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日本とは何か
日本には、「特殊戦後的基準」によって、経済的成功をはじめ、日本式経営や日本型官民協調体制を自賛する声が高い。だが、経済は、国家や国民が目指す理想を達成する手段の一つにすぎない。その上、経済そのものも、全体として見れば、世界に威張れるほどの効率と豊かさには達していない。日本及び日本人論の決定版。 -
日本賭博史
双六、丁半、花札、富くじ……。賭博は古代より日本社会に存在し、貴族の社交の嗜みとして、武士の陣中の慰みとして、また庶民のエネルギー発散のはけ口として、あらゆる階層の人々を虜にしてきた。本書では、現在もなお残る定番の賭け事から、忘れ去られた昔の流行物、果てはイカサマの技術に至るまでの数々を紙上に再現。権力による禁圧の裏で新たな賭博が次々と生み出されてきた様を、豊富な図版とともに活写する。賭博という人間存在を語るうえで不可欠な現象に着目することで、時代の性格や民衆の感情の新たな側面が見えてくる。類書のないギャンブル日本史。解説 檜垣立哉 -
日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 -
あなたの歴史観が変わる! 謎解き! 歴史物語! 教科書にも載らない、縄文・神話の時代から続く、日本とユダヤの壮大なストーリー! ヤハウェ→ヤハタ→八幡神? ユダヤ人埴輪? エデンの園は日本だった!? なぜユダヤ人たちは世界を流浪するのか? なぜ彼らは日本に同化したのか? 天孫降臨にも、巨大古墳にも、神社やお祭りにも、彼らの痕跡が!? ミステリー小説の謎解きのような、画期的に面白い歴史対談! ★日ユ同祖論を超える「日ユ同化論」! ★ユダヤ人渡来は5つの波 ★「出エジプト」が1stタイミングだった! では2回目はいつ? ★縄文時代、「日出ずる国」日本にやってきたユダヤ人 ★ユダヤ旧約聖書に、同化ユダヤ人の証拠あり!? ★太陽信仰のメッカだった高天原は現在の千葉と茨城!? ★スサノオとサルタヒコはユダヤ人だった!? ★「天孫降臨」「神武東征」に関わったユダヤ人とは? ★「ユダヤ人埴輪」を知っていますか? ★巨大古墳や埴輪にみるユダヤ人的テクノロジー ★渡来人が中国人、韓国朝鮮人ではなく、ユダヤ人である理由 ★秦の始皇帝ユダヤ人説! 徐福が日本にもたらしたもの。 ★祇園祭は「ノアの方舟」を祝うお祭りだった! ★赤い鳥居と神社の謎! ★渡来人・秦氏がつくった古墳、埴輪、京都、神社 ★蘇我氏はキリスト教を布教したかった!? ★ザビエルとコロンブスは隠れユダヤ教徒だった!? ★アシュケナージ、スファラディ……ユダヤ人は一枚岩ではない! ★樋口季一郎中将が満洲で語った「ユダヤ人へのメッセージ」 【著者プロフィール】 田中英道(たなか・ひでみち) 1942年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。 ストラスブール大学に留学し、ドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。 フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。 また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める。 著書に、『日本美術全史』(講談社)、『日本国史 上・下』(扶桑社)、『日本神話と同化ユダヤ人』(勉誠出版)『京都はユダヤ人秦氏がつくった』『日本と中国 外交史の真実』(ともに育鵬社)などがある。 茂木誠(もぎ・まこと) 東京都出身。 駿台予備学校、ネット配信のN予備校で大学入試世界史を担当。 東大・一橋大など、国公立系の講座を主に担当。 世界史の受験参考書のほかに、一般向けの著書として、『世界史とつなげて学べ 超日本史』(KADOKAWA)、『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社)、『「戦争と平和」の世界史』(TAC出版)、『テレビが伝えない国際ニュースの真相』(SBクリエイティブ)、『バトルマンガで歴史が超わかる本』(飛鳥新社)、『ジオ・ヒストリア』(笠間書院)ほか多数。 YouTube「もぎせかチャンネル」でも発信中。 -
日本にオバマは生まれるか
アメリカのメディアによると、米大統領選挙を最も注目していた外国は、なんと日本であった。実は日本の政治の閉塞感が、日本人の目を米国の政権交代劇に向けさせたのだ。オバマのようなカリスマ指導者が、現状を変革してくれることを日本人も切望している。では、オバマはいかにして誕生したのか? そもそも「オバマのような政治家」とはどのようなタイプか?YouTube、ブログなどは、オバマのネット戦略の鍵を握った。日本でも、現在、ネットを利用できるように公職選挙法の改正が議論されている。間もなくネット選挙は解禁され、政策が掲載される場所になるだろう。共感する政策と言葉のある政治家が登場したら、しがらみのない若者こそが、自発的に政治に参加するだろう。そうなれば、日本にもオバマのような政治家が生まれる可能性が出てくる。ヒラリーやペイリンの足跡も追いながら、新しい指導者が誕生する政治システムを考えた一冊。 -
日本に殺されず幸せに生きる方法(あさ出版電子書籍)
残業地獄、将来の介護、非効率の嵐…… こんな日本で、どうすりゃいいの!? これからの日本を襲う、恐ろしい出来事の数々。 今気づいて動けば、まだ間に合う! ツイッター上で舌鋒鋭く日本の生き方、 働き方を斬る@May_Roma、新たな提言。 紙の書籍購入者限定の特典で、音声ファイルがダウンロード可能! 【担当編集者のコメント】 残業地獄、将来の介護、非効率の嵐…こんな日本で、どうすりゃいいの!? 今すぐ働き方を変えないと、つらく恐ろしい未来が待っている! 舌鋒鋭く日本の生き方、働き方を斬り続けるイギリス在住、元国連、 戦略コンサルタントの@May_Romaこと谷本真由美氏の、新たな提言。 ■目次 ●第1章 人権侵害、人命軽視国家ニッポン ・「人気の会社は過労死企業」の現実 ・有名企業は「社員を死ぬまで働かせることができる」 ・日本は北朝鮮並みの人権侵害国家! ・会社に勤めるより生活保護を受けろ!? ・サラリーマンより刑務所のほうが快適で楽しい!? ・日本人の仕事観は世界の非常識 ・「労働は罰」が世界基準 ●第2章 これからの日本を襲う「介護」の大問題 ・「医療が成長産業」の真っ赤なウソ ・儲からない、誰もやりたがらない仕事 ・介護の大問題が身近に迫っている! ・介護は人生で一番忙しい時に、いきなりやってくる! ・制度がカバーできない家族の負担は多い ・介護で仕事を辞めざるを得ない 他 ●第3章 死にゆく日本、イタリア、スペイン ・経済が下降中の国には、共通点があった! ・財政危機の国は世界トップレベルの汚職国 ・ジョブズはアメリカでなきゃ殺されていた!? ・「ビジネスライク」はあり得ない ・給料が安くて物価は高い結果…… ・もはやギャグなイタリアでのやりとり 他 ●第4章 日本はまだ、本当の危機ではない ●第5章 「不況先進国」イギリスに学べ! ●第6章 今の日本で幸せに生きるために ■著者 谷本真由美(@May_Roma) 1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院修士課程修了。 ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連食糧農業機関(FAO)などを経て、 現在はロンドンの金融機関で情報システムの品質管理とITガバナンスを担当中。 その傍ら、ロンドン大学教授である夫とともに日本人の英語指導にも携わっている。 ツイッター上ではその個性的かつ鋭いツイートが話題を呼び、 May_Roma(メイロマ)の名前で15万人以上にフォローされている。 -
