中村秀樹の一覧
「中村秀樹」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
-
作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー
-
架空戦記とか言われるジャンルのものなんだろうな。
尖閣諸島が中国軍の侵攻を受けて陥落、しかし意識が変わった日本国民と自衛隊は見事中国軍を駆逐し領土奪還するとゆう感じ。
やっぱり現場を知ってる人間が書いただけあっていろいろと勉強になるところがありました。ただ本人も言っている通り知識が逆に自由な著述を妨
...続きを読むげてしまってるところもあったろうし、後半はあまりにも日本に都合良く展開してるなって感じです。
Posted by ブクログ
-
自衛隊のレベルは世界的にも高いものだが、運用にあたっては、法律や社会的な制約が多い。 自衛隊が抱える問題点を、元自衛官であり教官でもあった著者が考察する。 平和な日本を支えている影の存在が自衛隊である。 ここ数年は、災害支援や基地のイベントなどで、平和的な存在であることを PR しているが、本来の使
...続きを読む命は防衛である。 しかしその機能を果たそうとすると様々な障害がある。最初は法律。 基本的に攻撃は不可であり、作戦指揮にも法律の壁がある。 仮に戦争が始まった場合、辻褄が合わない戦力の問題、組織、国家戦略、自衛官自身の問題など、著者の経験を踏まえて問題点を指摘しており大変勉強になった。 この本は私論であるから、著者は考え方を自由に披露しているけれど、現役の自衛官や官僚からの異論反論も多いと思う。自分のような一般人はミリタリー雑誌や専門誌で、自衛隊の装備の能力などハードウェアに関する情報はよく見ているが、それを運用する自衛隊の組織や隊員の実態については関心が薄く、知らないことが多かった。 特に武器使用に関する法律の厳しさや実態に合わない法制度などは、一般人にはなかなか分かりにくい。 また国防を担う隊員のなり手が少ないのも大きな問題。 熱狂的なミリタリーファンは確実に増え続けているのに、自衛隊の当事者にはなりたくないという流れだ。 ネットで声高に国防の重要性を叫ぶけれど、実際は他人ごと。 人任せである。 自分が隊員になって国防を担いたいという人は少ない。 また自衛隊員の中にも、公務員気質で国防に真面目に考えない若者もいて、隊員気質を憂える著者の心配が印象に残った。
Posted by ブクログ
中村秀樹のレビューをもっと見る