エッセイ作品一覧

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  • 死後はどうなるの?
    4.0
    仏教には「一切のものごとは生まれては消えていく」という考えがあり、それを「流れ」と言います。こころも常に「流れ」ていくもの。死の瞬間にこころが消えても、またどこかで新しいこころが生まれるのです――。「輪廻転生」や「死後」について、ブッダの教えをそのまま伝える初期仏教の立場から、スマナサーラ長老がわかりやすく語ります。「死ぬまでにどういうこころで生きるかが次につながる」、すべての主なるこころの大切さが深く理解できる一冊。悩むことは意味がなく、生きているから善行ができるということが素直に実感できる必読の書です。
  • 大河の一滴 【五木寛之ノベリスク】
    -
    どんなに前向きに生きようとも、誰しもふとした折に、心が萎えることがある。だが本来、人間の一生とは、苦しみと絶望の連続である。そう“覚悟”するところからすべては開けるのだ――。究極のマイナス思考から出発したブッダや親鸞の教え、平壌で敗戦を迎えた自身の経験からたどりついた究極の人生論。〈心の内戦〉に疲れたすべての現代人へ贈る、強く生き抜くためのメッセージ。
  • 人間の縁 浅田次郎の幸福論
    3.5
    様々な職につき、「縁」という不可測な要素に生かされ翻弄されながら小説家として自立するに至った著者。 しがらみがあるから幸せになれる── その多彩な作品群の中から「人間の縁」の部分をえり抜いた、当代のベストセラー作家が送る珠玉の幸福論。 【目次】 しがらみがあるから幸せになれる ──「人生」について── 心の支えとなる存在 ──「信頼」について── 訓(おし)えは生き続ける ──「師」について── 人間の人間たる幸福 ──「愛」について── 言うに尽くせぬ思い ──「感謝」について── 何のために戦うのか ──「忠」について── 切っても切れない縁(えにし) ──「親と子」について──
  • 気象予報士という生き方
    4.0
    日本最年長お天気キャスター・森田さんが気象業界の50年余りと人生を語る 気象観測データや数値予報資料を解析し、気象予報を行う気象予報士。お天気キャスターを目指して資格を取得する人も増加しています。天気予報は毎日の生活だけではなく、農林水産業、交通機関、流通・小売業、イベント・旅行産業など多くの産業にも重要な情報です。本書では、気象業界や気象予報士の歴史や仕事内容を一望し、特殊な資格ならではのエピソードや魅力を紹介。また、気象予報士を目指す人たちへ向けて、適正や心構え、勉強法などについても解説します。 【目次】 ■はじめに ■1章 幼少期から日本気象協会を独立するまで 甚大な被害を出した伊勢湾台風 プラネタリウムに憧れ、さまざまなアルバイトを経験 日本気象協会東海本部の職員になる 名古屋から東京へ 前代未聞の「3回連続穴あけ」事故を引き起こす 解説はわかりやすく、やさしく、自分の言葉で 生放送でアンパンをガブリ 倉嶋厚さんに憧れて 「今を語る天気予報」へ方向転換 天気予報のニーズは人それぞれ 独立のきっかけは湾岸戦争 洗濯指数と野村監督 ■2章 気象予報士制度ができてから 会社設立と同時期に気象予報士制度ができる 夕刊紙の見出しに「森田さん落ちる!」 「あしたはあした」の意味 お天気キャスター養成所「森田塾」 気象予報士とお天気キャスターの違い リアルタイムの解説が重要 「伊豆七島夕日生中継」でハプニング 死ぬかと思った「富士山頂生中継」 「日食病」を罹って12年 ■3章 気象予報の歴史と発展 天気図、気象予報の始まりと歴史 気象観測がすべてのきほん 数値予報の誕生 天気予報における三種の神器 世界気象機関(WMO) 「気象業務法」と「気象予報士制度」 気象予報士の仕事と予報業務許可事業者とは 気象予報を行っている機関 気象予報士の勤務体制 ■4章 気象予報士になるには 受験資格と試験内容 勉強の取り組み方 どうやって、どこで学ぶ? 学科試験と実技試験の勉強のポイント 参考書のステップ 理科嫌いの克服術 時間がない人の克服術 資格を取ってから ■5章 これからの気象予報士 気象予報士の適性 動物季節観測の廃止から発展継続へ向けて 「本物」を知る魅力を教えてくれた島バナナ もし、天気予報がなかったら? 気象学は曖昧な学問 気象産業の課題、増える予報の種類 ■おわりに
  • 新版 レミは生きている
    4.2
    第二次世界大戦後、「混血児」を救う「レミの会」を結成した平野威馬雄は、自身もまたアメリカの父と日本の母の間に生まれた。「レミ」とは、僅かな時しか共にいられなかった父から贈られた子供時代の愛称だった。「日本人」って、誰のこと? 日本を愛しながらも差別を受ける少年・イマオは、葛藤とともに成長をする──。魂に問う珠玉の自伝小説、復刊。
  • 日本語の技術 私の文章作法
    4.2
    文章術は泥棒に学べ!? ロングセラー『論文の書き方』の姉妹篇。 実践に役立つ文章修業の本道を説く、社会学者・ジャーナリストとしても活躍した著者による体験的文章指南。 日本語を知り、よい文章を書くための34の方法。 (以下、本文より) その中の或る文字、或る言葉、或る文章を大変に好きだと思い、反対に、その中の或る文字、或る言葉、或る文章を非常に厭だと感じるような人、そういう人は、立派な文章が書ける素質のある人だろうと思います。 実際に、その人の文章と瓜二つのような文章を何篇も書いてみることです。これが文章修業の本道で、それ以外に道はありません。一にも真似、二にも真似、三にも真似です。     * 締切という時間的限定、枚数という空間的限定、この二つの限定が曖昧なのが研究室の特色で、それと反対に、この二つの限定が厳格なのがジャーナリズムの約束です。 文章を修業するのには、自分で締切と枚数とを厳重に定めて、これを自分に課するという方法をお勧めしたいように思うのです。 * 文章というのは一種の建築物だと考えています。大きな論文はビルディングのようなもの、小さな文章は交番のようなもので、文章が建築物であるならば、それを作るのには、どうしても、設計図がなければなりません。 正確な設計図を用意せずに、文章を書き始めたら、論旨不明の文章が出来上るのは全く当然のことです。
  • パリ20区物語
    4.3
    ノートルダム寺院、ルーヴル美術館のある歴史と文化の香りたかいセーヌ右岸、サンジェルマン・デ・プレのある左岸、パリの街は1区から20区までさまざまな貌(かお)を見せてくれる。暮らしてみてはじめて知るパリの生活──とっておきのパリを、美しい写真とともに送るエッセイ集。今日からあなたもパリの住人に!!
  • いまなんつった?