日本に自衛隊が必要な理由
3.11の未曾有の大災害で各地の救助活動に奔走し、自衛隊の存在意義が改めて見直された。緊迫するアジア情勢によって、高まる国防意識にも応え、なぜ我が国に自衛隊が必要かを前・防衛大臣自らが解説する! -
日本に住んでる世界のひと
アイスランド、南アフリカ、スペイン、バルバドス、メキシコ、中国、イタリア、ミャンマー、セネガル、モルディブ、韓国、エストニア、フィリンピン、アルメニア、東ティモール、北マケドニア、アメリカ、中国・内モンゴル自治区、コンゴ民主共和国… 来日した理由はさまざま。暮らしぶりも十人十色。 一人ひとりのストーリーを通して見えてくる普段の生活、そして難民問題、地球温暖化、ジェノサイド、民主化運動、差別の歴史など。 ●北マケドニア ペレ・ヨヴァノフさん 上野公園のチェリスト ●フィリピン 長谷川ロウェナさん 労働組合のリーダーとして仲間を守る ●モルディブ ラシード・モハメドさん 海面上昇で故郷はがらりと変わった ●日本生まれ、中国籍 黄成恵さん 横浜中華街育ち、元不良の料理人 ●バルバドス スプリンガー・ドーン・エイミーさん カリブ海から来た語学の達人 ●アルメニア グラント・ポゴシャンさん ジェノサイドを経験した国の大使 ●韓国 崔命蘭さん すぐ帰るつもりが75年、川崎のハルモニ ●アイスランド アルナ・イェンソンさん 人口が少ないから、いろんな仕事を掛け持ちする ●スペイン、イタリア ドメリコ・ヴィタリさん、アントニオ・ガルシアさん、泉類治さん 長崎のキリスト者たち ●中国・内モンゴル自治区 エンゲルさん 東京で起業したひと、ルーツは草原の遊牧民 ●東ティモール マイア・レオネル・ダビッドさん 12歳で山岳ゲリラへ、いまは広島弁の父ちゃん ●セネガル パパ・ダウダ・ンゴムさん サッカーボールを追い続けた青春 ●ミャンマー キンサンサンアウンさん 1988年の民主化デモの後、17歳で日本へ ●エストニア ペーテル・パウル・ハッラステさん 両親はレジスタンスの闘士だった ●メキシコ 長谷川ニナさん スペイン内戦で亡命した一家の子孫 ●コンゴ民主共和国 ポンゴ・ミンガシャンガ・ジャックさん 入管法改悪デモで出会った、難民申請中のひと ●アメリカ ルーシー・クラフトさん 戦争花嫁の娘はジャーナリストになった ●南アフリカ ジョゼフ・ンコシさん アパルトヘイト時代を生きたジェンベ奏者 -
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
偽装国家ニッポン!! いつからこの国は「嘘つき」だらけになってしまったのか? その驚くべき真相を最新の心理学が鋭く解き明かす! 心と文化をめぐる常識を次々と覆していくラジカルな日本社会論! ●構造改革が「安心社会」を崩壊させた●日本人とは「人を見たら泥棒と思え」と考える人々だった●「渡る世間に鬼はない」と楽天的に考えるアメリカ人たち●実は日本人は集団行動よりも一匹狼のほうがずっと好き●「心の教育」をやればやるほど、利己主義者の天国ができる●いじめを深刻化させる本当の原因は「傍観者」にあり●なぜ日本の若者たちは空気を読みたがるのか●どうして日本の企業は消費者に嘘をついてしまうのか●武士道精神こそが信頼関係を破壊する -
にほんのいきもの暦
「この本を開くと、木漏れ日や草花の香りを感じ、小鳥たちの声が聞こえてくるような気がいたします。 私たちが忘れかけていた日本の美しい自然と大切な文化を忘れてはいけないと教えてくれる、素晴らしい本だと思います」 ――八千草薫(女優) 移ろいゆく季節とともに、根を下ろす植物、咲く花々、歌い鳴く鳥や虫たち。 ふと顔を見上げてみれば、私たちの想像を超えた生命のドラマが繰り広げられていることに気づくはず。 人の暮らしのそばでたくましく生きる、そんな小さな命たちが本書の主役。 日本ならではの多様な生きものたちを、立春から大寒まで、二十四節気に沿ってオールカラーの美しい写真と文章で紹介。 自然と暮らすヒントや豆知識も満載。日々の散歩や観察、俳句作りにも役立つ文庫図鑑! -
日本の医療 この人が動かす
【電子書籍限定! 特別あとがきに加え、海堂ワールド作品相関図他、豪華7本立て巻末付録を収録!】海堂尊氏が日本の医療を動かす人たちをゲストに招いた伝説のトーク番組、「海堂ラボ」書籍化第二弾。治療の現場で起こったさまざまな物語に感嘆し、不可能を可能にする知の挑戦に心踊り、いま現在の医療の問題とその解決法がみえてくる希望の一冊! トークゲスト(計12人):■小畑秀文(コンピュータが病気を発見) ■長谷川剛(医療事故を防ぐ) ■須磨久善(バチスタ手術をさらに進化させた「SAVE手術」を開発) ■村上智彦(夕張の医療再生) ■川崎富作(川崎病発見) ■今村聡(日本医師会副会長) ■中田力(MRI研究の第一人者) ■白濱龍興(銚子の病院再建) ■橋本岳(行動する衆議院議員) ■ヨシタケシンスケ(異次元のイラスト) ■鎌田實(チェルノブイリや東日本大震災被災地を支援) ■清原裕(久山町研究) -
日本の医療 この人を見よ
【電子書籍限定! 特別あとがきに加え、海堂ワールド作品相関図他、豪華7本立て巻末付録を収録!】「動かなければいけないときは動く」の信念で、埼玉県の交通事故死激減の立役者となった救命救急医。自ら開発した器具で、三、四分で終わる白内障手術を行う眼科医。相対的な倫理より患者の人生を重視する、代理出産の旗手……。メディアによって医療が叩かれやすいこの時代に、「すごいでしょ、こんな人がいて、日本を支えてくれているんだぜ」と著者が胸を張って言える方々をゲストに招いたトーク番組、「海堂ラボ」を書籍化! 【対談ゲスト】■國松孝次(ドクターヘリ推進の核弾頭) ■山本正二(Aiの中心的存在) ■足立信也(豪腕の参議院議員) ■北島康雄(大学病院を黒字化) ■堤晴彦(闘う救命救急医) ■木ノ元直樹(医療を守る弁護士) ■辻井博彦(重粒子線がん治療) ■赤星隆幸(三、四分の白内障手術) ■根津八紘(代理出産の第一人者) ■藤田眞幸(法医学のプロ) ■大友仁(被災地医療の担い手) ■香山リカ(震災後の心を癒す) -
日本の医療制度―その病理と処方箋
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の医療は小手先の弥縫策で曲がりなりにも持ちこたえてきたが、その内部矛盾は極限に達し、崩壊不可避の状態にある。内在する矛盾・混乱をはじめて理論的に解明した画期的な研究。 【主な内容】 はじめに 第1章 わが国医療制度の概要 第2章 現状と問題点 第3章 わが国の薬価制度 第4章 諸外国の医療制度 第5章 制度に内在する矛盾 第6章 国民のための医療制度改革 -
日本の隠遁者たち
