上出遼平のレビュー一覧

  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    仕事術って視点をどこにおくかで内容が違うんだな。
    一気読みしちゃった。
    そもそも仕事に向き合う時のマインドがどこにあるのか。
    誰のための仕事なのか。忘れちゃいけないこととか。

    作業効率とか、思考法みたいなのを求めてる人にはがっかりさせちゃうかも。
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    まさに「あり得ない」仕事術。

    第1部は共感できる部分も多いが、なにより第2部がすごい。成功や成果、名声を得るに従って自己陶酔し、周りが見えなくなり自分勝手な正義を振りかざしてしまうことが大なり小なりあるように思う。

    自分を客観視することに努め、価値を提供し評価を与えてくれるのは常に他者であること...続きを読む
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    [do the right things ]正しいことをしよう。
    二部のフィクションは著者の経験に基づく心情や考えが影響しているのか細やかな心情が表現されていてリアリティがあった。

    ちょっとした不正が大きなトラブルにつながった苦い思い出が蘇ってきた。
    今自分がしている仕事が、誰に向けてなのか?心を...続きを読む
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    著者のpodcast「NY御馳走帖」が好きだ。
    仕事術なんて書かないだろうと思ったらやっぱりそんな感じで、「どうすれば善く生きることができるか」が大事と説く。儲かるとか仕事がうまくいくとかは、もっと後の方の話なのだ。
    僕には誰も興味を持っていない。それをちゃんとわかっておいて、それでも人の欲望をちょ...続きを読む
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    世に出ている「仕事術」のビジネス本。

    そのアンチテーゼとしての「第一章」

    そのアンチテーゼとしての「第二章」

    ドキュメンタリー制作小説としてまずめちゃくちゃ面白い。その上で二章構成が持つ意味。

    初めは内容少ないし、想定していた「ありえない仕事術」ではないような気がしたがそれで終わるわけではな...続きを読む
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    『縁もゆかりもない両国国技館に向けて走る芸能人』の部分。

    共感を生むためのHOWは
    どんな仕事にも活かせそう。
  • ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方
    「何よりも大切なのはあなた自身の心。」

    著者が考え、気づき、行動して、感じて、間違えてきたその生き様を垣間見た。
    正義とはなんなのか?仕事とは?生きるとは?
    考え出したら止まらないループの中で一つの例を元に考えるヒントをくれたように思う。間違っていても、そこには2人だけの時間と満たしたい思いがあっ...続きを読む
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    頭に浮かぶどの感想もチープに思えてくる。
    それくらい、単純化できない問題と、それが確実にリアルであることが伝わってきた
    ここでは当たり前のことが、全然当たり前じゃない。分かっているようで何も知らなかったんだ、そう優しく突き付けてくれる一冊だった
  • 歩山録

    自意識に殺される

    生きづらさを抱えるすべての人に読んでほしい。 この小説は「自意識」に翻弄され、人生を遭難する現代人への警鐘でもある。 幼少期から「見られること」を強く意識し、周囲の視線への最適解だけを求めて生き続けてきた主人公山田の病巣は、SNSにより他人の視線がより顕在化された現代人にとっても他人事ではない。 し...続きを読む
  • 歩山録
    素晴らしい小説は、そんじょそこらのビジネス書はもちろん、哲学書すら凌駕する「気づき」をくれるもの。
    その意味で、この本は(そもそも小説なのか?という気すらするが)とことん素晴らしい。

    主人公は、身体と知性と屁理屈をもって、とことん、ホントにとことん考え抜く。一方で、結論は保留する。正解はコッチだと...続きを読む
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    途中までは、この彼友達になれそうだなと思って読んでたけど、後半、違う、ちょっと近づかない方が良さそうだ、と思った。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    本当に素晴らしい本です‼️
    映像も観ました。
    その中に出てくるアフリカのゴミ山の青年の笑顔が忘れられません。
    大きな影響を与えてくれた1冊です。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    世界の人がどんなご飯を食べてるかというグルメリポート。
    数年前に先輩からこの映像のことを聞いた。
    映像で観た話と観てない話がある状態で読んだ。
    映像で観てても100%読んで良かった。
    何が正しいとか正しくないとか判断ができひんから思想まで変えてしまわれそうになる。
    衝撃。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    テレビという媒体で見ると、どこかPOP(表現的にはドキドキ、ハラハラみたいな)に見えていたが、文字情報だけで見ると、危険さ、思いがさらに伝わった気がする。後、この人のテレビ番組結構見てたんだなぁ。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    とんでもない本だな

    ガチすぎた

    500ページ越えだけど読めた、読まされた

    色んな方向からの見方があることを改めて知らされる

    この本を読んだあと、「犯罪は悪いこと」そんな言葉がとても幼稚に感じる

    何を大事にすべきか
    迷った時はまた読みたい
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    ポッドキャストで知って本に戻って来た側の人間。
    一気読み、とは行かないけど毎日手に取って読み進めた。

    感じることはたくさんあった。明日、来週、来月、来年、読み終わった今の気持ちをどこまで覚えているだろうか。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    迷いなく星5。
    内容もさることながら、この文章の面白さ。
    カメラだけ持ってほぼ身一つで危険な地域・団体に突撃するなんて、行く先々でよく無事に帰れたなと思わされる。色々と注意しているルールがあるんだろうな。
    "ヤバい"と言ってもスラムや貧困、宗教団体などバラエティ豊かで読み応えがあった。本の厚みが気に...続きを読む
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
     テレビ東京で深夜に放送されていた番組の書籍化。放送されていない地域の者なので番組の存在を終ぞ知らなかったが、この本で知ることが出来た。とても興味深く、面白く、また考えさせられる内容で、楽しく拝見した。
     この本では番組では語られなかった部分も含めた番組の内容が紹介されている。番組内では登場しなかっ...続きを読む
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    世界のあらゆる場所で、人は生きている。
    生きているということは、食っているということ。
    『飯』を媒介にし、そこにいる人の深淵に迫る。
    作者の表現には一貫性があり、個人的にはしっくりきた。
    さいごに、に記載のあった内容は、作者の叫びとして忘れることはないだろう。
  • ハイパーハードボイルドグルメリポート
    テレビ映像は見たことがない。ラジオの声から想像したのとは違う著者の姿が、ここにあった。食べること、そして生きること。