    4.0
    『あまちゃん』の生みの親、宮藤官九郎さん。本書は、セリフを書きセリフを覚えセリフを喋って20年、人生の半分をセリフと格闘してきた宮藤さんが耳にし、思わず「いまなんつった?」と振り向いてしまった言葉を綴ったエッセイ集です。TV・舞台・映画・音楽・家庭で耳にした名&迷セリフ111個! 天才脚本家の頭の中を覗き見た気になる(?)、オトクな1冊です。
  • 孫と私のケッタイな年賀状
    4.7
    親しい知人だけに送った“伝説の年賀状”全記録。 真面目くさった挨拶を年賀状に書くのは億劫だ。文言代わりに私らしい写真を送れば楽でいい――そう思った結果、書くよりも何倍もメンドくさいことに! 孫・桃子相手の扮装写真は、その成長と共にトトロ、幼稚園児、コギャル、泥棒、生首となぜか過激になるばかり。やがて反抗期を迎えた孫の運命は……。 解説・阿川佐和子氏「佐藤家の孫に生まれたかった!」 汗と涙の20年を振り返る、母娘三代の座談会付き。 娘・響子 「桃子、この二十年間の記録を今、客観的に振り返ってみてどうなの?」 孫・桃子 「これを客観的には見られないよ」 娘・響子 「あんたトラウマになってるの? ひょっとして(笑)」 孫・桃子 「これに関する記憶があんまりない(笑)」 祖母・愛子「だから、いま見てどう思うのよ!」 (本文「年賀状 鼎談講評」より)
  • サクランボの丸かじり
    4.5
    サクランボへの涙を、せんちめんたると責める勿れ サクランボを見て涙しつつ、つけ麺を哲学し、お通しがタダとは限らない現実も見逃さない。抱腹絶倒の東海林ワールドはまだまだ続く。 解説・丸岡九蔵 ※この電子書籍は2019年11月に朝日新聞出版より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 反応したら負け 仕事のストレスを受け流す33のヒント
    3.5
    効きすぎ注意! あえて「デキない人」を真似る、逆説的仕事論。本書は、カルト的人気を誇る漫画家/コラムニストのカレー沢薫がおくる初の「お仕事エッセイ」である。パワハラ、マウンティング、かまってちゃん、ムダな会議、エクセルデータ破壊おじさん、経費精算でキレる人……、こんな人たちに、ついイラっとしていないだろうか? そんなことで心をすり減らすのは、もったいない。どんな人とも誠実に接し、仕事に対しやる気があるのはいいことだ。しかし、それで健康を害してしまっては無意味。「仕事に対し無感情」な人間の姿勢を取り入れ、「どうでもいいことで悩まないようにする」方法もある。意識の低い仕事術で、ストレス上司との闘い方、コミュニティを泳ぐ知恵、面倒くさい人のトリセツ、荒ぶる職場のサバイバル術、壊れる前に「メンタルを守る方法」を解説。職場のルサンチマンが爆笑に変わる、ブラックユーモア増し増しの1冊だ。
  • コモンの再生
    3.7
    知の巨人が語り尽くす、日本への刺激的処方箋 いつの間に、日本はこんなに生きづらい、貧しい国になってしまったのか? なぜ、こんなにデタラメな政治がまかり通る世の中になってしまったのか? その答え、実は「コモン」ですべて説明できるのです。 AIによる大量失業、富の一極集中、アンチ・グローバリズム、人口減少による高齢化と過疎化…… いよいよ限界を迎え、音を立てて軋んでいる資本主義。 その背景には、昔はどこにでもあったコモン(共有地)の喪失がある。 今こそ分断を超え、新しい共同幻想を立ちあげるときだ。 絶望の果てに光を見出す希望の書。 巻末に文庫版特別付録として、東京大学大学院准教授・斎藤幸平との対談「心地よい、新しいコモンについて語ろう」収録! 21世紀の新たな「囲い込み」を警戒せよ! そこには、ディストピアしかない──。 ・西部劇「シェーン」は「コモンの消失」という悲劇を描いていた ・「貧困は自己責任」と切り捨てる心理 ・「青年」も「旦那」も消え、子どもおじさん・おじいさんが出現 ・「一罰百戒」で委縮するテレビ局や大手メディア ・ディープ・フェイクの時代を生き抜くために ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 怖い絵
    3.9
    残酷、非情で甘美……名画の“怖さ”をいかに味わうか。「特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮である」。絵の背景にある歴史を理解してこそ浮き彫りになる暗部。絵画の新しい楽しみ方を提案して大ヒットした「怖い絵」シリーズの原点が、満を持しての電子書籍化。ドガの『エトワール』、ラ・トゥールの『いかさま師』など全22作の隠れた魅力を堪能! 電子書籍版の絵画はすべてオールカラーで収録されています。 本書には、紙版に収録されていた以下の2点の絵は収録されておりません。 フランシス・ベーコン「ベラスケス〈教皇インノケンティウス十世像〉による習作」 岸田劉生「切通之写生」
  • 死に急ぐ鯨たち・もぐら日記(新潮文庫)
    4.7
    生きる理由に解答がありえないように、書く行為にも理由などあるはずがない――。長年、内面を明かさなかった作家が明かしたその思想。1980年代に語られた言葉の数々は、今なお社会の本質を射抜き、我々への啓示へと変貌する。国家、言語、儀式、芸術、科学、果たして安部公房は何を考えていたのか。エッセイ、インタビュー、日記など多様な表現を通して、世界的作家の隠された素顔に迫る。(解説・養老孟司、鳥羽耕史)
  • 東海林さだおの大宴会
    4.0
    食エッセー界の金字塔、ご存知「丸かじり」シリーズを著者自らが厳選・精選した傑作選!初めて読む人も、丸かじりマニアを自称する人も、抱腹絶倒間違いなしの東海林さだおアンソロジー待望の電子書籍版!

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  • 食卓の情景
    4.2
    いちばん好きなものは? と問われたら、鮨と答える、にぎっている時の主の眼の輝きがすばらしい。少年時代、どんどん焼屋に弟子入りしようとして〔鳥の巣焼〕という珍品を発明する。松阪牛が丹精こめられた処女なら、伊賀牛はあぶらの乗りきった年増女、これをバター焼、ついですき焼と賞味する。おいしい食べ物に託して人生観を語る無類のエッセー。著者自筆のカット7点挿入。
  • 二度目の大往生
    3.6
    「人間は病気で死ぬんじゃない.寿命で死ぬんだよ」「がんばってくたびれちゃいけません.くたびれないようにがんばらなきゃ」――生きる知恵に満ちた庶民の言葉の数々,そして,「一人対談」や講演ドキュメントで構成する紙上バラエティ.思わず笑い,やがてしんみり考えさせられる.『大往生』二百万読者におくる待望の第二弾!

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  • パリ16区 美しく生きる人の12か月
    値引きあり
    -
    芯のある美しさと強さを持つ パリジェンヌから学ぶこと。 パリ16区は、パリの南西部、セーヌ右岸に位置するエリア。治安がよく、閑静で、オスマン調と呼ばれるシックなアパルトマンが立ち並ぶ高級住宅街として知られています。食、ファッション、芸術が楽しめるスポットも豊富で、生粋のパリジェンヌ、パリジャンたちの暮らしぶりを垣間見ることができるエリアとして人気を集めています。 本書では、16区在住25年の著者が、パリジェンヌがなぜこんなにも世界中の人を魅了し続けるのか、その秘密を解き明かします。パリ16区で繰り広げられる四季折々の描写を背景に、日常の中に楽しみを見出す天才であるパリジェンヌたちの生活術と人生術を、豊富なエピソードをまじえながら紹介していきます。
  • れもん、うむもん!――そして、ママになる――
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 つわり、胎動、分娩、母乳……思うようにならない自分の体と、命を預かることへの緊張。ママとして最善のことをしたいのに、できない。贅沢な悩みだと分かっていても、のみこめない気持ちを抱えて、身も心もズタボロになった日々。シアワセだけじゃ、産めません……。「しんどい」気持ちにそっと寄り添う、ママたちの味方の一冊。
  • 性と芸術
    4.7
    日本を代表する現代美術家・会田誠による「犬」は、二〇一二年森美術館展覧会での撤去抗議をはじめ、数々の批判に晒されてきた。裸の少女の〝残虐〞ともいえる絵を、会田はなぜ描いたのか――? 作者が自作を解説することの禁を破り、動機、意図を初めて綴る。歴史を背負い、不完全な人間を表現することのジレンマ。ほぼ「遺書」ともいえる告白。
  • どんな日もエレガンス
    4.0