ひとは、生まれてから死ぬまで他人とのかかわりにおいて生きている。しかしそれが時にはわずらわしくもあり、また時には人恋しくもなる。並はずれた才能を持ちながら世を疎み、心の葛藤を自然を愛でることと孤独に耐えることで癒しながら生きた中世以来の隠遁者たち、西行法師、鴨長明、吉田兼好、松尾芭蕉、種田山頭火、尾崎放哉らの研ぎ澄まされた感性の表現から、われわれ現代人は何を感じとり、受け継ぐことができるのか。日本人の心の系譜を読み解く力作。 -
日本のエネルギーまるわかり
「脱炭素のスピードが速すぎる」。日本企業の思いを代弁するとこういう言葉になるだろう。欧州では、2020~30年代までに石炭火力発電をゼロにするなど、50年のカーボンニュートラルに向けて順調にスキームをこなす一方、日本はいまだ東日本大震災の影響が残り、原発再稼働に向けて動き出したばかりだ。燃費の規制などで国が主導する欧州に比べ、日本ではまだ企業の自助努力に頼るケースが多い。コロナ規制でも国家が全面に出てきた欧米と違って、日本は「お願い」に頼る場面が多く、脱炭素対応では先進国の中でも一周も二周も遅い状況となっている。 日本は「GX経済移行債」などの取り組みが始まったばかり。菅前首相が発表した「2030年に温暖化ガス削減目標を46%(13年度比)」を確実に達成していくことが第一関門となる。 本書は、日本のエネルギー政策、脱炭素の取り組みを体系的にまとめた入門書。現場取材を通した姿を描く。 -
日本のエリート リーダー不在の淵源を探る
日本のエリートは、いつ、どのような仕組みで誕生し、国家や社会を動かしてきたのか? エリートの役割とは何か? なぜ必要とされるのか? 官僚、政治家、経営者はじめ、各界の役割は大きく変化し、リーダーの「劣化」が危惧されている。「リーダー不在」といわれる今、日本を指導するはずのエリートを徹底分析して問題点を明らかにする。 そもそも日本のエリートは約150年前、明治新政府によって作られた軍人、高級官吏に端を発している。身分を問わない選抜試験制度が創設され、公平な人材登用がなされたが、厳格な「学力主義」の始まりでもあった。以後、現在まで続く「学校秀才が偉くなる日本型システム」に落とし穴はないのか? 明治以降の教育制度、軍人たちの光と影、そして世界の知的エリートたち――さまざまな実例と比較して新時代のリーダー像を追究する! -
日本のお寺・神社 絶壁建築めぐり
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 急峻な崖や山の斜面にへばりつくように建てられた寺院建築を、「懸(かけ)造り」、「懸崖(けんがい)造り」、もしくは「崖(がけ)造り」と言います。世界ではあまり見られない日本独特の建築様式のようで、全国には300ヶ所以上もの懸造りが存在しています。懸造りに魅了された著者が10年間で訪問した約170ヶ所の中から、厳選した100ヶ所を紹介。宗教史研究家の渋谷申博氏監修。 -
日本の禍機
世界に孤立して国運を誤るなかれ──日露戦争後の祖国日本の動きを憂え、遠くアメリカからエール大学教授・朝河貫一が訴えかける。歴史学者としての明解な分析に立って、祖国への熱い思いが格調高く述べられ、読む者の心に迫る。彼の忠告も空しく、軍国主義への道をつき進んだ日本は、戦争、敗戦へと不幸な歴史を辿った。日米の迫間(はざま)で、日本への批判と進言を続けた朝河。彼の予見の確かさと祖国愛には、今もなお学ぶべきものが多い。 目次 ●前篇 日本に関する世情の変遷 日本に対する世評の変化 満州における日本に対する世の疑惑の由来 反動説──感情的反対者──利害的反対者 東洋における世界の要求 一八九九年以前 一八九九年以後 日露戦争以後 ●後篇 日本国運の危機 ・第1章 戦後の日本国民多数の態度に危険の分子あることを論ず 国権説は機に後れたり 国勢は劇変して国民の態度はこれに副わず 国民の危険なる態度、国運の危機 ・第2章 日本と米国との関係に危険の分子少なからざることを論ず 米国人の日本に関する感情の変遷 日本人の米国に関する思想の浅薄 日、清、米の重大なる関係 米国と新外交、清国の信頼 米国人民の東洋に関する輿論 米国為政者の東洋に関する思想 ローズヴェルト氏、タフト氏 結論 日本国民の愛国心 -
日本の火山
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の火山をより深く理解するための情報を満載した「火山の教科書」。 よく知られる30の火山をとりあげ、それらの山に登る際に噴火の被害をこうむることがないよう、科学的に個々の火山活動や性質をよく知り、理解を深めるための入門書。 2014年秋、比較的静穏と思われていた御嶽山が噴火。登山者50名が死亡する惨事となった。 日本は110の火山を持つ火山大国だが、そのうちのどの山がいつ噴火して、どのような被害を及ぼすかは解明されていない。しかも、噴火予兆は各火山で様子が異なる。 長期間にわたりその兆候を見せるものから一気に活動を加速させる山もあり、また、注視すべき兆候は山によってタイプが異なる。ここに噴火予知の難しさがあるといえるだろう。 本書では、火山の基礎知識とともに、登山者になじみの深い火山について、それぞれの山の噴火の履歴や最近の活動状況、警戒と防災などについても触れる。 -
日本の神様解剖図鑑
神様にも個性がある。深く知って最強の開運を! 日本にはたくさんの神様がいますが、それぞれ個性的な方ばかり。 そんな神様たちを完全図解しました。 神様のことをもっと知ることで、ご利益の起源はもちろんのこと、 日本の歴史や、日本人の宗教観もみえてきます。 得られるご神徳もきっと増えるはずです。 ■章構成 序章:すぐにわかる神様の系譜 日本の神様はどのようにして生まれたのか、 世界中にある神話との共通点も踏まえつつ解説。 日本の神と仏教との関係についても詳しく紹介しています。 1章:日本を形づくった古事記の神様 古事記に登場する神様を、それぞれの関係性も踏まえて 図解しています。 神様ごとのエピソードをなぞっていくことで、 日本の成り立ちが見えてきます。 奔放な方が多いです。 2章:ダークヒーローと異形の神様 酒呑童子のような乱暴狼藉を働く者、 絶世の美女に化けて世の中を混乱に陥れる狐など、 ちょっと個性的な神様を紹介。 敵を怪物にたとえることは今もありますね。 3章:物から仏まで、森羅万象の神様 日々の暮らしのなかにいる神様を取り上げています。 家のなかにも、各方角にも、道ばたにも神様はいるのです。 それも物、人間(外国の方も含む)、仏教、陰陽道と 出自もさまざま。 4章:ありがたい神様のスゴい御利益 良縁、安産、勝ちたい、儲けたいなど 願いを聞いてくれる神様はどんな方なのか。 願い別に複数の神様を取り上げ、その素性に迫る。 安産の神様は、みんな苦労しています! -
日本のカルトと自民党 政教分離を問い直す
