【感想・ネタバレ】「日本の四季」がなくなる日 連鎖する異常気象(小学館新書)のレビュー

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Posted by ブクログ

文字通り、昨今の異常気象について取り上げた一冊。

地球温暖化によって様々な現象が起こることが予想されており、その一端を知ることがきた。

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2018年07月26日

Posted by ブクログ

気象の基礎から気象予報の方法論まで説明したうえで、温暖化によって予想される日本の気象変化について、わかりやすくまとめている。
単に気温が何度か上昇する、ということではなく、海の温度の上昇に伴う水蒸気の増加により雨量が増えること、全地球の微妙なバランスの上に成り立つ四季の変化にも少なからず影響が及ぶこと等よくわかった。
梅雨が長引き雨量も激しくなる、台風が凶暴化して進路がより東になる、冬が短く暖冬傾向になり桜が3月に咲くようになる等が予想されているようだ。

亜寒帯の偏西風と亜熱帯の偏西風の蛇行の変化により導かれる四季の変化がすごくデリケートなもので、温暖化はこのバランスをくずすであろうこと、単純に暑くなるということだけでなく、ブロッキング高気圧のヘリを回って寒気が入ったりすると、これまでより寒い事態やドカ雪も想定されていることは、最近の天気どうなってるの?という疑問によく答えてくれた。
また、スーパーコンピューターの力技で測定誤差や気象モデルの不完全さを補ってしまおうとする気象予測の世界の凄さを垣間見ることができた。

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2015年12月29日

Posted by ブクログ

気象学者が異常気象が起こる背景と地球温暖化の関係、地球規模の気候のしくみと天気予報・将来予測に関する科学者の取り組みを紹介した新書。

もともと気候には「ゆらぎ」がある。「気候変化(Climate Change)」は、平年値とその周りの「ゆらぎ」の範囲や揺らぎ方が、ゆっくりと一方的に変化していくこと

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2016年12月16日

Posted by ブクログ

門外漢で新書を読むことがこんなに大変だったのかと気づかせてくれた一冊。
現象の説明部分等、理解できたか不明です。
「温暖化」というとあったかくなるというイメージになるけど、そうではないということは理解した。

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2016年01月13日

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