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異常気象の“なぜ?”を徹底的に解明!
超大型台風、集中豪雨、ドカ雪、異常に短い春と秋など、いま日本列島には“異常”があふれています。こういった、日本人の季節感覚を狂わせてしまうような異常事態はなぜ起こるのか……東京大学先端科学技術センターの中村尚教授が、その仕組みを、図をふんだんに使いながら解説。ある場所で起きた小さな変化が、ずっと離れたところに大きな影響を及ぼす、気象の世界独特のメカニズムについて徹底解明していただきます。
もちろん、日本の気候はこれからどうなっていくのかについても、季節ごとに詳しく予測。
また、「温暖化と異常気象の関係」、「数値で気象を予想する」、「温暖化が止まっている理由」など興味深い話題も満載しています。
テレビなどの気象解説だけではわからない、ディープでおもしろい世界にご案内!
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Posted by ブクログ
気象の基礎から気象予報の方法論まで説明したうえで、温暖化によって予想される日本の気象変化について、わかりやすくまとめている。
単に気温が何度か上昇する、ということではなく、海の温度の上昇に伴う水蒸気の増加により雨量が増えること、全地球の微妙なバランスの上に成り立つ四季の変化にも少なからず影響が及ぶこと等よくわかった。
梅雨が長引き雨量も激しくなる、台風が凶暴化して進路がより東になる、冬が短く暖冬傾向になり桜が3月に咲くようになる等が予想されているようだ。
亜寒帯の偏西風と亜熱帯の偏西風の蛇行の変化により導かれる四季の変化がすごくデリケートなもので、温暖化はこのバランスをくずすであろうこと、単純に暑くなるということだけでなく、ブロッキング高気圧のヘリを回って寒気が入ったりすると、これまでより寒い事態やドカ雪も想定されていることは、最近の天気どうなってるの?という疑問によく答えてくれた。
また、スーパーコンピューターの力技で測定誤差や気象モデルの不完全さを補ってしまおうとする気象予測の世界の凄さを垣間見ることができた。
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