統一教会、日本会議… 宗教社会学の第一人者がタガの外れた政教癒着を警告 日本人は、宗教の訓練が足りない ◆内容紹介◆ カルトが日本を、蝕んでいる。 安倍晋三元首相暗殺を機に、統一教会が自民党に喰いこんでいた実態が明らかになった。 だが、病巣はもっと深い。 統一教会以外の宗教勢力も自民党に隠然と影響を与えている。 なぜこんなことになってしまったのか? 原点に立ち戻り、政治と宗教の関係を考え直す必要がある。 政府職員も市民もカルトの正体を見抜く基礎知識を身につけよう。 そして政教分離の原則を改めて体得しよう。 本書は宗教社会学の第一人者がカルト宗教の危険性を説き、民主主義と宗教のあるべき関係について、基本から明快に解説する。 ◆識者の評◆ オウム事件や統一教会問題を経験した日本でもっとも必要な知識がここにある。 ――有田芳生氏(ジャーナリスト/『改訂新版 統一教会とは何か』著者) 当代随一の泰斗が、 その尋常ならざる「読む力」と「書く力」の双方を注ぎ込んだ本書は、 今後「政治と宗教」の議論に参加する人々にとっての、 ひとつの確かな羅針盤になるに違いない。 ――菅野完氏(著述家/『日本会議の研究』著者) ◆目次◆ 序 カルト原論 第1部 生長の家から日本会議へ 第2部 統一教会と自由民主党 結 政教分離と民主主義 ◆こんな疑問にも答えます◆ Q カルトは、ふつうの宗教とどう違いますか? Q 仏教にも出家があって、俗世間と離れます。これはカルトではない? Q カルトはもともとよくない意味なのですか? Q カルトが、カルトでなくなることもありますか? Q 仏教も、カルトになるのですか? Q 神道は、カルトになりますか? Q 政教分離とは、どういうことなのですか? などなど -
日本の感性が世界を変える―言語生態学的文明論―
言葉と文化、自然と人間の営みに深い思索を重ねてきた著者が、世界の危機を見据えて語る《日本人の使命》とは? 外国人が日本語を学ぶとなぜか礼儀正しくなる「タタミゼ効果」の不思議や、漢字に秘められた意外な力、そして日本の共生的自然観を西欧文明と対比させつつ、繊細だが強靱なこの国の感性を文明論として考える。 -
日本の企業家
歴史に学び、戦略を知り、人間を洞察する――PHP研究所創設70周年記念出版シリーズ「日本の企業家」1巻目の第一部[詳伝]では、まず渋沢栄一の比類なき企業家活動の歴史を豊富な史料をもとに眺望する。そして第二部[論考]では、合本主義や道徳経済合一説などに視点を向ける。さらにドラッカーなど多くの学者や経営者に称えられる「公益」追求の先駆者としての姿勢、財界リーダーとしての役割等、その今日的意義を経済史・経営史研究の重鎮が問い直す。さらに第三部[人間像に迫る]では、栄一の曾孫・渋沢雅英氏へのインタビューを収録。同時代を生きた実業家たちの「栄一」評も紹介、人間・渋沢栄一の実像に迫る。渋沢家の維持・発展に心を砕きつつも、日本社会の繁栄を願い、後継の人々の育成・指導に傾注したその「行き方」は、われわれ現代を生きる日本人に遺された「宝」である。“時代の先駆者たちの躍動に真摯に向き合う”シリーズ、ここに刊行! -
日本の軍歌 国民的音楽の歴史
軍歌は、日本史上、最も国民の心を掴んだ音楽だ。初めての軍歌「来れや来れ」が登場した一八八五年から終戦の一九四五年までに作られた曲は一万超。軍歌は、政府にとって国民を戦争に動員するための道具であり、国民には最も身近な娯楽、レコード会社・新聞社・出版社には、確実に儲かる商品だった。一九三七年の「露営の歌」は約半年でレコード売上六〇万枚超の大ヒット。一九三八年のミリオンセラー「愛国行進曲」は、第二の国歌といわれる定番曲となった。そこには、今では怖いイメージがつきまとう軍歌のまったく違う姿がある。誕生から末路まで、史上最大の大衆音楽の引力に迫る。 -
日本の軍事力 ―自衛隊の本当の実力―
訓練、演習では世界一強いといわれる自衛隊 優秀な能力を秘めながら、実力を発揮できない 自衛隊の何が問題なのか? 世界でもその優秀さで知られる海上自衛隊の潜水艦! その元エース潜水艦長(米原潜との演習で18勝1敗1分) が詳らかにする! ◆自衛隊を阻むものの正体! ◆自衛隊が戦闘できないこれだけの理由 ◆過度の安全重視は有事の被害を招く ◆憲法に武官の存在を明記しよう ◆自衛隊の「敵前逃亡」の罪は盗撮より軽い! ◆どんなに任務を遂行しても、自衛隊は叙勲の対象外 ◆陸・海・空──自衛隊三兄弟でも性格はまったく違う ◆権威と信頼こそ、自衛隊を育てる要である -
「日本の警察」昭和編
東京は壊れつつある。見慣れぬ街に変わりつつある――。 1945年。B29による空襲の翌朝、防空壕の中で女性の遺体が発見される。首には刃物による切り傷が。無数の遺体と目の前のたったひとつの遺体。 これは戦争ではない。個人に対する犯罪だ――。 捜査を進める京橋署刑事の高峰は署長から思わぬ言葉を聞かされる。「あれは、空襲の被害者だ」。殺人事件のもみ消し――そしてまた殺人が起きる。 高峰は、中学からの同級生で特高に籍をを置く海老沢とともに、終戦をまたいで「戦時下の殺人」の犯人を追い詰めていく。 警察小説の旗手が満を持して描く、壮大な警察大河シリーズ、ここに開幕。 -
日本の経済安全保障 国家国民を守る黄金律
大反響6刷!女性初の総理大臣へ!高市早苗総裁、完全書き下ろし 「毎日、仕事が終わった後の深夜に2〜3時間ずつパソコンに向かい、長期間をかけて書き上げました。 辞書代わりに長くお手元に置いていただける本を目指しました。——高市早苗」 高市総裁の政策が詳しくわかる唯一の本! とてつもない日本の底力! 日本の先端技術が再び世界をリードする!Japan is Back! 〈目次〉 序章 経済安全保障とは何か 一章 経済安全保障―日本と世界の動向 二章 サプライチェーンの強靭化 三章 「特定重要物資」それぞれの現状 四章 基幹インフラ役務の安定的提供を目指して 五章 重要技術の研究開発を支援する 六章 「K Program」が拓く日本の未来 七章 「特許出願」非公開制度の真の狙い 八章 セキュリティクリアランス制度 九章 外国法制度のリスクを周知せよ 十章 新たな課題への挑戦 結び -
日本の刑罰は重いか軽いか
事件や裁判に対する国民の関心が、高まっている。裁判員制度の導入など、さまざまな司法改革も進められている。また、死刑制度に関する議論も盛んである。そもそも、日本で犯罪とされる行為や、与えられる罰には、どのような傾向があるのだろう? 日本の刑罰は重いのだろうか。それとも、軽いのだろうか。日本の刑罰制度の特徴や、その背景について、米国や中国の事情と比較しながら、具体例を挙げつつ分かりやすく解説していく。【目次】はじめに/第1節 犯罪とは何か/第2節 刑罰とは何か/第3節 比較の視点がなぜ必要なのか/第4節 日本の刑罰は重いのか/第5節 日本の刑罰は軽いのか/第6節 日本の犯罪と刑罰の特徴はどこにあるのか/第7節 犯罪と刑罰の国による違いはどこから来たのか/おわりに 日本の刑罰をどう見るべきか -
日本の化粧の変遷100年
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「化粧は時代を映し出す」 西洋化粧が一般的に取り入れられるようになった1920年代から100年、日本人の化粧はそれぞれの時代の色を反映し、その特徴を変えてきました。 本書では長年にわたり「日本の化粧」をすぐそばで研究し続けてきた資生堂ビューティークリエイションセンターによる監修のもと、1920年代から現代までの化粧の変遷を写真とイラストでわかりやすく解説。各時代のメイクをいま再現するためのアイテムやテクニックも収録しています。 また、化粧に影響を与えたトレンドや時代背景についてのコラムも収録。日々のメイクにアクセントを加えるアイデア本としても、創作のための資料本としても、ご活用いただける1冊です。 -
日本の決断 あなたは何を選びますか?
