ビジネス書。
ただ、第二部からは違う。
フィクションではあるけれど、
こんなに読むのが怖く、はらはらしたのはものすごく久しぶり。
また読みたいかと言われたら、うーん…
ちょっと違うものを読みたい人
人の引きつけ方を知りたい人
刺激が欲しい人にはいいかも。
・自分は競争の舞台に立ち続けたいのか、と常に自問
手に入れるべきは、幸せを感じる心の方
・見ている人は見ている
他の人がやりたがらない仕事を愚直にやることで信頼が積み上がる
独り立ちする脚力をつけるには、それが何よりの近道
・「自分ではなくてもいいのに」
と思える仕事であるほど、最高に割りの良い修行
雑魚作業は忍耐力をつける
・ズルや嘘はコスパが悪い
・欲望をいかに利用すべきか
Posted by ブクログ
何が本当で何が嘘かわからない。
何かを模倣するのではなく、自分の心で動くことが大事だということを学んだ。
夢中で読み続けてしまうくらい面白かった。
Posted by ブクログ
実際にドキュメンタリーを撮っている人間がモキュメンタリーを描くことって恥ずかしくないのかな?
種明かしとはまた違うけど、理想のデートを恋人に全て伝えてるような、「私がこうしたらあなたはこんな反応するべき」的な台本を全てを曝け出してるような。
作品としてはノンフィクション(ぽさ)からフィクションへのグラデーションがちょうど良かった。
Posted by ブクログ
今まで読んだことがないタイプの本。ビジネス書かと思いきやドキュメンタリー、そしていつのまにか小説に。文章が上手いので、所々怪しいとは思いつつ、途中まで小説だとは気づかなかった。
更に作中で出てくるドキュメンタリー映像のテーマが「死」なので、取材対象の話も心をえぐられるものばかりで、涙してたのに。途中から何を読まされてるんだ?という気に。
ビジネス書なんか読むより、何より大事なのは心だよ、と。「ありえない仕事術」というタイトルにも、なるほど、となった。
・手に入れるべきは幸せを感じる心
・誰のための仕事か、その仕事でどんな世界観を実現させるべきかを見失わない。
・入口は欲望によって開かれる(食欲、性欲、睡眠欲)
・Qを問われるとAを知りたくなる。
・前提知識ゼロの人にも理解してもらえるかの視点
Posted by ブクログ
してやられた…!が読後のシンプルな感想。
これまるまる伏線だったんかい!と。
第1部は、仕事に向き合うスタンスと、テレビマンとしてのマーケティング視点も含めた制作テクニックについて書かれていて、そんなに目新しいことはなく、あれ、結構退屈なタイプのビジネス書かも…と感じていました。
しかし、第2部の後半からの急展開で目が覚め、一気に読んでしまいました。
賛否両論あるとは思うものの、読み終わった後すぐに他の人の感想や著者のWikipediaを見に行ってしまったので星5です、、
Posted by ブクログ
まさに新感覚の読書体験!世間一般のビジネス書をいい具合に否定し、仕事の本質、結局その仕事の先にある未来を想像できているか?を常に考える大切さを伝えている。後半の小説パートが凄くリアルです。読み終わったあと上出さん出演のYouTubeをみて更に深く楽しめました。
Posted by ブクログ
1部
フジテレビのスポンサー離れをニュースに触れるたび、大変だとか感じてたけど具体的にどんな影響があるか腹落ち感なかったけど、この本を読んでイメージが湧いた。
テレビのマネタイズの仕方みたいなのがわかって興味深かった。
2部
1部とがらっと話の進み方が変わって、ぐいぐい引き込まれていった。
小説として読んだんだけど、
どんどんと闇が深くなって
抜けられなくなっていった。
体が動かなくなって、生きてるまま棺桶に閉じ込められる恐怖と闇。
正義を間違い良くない方向に進んでいってしまう闇。
カミデが闇に入ってからの加速度がすごかった。
Posted by ブクログ
元テレビマンが語る仕事術。
ありえない仕事術です。
全編を通じて
「マスコミュニケーションの世界に代々伝わる
虎の巻、Q&A」です。
すごい本です。
Posted by ブクログ
YouTubeの出版区で吉田豪さんがお勧めしていた本。
豪さんがお薦めのビジネス書ってそりゃ気になるなと思い購入。
どう感想を書いていいのか困る本です。
モノで例えるならば、超美味しいゲテモノ料理みたいな本でした。
ビジネス書とは名ばかりのドキュメンタリーであり、小説であり、自伝的であり、これってノンフィクションなのかフィクションなのか何を読んでいるのか頭が混乱しつつもニ部は一気に読みきってしまいました。
狂った本ですが面白いです。
ニ部を読み切って、一部を読み返すとより深く一部の真っ当な文章を解釈できると思います。
Posted by ブクログ
