言葉のトランジット

言葉のトランジット

言葉と世界は、再発見に満ちている。
旅に出かけ、見えてきた景色。
2つのレンズを使って英語と日本語の間を行き来する、芥川賞候補作家の初エッセイ集。
+*+*+*+*+*+*+*+*+*
英語を母語としながら、日本語で創作する著者だからこそ見えてくる24の景色
「俺を使わない僕」・・・相手との距離で変わる日本語の〈一人称〉の不思議とは?
「轍」・・・英語と日本語の相互作用が創作に与える影響とは?
「言葉の出島」・・・日本にいながら英語を期待されるプレッシャーとは?
「マイジャパン症候群」・・・日本在住の英語話者コミュニティー独特の症状とは?
「Because Plants Die」・・・この英語、ちょっとおかしい? 言葉が持つニュアンスとは?
and more…

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言葉のトランジット のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いろいろな言語を操ることができる方には尊敬しかない。
    畏敬といっても良い。
    況して話すだけでなく、
    考えたことをまとめ、
    文章として出版するとなると、
    もう異次元で意味が分からない。

    言葉は(少しの物騒さを気にしなければ)
    ココロを切り分けるナイフのようなものだと思う。
    情報のやりとりだけなら他言

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    言葉は普段使うことを深く意識し過ぎないけど、環境が変わったり、言語が変わる時初めて改めて意識する。ツールでもあるけど、それ以上に思考そのものでもある。
    言葉のことを考える時に使うのは結局言葉。言葉の場所も含めて言葉。

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    Audibleで『単語帳』を聴き、筆者に興味を持った。
    それからこの人のインタビュー動画なんかをみたりした。
    観察眼も面白いと思ったし、少し目を伏せながら、物静かに淡々と話すその佇まいもなんか好きだった。
    「俺」という一人称への想いとか、自分の贔屓にしていた観光地に欧米からの陽気な観光客を見た時の感

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて著者プロフィールを覗いてみたら、この方小説家だったのね。それも母語(英語)ではなく日本語で書かれていて、デビュー作は京都文学賞を受賞されているという…!
    帰化こそされてはいないけど、長年日本に在住され、(講義ができるほどの)日本語を駆使されている外国人と接触する機会がないから、新鮮

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    英語と日本語、2言語を操る頭の中が覗けて興味深く、なるほどと納得できる点もうれしい。
    英語も話せる日本人も同じ感覚なのかな、逆パターンもしりたくなる。

    年代は違うのに、同じ世代?って思うほどに親近感が随所に。

    わかりやすい文化論、言語学?などの要素も含まれていて、ジャンルでいうとエッセイ、でも+

    0
    2025年09月26日

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