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Posted by ブクログ
世界を視野に経済を説明する、グローバル時代のエコノミスト ようやく巡り会えた
異常な金融緩和が世界経済を好況にしているが、積み上がる債務は持続可能ではない現実
世界経済は、米国の消費拡大、それはローン急増による クルマ・クレジット・学生
中国の対米輸出拡大 世界からの輸入拡大 日本もこの恩恵
米国経済好転のツィンクル効果が実現している
問題は米国経済・中国経済の拡大が持続可能なのかどうか
中国経済は巨額な民間債務の処理ができるかどうか、90年代の日本のようなへまはしない
日本経済も巨額な公的債務問題は大きくのしかかる 若者を萎縮させる最大の課題
1.世界金融危機の再来
積み上がる金融債務は持続不可能 しかし専門家はそれを指摘しない
リーマンを上回る家計債務
人々の実質賃金を引き下げたアベノミクス
2.人口減少問題の先送り 出生率 1.26(05年) 1.44(16年)
cf 結婚率50%では、子ども4人産まなければ
生産年齢人口 95年8,700万人 15年7,600万人 Δ1,100万人
Posted by ブクログ
2018年刊行の、経済評論家による近未来予想図。
人口減、少子化、見せかけの経済成長、その裏での債務財政悪化、技術革新と社会の変容(脱炭素と車、AI) 等々、正直日本に明るい未来はあんまり見えない…
けど日本に限った話でもなく、欧米もアジアも発展途上国もどれも明るい未来があるとも思えない。グローバル化のおかげで金融破綻も環境破壊も世界は一蓮托生。
技術が進めばみんな豊かに幸せになるはずだった未来物語は一体どこに?ディストピアが口を開けて待っている?
良い物、良い考え、良い未来像があったとしても、今のままでいいとする惰性慣性がどうしても働くのでなかなかサクッと変化は起こらない。
中原氏は現政権には歯に衣着せぬ態度で断罪するし金融分析の専門家として、数値やバランスを冷徹に判断する。
唯一中原氏が前向きな希望として例に挙げるのは、創業地石川県に本拠を広げ、社員の生活と地域社会の幸福な発展を目指すコマツである。
個人的にも、日本はかつての藩くらいのサイズでの行政、経済を構築した方が国民は幸せになれるのではないか?と感じている。
Posted by ブクログ
世界と日本のここ20年ぐらいの経済分析、これからやってくる数年~十年ぐらいの経済状況と、数十年にわたっての日本の未来の予測、その対策について冷静に述べられています。特に、雇用や所得に対してAIとITの組合せがもたらしてきた、そして今後もたらすだろう影響について警鐘が鳴らされています。これからはAIやITの組合せによる「労働生産性の向上」が労働者の「賃金」を上げずに「株価」を上げるだけだ、という指摘は鋭いと感じた。日本の人口についてはほぼ計算通りに動くのであって、多少の変動はあっても、数十年規模の長いスパンではここで述べられている通りになりそうだし、止めることはできない。それに対する著者の提言は、環境問題に対する炭素税のような”「AI」への課税”や、「コマツ」を見習った大企業の本社機能の地方移転による出生率の引き上げというもの。東京圏に住む女性の出生率は低くなっているので、若者が東京に吸い取られていてはどう頑張っても出生率は下がるようです。どちらも時間稼ぎであるが、何とか変化をゆっくりにして、その間に人間側が対応して不幸を解消できるようにしていくしかなさそうです。その後にはベーシックインカムなども目標にすべきかもしれない。
Posted by ブクログ
AI同士が会話して、工場を運営するようになる。
航空機エンジンや医療機器にAIを搭載する。
インダストリー4.0=AIによる工場自動化で、製造業の労働者が不要になる。
銀行生保損保もAIで人員削減可能。
流通、小売の無人化。
弁護士公認会計士などの専門職、医師も代替できる。
手術ロボット「ダヴィンチ」
人手不足より、AIによる失業が早い可能性がある。
第2次産業革命は、産業集積を必要としていたため、大量の雇用を生み出した。設備の更新も必要だった。
第4次産業革命は、既存の産業だけでなく雇用も破壊している。
購買力平価には、代替できない非貿易財が入る消費者物価指数より、企業物価指数のほうが適当。
ギグエコノミー=請負エコノミー=ギグとは、バンド一夜限りの演奏のこと=単発の仕事。
コマツのほうな地方重視の会社。広がらないのは、海外移転に目が向いているから。
秋田県の国際教養大学は卒業が難しい。
ITの技術革新では、ひと握りの人々だけが高額な収入を得る仕組み。=経済成長に比べて、実質賃金の伸びが少ない。
今の技術革新の問題は、雇用情勢が悪化するジレンマを解決できない点。
生産性が上がって賃金が上がらず、株価だけが上がる。
AI、ロボットへの課税。
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ビジネス・実用
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