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「小川真如」の「日本のコメ問題 5つの転換点と迫りくる最大の危機」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小川真如」の「日本のコメ問題 5つの転換点と迫りくる最大の危機」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
雑な要約
日本のコメの消費量は高齢化や代替品の需要が高まり年々減ってきている。ただ著者はコメ余りは消費者にとっては良質な製品が安価で手に入れることができるためそこまで問題ではないと述べている(と思う)。長年、日本の悲願であった米自給化を達成できた事は、コメの不足に悩まさられることがない訳で悲観的に捉える必要は無い訳だ。
むしろコメ問題の本質は田んぼが余ることであるという。
日本は現在、多くの食料を海外からの輸入に頼っており、それが途絶えるとたちまち食料安全保障が脅かされることになる。しかし、人口減少の進行により食料の消費量が減っていき、いずれ現在の輸入に頼る形態から、自給が可能になる転換点
Posted by ブクログ
「日本のコメ問題」と言う表題ではあるが、核心は今後余ってくる「農地の問題」ではないかと読んだ。
日本人のコメ離れは、コメだけをみて考えればさほど深刻な問題ではない。本当に深刻な問題は田んぼのコメ離れであると主張しているように、既にエネルギーベースでは必要以上のコメが取れる農地が存在する。
国はコメ余りにならないよう、補助金を出して田んぼをコメ以外に利用するように仕向けている。
しかし田んぼには多面的機能があり、日本学術会議の見解によると、①国土の保全、②水源の涵養、③自然環境の保全、④良好な景観の形成、⑤文化の伝承、などと言う。
確かに、荒れた田んぼを見るのは忍びないし、整備された田んぼや
Posted by ブクログ
基本的に米が余分に作られていることと「田んぼ」自体が余っていることの問題を分けて考える必要がある。
生産性が上がり、人口が減少しているためコメが減ることは仕方ない。→作りやすい田んぼが中心となって作られるため。
それ以上に耕作放棄となる作りづらいところは災害防止等の観点で重要な意味を持っているためそれがなくなる副次的意味の方が大きい
田んぼは個人の資産であるため結局親戚等の手に渡ることが多い。もしくは多少の赤字になっても生きがいや家族の保険として田んぼを所有する人も多いため赤字で少量の田んぼ所有が増えて農地集約の妨げになっている
米は国が管理したり介入することが多い、多かったものではあるが致し