憲法改正はどうなるのか、野党再編は進むのかなど、いま知りたい日本が抱える課題を人気ジャーナリストがわかりやすく解説します。 -
日本の気配
「空気」が支配する国だった日本の病状がさらに進み、いまや誰もが「気配」を察知することで自縛・自爆する時代に? 「空気」を悪用して開き直る政治家たちと、そのメッセージを先取りする「気配」に身をゆだねる私たち。一億総忖度社会の日本を覆う「気配」の危うさを、さまざまな政治状況、社会的事件、流行現象からあぶり出すフィールドワーク。 「ムカつくものにムカつくと言うのを忘れたくない。個人が物申せば社会の輪郭はボヤけない。今、力のある人たちに、自由気ままに社会を握らせすぎだと思う。この本には、そういう疑念を密封したつもりだ」 -
日本の建築
西欧の建築に日本が出会って約一五〇年,建築家たちは日本建築をどう捉え,どう表現してきたのだろうか.たびたび災害に見舞われる日本で,たとえば村野藤吾をはじめとする建築家は「弱さ」や「小ささ」を大切にしながら,モダニズムとは異なる道を歩んだ.その精神を受け継ぎ著者は次へと歩を進める.日本建築の本質と未来. -
日本の公安警察
オウム・革マル派との“隠された戦い”とは? 監視・尾行・盗聴・スパイ養成の実践法は? 誰にも書けなかった“治安活動”の真実! 公安警察の暗部──東京・中野のJR中野駅にほど近い一角。 コンサート会場や結婚式場として有名な中野サンプラザの裏手あたりに広大な敷地を有する警察大学校がある。 この敷地内にかつて、古びた木造の建物があった。 入り口には縦長の看板。 黒い字で「さくら寮」と記されていた。 こここそが戦後間もなくから日本の公安警察に存在する秘密部隊の本拠地だった。 その組織は「四係」と呼ばれていた。 地方分権を建て前としながら、中央集権的な機構を持つ公安警察の中枢として全国の公安警察官の活動を指揮・管理する裏組織。 いつしか警察内や関係者の間では「サクラ」の隠語を冠されて呼称されるようになる。 ……戦後公安警察の暗部を辿っていくと、糸は全てが中野へと収斂されていく。 「サクラ」とはいったい何をなしてきた組織なのか。 (本書より──) -
日本の古代豪族 100
本書に登場する主な豪族 1 中央の最有力豪族 物部連、和邇臣、大伴連、阿倍臣、葛城臣、巨勢臣、蘇我臣、中臣連など18氏 2 地方の伝統的豪族 吉備臣、筑紫君、上毛野君、下毛野君、尾張連、出雲臣、肥君など11氏 3 中央の有力豪族 鴨君、土師連、多臣、阿曇連、凡河内直、多治比君、佐伯連、坂本臣など30氏 4 地方の有力豪族 息長君、三尾君、三国君、近江君、犬上君など13氏 5 渡来系豪族 倭漢直、秦造、西文首、坂上忌寸など12氏 6 新しい渡来系豪族 穴太村主、大友村主、志賀忌寸、高麗朝臣など9氏 7 新しい有力豪族 石川朝臣、石上朝臣、藤原朝臣、藤原恵美朝臣、橘朝臣 8 奈良時代の王統に連なる豪族 高円朝臣、御方宿禰 -
日本の国家予算 260兆円の使いかた
あなたは日本の国家予算の使い道を知っていますか? 予算書を通じて日本政府のお金の使い道をわかりやすく解説。今あきらかになるニッポンの家計簿! -
日本の子連れ再婚家庭
再婚はゴールではなかった── 子連れ再婚を選んだ理由、継子との関係、経験してわかった困難と醍醐味。公的な調査が一度もおこなわれないなか、当事者119人へのアンケート調査と追跡インタビューによって、はじめて語られた本音と証言。子連れ再婚家庭の実態を伝え、"再婚時代"の家族のかたちを考える。 当事者の具体的な声を豊富に掲載し、ステップファミリー支援につながる情報も収録。 ◎ステップファミリー(子連れ再婚家庭)の基礎知識 Ⅰ◎アンケートに見る119人の声 ステップファミリー実態調査アンケート 結果報告 〈自由記述欄につづられた声〉 Q 再婚してよかったことは? Q 困ったことやいやだと感じたことは? Q これから再婚する人へのアドバイスを Ⅱ◎子連れ再婚17家族の証言─追跡インタビュー ■証言──さまざまなかたち、それぞれの事情 1●父子家庭×初婚女性の山崎さん一家の場合 2●父子家庭×母子家庭の小林さん一家の場合 3●母子家庭×初婚男性の安部さん一家の場合 4●母子家庭×再婚男性の竹林さん一家の場合 5●死別の父子家庭×母子家庭の山本さん一家の場合 6●初婚男性×母子家庭の山田さん一家の場合 7●0才児のいる父子家庭×初婚女性の小池さん一家の場合 8●思春期の娘のいる父子家庭×初婚女性の原田さん一家の場合 9●わが子と同年齢の子のいる父子家庭×母子家庭の木村さん一家の場合 〈自由記述欄につづられた声〉 Q 再婚前にパートナーと話し合ったことは? ■証言──何に悩んでいるのか 10●継子を愛せない 11●実母とのかかわりに振り回されて 12●継祖父母から受ける差別【子の立場から1】 13●継父との同居に受けるストレス【子の立場から2】 [コラム]ステップファミリーを傷つけるNGワード 〈自由記述欄につづられた声〉 Q 再婚後の変化でとくにつらいものは? ■証言──もがきつづけて見えてきた着地点 14●離縁しても親子、と思える関係を築く 15●夫婦の絆さえしっかりしていれば、ブレない 16●家族のあり方に「ふつう」を求めない 17●家族みんなの思いやりが決め手 〈自由記述欄につづられた声〉 Q どんなサポートがあるといいですか? ◎ドイツ発 母子家庭×再婚男性のダニエルさん一家の場合 ◎海外のステップファミリー事情から考える ◎これからの日本のステップファミリー支援に願うこと ◎支援につながるウェブサイト -
