アントキノイノチ

アントキノイノチ

小説・文芸
605円 (税込)

3pt

杏平はある同級生の「悪意」をきっかけに二度、その男を殺しかけ、高校を中退して以来、他人とうまく関われなくなっていた。遺品整理会社の見習いとなった彼の心は、凄惨な現場でも誠実に汗を流す会社の先輩達や同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、ほぐれてゆく。けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り……。
「命」の意味を問う感動長篇。岡田将生、榮倉奈々主演で映画化の話題作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • タイトル
    :
    アントキノイノチ
  • タイトルID
    :
    129843
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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アントキノイノチ のユーザーレビュー

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    購入済み

    アントキノイノチ

    途中、温かい涙が頬を伝う。最後、優しい気持ちになれる。

    1
    2014年04月26日

    Posted by ブクログ

    かなり前に映画を観てその時はあまり岡田将生が好きではなかったのであまり感動しなかったのと原作がさだまさしさんだとは知らなかったのではないかと思います。忘れてしまいがちな優しさや温かさを思い出させてくれる作品です。映画もあらためてもう一度観てみようと思います。

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    しみじみと、良かった。
    遺品整理業者の故人に対する向き合い方や、萩原先生の生徒を想う気持ちも物凄く良かったが、やはり一番は杏平のお父さんの言葉一つ一つが胸に熱く残った。
    私自身も、ふさぎがちで口下手な息子を持つ父親。杏平のお父さんのように、いつまでも心寄り添える存在でありたいなぁと、何度も泣きながら読み終えた今、そう思う。

    いやぁ…さだまさしさん、凄いです。

    0
    2023年07月04日

    Posted by ブクログ

    心の病で高校を中退するが、現在は遺品整理の会社で働き始めた杏平。人間の悪の面や、残酷な死に直面する現場は、彼の精神にはには過酷な体験のはずだが…自分たちの仕事の在り方を背中で教えてくれる会社の先輩によって、杏平の中にも誇らしさが芽生える所が良かった。杏平を信じて暖かく見守り寄り添った父、そして何より杏平の心の清らかさ。高校時代に二度、行動を起こそうとした杏平を止めたのは、山木ではなく杏平自身の声なんじゃないかとも思う。子供がしてはいけない経験をしてしまったが、そんな大人たちやユキちゃんとの出会いに救われて本当に良かった。
    …と、本来はここで感想を終えなければならないのは分かってるけど、どうしても言いたい。松井に罰が与えられないのは絶対おかしい!

    0
    2022年12月15日

    Posted by ブクログ

    さだまさしさん、やっぱり裏切らない面白さでした。

    タイトルがちょっと冗談みたいな感じで、軽い話だと思ったら、大間違いでした。

    過去にある出来事から2度同級生を殺しかけた杏平が、遺品整理という仕事を通して、遺族や故人を偲び、人の命の重さについて考えるようになります。

    簡単に人の命を奪ってはいけない。どの命も重く尊いのは同じである、ということ。

    行きつけの居酒屋で働くゆきちゃんに出会って、彼女の過去も知ったことで、さらに命の重さについて感じ取る杏平。
    死から生を学び取って、前を向いて歩けるようになった杏平に、ホッとしつつ、ちょっと涙ぐんでしまいました。
    私も杏平と同じく、仕事を通して故人と真摯に向き合うCO-OPERSの人たちに胸を打たれました。

    0
    2022年06月09日

    Posted by ブクログ

    スガシカオさんが号泣したと聞いて手に取った作品。後半の手紙あたりから私も涙。それぞれの命の重さが語るものはとても深くて人生の尊さを感じた。人を殺めちゃいけない、絶対に。
    さだまさしさん多才過ぎます!

    0
    2021年11月07日

    Posted by ブクログ

    心に傷を負った人間の、再生への物語。
    ひとことで言ってしまえばそうなるのかもしれないが、そう片付けてしまうにはあまりにも深い。
    悪意をもった罪への制裁、という意味では「罪と罰」という言葉が浮かびあがった。
    人生は小さな罪を重ねながら、その贖罪を繰り返して少しずつ前に進んでいくものなのかもしれない。
    「人は生きたようにしか死ねない」という言葉が胸にささった。
    遺品整理という仕事の緻密な描写とそれにかかわる人間たちの繊細な心理描写に心動かされ、歌手としての顔しか知らなかった筆者の力量に驚いた。
    生きる意味を問いかける、感動作。

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    再読。
    大切な人が生きる重さに耐えかねた時、私には蛙の王子様にかけられた魔法を解く力はなく、上手く寄り添ってあげることもできないかもしれない。でも花を植えることはできる。下を向いてる人にも見れる花を。

    0
    2021年06月19日

    Posted by ブクログ

    [再読]
    この世界には、いろいろな生命がある。
    自分の生命、憎いアイツの生命、愛おしいあの子の生命。
    全ての生命が、懸命に生きている。
    生命の重さを知った時、目の前の霧が晴れていく。
    人は、こうして成長していくのだろう。
    さだまさし、渾身の一作。

    0
    2020年11月11日

    Posted by ブクログ

    地球っこさんのレビューを見せていただき、是非読みたいと思った一冊。

    悩み苦しむ杏平が周りの人に接しながら「生きる」ことを考える。
    途中は読んでいて苦しくなるところも沢山あったけれど、最後は素晴らしい読後感。
    杏平くんもお父さんも佐相さんもとても素敵。
    雪ちゃんは本当にすごいと思う。
    「生きる」ということはずっと考えてきたように思っていましたが、これを読んでまたヒントをもらったように思いました。

    解説では遺品整理の吉田さん、佐相さんと著者のさだまさしさんはずっとつながっていて、3人ともこの世界をよりよき世界にしたいと思っている、とそのことにつきるような気がします。


    メモ
    父から息子へ
    「イジメかって訊いたのはね、逃げるんだったら、どんどん逃げろって言おうと思ったんだよ。僕はどこまででもつきあうぞ。いや、原因が・・・そういうのじゃなきゃいいんだ。学校なんて命懸けて行かなきゃならないような場所じゃない」

    六根清浄

    人と人をつなぐ仕事。子と孫をつなぐ仕事、迷子になった「愛」を宛名の人に伝える仕事。故人が届けられなかった何かを届ける仕事。それでも、僕らの役目はただ一生懸命に部屋を片付けること。

    緘黙症

    「うん。命ってすごいね。生きているだけで、すごい、と思う。私ね、老人ってホントにすごいと思う。だってね、ずっと生きていないと老人になれないんだよ。なりたくてもなれない人の方がずっと多いんだよ。いろんな、それこそ沢山の苦労をしていきたっていうだけで老人は尊い、と思わない?私は素敵なお婆さんなりたいなぁ」

    0
    2020年09月17日

アントキノイノチ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • タイトル
    :
    アントキノイノチ
  • タイトルID
    :
    129843
  • 電子版発売日
    :
    2011年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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