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Posted by ブクログ 2023年10月31日
開墾地で一目惚れしたグレゴリー・ケズナジャットさんの処女作。「鴨川ランナー」は僕のクソ田舎の地元にもいたALTの先生が感じたであろういろんな気持ちを代弁してて、身悶えしながら読みました 笑
そして「異言」では結婚式で毎回感じる「いや、この方このためにいらっしゃるの?」というなんちゃって?神父さんのあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月02日
面白かった。
「鴨川ランナー」と「異音」の2短編構成。
私は京都に大学の時と社会人になってからも少し住んでいたので、街並みの情景が良くイメージできてストーリーに入りやすかった。著者の文章も歯切れが良く、テンポよく読み進めることが出来る点も◎
外国語を習得していく中で、言葉や表現の意味は分かっても...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月25日
高校時代から学習し始めた外国語(日本語)でここまでの物語が書けるとは…、なんとも稀有な存在の著者と作品に巡り会えた。
これまで著者が経験したと思われる日本在住外国人特有のエピソードの数々。日本人として日々生きていると意識しないことでも、こうして言葉にされると共感して頷いてしまうことや、恥ずかしながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月19日
「優しい地獄」に続き、これも済東鉄腸氏の「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、・・・」で外国人作家の書籍を紹介していたもの。
表題と「異音」の2編。
どちらも、外国人として日本の中の微妙な違和感を、二人称と一人称、それぞれに表現している。
確かに、流暢に話す外国人って、I=「ぼく」ではおかしい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月30日
日本にいるいわゆる外国人(白人)に、知らず知らずの内に求めてしまうステレオタイプなイメージや行動。それに縛られてしまう外国人。
英語が母国語の人の、第一外国語の選び方が羨ましかった。日本では、否応無しに英語を学ばなければいけない。必要なことだが、全員が学びたいと思って授業を受けている訳では無い中、モ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月29日
多分に実体験をベースに構築された物語であろうことは、容易に推察できる。
外国人が母語ではない日本語でしたためた小説、ということで、それを念頭に置いて意地悪な読み方をすればツッコミどころは皆無ではないが、そういった環境がまったく気にならずに内容に没入できるほど、文章力のレヴェルは高く、まず素直に敬服す...続きを読む
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