的を獲た現代の「日本人論」である。
海外で生活をして、外から内=日本を見てみると、どうしても腑に落ちないことや、おかしなこと、
また、国内で生活をしていても、「生きにくい」など、適応できない理由を探すために、
何冊本を読んだか解からない。ただ、「答え」を探すために、、、。
ほぼ、全滅であり、また、
...続きを読む日本人以外の著者も多く書いているが、どうも実感がわかない。
しかし、この本は、「なぜ?」「どうして?」に対する自分が納得できた、数少ない理論である。
やはり、そうだよな~。と思うことが書かれていた。
一つだけ補足すれば、
「専業主婦はアメリカから入ってきた」という内容があったが、
正確には「アメリカからのキリスト教に基づいた考え、指針」が日本に入ってきたのであろう。
故 宮本政於氏が書いた内容とクロスオーヴァーしている感じも受けた。
あまり深く考えない人には、理解できないのかもしれない。いや、反論したくなる人もいるだろう。
もしかしたら、的を獲すぎているから、恐ろしくなる人もいるかもしれない。
統計はあてにならないので、掲載しなくても良かったと思うが、
「おまけ」のようにみたほうがいいだろう。
どれだけ、どのように、読み解くかは人それぞれだが、
今の日本人社会に疑問を持っている、生きにくくてつらい、など、の人には参考になるであろう。
井の中の蛙、大海原を知らず、が日本人。
知った気になっている人は多いのだが、、、、。