    ――「エレガンス」は、しなやかでいて、 実は、人が生きていく上で必要な “強さ”なのです。 日本のサラリーマン家庭で育った著者が、 18世紀から続くフランス伯爵家に嫁いでみつけた「暮らしの答え」。 現代は、貴族も一般人も、食べるもの着るもの、住まいも変わらないのに フランス貴族階級の女性たちは、何かが違う。それがとても素敵に映りました。 そんな、エレガンスの条件は「お金持ち」でも「目鼻立ちの整った美人」でもありません。 特別な時だけ、特別な振る舞いをすれば醸し出されるものでもありません。 日々の小さな一つひとつと、どう向き合っているか、そこが重要なようなのです。 本書では、美しい貴族階級の暮らしぶりを皆様に紹介しつつ、 そこでみつけたエレガンスについてお伝えしていければと思っています。 ・個性が欲しいならベーシックカラーを纏う ・あつあつの手料理がなくても「食事」は楽しめる ・忙しくてもきれいな部屋はキープできる ・ジムや部屋では運動しない ・季節のものを主役にした暮らしづくりを ・鋭い言葉は心におさめる etc... *電子版では、イラストを収録しておりません。
  • 暮らす働く、もっと明るいほうへ。 ~気持ちを切り替えるヒント39
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    日々、ココロが動くほうを選びたい。 大人気Voicy発、待望の書き下ろし39本のエッセイ集。 早く起きた朝、眠れない夜、少し疲れた金曜日、 手に取ると、暮らしやこころに、明るくじ~んわりと広がる1冊。 【本書の目次より】 ・何を飲み、どのペンを使うか、ココロの真ん中、日々の選択の積み重ね ・家庭と仕事、そして「もう1つの場所」を持つということ ・「~しておいたほうがいいかな」を、あえてやらない選択 ・記録するだけで、カラダとココロと、そして人生が変わった! ・時間に追われず、時間を追いかけたい。 ・迷っているときは「小さく進む」。まずサイコロを振ってみる ・me time=自分だけの時間 ・モヤモヤ……の「モヤ」の入り口を見かけたら ・「自分には難しいこと」をうまく続けるための3つの工夫 ・せっかく歩くなら、「好きな道」を選ぶ ほか
  • すべての雑貨
    3.3
    「世界がじわじわと雑貨化している気がする。これは豊かになって物の種類が増えたから、ってだけじゃない。それまでは雑貨とみなされてなかった物が、つぎつぎと雑貨に鞍がえしているせいなのだ」 ひとりで雑貨店を営む著者は、この社会のあらゆる事物を手がかりに「雑貨とは何か」を帳場で考えた。雑貨、消費社会、店の経営、人生についての、とても面白いエッセイ。
  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー
    4.4
    この論文が、わたしを変えた、世界を変えた。 論文のすごさ、面白さを、日本を代表する研究者が熱量高く語る。 宇宙、人体、植物、恐竜、土、火山などなど──さまざまなジャンルの最前線で活躍する19名の研究者たちが「偏愛する」論文について、思い入れたっぷりに語り尽くす科学アンソロジー。 現在の学説の基礎を作った論文、学生時代に出会った宝物のような論文、専門家以外にもその楽しさをぜひ伝えたい論文、ニッチだけれどもこだわりのポイントがすごい論文、論文が持つ功罪を噛みしめた論文など、語られる論文を通して科学という営みの本質が見えてくる。 とっつきにくく見える科学論文は、実はこんなにも面白い! それぞれの論文のすごいポイント、どう読んで何を得たかなど、一流の科学者たちが教えてくれる。論文を書く人も、読む人も、論文を読んだことがない人も、科学を愛するすべての人に。 「もう話したいことが止まらぬ」 「まさに、人間の欲求に応えている仕事と言える」 「この論文よりすごい論文を読んだこともない」 「地味な論文は、しかし挑戦的だった」 「あーこれたぶんアカンやつや」 「ゴリゴリの力業に圧倒された」 「ヒトの常識的思考パターンを凌駕できる科学者が存在する」 ――本文より
  • 空気の中に漂うように存在する つれづれノート(48)
    値引きあり
    3.9
    穏やかな日々がたんたんと過ぎていきます。そんな毎日の中でいちばん好きな時間は、夕方の温泉帰りのひとときです。今回のカバー写真は、その時に見ている景色を選びました。車を停めている駐車場から見える堤防のベンチ。木と木のあいだの空をエンジンをかけながら眺めます。そこから堤防沿いの道を走ると、遠くの山は青、近くの堤防は緑。右の方から夕日が射してなんとも平和な気持ちになります。遠い昔の記憶のように。
  • 悲しみの秘義
    4.3
    暗闇のなかにいる人へ――傑作エッセイ もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智) 宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林秀雄、ユングらの、死者や哀しみ、孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。 「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」――自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を与えてくれる。 日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。 文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。 カバーと本文内を、世界的に人気の高いアーチスト・沖潤子の作品が 優しく深く彩る。大切な人に贈りたい、特別な一冊。 単行本 2015年11月 ナナロク社刊『若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義』 文庫版 2019年12月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • パリでメシを食う。
    4.3
    三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜けるエッセイ。
  • 小説以外
    3.7
    本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか? ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学……あらゆるジャンルを越境する読書の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の世界を一望する解体全書。
  • 六〇歳からのパパ活 日々、悶々としているそこのあなたへ
    NEW
    -
    紳士たちよ、もっと楽しく生きるべきだ! 高齢パパとして多くの女性たちを釘付けにしてきた著者が、リアルな体験を通して、パパ活の楽しみ方を綴った一冊。

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  • 京都折々暮し
    -
    苛立たしいけど愛おしい 私は生まれ育ったこの町が好きだ―― 京都に暮らす直木賞作家が 日常を綴るほっこりエッセイ 小さな出来事が積み重なって月日は過ぎ、我々の日常は歴史になる。 その一隅に今、私は短い尻尾を揺らして暮らしている。 (本文より) 多くの人を虜にし続けてきた千年の都・京都。 京都生まれ、京都育ちの直木賞作家が、この街で見て感じた さまざまな出来事をウィットに富んだ文章で描く。 旬の食を楽しみ、旅先での出会いに心惹かれ、 先人の遺した芸術を尊び、悠久の歴史に思いを馳せる。 知らないことを知りたい――それらのことすべてが、物語を紡ぐ糧となる。 直木賞受賞記念エッセイも収録、ロングセラー『京都はんなり暮し』に続くエッセイ集。 【目次】 京都に暮らす 日々の糧 まだ見ぬ空を追いかけて 出会いの時 きらめきへの誘い 歴史の旅へ ただ、書く
  • コンプレックス・プリズム
    4.1
    文庫版だけの、書下ろし作品を掲載!  「コンプレックス・プリズム、わざわざ傷をつけて、 不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる」 人気現代詩人・最果タヒが、自身のなかにある「劣等感」をテーマに綴ったエッセイ集に、 未発表の書き下ろし作品を加えて文庫化。
  • 僕の隣で勝手に幸せになってください
    4.4
    「言葉だけでアレだけど、応援してるから」 と言われて泣きそうになったから 言葉だけでも応援は出来る。 蒼井ブルーの優しい言葉が詰まった『僕の隣で勝手に幸せになってください』、ついに文庫化。 モデルは女優の小松菜奈さん。 誰かに励ましてもらいたいとき、寄り添ってもらいたいとき、泣きたいとき、笑いたいとき、幸せを感じたいとき、 この本をあなたのそばに置いてください。
  • 理解という名の愛がほしい。
    5.0
    孤独の哀しみをのりこえ、ひらき、出逢い、心で通じ合う人とつながるレッスン。「ほぼ日」連載「おとなの小論文教室。」からのベストコラム集。居場所がなくてもだいじょうぶ!あなたには表現力がある。 ※本書は二〇〇六年三月に小社から刊行された単行本『理解という名の愛がほしい――おとなの小論文教室。II』の文庫版『人とつながる表現教室。』を改題し、一部追加したものです。
  • え、なんでまた?