日本のサンショウウオ:46種の写真掲載 観察・種同定・生態調査に役立つ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1年の半分以上をフィールドでの生物撮影に取り組む、著者、川添氏は、日本のサンショウウオを全種撮影することに成功した。特別天然記念物のオオサンショウウオの他、目にすることの少ないサンショウウオを網羅した、唯一無二の書籍。 DNA解析による分類で近年、目まぐるしく新種が発見されている日本の爬虫類・両生類。日本は世界的に見るとサンショウウオの聖地とも言える国で、新たな分類や種類について各国の研究者や愛好家に注目されている。サンショウウオは、わが国独特の豊富かつきれいな水と険しい山々から滲み出す清水を象徴する生き物だが、彼らの姿はほとんど知られていない。「山の中にある小さな宝石を探すのと同程度にサンショウウオを見つけるのは困難」と言われるが、まさにそのとおりで、探しに行っても、出会えるチャンスは少ない。生態や生活史が不明な点も多く、ベテラン愛好家や研究者でも難しい。 本書では、日本のサンショウウオを全種写真だけでなく、観察・撮影してきたエピソードを博物誌も交えつつ紹介する。一部の地域では現在も山深い集落の貴重なタンパク源としてハコネサンショウウオが食用にされていたり(福島県檜枝岐)、石鎚山(愛媛)の石鎚神社ではシコクハコネサンショウウオを配っていた風習もある。そんな人間と彼らとの関わりについても触れる。 最新の分類に基づいた日本に生息するサンショウウオの全種の写真を、地域個体群やバリエーションと共に、可能なかぎり卵嚢や幼生・幼体・生息地写真も掲載し、資料的価値もかなり高い1冊。 -
日本の死角
いま日本はどんな国なのか? 私たちはどんな時代を生きているのか? 意外と見えていなかった「日本の謎と論点」 【本書のおもな内容】 ●「日本人は集団主義」という幻想 ●中国で見た「日本衰退の理由」 ●なぜ若者は結婚しないのか? ●「ハーバード式・シリコンバレー式教育」の落とし穴 ●日本の学校から「いじめが絶対なくならない構造」 ●地方で拡大する「移動格差」 ●「死後離婚・夫婦別墓」の時代 ●「中国の論理」に染まるエリート学生たち ●若者にとって「個性的」が否定の言葉である理由 ●なぜご飯は「悪魔」になったのか? ●「ていねいな暮らし」ブームと「余裕なき日本社会」 ●災害大国の避難場所が「体育館」であることの違和感 ●女性に大人気「フクロウカフェ」のあぶない実態 ●性暴力加害者と被害者が対面したらどうなるのか? ●アフリカ人と結婚した学者が考える「差別とは何か」 ●“褐色肌・金髪・青い眼”のモデルが問う「日本社会の価値観」 「『移動できる者』と『できない者』の二極化が進んでいる。かならずしも地方から出る必要がなくなるなかで、都会に向かう者は学歴や資産、あるいは自分自身に対するある種無謀な自信を持った特殊な者に限られているのである。 問題は、そのせいで地方社会の風通しが悪くなっていることである。学歴に優れ、資産を持つ『社会的な強者』だけが抜けていく地方になお留まる人びとには、これまで以上に地元の人間関係やしきたりに従順であることが求められる。 結果として、地方では『地域カースト』とでも呼べるような上下関係が目立つようになっている。移動の機会の減少は、それまでの人間関係を変え、ちがう自分になる可能性を奪う。その結果、親の地位や子どものころからの関係がより重視される社会がつくられているのである」――「日本人が『移動』しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な『格差』が拡大中」より -
「日本の四季」がなくなる日 連鎖する異常気象(小学館新書)
異常気象の“なぜ?”を徹底的に解明! 超大型台風、集中豪雨、ドカ雪、異常に短い春と秋など、いま日本列島には“異常”があふれています。こういった、日本人の季節感覚を狂わせてしまうような異常事態はなぜ起こるのか……東京大学先端科学技術センターの中村尚教授が、その仕組みを、図をふんだんに使いながら解説。ある場所で起きた小さな変化が、ずっと離れたところに大きな影響を及ぼす、気象の世界独特のメカニズムについて徹底解明していただきます。 もちろん、日本の気候はこれからどうなっていくのかについても、季節ごとに詳しく予測。 また、「温暖化と異常気象の関係」、「数値で気象を予想する」、「温暖化が止まっている理由」など興味深い話題も満載しています。 テレビなどの気象解説だけではわからない、ディープでおもしろい世界にご案内! -
日本の思想家入門 「揺れる世界」を哲学するための羅針盤
哲学は「今」を生き延びるための教養(ツール)だ。 パンデミック時代の救世主・親鸞から、不安を可能性に変えた西田幾多郎まで―― 激動する世界において、この偉人達の言葉が羅針盤になる。 いまこそ知るべき日本の思想を、現代の重要課題別に俯瞰する決定版。 【目次】 はじめに――日本思想を羅針盤にする方法 第1章 不安と不条理を乗り越えようともがいた思想家たち 第2章 環境とSDGsの先駆けとなった思想家たち 第3章 戦争と平和のはざまで苦悩した思想家たち 第4章 政治と革命を語った思想家たち 第5章 新しい世界を切り拓いた思想家たち おわりに――揺れる世界の先に見えるもの 本書は、小社より2017年に刊行された『いまこそ知りたい日本の思想家25人』を再編集の上、改題したものです。 -
日本の思想をよむ
欧米近代の哲学・思想を、何よりもまず学ばなければならない――と考えられていた時代は、もう終わった。 日本の伝統の中に思想を学ぶことで、私たちは思想・哲学を築かなければならない。古典を手がかりに、自分の目と頭と心で読みこんでいくことこそ、いま最も大事なことなのである。そのためには、日本の思想を知るための、基礎教養が必要なのだ。 岩波新書『日本思想史』の著者が、日本を代表する古典を取り上げ、その思想の系譜を解き明かす。未来を考えるヒントは、じつは多様なアイデアに満ちた、日本の思想のなかにある。 自然を考え、人間を考え、宗教を考え、社会や国家を考える。単行本から新たに2編追加し、45編から日本の思想を辿る入門書。 【目次 (抜粋)】 第1部「自然と人間」 空海『弁顕密二教論』 鴨長明『方丈記』 二宮尊徳『二宮翁夜話』 など 第2部「死者からの問いかけ」 源信『往生要集』 慈円『愚管抄』 柳田国男『先祖の話』 など 第3部「超俗から世俗へ」 最澄『山家学生式』 法然『選択本願念仏集』 伊藤仁斎『童子問』 など 第4部「身体への眼差し」 世阿弥『風姿花伝』 一休『狂雲集』 白隠『夜船閑話』 安藤昌益『統道真伝』 など 第5部「仏教を捉え直す」 親鸞『教行信証』 道元『正法眼蔵』 無住『沙石集』 和辻哲郎『古寺巡礼』 など 第6部「『日本』とはなにか」 『古事記』 荻生徂徠『学則』 本居宣長『紫文要領』 内村鑑三『基督信徒のなぐさめ』 鈴木大拙『日本的霊性』 西田幾多郎『場所的論理と宗教的世界観』 丸山眞男『日本の思想』 第7部「社会と国家の構想」 日蓮『立正安国論』 中山みき『みかぐらうた』 福沢諭吉『文明論之概略』 清沢満之『倫理以上の根拠』 『日本国憲法』 など -
