【感想・ネタバレ】アントキノイノチのレビュー

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購入済み

アントキノイノチ

2014年04月26日

途中、温かい涙が頬を伝う。最後、優しい気持ちになれる。

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Posted by ブクログ 2023年07月04日

しみじみと、良かった。
遺品整理業者の故人に対する向き合い方や、萩原先生の生徒を想う気持ちも物凄く良かったが、やはり一番は杏平のお父さんの言葉一つ一つが胸に熱く残った。
私自身も、ふさぎがちで口下手な息子を持つ父親。杏平のお父さんのように、いつまでも心寄り添える存在でありたいなぁと、何度も泣きながら...続きを読む読み終えた今、そう思う。

いやぁ…さだまさしさん、凄いです。

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Posted by ブクログ 2022年12月15日

心の病で高校を中退するが、現在は遺品整理の会社で働き始めた杏平。人間の悪の面や、残酷な死に直面する現場は、彼の精神にはには過酷な体験のはずだが…自分たちの仕事の在り方を背中で教えてくれる会社の先輩によって、杏平の中にも誇らしさが芽生える所が良かった。杏平を信じて暖かく見守り寄り添った父、そして何より...続きを読む杏平の心の清らかさ。高校時代に二度、行動を起こそうとした杏平を止めたのは、山木ではなく杏平自身の声なんじゃないかとも思う。子供がしてはいけない経験をしてしまったが、そんな大人たちやユキちゃんとの出会いに救われて本当に良かった。
…と、本来はここで感想を終えなければならないのは分かってるけど、どうしても言いたい。松井に罰が与えられないのは絶対おかしい!

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Posted by ブクログ 2022年06月09日

さだまさしさん、やっぱり裏切らない面白さでした。

タイトルがちょっと冗談みたいな感じで、軽い話だと思ったら、大間違いでした。

過去にある出来事から2度同級生を殺しかけた杏平が、遺品整理という仕事を通して、遺族や故人を偲び、人の命の重さについて考えるようになります。

簡単に人の命を奪ってはいけな...続きを読むい。どの命も重く尊いのは同じである、ということ。

行きつけの居酒屋で働くゆきちゃんに出会って、彼女の過去も知ったことで、さらに命の重さについて感じ取る杏平。
死から生を学び取って、前を向いて歩けるようになった杏平に、ホッとしつつ、ちょっと涙ぐんでしまいました。
私も杏平と同じく、仕事を通して故人と真摯に向き合うCO-OPERSの人たちに胸を打たれました。

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Posted by ブクログ 2021年11月07日

スガシカオさんが号泣したと聞いて手に取った作品。後半の手紙あたりから私も涙。それぞれの命の重さが語るものはとても深くて人生の尊さを感じた。人を殺めちゃいけない、絶対に。
さだまさしさん多才過ぎます!

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Posted by ブクログ 2021年08月15日

心に傷を負った人間の、再生への物語。
ひとことで言ってしまえばそうなるのかもしれないが、そう片付けてしまうにはあまりにも深い。
悪意をもった罪への制裁、という意味では「罪と罰」という言葉が浮かびあがった。
人生は小さな罪を重ねながら、その贖罪を繰り返して少しずつ前に進んでいくものなのかもしれない。
...続きを読む「人は生きたようにしか死ねない」という言葉が胸にささった。
遺品整理という仕事の緻密な描写とそれにかかわる人間たちの繊細な心理描写に心動かされ、歌手としての顔しか知らなかった筆者の力量に驚いた。
生きる意味を問いかける、感動作。

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Posted by ブクログ 2021年06月19日

再読。
大切な人が生きる重さに耐えかねた時、私には蛙の王子様にかけられた魔法を解く力はなく、上手く寄り添ってあげることもできないかもしれない。でも花を植えることはできる。下を向いてる人にも見れる花を。

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Posted by ブクログ 2020年11月11日

[再読]
この世界には、いろいろな生命がある。
自分の生命、憎いアイツの生命、愛おしいあの子の生命。
全ての生命が、懸命に生きている。
生命の重さを知った時、目の前の霧が晴れていく。
人は、こうして成長していくのだろう。
さだまさし、渾身の一作。

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Posted by ブクログ 2020年09月17日

地球っこさんのレビューを見せていただき、是非読みたいと思った一冊。

悩み苦しむ杏平が周りの人に接しながら「生きる」ことを考える。
途中は読んでいて苦しくなるところも沢山あったけれど、最後は素晴らしい読後感。
杏平くんもお父さんも佐相さんもとても素敵。
雪ちゃんは本当にすごいと思う。
「生きる」とい...続きを読むうことはずっと考えてきたように思っていましたが、これを読んでまたヒントをもらったように思いました。

