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文筆家として走り出した6年間の文章をまとめた一冊。人気バンドからの脱退を決意し、新たな一歩を踏み出した著者が描く、あたたかくてユーモアと優しさがたっぷり詰まった風景は、時に自由奔放で、時に哲学的真理をつくような魅力を持ちながら、“人”とのつながりや毎日の“生活”の愛おしさに気付かせてくれる。彼女にしか紡ぐことのできない言葉たちがここにある。
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Posted by ブクログ
三人は
「ふたり」と「ひっぴき」になった
これはそのあとの物語
高橋氏のその後を追って
この本を買った
身近な氏の生活が綴られていて
時折チャットモンチーが顔をのぞかせる
チャットモンチーになる前の積み重ねの話も
そのたびに
不思議と寂しくなって
懐かしくなってしまう
どちらも
もう終わってしまったからなのか
遠い過去を振り返るように
遥かな未来を望むように
その交わることのなかった地平が
やっと繋がったような気がして
音楽家と文筆家のどちらをとるかの揺れが
そこで初めて垣間見えた
そういうことだったのかと思う
音楽よりも言葉そのものを
彼女は選んだのかと思う
そして いっぴきとなり
ふたりは 音楽を信じたのだ
そして 同じ場所でお疲れさまと言い合うような
なんて素敵な人生だろう
彼らの物語は
本当は最初のファーストミニアルバムで
さらば青春で
既に完結していたのかもしれない
なんだかもう
泣けてしまう
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