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大反響を巻き起こした『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』(講談社+α新書)の第二弾にして姉妹作! タガメ女に箍めとられてカネと社会的リソースを搾取される「カエル男」たちが、日本の政治、経済を動かし、部下や下請け会社、取引先といった周囲の関係者を搾取の“倍返し”で支配するさまを、豊富なケーススタディをもとに紐解く。
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Posted by ブクログ
的を獲た現代の「日本人論」である。 海外で生活をして、外から内=日本を見てみると、どうしても腑に落ちないことや、おかしなこと、 また、国内で生活をしていても、「生きにくい」など、適応できない理由を探すために、 何冊本を読んだか解からない。ただ、「答え」を探すために、、、。 ほぼ、全滅であり、また、...続きを読む日本人以外の著者も多く書いているが、どうも実感がわかない。 しかし、この本は、「なぜ?」「どうして?」に対する自分が納得できた、数少ない理論である。 やはり、そうだよな~。と思うことが書かれていた。 一つだけ補足すれば、 「専業主婦はアメリカから入ってきた」という内容があったが、 正確には「アメリカからのキリスト教に基づいた考え、指針」が日本に入ってきたのであろう。 故 宮本政於氏が書いた内容とクロスオーヴァーしている感じも受けた。 あまり深く考えない人には、理解できないのかもしれない。いや、反論したくなる人もいるだろう。 もしかしたら、的を獲すぎているから、恐ろしくなる人もいるかもしれない。 統計はあてにならないので、掲載しなくても良かったと思うが、 「おまけ」のようにみたほうがいいだろう。 どれだけ、どのように、読み解くかは人それぞれだが、 今の日本人社会に疑問を持っている、生きにくくてつらい、など、の人には参考になるであろう。 井の中の蛙、大海原を知らず、が日本人。 知った気になっている人は多いのだが、、、、。
先に読んだ「タガメ女」の本とペアになっている本。 前作同様、サクサク読めた。当時のテレビ番組とかCMを例に上げてあるので、これから少し時代が下ると、??と思ってしまう読者もいるかもしれない。例に登場したドラマ『半沢直樹』の続編が今、放送されているのは、興味深い偶然だった。 途中にあげてある「カエル男...続きを読む」の話もだけど、最後の方、少子化から脱出したフランスの話とか、そこら辺のところが未来に向かう話として、すごく参考になった気がする。 これが発刊されたのが7年前。もうまもなく10年になろうとしてるのに、相変わらずの政府なんだなあ・・。
日本の社会を埋め尽くすカエル男の末路 深尾葉子 講談社 日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体に続いて出された続編である 深尾さんは東洋史を収め現在大阪大学経済学の研究者であり 民族博物館や東大の情報学や国際日本文化研究センタなどの属すタレントである 福島原発事件後には「魂の脱植民地化」を提唱する...続きを読む 守備範囲の広い人間関係学者と呼びたいような人なのだろう この「カエル男の末路」と「タガメ女の正体」の二冊と併せて 東大の安冨歩さんが書いた「マイケル・ジャクソンの思想」を読みつなぐと 深く腑に落ちる内容である
前著のタガメ女に続き面白い内容だった。昨年流行った半沢直樹をカエル男の例えにしたり、自己啓発を行う事が現実逃避であると指摘している点は興味深かった。また、タガメ女、カエル男が後の世代に継がれていくことが毒親にも繋がると思い、この2つのテーマは何かしら結びつきそうだ。
流行りものなので、珍しく購入。 バカバカしいけど、笑って読める。 全体的に、理論的とは思えない。あちこち継ぎ接ぎした感じの話。 多分第一作で叩かれたので、それに対して後付けで理論をくっつけたと思われる。第一作を読んでないので想像ですが。 ただ、それなりに楽しめる。私は男なら現実逃避カエルで、でも...続きを読むタタミ女だから結婚できないのね、なんて共感できたりして。
「カエル男」。妻に自由を奪われ、会社やその他の場所でストレスと発散したり、またはその構造に諦めてしまう人々と定義している。面白いのは、このカエル男の存在が現在の日本の弱体化に繋がっており、保守的な大企業や中堅企業の社員にはそのカエル男が多いのが現状だというところだ。一見、カエル男たちへの自己啓発本の...続きを読むように思えるが、実際は日本経済の現状を「結婚システム」という違った観点から考察している新たな知見に触れられる一冊。 「カエル男」を減らすには、女性も働き、家事を男性と共に行うのが道理だと思う。最近の傾向で、男性も家事を手伝うべきだというのは、女性が働いた上で言わないと、理不尽ではないかと私は思う。
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