    3.4
    『あまちゃん』『マンハッタンラブストーリー』『11人もいる!』……あの名セリフが生まれた背景から、撮影現場や日常生活に散りばめられた驚きの発言まで、人気脚本家が言葉について綴ったエッセイ集。たった一言のセリフを思いつくのに5年かかっていることも!? 言葉のセンスが炸裂する人気連載が、ついに文庫化! 解説・岡田惠和
  • かれが最後に書いた本(新潮文庫)
    -
    本を開けば、懐かしい友にまた会える。樹木希林のジャックナイフのような鋭さと業の深さ。鶴見俊輔が失わなかった「不良少年」の心。古井由吉が身体の衰えを承知で書き上げた生前最後の本。ある者は老いを知らずに逝き、ある者は老いと共に生きた。昭和・平成のカルチャーを拓いた希代の編集者による交遊録と読書案内。読売文学賞受賞『最後の読書』待望の続編。(解説・ブレイディみかこ)
  • 新装版 夜中の薔薇
    4.2
    気に入った手袋が見つからなくて、風邪をひくまでやせ我慢を通した22歳の冬以来、"いまだに何かを探している"……(「手袋をさがす」)。凛として自己主張を貫いてきた半生を率直に語り、人々のありふれた人生を優しい眼差しで掬いあげる 名エッセイの数々。突然の死の後も読者を魅了してやまない著者最後のエッセイ集。文字が大きく読みやすく、カバーの絵も美しくなった新装版。
  • 銀座スタイル 粋人の流儀
    3.0
    三倍働く人が、三倍遊ぶ。 この本は、3人のために書きました。 (1)銀座に、遊びに行きたい人。 (2)銀座で、働きたい人。 (3)粋な人に、なりたい人。 銀座の職人は、粋人です。銀座の粋人と、出会う旅に、これから出かけましょう。 銀座の凄さは、一流品ではない。一流品をつくり、出会わせる一流の人だ。
  • 日出る国の工場(新潮文庫)
    3.8
    ある時は牛に蹴飛ばされそうになりながら「牧場」を歩き、またある時は新郎新婦になりきって「結婚式場」を取材する。その他、「人体標本工場」「消しゴム工場」「コム・デ・ギャルソン工場」「コンパクト・ディスク工場」に「アデランス工場」と、好奇心で選んだ7つの〈工場〉を、自称ノン・ノンフィクション作家、春樹&水丸コンビが訪ねます。イラストとエッセイでつづる、楽しい〈工場〉訪問記。
  • 夢の浮橋
    3.5
    若くして死んだ母そっくりの継母。主人公は継母へのあこがれと生母への思慕から、二人の存在を意識のなかでしだいに混乱させてゆく。谷崎文学における母恋物語の白眉。ほかに晩年のエッセイ四篇を収載。初文庫化。

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  • タダキ君、勉強してる?
    4.0
    小学校1年生。最初の学期末にもらった通信簿はオール1! そんな西山忠来(タダキ)少年はいかにして伊集院静となったのか!? 故郷の師、銀座のママ、伝説の車券師、阿佐田哲也、高倉健、城山三郎、ビートたけし、松井秀喜から愛犬、両親まで――。幼少期から大人に至るまで、人生の折々に大切なことを教えてくれた凄い「先生」たちとの出会いと学びと知られざる秘話、ちょっと恥ずかしい事実を綴ったエッセイ集。最後の無頼派作家が遺した人生の指南書である本書を読むと、きっとあなたもあなたの「先生」に会いたくなる!
  • 「原っぱ」という社会がほしい
    4.0
    そもそも「社会」とはどういうものだったか?絶筆となった論考「「近未来」としての平成」を中心とした、橋本流「近代論」集成!橋本治が理想とした「原っぱの論理」とは何だったのか?
  • 白い遠景
    5.0
    終戦を境にして戦時中から著しく変化した人間の不可解さを見きわめることを出発点とした吉村文学。現地に足を運び、戦争の生存者の声に耳を傾けた記録。また、大切な古本を庭に埋めて空襲から守った思い出や、文学とはなにかを学んだ「暗夜行路」の舞台を巡る旅など、作家の原点を浮彫りにした初期随筆集。
  • 読書の腕前
    3.9
    寝床で読む、喫茶店で読む、電車で読む、バスで読む、食事中に読む、トイレで読む、風呂で読む、目が覚めている間ずっと読む……。“空気のように本を吸う男”の書いた体験的読書論。
  • 虎のたましい人魚の涙
    4.1
    全国の書店員から熱烈な支持! 『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』の著者による、名エッセイ集。 時が過ぎ、変わっていくもの、変わらないもの。 さりげない日常の場面や心情を切り取る言葉が、読む人の心に響く23編。 「いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。いまはこれから。」(本書より) 【文庫版あとがき収録】
  • この国のかたち(一)
    3.9
    日本は世界の他の国々とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている――長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起こし、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研ぎ澄まされた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあかす白眉の日本人論。
  • 世間とズレちゃうのはしょうがない
    3.7
    解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化! 《「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」――この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。》(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋) 世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載! ●「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。
  • おとな二人の午後
    4.0
    五木さんが旧知の塩野さんをローマにたずね、歴史・おしゃれ・買い物・アート・教育・健康法・日本人の心と行方などなどについて、語り合う。美しく壮麗なローマを背景にしたおとなのためのエッセイ集。
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)
    4.7
    お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴る。(解説・柳家小三治)
  • キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々
    4.3
    ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊の1500字×1642日の思考の記録、書籍化!!!!!!!! エッセイから小説まで、作家・品田遊の脳内を覗く超贅沢な一冊! ダ・ヴィンチ・恐山こと作家・品田遊が、2018年から毎日欠かさず投稿を続ける日記「ウロマガ」(居酒屋のウーロン茶マガジン)。1642日分の投稿から厳選した記事を全文加筆修正、再構成して、エッセイからコラム、小説まで品田遊の鮮やかな表現をたっぷり味わえる超贅沢な一冊が出来上がりました! 1ページ目から読み進めるも良し、気になる見出しを読むも良し、たまたま開いたページを読むも良しの、読みどころがぎっしり詰まった328ページ。 ――― 記憶  日記を毎日書くようになってから月日が経つのが明らかに早くなった。  というより、過去が近くなった、と言うべきか。できごとを細かく記録することによって、去年の出来事でも日記をたよりに「ああ、あったな」と具体的に思い出せるようになった。 3年前の日記と3ヶ月前の日記に質的な違いをあまり感じない。過去の「遠さ」は内容の曖昧さに由来するのか。  私は記憶を距離的にとらえているのかもしれない。みんなもそうだろうか。現在の記憶が近くに、過去の記憶が遠くに並んでいるようなイメージだ。完璧な記憶能力の持ち主にとって、5年前と3日前にどれほどの違いがあるのだろう? 内容の鮮明さに違いがないとすれば、そこには単に時間的な前後関係の違いしかない、といえるはずだ。そういう人たちにとっての過去の日々は、本棚に並ぶ背表紙のようなものなのだろうか。いや、整列している必要もなく、ただ個別の本が一冊ずつ散らばっていてもいいのだ。 (本文 「記憶」より) ―――
  • すべての瞬間が愛だった やさしさにちりばめられた僕たちの世界
    値引きあり
    4.0
    70万部突破のベストセラー 『すべての瞬間が君だった』の ハ・テワンによる3年ぶりの新作! 「読み終えて涙が出ました。いつも暖かい慰めになってくれてありがとうございます」 「今日の私の姿がそのまま文の中に込められています。大きな力をもらいました」 …感動の声続々!! あなたの心の奥底をゆさぶり、やがてあたたかさに満たす一冊。 偶然出会ったたった一行の 心のこもった文章が、 時にその瞬間を、 一日を、 これからの人生を乗り越える 力を与えてくれる。 人生のさまざまな瞬間に寄り添い、 ささいな日常をきらきらと輝かせる そんなことばがぎっしりつまったエッセイです。 本書の中には、 誰かを思うたくさんの心が込められています。 辛いのではないか。 痛いのではないか。 どうすれば慰めになるのか。 どうすれば愛をこめた言葉をかけることができるのか。 もっと勇気を与えたくて、 力になってあげたくて、 一歩近寄ろうとする気持ち。 ハ・テワンが読者に向けて発信する文章には、 このような愛に満ちています。 前作が70万部超えるほど長く愛されているのも、 彼に感謝の気持ちを表す読者たちの返事が毎日のように殺到するのも、 そのため。 本書は、多くの人が忘れかけていた 「愛」や「優しさ」を日常のなかにとり戻す一冊。 読めば、心の奥がゆさぶられ、涙と笑顔にあふれ、 やがて、心がふわっとやわらかくなることでしょう。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • そうではあるけれど、上を向いて
