糸

606円 (税込)

3pt

北海道で生まれ育った高橋漣は、花火大会で出会った園田葵に一目惚れ。彼女が義父から虐待されていることを知るが、まだ中学生の漣には何もできなかった。それから八年。漣は地元のチーズ工房で働き、葵は東京にいた。 遠い空の下、互いを思いながらも、すれ違いと別れを繰り返す二人。それぞれの人生を歩んできた男女が、再び巡り逢うまでの物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

糸 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美瑛を旅行した時のポスターが印象に残っていて手に取った小説。
    今の自分に響くような内容だった。

    本の内容としては、①巡り合わせ・人との繋がり②守り、守られるという人の関係性、この二つがテーマの話のように感じた。

    特に自分には、二つ目のテーマが心に残った。

    誰かを守りたい、守らなきゃいけない、と

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    映画を観て感動し、映像の壮大さは文字では想像できない。
    原作を読んで、映画には上映時間の制約もあり、落とし込めなかった人物の行動、背景が理解でき、その知識で映画を観たら、さらに感動できた。

    0
    2023年06月22日

    Posted by ブクログ

    偶然などではなく、逢うべき人とは本当に繋がっている。そういう人が自分にも必ずいるのではないか。読み終えた時に自然とそう思ってしまいました。
    辛い境遇に立たされ、それでも前を向いて普通に生きていく漣を見ていると、少し辛かったです。おそらく漣は節子の言う「普通の人」であり、節子が望む形かどうかはわからな

    0
    2021年12月01日

    Posted by ブクログ

    名曲の中島みゆきの『糸』から構想された物語(ノベライズ)。北海道の美瑛で生まれた男女(漣と葵)がさまざまな人物と触れ合いながら成長し、人生が糸のように複雑に絡み合う、そこに出会いと別れがある。平成最後の日にエンディング。よくできたラブストーリーなんだけど、なかなかの感動作でした。(章立ても『縦の糸』

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    年代順に、色々な人の目線で書かれている連作の短編集のような作品だった。読みやすかった。内容があまり深くないからかもしれない。

    虐待を受けている中学生葵さんと、葵さんを助け出そうとして失敗した蓮くん。お互い別々の人生を歩んでいくけれど、最後、北海道で再会する。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    ご都合的な本と思い込んで読まずにいましたが、縁あって読むことに。想像以上に暖かく良い本でした。偏見はいけないですね。

    0
    2024年11月25日

    Posted by ブクログ

    初めての作家の方だったが面白かった。時を経て映画化し嬉しく思う。どのように映画で表現されているのが次は映画を鑑賞しようと思う。

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    人は繋がりという糸を絶えず持っている。
    時には解けてしまったとしても、何処かでまた繋がる。
    そんなことを深く考えさせられるお話でした。

     登場人物によって移り変わる視点も様々で、それぞれの人生観や考え方が混じり合い、人は出会い、糸を紡いで行くんでしょうね…。

    人は何故めぐりあうのか…その巡り合わ

    0
    2022年03月07日

    Posted by ブクログ

    映画を見たいけれど、映画館には行きにくい状況なので読んでみる事に。

    菅田将暉さんと小松菜奈さんが、人物のイメージにぴったりで、映像をイメージしながら読みました。

    悲しさ、寂しさ、逞しさ、そして愛情。登場人物それぞれの幸せを願いつつ読みました。

    0
    2021年11月04日

    Posted by ブクログ

    出会うべき時に出会うべき人に出会う。
    なぜめぐり逢うのかを私たちはなにも知らない。

    出会いと別れには全て意味がある。縁があればいつかまた会える、っていう素敵なお話。

    自分にも忘れられない人、思い出というものがあり、引きずっている訳ではないと言いつつも心のどこかでは忘れていない、引きずっているのか

    0
    2021年09月12日

糸 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

林民夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す