解説では遺品整理の吉田さん、佐相さんと著者のさだまさしさんはずっとつながっていて、3人ともこの世界をよりよき世界にしたいと思っている、とそのことにつきるような気がします。


メモ
父から息子へ
「イジメかって訊いたのはね、逃げるんだったら、どんどん逃げろって言おうと思ったんだよ。僕はどこまででもつきあうぞ。いや、原因が・・・そういうのじゃなきゃいいんだ。学校なんて命懸けて行かなきゃならないような場所じゃない」

六根清浄

人と人をつなぐ仕事。子と孫をつなぐ仕事、迷子になった「愛」を宛名の人に伝える仕事。故人が届けられなかった何かを届ける仕事。それでも、僕らの役目はただ一生懸命に部屋を片付けること。

緘黙症

「うん。命ってすごいね。生きているだけで、すごい、と思う。私ね、老人ってホントにすごいと思う。だってね、ずっと生きていないと老人になれないんだよ。なりたくてもなれない人の方がずっと多いんだよ。いろんな、それこそ沢山の苦労をしていきたっていうだけで老人は尊い、と思わない?私は素敵なお婆さんなりたいなぁ」

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Posted by ブクログ 2020年08月07日

素晴らしかった。お父さんが、ゆきちゃんが、佐相さんが語る一言一言が、宝物のようだった。
一気に読んでしまった。これからもずっと、大切な一冊になりそうな予感。

個人的に一番惹かれたのは、杏平のお父さん。一体、どんな痛みを味わってきたのだろう。そうでなければ出てこないような言葉ばかりだった。

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Posted by ブクログ 2018年12月29日

自分とはかけ離れてる、命の重みに向き合う仕事。誰かを救う仕事。自分も人の助けになることを何かやりたいなと思った。それで、自分が自分の心を助けられるかも。

雪ちゃんが壊れそうになったときの精神科医の言葉がいい 壊れてるんじゃなく、葛藤だと。哲学だと。自分も救われたような気がした。

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Posted by ブクログ 2018年08月06日

これは繰り返し読むことになるだろう、と思う。


映画もあったなと、後日急いで、期待して、観たけれど…
本と映画はまったくの別物だ。

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購入済み

よい!

2012年01月19日

亡くなった人の部屋を掃除する描写が、とても生生しい。
すぐ読める分量なので、一気に読んでしまいました。

1

Posted by ブクログ 2024年01月22日

読み進めるほどしんどいシーンもあったが、
泣きそうになったシーンもあり、ストーリーに引き込まれて一気に読んだ。
さだまさしは作家の才能もありと感じた一冊でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月04日

【2023年88冊目】
絶対タイトルで損してる〜!高校でのいろいろな出来事をきっかけに心を病んでしまった主人公が遺品整理業にかかわるうちに徐々に自分を取り戻していく話。映画化もされたようです。

いや、タイトル……文中にもタイトルそのままを意味する流れは何回か出てくるし、確実にキーフレーズなんですけ...続きを読むど、どうにもちょっと違和感が拭えない。素晴らしいですよ?素晴らしいですけどね、アントニオ猪木さんの生き様とか!でもこのタイトルじゃなかったらもっと早く読んでた気がする。

しかし、松井……お前……松井ほんと、お前だけはちょっと……ひねくれてるとかいうレベルじゃないだろ……何かしらの天罰が下って欲しいと思うのは私の心が狭いのでしょうかね。

生きることや死をテーマに、そこへ様々な事情や心の葛藤が絡んでくるのですが、重すぎて息ができないというほどの内容ではないのは登場人物たちの在り方のおかげなのでしょうか。

映画も見てみようかな。

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

さだまさしは言葉の魔術師だ。巧みに言葉を操り歌と同様に小説でも人の心を揺さぶる。
この作品では命の重さと心の葛藤が描かれているが、実在する遺品整理業者の事を詳しく知ることが出来て良い。厳しくも重要な仕事なので、こういう作品で少しでも理解が深まるとよいと思う。
唯一不満があるとすれば、悪い奴にいつかは...続きを読む罰が下されると思いきや何もなかったこと(厳密には何もとは言わないかもしれないが)。勧善懲悪推進派の私としてはストレスが残りましたが、それも大事な命のひとつというこの作品のメッセージです。

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Posted by ブクログ 2022年07月17日

タイトルとは裏腹に、題材は真面目で堅い内容だったけど、読みやすい。
読んでいて苦しい描写もあったけど、私の普段の生活では触れることのない職業の物語で、知らない世界を知ることができた貴重な本だった。
居酒屋のゆきちゃんとの会話が心に残った。