    -
    サラリーマンからフリーの翻訳者になり、好きな作家の小説を訳すことに楽しみを見いだしていた著者が、自ら小説を書くことになった。戸惑い、逡巡する中で、さまざまな人々に出会う。男の服、元気な妻、定年の翌朝、タクシーのなか、秋空に叫ぶ娘など、それぞれの背中にそれぞれの物語があるものだ。ユ-モアと哀歓あふれるエッセイの名手・常盤新平が人生の一片を切りとって、男の人生を哀歓あふれる筆致で描き出す名エッセイ集。
  • 旅をする木
    4.4
    広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカで暮すエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描くエッセイ集。 解説・池澤夏樹。 ※この電子書籍は1995年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • つい、こないだ
    -
    これは片岡義男の写真論であり、街の記憶の話なのです 下北沢の南口商店街を写真で再現した中学生時代に始まって、しかし、その写真を捨てて「過去はない」と言った25歳を経て、2018年、下北沢の踏切が消えた風景の写真を見て、そこに何が起こったのかを考えます。そこから再び、下北沢の過去、自らの過去の記憶を遡り、世田谷線を巡る物語を発想することになる、その経緯を綴ったエッセイ集です。世田谷線の起点であり終点、下高井戸の風景が岡田こずえ、篠原恒木、両氏の撮影の写真と共に描かれ、そして、森茉莉の一枚の写真から呼び起こされた記憶は喫茶店「邪宗門」、「北沢川」へと繋がっていきます。これは片岡義男の写真論であり、街の記憶の話なのでしょう。 【目次】 これで僕に過去はない 踏切が消えた 黒い板塀に囲まれた家 小説の主人公たちと住む家 世田谷線の小説を 世田谷線の松原から歩いて五分 次は下高井戸終点 森茉莉、下北沢、邪宗門 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • 南仏プロヴァンスの12か月
    4.1
    オリーヴが繁り、ラヴェンダーが薫る豊かな自然。多彩な料理、個性的な人々。至福の体験を綴った珠玉のエッセイ。英国紀行文学賞受賞の大ベストセラー。

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  • わたしの、本のある日々【毎日文庫】
    3.7
    こんなに、ほんとに読んだのね。 美味しいお茶とおやつ、かたわらには猫......今日もゆるゆるページをひらく。「読書と暮らし」のあれこれを軽やかにつづった話題のエッセイ集が待望の文庫化。新章「それからの日々」も収録した完全版! 【巻末対談】酒井順子×小林聡美「わたしたちの、本のある日々」
  • イギリスの霧の中へ  心霊体験紀行
    -
    ――霧の向こうに浮かぶ、英国のもうひとつの貌―― ●人間はいつでも得体の知れないものを抱え込んでいる この本を「スピリチュアリズム」の入門書として読んで下さってもいいし、これらのエッセイが最初に連載された『心霊研究』の発行元である日本心霊科学協会では、そういうふうに見ているようである。 あるいは、この本を、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて、産業革命の機械と石炭の歴史の背後に脱落した部分を補う数ページとして読んで下さってもいい。人間はいつでも得体の知れないものを抱え込んで、それを無視したり、軽蔑したりしながら、その力にひきずり廻されているという姿が浮んでくるかもしれない。 また、この本を、ちょっと変った現代英国の旅行記として読むことも出来るだろう。(「文庫の前書き」より)
  • オトナ女子のふるまい手帖 なぜか大切にされる女性になるマナーと心得56
    値引きあり
    3.9
    姿勢、所作、表情、装い、食事、気遣い、話し方 etc. なぜかしぜんと、まわりから大切にされる女性になるための 56のマナーと心得が一冊に!
  • 身の下相談にお答えします
    3.8
    朝日新聞土曜別刷beの好評連載「悩みのるつぼ」から上野千鶴子さん回答の人生相談が書籍化されました。10代~70代の質問者から寄せられた恋愛問題、夫婦関係、親子関係、仕事場でのトラブルなど生きる上での切実なる50の悩みに本音トークでお答えします。とりわけ異彩を放つのが「身の下問題」へのアドバイス。「人生は身の上も身の下もあってまるごと」。そう語りかける上野先生の快刀乱麻ぶりが痛快で、機嫌良く生きるためのアドバイスが満載です。電子書籍も同時発売!

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  • 野心と美貌 中年心得帳
    3.3
    ちょっと前まで、女は四十を過ぎれば“おばさん”になることができた。それがどうだろう。「美魔女」「アンチエイジング」などの言葉に躍らされ、いつの間にか“女の現役”から降りられなくなった私たち。必要なのは、顔じゃなくて“心のリフトアップ”。加齢が困難な時代を生きる女性に贈る美の極意満載のエッセイ集。
  • 無理難題が多すぎる
    3.7
    週刊文春の連載エッセイ「ツチヤの口車」をまとめた一冊。 「ぼっち席」「幸福に目もくれない生き方」「老人の生きる道」「善人になる方法」 「運転免許の更新」「住み心地の問題」「よくわからない野球解説」「矛盾との闘い方」など、 今日もツチヤ先生のまわりには、ひと筋縄ではいかない無理難題がいっぱい! 読めばたちまち問題解決するかも!?
  • 歴史を紀行する
    4.0
    幕末――吉田松陰を筆頭に過激な思想、行動に突っ走った長州。西郷隆盛、大久保利通と大人の智恵を発揮した薩摩。松平容保を頂点とした会津の滅びの美学。危機の時ほど、その人間の特質が明瞭に現れる時はない。風土と人物のかかわり合い、その秘密、ひいては日本人の原形質を探るために、日本各地を歴訪し、司馬史観を駆使して語る歴史紀行。
  • 霊能動物館
    4.7
    古くから人間と共生してきた動物たち。彼らは、神社の狛犬、お稲荷様の狐、神社仏閣のあちこちに彫られた竜や鳥など、日本では古くから崇められる対象でもあった。なぜ人は動物に神を見るのか? 狼、狐、竜蛇、憑きもの、猫、鳥、狸といった日本に存在する「霊能動物」の起源を、丁寧にわかりやすく繙く。文献や伝承、そして著者自身の霊能体験と幅広い知識がふんだんに盛り込まれた力作。
  • いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具
    4.1
    小川糸さんの人生を変えた、美しい森の暮らし 都会での生活を離れ、森へと移住。キッチンでの料理風景や庭の土いじり…毎日を慈しむ様子を綴ったカラー写真満載のエッセイ集。 5年前、コロナ禍での離別を経験し人生の先行きに悩んでいた時、著者は美しい森と出会った。車の免許を取得し山小屋を建て、都会から移住。大自然の美しさに気付かされる暮らしの中で、衣食住はよりシンプルに。大好きな器やアートに囲まれ、自然との対話を楽しむ日々を綴ったカラーフォト満載のエッセイ集。
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて
    4.0
    沖縄で買ったやちむん、大人のときめきパジャマ、ギャルっぽくない下着、ちょっと高価な傘…… 欲しいものがいっぱい! 女子垂涎のお買い物本 週刊文春の人気連載「お伊勢丹より愛をこめて」が書き下ろしを追加して一冊に! 山内さんが選ぶ「長く愛せるもの」が満載です。
  • 【電子特典付】大泉エッセイ 僕が綴った16年
    4.2
    大泉洋が1997年から綴った18年分のエッセイ集。文庫版ではさらに2年分を追記、大量書き下ろし(結婚&家族について語る!)。あだち充との対談も追加収録。【電子特典付】大泉洋 直筆コメント付き
  • 小さいころに置いてきたもの(新潮文庫)
    4.6
    イチローの試合を見るため、ヤンキー・スタジアムでのナイター初観戦。ヨン様の姿を見ようとトライしたパチンコ。ハワイでのナンパ……トットちゃんの周りには、面白エピソードが溢れている。一方、多くの人を見送った。渥美清、久世光彦、森茉莉、赤塚不二夫らとの想い出。『窓ぎわのトットちゃん』に書けなかった秘密、ユニセフの活動で出会った子どもたちへの願いを綴るエッセイ。(解説・笹本恒子)
  • ビタミンBOOKS―さみしさに効く読書案内―(新潮文庫)
    3.7
    さみしい時こそ、本を読もう――。文庫解説の名手が紹介する本の楽しみ方とは。活躍中の作家たちの傑作を読むと、同じ時代に生きていることが嬉しくなる。渾身のノンフィクションは、現実に向き合う力をくれる。太宰や三島など文豪の名作も、きっと身近に感じられる。励まし、教え、時に人生の指針も与えてくれる本に出会うための一冊。『読むよむ書く 迷い多き君のためのブックガイド』改題。
  • 上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?