日本の使命 ―「正義」を世界に発信できる国家へ―
政府も野党もマスコミも、 なぜ黙っているのか? 中国に飲み込まれる 香港の自由と民主主義 香港200万人デモの次は 台湾、尖閣・沖縄にも悲劇が。 ホルムズ海峡「タンカー攻撃事件」 に隠された警告 信念も哲学もない 安倍外交の限界。 中東と米国の対立の 根源にある原因を説き明かす。 中国による自由への 弾圧が広がっている。 イラン情勢が緊迫の 度を増している。 世界の平和のために 日本が果たすべき使命とは。 この一冊に、 未来を切り拓く答えがある。 【されど不惜身命! 幸福実現党立党10周年 私たちには、命を懸けて やるべきことがある。】 【同時収録】 香港民主活動家 アグネス・チョウ、 イラン ハメネイ師&ロウハ二大統領 守護霊霊言 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 ■■ アグネス・チョウ(周庭)の人物紹介 ■■ 1996年~。香港の社会運動家。香港浸会大学在学中。2014年、香港の民主化デモ「雨傘革命」で中心的な役割を果たし、「民主の女神」と呼ばれる。2016年、学生リーダーらと政党「香港衆志(デモシスト)」を創設。2018年には香港立法会(議会)の補欠選挙に出馬を表明するも、香港政府により立候補を認めない判断を下される。2019年6月、「逃亡犯条例」の改正に反対するデモに参加。デモ隊は103万人(主催者発表)に達し、香港返還後最大規模となった。 ■■ ハサン・ロウハニの人物紹介 ■■ 1948年~。イランの政治家。イスラム教シーア派の聖職者。テヘラン大学卒業後、イギリスのグラスゴー・カレドニアン大学に留学し、博士号を取得。イラン革命後に海外から帰国し、イラン・イラク戦争に参加、高等国防委員会委員、イラン空軍司令官、イラン国軍副司令官を歴任する。穏健派のラフサンジャニ元大統領の側近として知られ、2003~05年には核交渉責任者を務める。2013年、大統領選で過半数の票を獲得し、大統領に就任。 ■■ アリー・ハメネイの人物紹介 ■■ 1939年~。イランの宗教家、政治家。シーア派の聖地ナジャフの神学校で学んだ後、聖地コムの神学校ではホメイニに師事する。イラン革命に参加し、革命後は、イスラム革命評議会委員、国防次官、イスラム革命防衛隊司令官、最高国防会議議長などを歴任。1981年に大統領に就任し、1985年には再選を果たす。初代最高指導者であるホメイニの死後の1989年に、第2代最高指導者となる。 目次 まえがき 第一部 されど不惜身命! ―日本は紛争解決のリーダーとなれ 第二部 日本が対処すべき国際問題の主役たちの霊言 ―アグネス・チョウ、ロウハニ大統領、ハメネイ師 守護霊の霊言 あとがき -
日本の「射精責任」論
私たちはもう、「射精責任」という言葉がない世界には戻れない――。 「望まない妊娠」は男性の「無責任な射精」が原因であると喝破したことで、刊行直後から大きな話題となったガブリエル・ブレア『射精責任』(村井理子訳、齋藤圭介解説)。そこからさかのぼること約30年前、日本ではすでに、男性の射精とその責任をめぐる議論が行われていた。 蓄積された知見を蘇らせるだけでなく、第一線で活躍する13名の研究者が現代における課題をそれぞれの専門領域から議論した。男性と射精をめぐる議論の現在地と、進むべき道を明らかにした論文集。 ■所収論文一覧 齋藤圭介 ガブリエル・ブレア『射精責任』と日本の射精責任論 沼崎一郎 〈孕ませる性〉の自己責任――中絶・避妊から問う男の性倫理 宮地尚子 孕ませる性と孕む性――避妊責任の実体化の可能性を探る 森岡正博 膣内射精性暴力論の射程――男性学から見たセクシュアリティと倫理 伊藤公雄 男性の「ケアの力」という課題――射精責任論とマスキュリニティ 赤川学 『射精責任』と精子の行方 森岡正博 男性の射精責任をどう考えるか 多賀太 生殖に関する責任の共有に向けた男性支援へ 江原由美子 「射精責任」と「女性の自己決定権」 菅野摂子 性的同意と射精責任 塚原久美 女性のリプロと男性の射精責任 竹家一美 孕ませられない責任――男性不妊の文脈で「射精責任」を考える 新ヶ江章友 異性間による射精責任を相対化する――同性間による人工授精とHIVの文脈から 中真生 生殖する身体から避妊や妊娠の責任を考える 齋藤圭介 男性の射精とその責任をめぐって -
日本の手術はなぜ世界一なのか
王貞治氏の胃がん手術執刀医がいま「ダヴィンチ」(手術支援ロボット)への熱き思いを語る! 腹腔鏡手術による胃の全摘に世界で初めて成功した著者が、「ダ・ヴィンチ」を広めるためにできることとは何かを考える。医療の世界は、海外は成果主義で、日本は年功序列型。たとえば報酬の面でいえば、海外では手術をすればするほど収入が増える。だから患者を部下に任せるようなことは絶対しない。一方、日本の医局は、徒弟制度のようにベテランが若手に技術を伝承してきた。職人かたぎが手術へのこだわりを生んだことも技術の面で影響したし、徒弟制度のように師匠がしっかりと弟子に教えるので、落ちこぼれは出にくく平均的にいい医師が多くなっていった。その上で、ロボット手術の技術が加わった。器用な医者が使えば日本の手術レベルはさらに高まるだろう。第一線で活躍する著者が今後の医療のあり方と目標を語る。 -
日本の食材 おいしい旅
「食」の安全性に対する消費者の信頼が揺らいでしまった今の日本。「おいしくて安全」は幻想なのだろうか。日本の北から南まで、食べものの生産現場を見、舌で確かめる旅を続けてきたフードジャーナリストの著者は、安心できて、しかもおいしい食材、製品の紹介者としての自分を、あえて「素材主義者」と呼ぶ。地方の豊かな伝統食、あるいは知られざる逸品、新しい芽吹きの美味とありがたさを独自の視点から紹介する、日本縦断の食紀行。【目次】おいしさ探しの原点/第一章 舌の細道北紀行(北海道・東北)/第二章 江戸・鎌倉・伊豆……わがホームグラウンド(関東・東京近郊)/第三章 信濃路、飛騨路……街道行脚(信州・飛騨)/第四章 DNAが騒ぐ日本海(北陸)/第五章 旨いもんの本場へ一直線(近畿)/第六章 食の原点を訪ねて西国へ(四国・中国)/第七章 南国の滋味豊潤(九州・沖縄)/第八章 江戸っ子が残したい味……海苔紀行(東京湾・有明海・厚岸湖)/あとがき/連絡先一覧 -
日本の食欲、世界で第何位?