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Posted by ブクログ 2022年03月11日

誹謗中傷、命の重さを知る
世間では自分の責任を回避した形で、人の悪口を勝手に誇張し吹聴する輩がいる。特にSNS、Twitterで誹謗中傷的で言いたい放題の輩もいる。例えそれが誰かの売り言葉・表現でも現在では犯罪であり刑罰(3年以下の懲役又は50万円以下の罰金等)が徐々に厳しくなっている。その被害者が...続きを読む「命を落とす」ことに繋がれば重刑となる。ネットでは「プライバシー保護」も逆に保護できない域になりつつあることを自覚しておくべきだ。

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Posted by ブクログ 2020年06月11日

著者であるさだまさしさんの優しさ、心のあたたかさと繊細さが溢れていると感じました。

生と死、親との関係、働くということ、生きるということを改めて考える時間がもてました。

杏平のお父さんも古田社長も佐相さんもほかの従業員の人々も雪ちゃんも、あたたかくて、優しくて思いやりがあって泣けました。

どん...続きを読むな人もみんなそれぞれ自分の命を精一杯生きてるんだと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年05月30日

命の重さはみんな同じ
ゆきちゃんとの再会で傷ついても前向きに生きる姿や
クーパーズで遺品整理をする中で向き合う失った命や、
さいごに憎い松井を許せるくらい成長したのは良かった。

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Posted by ブクログ 2019年09月14日

映画化されるということで、公開される前に購入。
結構前に購入しましたが、この作品を機に「遺品整理」という仕事があるということを認識しました。

あのプロレスラーの名前に似ていて、なぜこのタイトル?と思いながら、読んでいました。その正体は後半に出てきます。思わず、クスッとしてしまいました。
さださんの...続きを読む小説を読むのは、この作品が初めてだったのですが、人の心情を丁寧に描かれているという印象でした。さださんの歌詞は、人を惹きつける魅力があって、小説でも発揮しています。
主人公は、遺品整理の仕事に就き、色々な人と出会うことで成長していきます。その間に過去に起きたエピソードとからめながら、主人公の心は氷の心から徐々に溶けていきます。高校生のエピソードは、ムカつくところもありましたし、胸が痛いところもありました。
「死」や「命」というものを深く考えさせられました。重厚感のあるストーリーですが、そんなに暗くなく、明るい感じになっていました。読み終わった後は、心が暖かい気持ちになりました。
ちなみに読んだ後に映画版を見ましたが、最後「えっ、嘘?あの人が…」と驚くくらい、小説と異なっていました。
個人的には、小説版の終わり方にして欲しかったなと思いました。ただ、Greeenの主題歌には、ジーンとしてしまいました。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

ここのところ機龍警察シリーズで、バンバン人が死ぬ話しが続いていたこともあって、人の気持ちみたいなものが少し取り戻せた気がする。まあさださん泣かせる話、書かせるとうまいわな。ドストレートにくるから、そりゃ泣ける。ただ、自分の心根が汚れているので、こんなに優しい人ばかり出てくると何かケチ付けたくなるけど...続きを読む、それは読み手の問題。やはりたまにはこういう優しいやつ読みたくなるから、さださんの他のも読んでみようか。

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Posted by ブクログ 2018年09月17日

まわりの人の暖かさや仕事を通して、心の傷が少しずつ癒されていく主人公が、映画の岡田くんのイメージとぴったりで、行けたら映画もぜひ観たいなあと思いました。

文章も素敵なので、オススメの1冊です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年12月19日

 ひょんなことがきっかけで、高校を中退し、引きこもり生活を送っていた少年が就いた仕事は父親の紹介による、亡くなった人の遺品を整理する仕事。
 死者が残したものは、様々なで、時には亡くなってから数日経った人の部屋にはいることもある。
 その時のにおいは耐え難いものであるけれど、果敢にもその部屋に立ち向...続きを読むかっていく先輩たちの様子を見て、彼は段々と自分のやっていることへの気持ちと、人との関わりとを大事にして生活をしていくことを学ぶ。

 一度、普通の人生から零れ落ちた人間がゆっくりと周囲の人間に包まれながら、回復していく話でした。
 こんなに優しい話があるんだなあ……と思いながらよみました。
 こんなに優しい世界なんて現実にはなかなか存在しない、高校中退には厳しい世の中だけれど、これくらいの優しさはあってもいいと思うんです。
 そういう意味ではとてもいい話でした。
 ただ別の意味での現実を知ってしまうと、こうはならないって思う部分もあるんだけどなあ、と思います。

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Posted by ブクログ 2022年09月15日

さだまさしは音楽の世界の人なのに、お話も書けてそれはやはり作詞をなさるからなのかな?
命に関わるお話が多いなと思ってたけど解夏は別に死にはしなかった。
解夏と眉山とこの作品しか読んでないけど、、