    4.0
    家族がいようがいまいが、家で死にたい! でも末期がんの場合は、夜間はどうする、お金はいくら必要? 「おひとりさま」の上野千鶴子が聞き、がんの在宅看取り率95%を実践する小笠原先生が答える。「在宅ひとり死」を願う人のための必読の一冊。
  • 新版・小説道場1
    完結
    -
    全5巻495~770円 (税込)
    ベストセラー作家がみずから投稿原稿を批評・添削しながら、執筆の指導を行う実戦的小説入門書。 数多くのベストセラーで知られる栗本薫が、中島梓の別名で雑誌JUNE誌上に連載した小説入門講座。やおい・BLとして知られる男性同性愛小説向けの内容ではあるが、夭折した天才作家が、創作の機微から具体的な技術までを余すところなく伝えた、創作を目指す者にとっての必読の書。 【著者】 中島梓 1953年東京生まれ、2009年に病没。1977年に群像新人文学賞評論部門を、1978年に江戸川乱歩賞を受賞して文壇デビュー。小説は栗本薫名義で、評論などその他の活動は中島梓名義で発表する。正伝130巻、外伝21巻のグイン・サーガ・シリーズ始め、400点を越える著作が刊行された。
  • 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
    4.0
    読 め ば 勇 気 が 湧 い て く る 悩みまくる書店員・花田菜々子が初めて書いた、大人のための青春実録私小説。 12か国・地域で翻訳。世界のベストセラーに。 累計14万部突破! 「すべての書籍愛好者にとって魅力的な一冊 」(イギリス・WATERSTONES) 「ナナコが自分にとって何が最も大切なのかを問い続けるのに付き合いながら、自分自身についてのある真実に気づかされた」 イギリス Goodreads レビューより 「この本は、別れを経て自分の人生を取り戻し、本の力を借りて自分を超えて成長する女性の力強い自伝」 ドイツ版内容紹介 「変人の面白エッセイかと思いきや、凡人(と思っている人)全員が刺激される強烈な自己啓発本です。もはや実用書! 」ーー能町みね子 「シューフィッターみたいに、一人ひとりに対面で本を紹介する。これは究極の書評の形なのかもしれない。」ーー岸本佐知子 「あなたのことが知りたい」と思うことは簡単だけれど、生きてきた時間も場所も異なる誰かに近づく術を、本当は、誰も知らない。 そしてだからこそ自らの人生を形作ったものの力を借りて、飛び込んでいくしかなかった。 花田さんが「本」を信じ、その力で、人という存在を信じ抜くことができたように」ーー最果タヒ ◎内容 夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらの書店員・花田菜々子。仕事もうまく行かず、疲れた毎日を送る中、願うは「もっと知らない世界を知りたい。広い世界に出て、新しい自分になって、元気になりたい」。そんな彼女がふと思い立って登録したのが、出会い系サイト「X」。プロフィール欄に個性を出すため、悩みに悩んで書いた一言は、「今のあなたにぴったりな本を一冊選んでおすすめさせていただきます」———。 実際に出会った人達は魑魅魍魎。エロ目的の男、さわやかに虚言癖の男、笑顔がかわいい映像作家……時には自作ポエムを拝見し、かわいい女子に励まされ、優しい女性のコーチングに号泣しながら、今までの日常では絶対に会わなかったような人達に、毎日毎日「その人にぴったりの」本を紹介。え、もしかして、仕事よりもこっちが楽しい! サイトの中ではどんどん大人気になる菜々子。だがそこに訪れた転機とは……。 これは修行か? 冒険か? 「本」を通して笑って泣いた、衝撃の実録私小説! ◎目次 プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時 第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは 第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛 第3章 出会い系サイトで人生が動き出す 第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所 第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい 第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ 第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり あとがき 2017年秋、本屋の店先で
  • ほどよく孤独に生きてみる
    完結
    3.8
    全1巻1,540円 (税込)
    離れていい。ひとりでいていい。 誰かとうまくかかわるための、心地よい「心の守り方」とは? 予約が絶えない心療内科医の「近づきすぎない」幸せの秘訣。 ---------------------------------------------------- 人間関係は、なければ寂しく、 あれば煩わしいものですね。 ときどき、ほどよい孤独を選んでみませんか? ------------------------------------------------------ 93歳の現在も、日々診療に向き合う心療内科医の藤井英子医師。 現役で仕事を続けるなかで紡ぎ出される自然体の言葉が評判です。 日常の暮らしのなかで、心がすこし曇り空の日、雨降りの日など、 ふと立ち止まる日に心を軽くする言葉が満載です。 前作『ほどよく忘れて生きていく』の感想にあった「1日誰とも話さない日があってさびしい」という声に、先生がお答えするかたちで、「ほどよく孤独に」というメッセージが生まれました。 人間関係も、人の目も、情報も、 「すこし離れている」くらいでちょうどいいのかもしれません。 日々、自分の心に目を配り、からだを動かして、人間関係をすこし軽やかにする。 見開きに1つのお話で、さらりと読めるのに心に残る、 ずっと手元に置いていただきたい1冊です。
  • メンチカツの丸かじり
    3.2
    メンチカツ、すき焼き、昆布茶……シリーズ第三十八弾! コロモで囲まれ、油で揚げられ、団結を深めた肉たちのミッシリ感。 あのサイズには、意地と面子がかかっていた! 今回も大満腹! メンチカツはコロッケよりも立場が弱い。 不公平だと思う。 メンチカツ一個をほぐしたら何十個分のコロッケが作れると思ってんのかッ―― 真面目なメンチカツの報われなさを嘆き、 健康の敵として疎まれる角砂糖への恋心を募らせ、 見栄でラーメンスープをちょい残しする自分に煩悶。 大好評の食エッセイ第38弾! 解説・小宮山雄飛
  • しらふで生きる 大酒飲みの決断
    4.0
    三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。
  • 快楽主義の哲学
    4.1
    人生に目的などありはしない──すべてはここから始まる。 曖昧な幸福に期待をつないで自分を騙すべからず。 求むべきは、今、この一瞬の確かな快楽のみ。 流行を追わず、一匹狼も辞さず、世間の誤解も恐れず、精神の貴族たれ。 人並みの凡庸でなく孤高の異端たれ。 時を隔ててますます新しい澁澤龍彦の煽動的人生論。 【目次】 第1章 幸福より、快楽を 第2章 快楽を拒む、けちくさい思想 第3章 快楽主義とは、何か 第4章 性的快楽の研究 第5章 快楽主義の巨人たち 第6章 あなたも、快楽主義者になれる ※電子版には文庫収録の三島由紀夫氏による推薦文は掲載しておりません。
  • 『罪と罰』を読まない
    4.2
    未読者(みどくもの)四人による前代未聞の愉快な読書会 ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない四人が果敢かつ無謀に挑んだ「読まずに読む」座談会。 前半では小説の断片から内容をあれこれ推理し、後半は感想と推しキャラを語り合う。 ラスコ(ーリニコフ)、スベ(スヴィドリガイロフ)、カテリーナ……溢れるドスト愛。 「読む」愉しさが詰まった一冊。 解説マンガ・矢部太郎
  • 常識にとらわれない100の講義
    3.6
    人が生きていくうえで、どれだけの「理屈なき常識」に流されているのか? 「常識を疑わない人は、つまり素直でないからできるのである」「ほとんどの人がそのとおりだという言葉には、商品価値はない」……あなたが本当の「正論」を手にするための一冊!
