ことばと文化

ことばと文化

1,012円 (税込)

5pt

文化が違えばことばも異なり、その用法にも微妙な差がある。人称代名詞や親族名称の用例を外国語の場合と比較することにより、日本語と日本文化のユニークさを浮き彫りにし、ことばが文化と社会の構造によって規制されることを具体的に立証して、ことばのもつ諸性質を興味深くえぐり出す。ことばの問題に興味をもつ人のための入門書。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ことばと文化 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    言語学者で慶應義塾大学名誉教授の著者により記された本書は、わたしたちがことばによってどのように世界を捉えているのか、またそれがいかに他言語・他文化と異なっているのかということについて述べられています。

    しばしばわたしたちは、ものというものの存在がまず先にあって、それに対応づけを行うようにことばとい

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    言語が違うということは、世界を見るフィルターが違うということ。
    生まれたときから見ている世界を違ったフィルターを通して見ているとすれば、言語の違いが単純に「言葉が通じない」以上の意味をもつことがわかる。文化も考え方も、ものの捉え方も変わってくる。
    とりわけ、日本語における人称代名詞が、日本人の文化や

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    入試問題で一節に出会った事がきっかけで読んだ本です。ことばの持つ背景について、ずっと心の本棚にある素敵な本です。

    0
    2019年11月14日

    Posted by ブクログ

    今後も何度か読み直したい本。
    外国語を勉強しているとどうしても不可解なもの(言葉やルールなど)が出てきて、それに気持ちが引っかかって勉強する気が失せることがある。
    この本で「それは文化も違えば言葉のルールも違うから」と気付かされた。人間にとって言葉は万能のツールのようなものだと無意識に思っていたけれ

    0
    2017年07月04日

    Posted by ブクログ

    ことばについて目を向ける良い機会になる。

    ことばの意味や使い方には構造があり、それが言語によって異なっているという認識を持っていないと、
    第二言語学習の混乱を招く。
    項目対項目で理解するのではなく、ことばの構造を理解する必要がある。


    また、ことばとは、どういった意味を持っているのか。
    実は、「

    0
    2014年05月14日

    Posted by ブクログ

    言語学における名著だと思います。

    高校生の頃、夏期語学留学に行く私に校長先生が薦めてくれました。

    日本語と外国語、日本文化と国外文化についてが理解できます。

    この本のお蔭で語学に興味が持てたのかしら?

    0
    2014年01月13日

    Posted by ブクログ

    外国人学習者が感じる「日本語の難しさ」って、こういう事なのかなー。
    普段、何の疑問も感じずに使っていたあんな言葉・こんな用法が、改めて考えてみるとこんなに不思議だったなんて。しかもその不思議さを理路整然と説明した本があったなんて。

    言語の比較を通して、日本文化独特の心性(対象依存型自己規定、自分を

    0
    2013年11月09日

    Posted by ブクログ

    「外国語を学ぶことで外国の文化を知れる」などと今では言われ尽くしているが、この本の序盤で「外国語を学ぶことがすなわち外国の文化を知ることになる」ということに気づける。他にも海外の指標を日本に当てはめることがいかに無駄かについて言語学的見地からの批判など、考え方として得るものが多かった。
    しかしやはり

    0
    2013年06月24日

    Posted by ブクログ

    ことばと文化の結びつきは面白い。それがわかる。言語学というものの面白さに触れることができる素晴らしい一冊。

    まえがきの部分に
    「入門書とは、その学問特有のものの見方を示すものでなければならない。そしてものの見方とは、動的な精神の動きに他ならないものであるから、入門書はそれを書く著者に固有なものの見

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    «「私にとっての普通」は万国共通では無い»
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    こちらの本が出版された当時と今とでは違う部分もあるかと思いますが、「無意識に日本人的な尺度で外国語や外国の文化を日本のそれと比べている」という指摘は、確かに今の自分もしてしまっていると、ハッとさせられました。
    日本語を教える上でも、外

    0
    2025年05月05日

ことばと文化 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

鈴木孝夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す