旅を栖とす

旅を栖とす

1,650円 (税込)

8pt

バックパックを背負って詩人が飛び込んだ
世界の国々――10年を辿るエッセイ!

ゾウの頭の上でその可愛さと揺れにメロメロ、失恋を引きずるダメンズと友人になったタイ王国、
サハラ砂漠から日本のラジオに生中継。
パリ、路上の賭け事で大勝利のはずが…。
下北沢で自由を愛する人々に憧れる。

タイ、カンボジア、ベトナム、台湾、フランス、
北欧、スペイン、モロッコ、
奄美大島、東北、長野、東京……
旅に出たくて仕方ないすべての読者に贈る15編!

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旅を栖とす のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月06日

    元チャットモンチーのドラムス・高橋久美子さんの旅エッセイ。素直に感じたことが書かれていて、そして旅の様子がイメージしやすく書いてある。行ったことがない所も、イメージしやすく書かれていて、本の中に書かれていたように、まさに一緒に旅をしている気分になるような本だった。

    一カ国目がタイ、二カ国目がカンボ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月29日

    筆者の感性と熱量に圧倒される。巷の旅行本とは一線を画した旅。

    海外でのバックパックを中心とした多くの旅。下調べの少ないからこそのハプニング。人の親切が身に染みるし時に怖い目にあったり、貧困ほか哀しい現実を見てしまうことも。

    本書は真似すると危険なような現地の人との出会いが多く載せられている。ホテ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月14日

    チャットモンチーの元ドラマーである高橋久美子さんのエッセイ。私はチャットモンチーのファンだが、著者がバンドを辞めてからの作家活動は特に追っていなかった。たまたま SNS で本書が発売されるというのを目にして、その「旅を栖とす」というタイトルの響きと表紙のデザインに惹かれて購入した。いわゆるジャケ買...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    旅エッセイ。自由で冒険心いっぱいの、くみこんの旅先で感じた気持ちが大切に書いてあり、楽しく読み終えた。お金の在り方、使い方などは興味深かく、考えさせられた。日本でも観光地は観光地価格で高いもんな。
    一緒に旅をする妹さんとの関係も素敵だった。自由人のくみこんに妹さんが「帰ったらお母さんに言いつけてやる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月13日

    筆者のこれまで行った国々の旅路を、コロナ禍において立ち止まってしまった今振り返っていくエッセイ。

    旅に出た時の楽しい感じだけではない違和感や、もやもや。
    残念な思い出なども描かれている。
    国によって異なる文化は思想、親切の度合いや反対の気持ちなど。

    日本人という、自分というフィルターを通して感じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月04日

    海外旅行に行けないので、本の中だけでも行った気になりたい...!と思って購入。
    最後まで読んだ時、私も旅を終えたような気持ちになりました。

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    Posted by ブクログ 2021年11月21日

    不確実性を旅の中に積極的に取り込んで、楽しみ尽くしてしまおうという衝動と言うかエネルギーが凄い!
    やっぱり、表現をしたい・実際に楽器を使って表現出来る人の性質?気質?、自分には振り絞っても出て来ないなぁと感心する。表現が自然で率直なので、心にストレートに響く気がする、

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    濃く、飾らず、読み応えがある内容だった。
    楽しいことも苦々しいことも向き合って書かれているのが印象的だった。

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    Posted by ブクログ 2021年08月13日

    コロナ禍で旅に出かけられない今だからこそ
    読んで良かったです。

    高橋さんの肩肘張らない素直な感性で捉えた旅の記録が
    オムニバス形式で綴られているので
    いつやめても、いつ読み始めても読みやすく
    長い間の読書が楽しめました。

    私も高橋さん同様
    小さい頃に自転車で走り回ってそこら辺を冒険していた時に
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月08日

    「旅」に妙に心惹かれる時期であったこと。チャットモンチーのファンであったこと。その2つによって本書を手に取った。
    本当に徒然なるままに旅のあれこれを記したエッセイで、何かを結論づけたいとか、素敵なことを言いたいとか、そういうちょっとわざとらしい所が微塵もなくて、着の身着のまま感じたことを言葉に落とし...続きを読む

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