  • 70歳からの手ぶら暮らし
    値引きあり
    3.5
    「ひとりの老後を応援する会」の代表・松原惇子さんが、 いろんなおひとりさまのお金や住まい事情、暮らしの様子に迫ります。 貯金0円でも年金少しでも、賃貸アパートでも持ち家でも施設でも。 お金があろうとなかろうと、住まいがどこであろうと、 おひとり女性たちはとてもイキイキ暮らしています。 「高齢で、ひとりで、お金がない」ことは決して不幸ではない。 手ぶらで生きるかっこよさ、身軽さ、清々しさ。 それぞれのおひとりさまの豊かで軽やかな生き方。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本
    値引きあり
    4.1
    1巻715円 (税込)
    ブログ、メルマガで大反響! 2万6千人が効果を実感! もう我慢しない! 誰にも振り回されない! 上司、同僚、夫婦・恋人、家族、親戚、友達…… あなたのまわりにいる理不尽なあの人からの「攻撃」の対処法を、 気鋭のカウンセラーが具体的で実践的な「9つのステップ」で紹介します。
  • 粘膜黙示録
    4.1
    『粘膜人間』で華々しいデビューを遂げたホラー作家、飴村行。しかし、そこに至るまでは聞くものをみなドン引きさせるほどの苦難の日々があった。漫画家を目指し大学を中退するも、あっと言う間に挫折。癖のあり過ぎる人々に囲まれ、過酷な環境で働いた派遣工時代を、逆恨み精神満載で綴った爆笑エッセイ。現代版『蟹工船』がここにある!
  • すべての始まり どくだみちゃんとふしばな1
    4.6
    同窓会での歯に衣着せぬ会話で確信する自分 のルーツ、毎夏通う土肥の海のヒーリング効 果、山形のこけし師匠のどくだみ茶健康法、 父の最後の切なくて、良いうそ……。世界的 作家である著者が自分の人生を実験台に、日 常の違和感や心の動きを観察してわかったこ と。忙しなくて泣けることが多い人生を、自 由に、笑って生き抜くヒントが満載。
  • スマホになじんでおりません
    3.5
    スマホは本当に心臓に悪い。便利は良いが没頭するのはいやなのだ。 愛する老ネコの緊急事態に備え(何か起きたらアプリでタクシーを呼びたい)、 あの携帯ぎらいの群さんが、ついに重すぎる腰をあげてスマホを購入!! しかし、携帯ショップで初っ端からパスワードを何度も設定させられ、 小さすぎる文字盤から震える手でなんとか文字を入力するも、えらく時間がかかるという格闘ぶり……。 親切な店員さんに支えられて初日はなんとか乗り切ったものの、 これから先、どうやって付き合っていく――? レストランで一緒に食事をしている家族が、それぞれスマホに見入っている光景を横目に見つつ、 「スマホを使って便利になればいいが、没頭するのはイヤ」という著者が、 スマホ社会に一石を投じる鋭く愉快なエッセイ。 初日から大苦戦した群さんが、数年経った今の心境を綴った 「文庫版あとがき――マルハラ派にモノ申す!」にも大注目。ついつい吹き出してしまう面白さです! 単行本 2022年7月 文藝春秋刊 文庫版 2025年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • あなたよりちょっとマシな私でいたい。
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 専業主婦のナツミと独身のフユミ。高校時代からの親友でいちばん仲良しだったはずなのに、結婚や子育て、仕事による環境の変化から、いつしか2人の価値観は変わっていってしまった……。 無数に枝分かれした人生の選択肢に正解はなく、比べることなんてできないけれど、“あの子より私のほうがちょっとマシじゃない?”と、どうしても比べてしまう2人。 夫の浮気や元彼との復縁、仕事仲間との交流など、複雑な大人の人間関係も絡み合う……。 つかず離れず、たまにムカつきムカつかれ、お互いを少し見下しながら続いていく、ちょっとダークでコミカルな大人の友情ストーリー。 映画化もされた人気コミック『美人が婚活してみたら(小学館クリエイティブ)』の著者・とあるアラ子氏による、テストする女性誌『LDK』にて掲載された連載漫画(全35話)をまとめて電子書籍化。電子書籍化に伴い、描き下ろしストーリーも掲載。
  • 少女コレクション序説
    4.5
    「蝶のように、貝殻のように、捺花のように、人形のように、可憐な少女をガラス箱のなかにコレクションするのは万人の夢であろう」。古今東西、多くの人々が「少女」に抱いた「情熱」に、さまざまな角度からメスを入れた思索の軌跡。
  • たりる生活
    4.0
    大人気「生活」シリーズ最新文庫。 愛猫を見送り、27年間住んだ一人暮らしには大きすぎる部屋をいよいよ離れることに。 “終活”の第一歩、身軽な生活を手にするための引っ越しエッセイ!
  • ばちあたり怪談
    4.5
    不謹慎ミッションで幽霊を挑発せよ! 殺人現場、事故物件、謎の廃墟……命知らずの突撃ルポ! ――ギンティ、今もワラ人形ちゃんと持ってるか? じゃあよ、ワラ人形の中に茹でた大豆と納豆菌を入れるんだよ。 そんで、できあがった美味しい納豆をよ、 仏像に供えてあるご飯にかけて廃墟のなかで喰ってこいよ! 元気出るぜぇ! 平山夢明氏、絶賛!!!! ▽心霊スポットにラッパーを連れていき幽霊とフリースタイル・バトル ▽凄惨な殺人現場で、事件を報じた新聞記事を朗読させ、鎮魂ラップ ▽謎の地下室があるマンションで、フリースタイル・コックリさん ▽一家全員が夜逃げした巨大廃墟で罰当たりミッションを敢行 数々の心霊スポットや殺人現場で幽霊を挑発し、罰当たりなミッションを敢行! そこで起こった数々の不可解な現象とは……!
  • 娘と私の部屋
    続巻入荷
    -
    『百一歳。終着駅のその先へ』の作家・佐藤愛子さんは、悩める若者を叱り飛ばす。しかし、娘の響子さんにはその何倍も強烈で!?――不良になった友人を案じただけの高校生の娘になぜ激しく怒ったのか。スターとの結婚を夢見る娘に放った容赦ない一言とは? 男にも生理がある??・・・・・・妊娠もするし、赤ン坊も産むわけ???? 珍説・怪説続出、痛快無比! 強い言葉が避けられる今、世間の母親像を蹴散らす愛子センセイのパワーと愛が心に響く。母娘の日常を毒と笑いで綴る傑作エッセイ、待望の復刊!
  • よみがえる変態
    4.4
    とある人間が死の淵から帰ってきた。 ――ただいま!! エロも哲学も垣根なく綴った、突然の病からよみがえるまでの怒涛の3年間。 アルバム制作やライブ、ドラマ撮影に執筆。 やりたかったことは次々と仕事になったが、片時も休まる暇がない。 自分がなりたいと思う姿を追いかけるほどに消耗していく中、 突然の病に襲われた。 ……まだ死ねない。 これから飛び上がるほど嬉しいことが起こるはずなんだ。 死の淵から蘇った3年間をエロも哲学も垣根なしに綴る。
  • あじフライを有楽町で
    4.0
    週刊文春の人気食エッセイが電子版で登場! どこまでも美味しい世界にご招待! とにかく、あじフライだ。この下世話さがいいんだなあ――。 志ん生が愛した〈酒かけ天丼〉、紀伊から届いた衝撃のシカ肉。 赤坂で本場のソルロンタンを想い、パリではキャロット・ラペをしみじみ噛みしめる。 古今東西を駆け巡る、美味なるエッセイ78篇が文庫オリジナルで登場! 安西水丸画伯との最後の饗宴です。 解説・戌井昭人
  • 妖精が舞い下りる夜
    3.7
    人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、存在していることの孤独を心の奥から引き出すことが小説の役割ではないだろうか。小説を書きたいと強く願った少女は成長しやがて母になり、芥川賞を受賞――。少女・青春期の思い、家族や本のこと、心を締めつける記憶の風景を率直に丁寧に綴り作家小川洋子の原点を明らかにしていく、珠玉の一冊。繊細な強さと静かなる情熱を併せ持つ著者の全貌がみえる初めてのエッセイ集。
  • おやつが好き お土産つき
    4.0
    「和菓子のアン」の著者による初のおやつエッセイ! 日常の娯楽、おやつの時間。 銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いものもしょっぱいものも分け隔てなく食べ尽くします。 かりかりサクサク、こってりあっさり。読んだらすぐに買いに行きたくなる。 ページをめくるたびに、楽しいおやつの世界がひろがります。 単行本未収録のエッセイも掲載。さあ、召し上がれ! 少しだけ溶けてとろとろになったアイスを、生クリームと一緒に食べる。こっていとした旨味を味わったところで、 濃いめのコーヒーをひとくち(資生堂パーラー”ストロベリーパフェ) サクサクのホロホロ。口の中でかしゅっとほどけて、やさしく広がる。甘いけれど甘すぎなくて、遠くにひとつまみの塩を感じる。 奇跡のアンビバレンツスイーツ(ウエスト”ドライケーキ”) ふわんと漂う海苔の香り。臼井寒梅粉の衣で包まれたカシューナッツに醤油の味が香ばしい、香りのカーニバル。 海苔、醤油とおにぎり的な郷愁を誘う部分で攻めてからの、突然の油脂。カシューナッツという、うまい油脂の塊です。 あっさりとこってり、国産と外来種の奇跡の融合。ずっと食べ続けられるタイプです(風雅”風雅巻き”) ※この電子書籍は2019年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • アイム・ファイン!