最後になんか丸く収まってたけどそこだけ無理矢理感がある。殺意をもつほど嫌いな相手をなぜ許せる?許しては...続きを読むないのかもしれないけど。

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Posted by ブクログ 2022年07月04日

さだまさしさんは多才だ。
歌たけでなく、こんなにも良い小説を書くなんて。以前は『眉山』などのこれも映像化された作品でとんでもなく良い。
遺品整理というあまり馴染みのないところから癒しへの流れ。
タイトルはアントニオ猪木に似ているでしょ?とさださん自身が仰ったのを記事で見たけど、まぁ、それはそれとして...続きを読む作品としては素敵です。

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Posted by ブクログ 2022年06月10日

遺品整理の仕事で人とのかかわりを通して、主人公が立ち直っていくのはいいんだけど、けっきょく学生時代の元凶であるいろんな人の人生を狂わせた悪い奴はなんの罰も受けてなくてすっきりしない。

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Posted by ブクログ 2019年07月08日

暖かい話。
時が解決するではないけれど
色々なことを積み重ねながら
少しづつ前にすすんでいくんだろうなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月28日

キレイな日本語が使われてあるので、若者の話し言葉には違和感ある。「口惜しい」が何回か出てくるけど、ヤングは言わないでしょ。ヤングは。
松井は死ねば良いと思ったけど死なないし、最後がきれいすぎる。病気になるほど追い詰められ、女子に犯罪まで犯した奴が結婚し幼子を連れて歩く姿見て、「元気ですかぁー」なんて...続きを読む言えるか?それで、よし新しい旅が始まったって。ンなわけあるかー!きれいに書きすぎ。

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Posted by ブクログ 2019年03月02日

笑う面白さではありませんが、
現代の問題を織り込みながら若者の崩壊と再生が
同じ進みかたで描かれておりました。

涙もろい(年?)の私は、涙なみだ。。。

人間関係から、学校をドロップアウトしてしまった若者が
身寄りのいない老人や殺人事件などの
アパートなどの、遺品整理と後始末をする会社に。
そこで...続きを読む、先輩の言葉や行動をみながら、
生きるということ、生命ということ
自分というものの本質
薄皮をはぐように再生するものがたり。



内容も映画になったくらいなので、とても良い本!
しかし、なんと言っても驚くのは
原作がさだまさし
シンガーソングライターのさだまさし

私も、夫もこの作品を描いたさださんの
才能の豊かさに一番驚いたのでした。

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Posted by ブクログ 2018年05月20日

「あの時の命」、「アントキノイノチ」、アントニオ猪木(笑)
うまくつなげたなぁって感じ。
タレントが片手間で書いた様な物語ではなく、しっかり「命」をテーマに重い話を、さらりと読みやすく描かれています。

心が壊れてしまった青年の再生のストーリ。

主人公は同級生の「悪意」をきっかけに二度、その男を殺...続きを読むしかけます(その時殺さなかった命)。結果、心が壊れて、高校を中退して、人とうまくかかわる事が出来なくなってしまいます。
父親の紹介で、遺品整理屋で見習いとなって働くことになり、凄惨な現場で誠実に働くベテランの先輩に付いて仕事をしていくことで、いろんなことを学び、さらに行きつけの居酒屋のアルバイトの女性とも仲良くなって、心がほぐれていきます。
しかしながら、彼女にも壮絶な過去があることを知ります。
その話を聞くことによって、閉ざされた心が開かれていく事になります。

本書のポイントとなっているのが3つ
一つは、主人公の心を壊すきっかけとなった同級生。
この悪人っぷりがすごい。いくらなんでもこんな人いないでしょ。と思いながら、いやいや、世の中に存在していそう(笑)。結果、ちょっと、いや、かなりいやな感じになります。

もう一つが、遺品整理屋さん。
実在の遺品整理屋さんの協力の下、その凄惨な現場を描いています。とくに辛い描写は、虫が湧いている現場と、自殺者の現場の話。
しかし、そんな現場でも先輩のベテラン社員の行動は、プロとして矜持、心意気を感じます。さらに遺族に対する思いやり、死んでいった方への思いやりが強く描かれており、結果、主人公の心をいやしていく事になります。

さいごは、もちろん、居酒屋のアルバイトの女性

こうした構成の中、この女性と主人公が前を向いて生きていく決意はすがすがしい。

映画視てみたいと思いました。(でも遺品整理の現場は厳しい(笑))

とてもお勧め

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Posted by ブクログ 2018年03月19日

こういう仕事があるんだな。
佐相さんのかっこよさったらない。

繊細な心の動きがよくわかりすぎて辛かった。
どうしようもなくおさえられない悪意。
それを生じさせてしまった悪意。
こういうのって案外子どものときほどある。

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