作品一覧

  • ことばと文化
    4.1
    文化が違えばことばも異なり、その用法にも微妙な差がある。人称代名詞や親族名称の用例を外国語の場合と比較することにより、日本語と日本文化のユニークさを浮き彫りにし、ことばが文化と社会の構造によって規制されることを具体的に立証して、ことばのもつ諸性質を興味深くえぐり出す。ことばの問題に興味をもつ人のための入門書。

    試し読み

    フォロー
  • 日本語と外国語
    3.9
    1巻946円 (税込)
    辞書を頼りに小説や文献を読んでいるだけでは、他国や他民族の理解は難しいのではないか。六色の虹、黄色い太陽、恥部としての足など、興味深い例をあげながら、国による文化の違いを語るとともに、漢字の知られざる働きに光を当てて日本語の長所をも浮き彫りにする。真の国際理解を進める上で必読の、ことばについてのユニークな考察。

    試し読み

    フォロー
  • 日本人はなぜ日本を愛せないのか(新潮選書)
    4.2
    一度も異民族に征服された経験がない国、日本。ユダヤ人のような強烈な自己主張を苦手とし、外国文化を要領よく取り込んで“自己改造”をはかる国柄は、なぜ生まれたのか。世界でも珍しい“寛容な”民族の思考パターンを、「部品交換型文明」の視点から丸ごと分析。欧米一辺倒でも大陸追従でもない道を語る画期的日本論。
  • 閉された言語・日本語の世界【増補新版】(新潮選書)
    5.0
    1巻1,144円 (税込)
    日本語が、世界に稀な特徴を持っていることを知っていますか? 日本語を話す人=日本人という事実上の単一言語国家であり、侵略された経験がない日本人は、いかなる言語を育んできたのか。言語社会学の第一人者が、言葉と文化への深い洞察をもとに、日本語観、外国観、そして私たちの自己像を考える。時代を経ても色褪せぬ論考。
  • 日本の感性が世界を変える―言語生態学的文明論―
    4.0
    言葉と文化、自然と人間の営みに深い思索を重ねてきた著者が、世界の危機を見据えて語る《日本人の使命》とは? 外国人が日本語を学ぶとなぜか礼儀正しくなる「タタミゼ効果」の不思議や、漢字に秘められた意外な力、そして日本の共生的自然観を西欧文明と対比させつつ、繊細だが強靱なこの国の感性を文明論として考える。
  • 日本語教のすすめ
    3.9
    1巻660円 (税込)
    「日本語は英語に比べて未熟で非論理的な劣等言語である」――こんな自虐的な意見に耳を傾けてはいけない。われらが母語、日本語は世界に誇る大言語なのだ。「日本語はテレビ型言語」「人称の本質とは何か」「天狗の鼻を“長い”ではなく“高い”と表現する理由」等々、言語社会学の巨匠が半世紀にわたる研究の成果を惜しげもなく披露。読むほどに、その知られざる奥深さ、面白さが伝わってくる究極の日本語講座。

    試し読み

    フォロー
  • 閉された言語・日本語の世界【増補新版】(新潮選書)

    Posted by ブクログ

    言葉を真剣に考察した結果生まれた本だと思った.日本語が不完全で不便であることを多くの事例を挙げて検証しているが、その中で多くの語句が目についた.例えば、「文字は言葉ではなく、ただ単に目に訴えるしるしによって言葉を記録する一つの方法に過ぎない.」 イギリスのブリタニカの本質を、「客観的な知識の集大成ではなくて、実は世界をイギリス人がイギリス人の目で、彼らの価値基準で解釈したもの」と称していた.日本語に人称代名詞が多いことに関して、「日本人は自分がなんであるかという自己同一性の確認を他者を基準にして行う傾向が強い.」 英語を国際補助語としてとらえて、現在学校で教えている英語の不完全さを指摘していた

    0
    2023年11月26日
  • 日本語と外国語

    ネタバレ 購入済み

    感想

    第四章、五章に関して、作品の中で挙げられる例はなんだか難しいと思うものもあったが、よく考えてみると私たちの身近に頻繁に見られる現象や出来事に当てはまることもたくさんあり、考えさせられることが多かった。また、英語を学んでいる身としては、初めの方に登場した、日本の中で日本人が使用しているカタカナ表記の英単語が表す単語の意味と、実際に英語を日常的に使用して生活している人が思う単語の意味には、時に全く違う内容を表していることもあるのだということに驚いた。さらにその違いに気がつくには、違っていないと思っている考えを捨て、常に私たち日本人の思うこの単語が表す意味と、英語を話す人々が使用するこの単語が表す意

    0
    2020年06月24日
  • ことばと文化

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良著。まえがき,1~5章・6章1節6節,あとがきを読んだ.

    <印象的なものを列挙>
    1,2章:文化によって各言葉で各事象概念を包括できる範囲が異なる.よって文化によっては区別されない事象概念を区別する文化があるために文化によって言葉の数が異なる.

    3章:名詞は人によって着目ポイントが異なるので動詞や形容詞の方が定義しやすい.言葉の意味は個々人の体験に基づくため言葉の定義を言葉で示すことができても意味を示すのは至難の業である.辞書ではよく説明のループが起きている(特に基礎語(これ以上分けようがない言葉)において多い).

    5章:文化によって感じ方が異なる(この例ではイギリス人と日本人の動物観

    0
    2020年04月22日
  • ことばと文化

    Posted by ブクログ

    入試問題で一節に出会った事がきっかけで読んだ本です。ことばの持つ背景について、ずっと心の本棚にある素敵な本です。

    0
    2019年11月14日
  • ことばと文化

    Posted by ブクログ

    今後も何度か読み直したい本。
    外国語を勉強しているとどうしても不可解なもの(言葉やルールなど)が出てきて、それに気持ちが引っかかって勉強する気が失せることがある。
    この本で「それは文化も違えば言葉のルールも違うから」と気付かされた。人間にとって言葉は万能のツールのようなものだと無意識に思っていたけれど、その固定概念を覆される。
    「そうだったのか」の連続でどんどん読み進めてしまって、くせになる。
    「言葉は生き物」と言われることにより深く納得できる。本当にDNAみたいだ、と思った。

    0
    2017年07月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!