    3.8
    書斎の内外で起こる爆笑と福音の日々 JAL機内誌『スカイワード』で好評連載中のエッセイ『つばさよつばさ』から生まれた『アイム・ファイン!』の文庫版を電子化 「飛行機の座席を選ぶにあたって、私は必ず窓側を指定する。旅慣れた人は通路側を好むものだが、どうも外の景色がみえないと損をしたような気がするのである」 1年の3分の1は旅の途にある、超多忙作家の浅田次郎氏はまさに好奇心のかたまり。自身の目を通した国内外の出来事は、たちまち優れた一編の随筆へと姿を変えていきます。 NHKドラマ『蒼穹の昴』の北京ロケに足を運んでみると…『西太后の遺産』。都内を愛車で走るうちに警官に止められて…『やさしいおまわりさん』。最近目にしなくなった二千円札の謎を追ってみると…『消えた二千円札』。行きつけのアメリカのステーキレストランで目撃した驚くべき親子とは…『デブの壁』ほか、珠玉の40編を収録。 「命惜しくば南国の楽園にでも飛んで、体力を恢復したいところなのだが、酷いことにはその抜け殻にさえ、次なる原稿の締め切りは迫る」。 そう苦笑する浅田氏の書斎の内外で起こる爆笑と福音の日々が絶妙の筆致で描かれています。

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  • 永遠のふたり 夫・田河水泡と兄・小林秀雄
    -
    「のらくろ」の作者と歩んだ六十年の愛しい日々、中原中也の恋人と出奔までした兄・小林秀雄の型破りな人生、そして伴侶に先立たれた者に平安はいつ訪れる… 生きる意味を優しく問いかける自伝的エッセイ ●田河とはその後も何度か会って、だんだん結婚してもよいと思うようになったので、手紙で兄に相談した。兄からは返事が来た。「高見澤さんが、そんなにお前を愛してくれるということは、本当にいいことだ。なかなか人間が、そういう事実を所有するということは稀だということを忘れてはいけない。一番忘れやすいことなのだ。高見澤という人はいい人だ。世間でいういい人というのは、気の弱い人ということだが、あの人は純粋だという意味でいい人だ……」 (本文より)
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。
    3.9
    本が売れず極貧一人暮らし。「いつか腐乱死体で発見される」と怯えていたら起死回生のヒットが訪れた! 生活は激変、なぜか猫まで飼うことに。“女ふたり”暮らしは意外と幸福で――。高級フードで食費が嵩んでも、ブランドバッグを寝床にされても無問題。潔癖症だけどウンチョのお世話も喜んで! 女同士、ドロドロならぬメロメロ招福エッセイ。
  • 不要家族
    3.7
    哲学の教育に身を捧げて35年、ついにお茶の水女子大学を退官したツチヤ教授。はたして元哲学教授に家庭内の使い道はあるのか? 実存的な苦悩にあえぎつつ涙で綴った天上のユーモア・エッセイ集。「根拠のない自信」「最近の若者へ」「最後の授業」「反省するキリギリス」など、全60編が読者の胸に迫る(ハズ)!
  • 犬心
    5.0
    十四年間をともに過ごした愛犬、ジャーマン・シェパードのタケ。最後の数年、その一挙手一投足に、死は、生は、と考えた。浮かび上がってくるのは、遠距離介護を続けた父の姿――。 パピヨンのルイ、ニコにも囲まれた生活の中で、詩人は思索を深める。 これは、いのちのものがたり。
  • 幸運体質のつくり方
    -
    女性誌やコマーシャルで活躍するヘア&メイクアップアーティスト・山本浩未さんは、周囲を幸せに包むキャラが業界で人気です。いつもニコニコ笑顔で、前向きで、周りから「幸運体質の持ち主」といわれています。山本さんが幸運体質になった秘訣は何であったのでしょうか? 山本さんの素顔から、仕事をする姿勢から、幸運になれる体質を探っていくガンバル女の子のための特薬エッセー。いますぐにでも変えられる“気持ちの体質”を、この本で一緒に「幸運」に変えてみませんか?

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  • 失踪願望。 コロナふらふら格闘編
    3.6
    新型コロナ感染後、生死をさまよい退院するも、しつこい後遺症に悩まされる日々。旅には出られず、友と生ビールは遠く、自らと向き合えば今までと何かが違う――。若き頃から抱える“失踪への衝動”を携えてシーナが放つ、パンデミック下のサイアクときどきサイコウの1年の記録。〈WEB-MAGAZINE集英社 学芸の森〉で好評連載中の「失踪願望。」、2021年4月~2022年6月の日記に加え、壮絶書き下ろし「新型コロナ感染記」、盟友・野田知佑氏ら、自らの人生に大きな影響を与えた男たちへ捧ぐ「三人の兄たち」の2編を収録――「自分の日記なのに興味深い・・・・・・浦島太郎的な気分である」(椎名誠)
  • 女の人差し指
    4.0
    表題のエッセイを「週刊文春」で連載中に、台湾上空で航空機事故に遭い、還らぬ人となった向田邦子。連載最後のエッセイとなった「クラシック」をはじめ、テレビドラマ脚本家デビューのきっかけを綴った話、妹と営んだ小料理屋「ままや」のてんやわんやの開店模様、大好きだった旅の思い出(ケニヤ、モロッコ、沖縄)など、未刊行の名エッセイをすべて収録した。日々の暮しを愛し、好奇心旺盛に生きた著者の溢れるような思いが、溌剌とした文章で紡がれている。
  • そして生活はつづく
    4.3
    俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集! 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。
  • 希望という名のアナログ日記
    4.0
    作文得意な少女は作家になる夢を追いかけた。 全三章の構成。 第一章「〈希望〉を書く」――小学生時代の作文修行から作家デビュー、数度の挫折を経て直木賞受賞までを描く半生の記に始まり、「武道館で見たくらいに小さいけれど、でも見える」という愛に満ちた長文の忌野清志郎論など。全21篇。(第一章は全体の半分を占める) 第二章「旅の時間・走るよろこび」――〈旅のエッセイ〉と見せかけて実はフィクションという見事な短篇小説「それぞれのウィーン」で幕を開け、「永遠、という美」と題したシャネルN゜5のドキュメントがつづく。そして台湾・韓国・バリ・スペインへの旅、さらには那覇マラソンと西表島マラソンの鮮やかな記録。全12篇。 第三章「まちの記憶・暮らしのカケラ」――これはUR都市機構の雑誌に連載された17篇を一挙収録。住んでいる町の素顔から東日本大震災で失われた町、そして日々の暮らしを生き生きと描いたエッセイまで。全17篇。 2012年から2019年までに書かれたエッセイの中から厳選した充実の一冊。そのなかでも冒頭に収録した半自伝は女性誌に連載された15ページに及ぶ感動的な名篇である。 ※この作品は単行本版として配信されていた『希望という名のアナログ日記』の文庫本版です。

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