作品一覧

  • さよならニッポン農業
    4.0
    1巻523円 (税込)
    耕作放棄地が農地の10%に及び、土地持ち非農家は120万戸とも言われ、農地の荒廃が進んでいる。なぜ農地は無秩序化してしまったのか? その要因を歴史的に検証するとともに、農地問題がいかに農業全体の非生産性に結びつくかを解説。その上で、市民参加型の土地利用を軸にした大胆な構想を提示する。日本農業への緊急提言の書!

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  • 日本農業への正しい絶望法
    3.7
    1巻660円 (税込)
    「有機栽培」「規制緩和」「企業の参入」等のキーワードをちりばめて、マスコミ、識者が持て囃す「農業ブーム」は虚妄に満ちている。日本農業は、良い農産物を作る魂を失い、宣伝と演出で誤魔化すハリボテ農業になりつつあるのだから。JAや農水省を悪者にしても事態は解決しない。農家、農地、消費者の惨状に正しく絶望する。そこからしか農業再生はありえないのだ。徹底したリアリズムに基づく激烈なる日本農業論。

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  • 日本農業への正しい絶望法

    Posted by ブクログ

    日本の農業のあり方、政策、世間での扱われ方に対する指摘。
    視野が広がるとともに、大変勉強になりました。
    手元に置いて繰り返し読みたいと思う本でした。

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    2024年01月28日
  • さよならニッポン農業

    Posted by ブクログ

    農業問題も煎じ詰めると、土地問題であった。
    現代日本の問題はここに集約される気がする。

    林業もここに手を入れない限り、解決はないだろうな。

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    2020年04月03日
  • 日本農業への正しい絶望法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんだかんだで絶望法なんだから対処はないよといわれてしまえばそこまでなのだけれど。高度に発達したスキルが失われる話って、いろんな分野であるんだな。土地につくものなのかな。人につくものを伝承するのはどうしたらいいのだろう。

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    2017年07月19日
  • 日本農業への正しい絶望法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごく説得力のある文章と構成。実家で農家をやっている身からすれば最近のメディアが流す農業の姿と現実とのギャップは明らかだしそういった現実をも直視したうえで本当に良くしていくには(本書ではもう手遅れかもしれないとあるが)どうすればよいのか生産者、我々消費者、報道を行うもの、政治家、官僚といったあらゆるステークホルダーの立場に立って必要な行動をも示しているのが本書。ただ農業という点だけでなく日本の民主主義のとらえ方の問題など考える要素は多かった。

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    2015年11月02日
  • 日本農業への正しい絶望法

    Posted by ブクログ

    農業に対する著者の熱い思いがほとばしり出ている好著だ.刺激的な語句が多い.名ばかり有機栽培、慣行栽培などなど.マニュアル依存型農業の流行に歯止めをかけ、技能集約型農業を目指すことが、日本の農業の生きる道だが、そうなってきていないことを嘆きながら、様々な提案をしている強かさに感動した.実際例を各所に織り込んでいることも良い.

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    2015年04月25日

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