ネタバレ有。初見全く予測できない本。詳細を知らずに読んだ方が面白い。非常に面白いし革新的だった。読み通して感じたことは、筆者はこれに近い経験をしたのでは無いか、あるいはそう言った感情を常に持っていたのでないかと思わせられる。第一部は第二部を読んだ後もう一読してほしい、思わず笑ってしまうところがある(飲みは控えようの欄など、第二部の展開を予測させて面白い)第一部では実際に起こっている事象(実際売れたテレビ番組の話、オピオイドクライシスなど)をうまく混ぜて読者に『実際に起きている話』を布石に置き第二部へ繋げるのは新鮮だ。正直いうと二部も途中まで実話だと思ってた(前書きでの注釈に気づかなかった)酔っ払ってるくせにやけに口が回る爺さんが登場して違和感を感じ、ここでこの本の構造に気づいた。仕事の熱意、倫理観が何かのかけ違いで大きく道を逸らしてしまうのが実際の現場でも大いにある。テレビの功罪を身をもって体感してるから書けるであろうと話だった。Do the tight thingを肝に命じたい。
Posted by ブクログ
上出さんは昔から好きで、仕事術について気になっていたので読んでみました。
内容としては、特段特別な内容は書かれていなかったです。
けど本質を突いた内容が多いです。
第二部の小説は、リアルなやりとりでした。。。。
Posted by ブクログ
凄まじい本だった。
第一部も本質を突く内容で良かったが、第二部からがさらに凄い。
実直な主人公とその仲間が正義をもってドキュメンタリーを撮る物語を一人称視点で描く形式なのだが、どっぷり感情移入していた主人公に、突如しかし滑らかに感情移入できなくなる瞬間があり、技術を見せつけられた。
全編通して「正義とは何か」という強いメッセージを倫理観揺さぶる物語でストレートに伝えているにも関わらず、この装丁、このタイトルで闇に紛れさす真意が気になるところ。(カバーを外すと表に大きく正義の文字、裏はその正義の文字が崩れ去っているのも憎い)
あんたの正義は一体なんだ⁉
読む手が止まらない体験を久しぶりにしました。
Posted by ブクログ
前半は著者の考える仕事への向き合い方、後半は仕事術を散りばめた小説形式になっていた。
仕事術もとても面白く参考になったが、後半の小説が凄かった。小説の中で著者が大事にしている信念にそって行動するのか、違う選択をするかの分岐のポイントがあるですが、その選択をした事による結末が圧巻でした。
Posted by ブクログ
全体的にかなり同意できる内容だった。
「仕事」をする上で忘れてはいけないポリシーというか前提というか。大事にすべきことを提示してくれている。
しかしこれって、普段の仕事では忙殺されて忘れがちなこと。
このように改めて提示していただけると、忙殺されがちな普段も思い返して、最も大事にすべきことを大事にできているか振り返ることができるように思う。
とても良い一冊。
Posted by ブクログ
ハイパーハードボイルドグルメリポートの仕掛け人である元テレビ東京のプロデューサー、上出遼平氏による"ありえない仕事術"。
彼の仕事に対する考え、価値観、ノウハウが徹頭徹尾詰め込まれたHow to 本かと思いきや、期待の遥か斜め上をいく鮮やかなまでの裏切りっぷり。
いわゆる"ビジネス書"を読んで泣きそうになったのは初めての経験でした。
Posted by ブクログ
テレビマンのエンタメの作り方テクニックにまんまとしてやられた!という気分
途中までノンフィクションと思って読んでいて引き込まれた。
途中で、いやこれはフィクションだろ、と気づいてしまってからは若干間延びしてしまったけれど、それでも面白かった
前書きをみたら フィクションです と書いてあるじゃねえか
Posted by ブクログ
常識の枠に収まらない発想や行動の大切さを実体験で語っていて刺激的だった。「普通にやる」だけでは生まれない面白さがあると感じる。仕事に自分の好奇心を持ち込む大切さを考えさせられる一冊。
Posted by ブクログ
睡眠不足が全てうまく行かない原因、仕事仲間との飲みは共同体への裏切りチェックのためほどほどに、この仕事は誰の何のためかを問う、自分・他者・他者の要望を知りたい欲望を使うこと、QアンドAの構成、ドキュメンタリーはセリフじゃなくてシチュエーションを作り発せられる言葉を考える、幸せを第一に考えること。
後半の小説は普通に面白い。深い洞察があってドキュメンタリーとして映画を見ているようだ。
Posted by ブクログ
本書はビジネス書を模った恐ろしい小説だ。
2部構成になっており、前半は至極真っ当なビジネス本だか、問題は後半戦。油断している隙に心の深くに忍び込み、読み手に激しい感情を惹起させる。
覚悟して読むことをオススメする。
Posted by ブクログ
いやー面白かった。
これは…なんてカテゴライズしていい本なんだろう?
