グレゴリー・ケズナジャットの作品一覧
「グレゴリー・ケズナジャット」の「開墾地」「鴨川ランナー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「グレゴリー・ケズナジャット」の「開墾地」「鴨川ランナー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
これがまた面白くて! 「きみ」と二人称で書く小説は珍しい。日本に住むアメリカ人の暮らし、感じること…あぁこんなふうなんだ、と。わたしにとって国際交流イベントで出会う「アメリカ人」、あるいは英会話学校で出会う「ネイティブの先生」はこんな感じなんだ、と。
p39 ーーおはようございます。
ときみは挨拶してみる。
目を大きく見開いたおばあさんは、何かを警戒しているかのように、ただじっとこちらを見る。
地元で日本語を勉強していたときに予想できなかったのはこの視線だ。
p50 こうして彼らを見ていると、なんだか滑稽な気持ちになる。その多くは教員だろう。同類のきみには分かる。今しがた海外からの直行便を降
Posted by ブクログ
ここ最近読んだ中で一番面白かった。I'm hooked! 夢中になっちゃったよ。
アメリカ人が書いた日本語ですよ? なんとこなれていること! そこにまず驚くけれど、それ以上にその考察の深さが素晴らしくて、ううーーむ、と唸り読むのを中断して考え込む…ということが何度もあった。さすが2度も芥川賞候補になっただけのことはある(すごすぎる)。
たとえば以下のような箇所。
p10 意思が働かなくても、文章は成立する。AIによって生成された文章に直面して不穏を感じるのは、その事実をはっきりと突きつけられていることに起因するのだろうか。
p93 気に入りの作家がかつて暮らしていた家、あるいは使
Posted by ブクログ
『トラジェクトリー』が面白かったので、こちらも読んでみた
グレッグさんの背景から見ると『アメリカ人なのに日本語でこんな文章が書けるなんてすごい』になるんだけど、序盤ですぐにそんな感想は無くなってしまう
第二言語を持つことで第一言語との距離感も変化していくことや、観光客と同じに見られてしまうちょっとした切なさからのそれが日本で暮らす外国人の自由さを奪っているかもしれない、という思索、文法的にはあっているけどニュアンスとして壮大になってしまっている英語直訳看板について、などどの章も興味深いことばかり
ちょうど朝ドラばけばけを楽しんでみているので、ヘブンさん(小泉八雲)とグレッグさんを重ねて見たり