ところ変わればソバにニンニク、自動販売機から揚げたてコロッケ――。八十三カ国を歩いた元旅行添乗員が日本人と外国人の食い意地、食べっぷりを、豊富な体験とランキングで徹底比較。日本の二倍エビ・カニを食べている国は? アメリカ人より牛肉好きな国民は? 日本人が海外で白いご飯を恋しがる理由や自給率のからくりも分かる、美味しくてキケンな「食べ歩き」に出発です! -
日本の食料安全保障 ――食料安保政策の中心にいた元事務次官が伝えたいこと
日本の食料の現状を正しく理解し、 食料安全保障を実現するには何が必要なのか 食料をめぐる世界と日本の状況はどうなっているのか。日本の食料に迫っている危機の実像は。食料安全保障を考えるうえでの基本とは。日本の米と水田のポテンシャル、農業に起こりつつある新たな動きとは……そのすべてを現場で奮闘してきた元事務次官がここに明かす! 第一章 世界の食料事情に忍び寄る危機 第二章 日本の食に起きていること 第三章 食料安全保障の実現に向けて 第四章 稲作と水田という日本の強みを活かすためには 第五章 食料安全保障を高め、地球環境を守り、地域経済を回すために -
日本の私立大学はなぜ生き残るのか 人口減少社会と同族経営:1992-2030
2010年代半ば、日本では、大学の「2018年問題」がさまざまに議論されていた。18歳人口の減少によって、日本の弱小私立大学は次々と経営破綻すると予想されたのだ。しかし、日本の私立大学の数は逆に増えている。なぜなのか。 著者たちは人類学者ならではのフィールドワークとデータの分析によってその謎に迫っていく。導き出されたのは、日本独自の「同族経営」の実態であり、それは私立大学のみならず、日本社会の本質をも炙り出している。他に例をみない私立大学論であり、卓抜な日本社会論ともなっている。 オクスフォード大学教授・苅谷剛彦氏による解説を付す。 -
日本の新時代ビジョン 「せめぎあいの時代」を生き抜く楕円型社会へ
「変われない日本」をいかにして変えるのか――。本書は、社会や経済、政治のこれからについて、独立した立場から研究・提言を続ける政策シンクタンクの鹿島平和研究所とPHP総研が共同で進めてきた「新時代ビジョン研究会」の活動をまとめたものである。日本がどのような時代認識の下で、どのような社会を目指すのか、そのためにいかなる変革が求められるのか。20世紀末以降の日本が必要な変革を遂げられずにいるのはどうしてか、日本が新しい時代を築くべく変革を遂げるには何が必要なのか。経営者や学者、アーティスト、改革を実践する自治体の首長ほか先駆者17人と対話を行ない、検討を重ねた末に見えてきた「楕円型社会」という新しいビジョン。私たちはいま傍観者ではなく、1人の実践者、「日本」というチームのメンバーとして新時代へと踏み出すドアの前に立っている。願わくばこの本が、志あるみなさんとともに考え、ともに動く呼び水になることを。 -
日本の神話
古代日本においては、統治の正統性を確立するために、征服した部族が、征服された側の神話を、自らの神話に取り込んだ。そうして出来上がったのが天皇家の神話、記紀神話である。記紀神話の成立にあたっては、天皇家に征服された伊勢の豪族、度会氏、宇治土公氏がすすんで協力した。その結果、伊勢地方の太陽神であったアマテラスが万世一系の祖先神となる。しかしなぜ単なる一地方神が皇祖神に選ばれたのか?それはアマテラスが、日本人にとって最も当たり前で受け入れやすいタイプの神だったからだ。国家統治のために創り上げられた神話を元の地方神話に解体し、日本の神の原初の姿を取り出して見せた、画期的な研究。 -
日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本
日本というこの国は、どのようにして生まれたのか? この疑問の答えを教科書に求めても、得心のいく回答を得ることは難しいだろう。なぜなら教科書では、邪馬台国の卑弥呼が魏に遣いを送ったかと思えば、わが国初の統一政権・大和朝廷が成立した、というように、大雑把な記述に止まっているからだ。いや、日本誕生の経緯は現代においても謎に包まれている部分が多く、詳述しようにも出来ないというのが事実なのである。しかし、日本誕生の手がかりがまったくないわけではない。それは神話時代と有史時代をつなぐ『古事記』と『日本書紀』である。この二つの書物に、教科書では教えてくれない「史実」が隠されているかもしれないのだ。本書は、原文読解が難しい「記紀」の要点を平易に解説。「天地の始まり」から「日本創生」までを簡潔に理解出来るようにまとめた一冊なのである。常識として知っておきたい「記紀」の入門書としても最適だ。 -
日本の持続的成長企業
「企業が勝ち組と負け組にわかれるのはなぜか」「平均寿命を超えて生き残る企業にはどんな特徴があるのか」 従来の企業研究の多くは、この2つの問いのどちらかに答えるために行われている。 本書はこの2つの問いを同時に探求すべく「持続的成長企業」を研究対象にした。生きながらえて、かつ、高業績を持続するのはさらに難しいからだ。 そこでわかったことは、企業経営に奇策はないということである。持続的成長企業は、一見、簡単に見える「経営にまつわる当たり前」を愚直に行っている。 キヤノン、トヨタ、武田薬品、花王など日本の超一流企業の定量・定性分析を通じて、長期的に繁栄する企業が実践している組織づくりと人づくりの仕組みと、実践における鍵を明らかにした。優良企業研究と長寿企業研究を組み合わせた1冊。 -
日本の10大カルト
次は、どこだ? なぜ人は眉を顰められながらも、カルトにひかれるのか? 2022年7月8日に起こった安倍晋三元首相の狙撃殺害事件以来、改めて旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をはじめとするカルト宗教に注目が集まっている。そもそもカルトとは「狂信的な崇拝」「少数者による熱狂的支持」のことである。よって、それがカルトなのか単なる新宗教なのかの線引きは難しい。またカルト教団が、そのままオウム真理教のように反社会的行為に及ぶ危険集団であるわけでもない。本書では、日本社会でカルトとして扱われてきた団体を10選し、創設の経緯、特徴、現在の信者数、今後予想される展開などを概説した。 -
日本の人種主義
アメリカでの黒人への暴力事件と抗議運動、ヨーロッパでの移民排斥、コロナ禍におけるアジア人への差別などがクローズアップされ、海外の問題と思われがちな人種主義や人種差別だが、日本でも歴史的に、そして現在でも深刻な問題であり続けている。 欧米の人種概念と人種主義の歴史的・社会的な背景、基本的な知識を押さえたうえで、日本の人種概念を捉え直し、近代から現代まで、日本で人種主義が展開してきた足跡をたどりながら、トランスナショナルな視点から日本の人種主義の特徴を整理する。そして、アジア地域の植民地支配をはじめとする日本の歴史的背景や「日本人とは誰か」という問いと結び付きながら、日本社会に意識的・無意識的に根づいている人種主義の現状を具体的な事例をもとに明らかにする。差別、偏見とステレオタイプ、アイデンティティなどの視点から、個人の日常的な意識や振る舞いに人種主義が否応なく結び付いていることも浮き彫りにする。 国際的・領域横断的に蓄積されてきた人種主義に関する議論をまとめ、「私たちの問題」として日本の人種主義を考える視点を提供する入門書。
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