とにかくすごい構成だった。
前半の第一部と後半の第二部で全く読後の印象が異なる本。白だと思っていたものがいつの間にかグラデーションを経て黒に変わっていたような感覚を覚えた。
後半を読んだ後に前半を読み返すと、ああなるほど、ここで著者が言っていたのはこういう意味だったのか、と腑に落ちるところが多々ある。やはりこの本は、「ドキュメンタリー作家」が書いた仕事術の本なのだ。
そして後半は、前半で著者が書いていた「ドキュメンタリーの本質」が実際にどういうものなのかを正に“実践的に”教えてくれている、ということが読み返したことで改めてよく分かった。
繰り返すけど、すごい構成だ。
始まりと終わりで180度くらい違うような感想を抱いたけど、大事なことは「はじめに」に書いてあった。初見ではあまり気にせず読み飛ばしていたけど、とても重要なことが書いてあった。
Posted by ブクログ
ビジネス本の皮をかぶったエンターテイメント小説。
「仕事術」というタイトルの本を手に取るような、社会のシステムに過剰に適合しすぎたビジネスマンが、いつのまにか「小説」を読まされているっていう構造がシュール。「仕事ができる人が必ずやっている◯◯」とか「人生は◯◯が9割」のようなビジネス本や自己啓発本がもてはやされていること自体への皮肉がたっぷり含まれていると思う。ビジネス本の皮を被っているという構造も含めて、エンターテイメント作品としてかなり面白かった。
ただしあくまでもエンターテイメント作品だと思うので、本当の意味での仕事術を読みたい人には全くおすすめしません!!
Posted by ブクログ
そういうことか。「仕事術」を謳った第1部だけでなく、これまでの上出さんのキャリア全てが大いなる前フリになった上での怒涛の第2部に感情を揺さぶられまくり。評判通りの怪作であり、これまで味わったことのない全く新しい読書体験でした。
Posted by ブクログ
第2部は読み始めたら止まらない。
仕事、命、正義、メディア、社会など議論してもしきれない様々なことについてとりあげられている。
そして世の中は複雑であり、現実は厳しいものであると再認識させられ、そうした中で自分の人生をどう送るべきかを考えさせられる。
Posted by ブクログ
特に後半の怒涛の展開が凄い。読み止めるのが難しいくらいに。
これ実話だよね?と本当に思うくらいリアリティがあった。
ビジネス書というか小説。
Posted by ブクログ
いわゆる仕事術本ではないらしい、くらいの前情報で読み始めた。
・第一部は個人的にあまり興味を持って読めず。しかし「自分のやっている仕事は誰のために何のためになされるべきか忘れてはならない」「Do the right thing 善きことをしよう、真っ当なことをしよう」「目につくところに貼り出したほうがいい」が第二部に効いてくる…
・第二部は途中から、おや?となり、そう来ますか!と、ぐんぐん読めた。
もちろん仕事術も書かれてるが、「正義」についての本と感じた。カミデの正義はいつからか自分のため、自分を守るためのものに変貌していった。院長への謝罪に関する「正義」は確かに保身に走ってるなと感じた一方で、ALS患者から依頼された死の手伝いは見方によっては「患者のための正義」も成り立つ…
「何よりも大切なのは心」で始まり、終わる。
良心を持てということ?
Posted by ブクログ
★★★
またまた上出作品。
このタイトルからビジネス系かと思いきや、前半は上出流ビジネスな考えで途中からいきなり話が変わり物語が進んでいく、ノンフィクション風フィクション。
やっぱ普通と違う頭の持ち主だな
Posted by ブクログ
一部と二部で大きく内容が変わる。一部は平均的なビジネス論だった。二部はドキュメンタリー作成についての小説となっている。ALSの内容については生についてや自分の正義について考えさせられるが、この本で展開する意図が不明。後書きでフィクションと言っていいと感じる。