言葉のトランジット

言葉のトランジット

言葉と世界は、再発見に満ちている。
旅に出かけ、見えてきた景色。
2つのレンズを使って英語と日本語の間を行き来する、芥川賞候補作家の初エッセイ集。
+*+*+*+*+*+*+*+*+*
英語を母語としながら、日本語で創作する著者だからこそ見えてくる24の景色
「俺を使わない僕」・・・相手との距離で変わる日本語の〈一人称〉の不思議とは?
「轍」・・・英語と日本語の相互作用が創作に与える影響とは?
「言葉の出島」・・・日本にいながら英語を期待されるプレッシャーとは?
「マイジャパン症候群」・・・日本在住の英語話者コミュニティー独特の症状とは?
「Because Plants Die」・・・この英語、ちょっとおかしい? 言葉が持つニュアンスとは?
and more…

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言葉のトランジット のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    機知と示唆に富んだ、面白いエッセイだった。『マイジャパン症候群』『音読』『ネタ集め』『BecausePlantsDie』が特に好き。

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    グレッグさん(あえてそう書かせていただく)の小説トラジェクトリーを読んだ時に、「外国出身なのにこんなに日本語が堪能なんてすごい!」という(意図せず日本語を母国語とする者の上から目線な感じの)文脈で見ていた自分が恥ずかしくなるくらい、グレッグさんが日本の言葉や文化を何十年も熱心に研究してきたということ

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    静かで、美しく、柔らかな光に灯されたような文章。

    著者の作品には実は触れたことがなく、装丁の良さと言葉では表せない自分の直感で手に取った1冊だったが、とても大切な書となった。

    帯分で強調されているような「英語と日本語を行き来する英語母語話者の作家」だから描くことのできる英語と日本語の差異、が綿密

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    いろいろな言語を操ることができる方には尊敬しかない。
    畏敬といっても良い。
    況して話すだけでなく、
    考えたことをまとめ、
    文章として出版するとなると、
    もう異次元で意味が分からない。

    言葉は(少しの物騒さを気にしなければ)
    ココロを切り分けるナイフのようなものだと思う。
    情報のやりとりだけなら他言

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    言葉は普段使うことを深く意識し過ぎないけど、環境が変わったり、言語が変わる時初めて改めて意識する。ツールでもあるけど、それ以上に思考そのものでもある。
    言葉のことを考える時に使うのは結局言葉。言葉の場所も含めて言葉。

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    Audibleで『単語帳』を聴き、筆者に興味を持った。
    それからこの人のインタビュー動画なんかをみたりした。
    観察眼も面白いと思ったし、少し目を伏せながら、物静かに淡々と話すその佇まいもなんか好きだった。
    「俺」という一人称への想いとか、自分の贔屓にしていた観光地に欧米からの陽気な観光客を見た時の感

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    大学の先生として日本で暮らす著者が
    日々思うこととか
    アメリカの子供時代のこと
    日本に留学してきた学生時代のこと
    いろいろ綴ったもの。

    言語に関する話もたくさんあるけど
    その合間に書かれている
    「昔住んでいた家に間違えて戻ろうとした」
    「東京の夜の明るさに慣れている友人は
    京都の夜でさえ暗いと感じ

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて著者プロフィールを覗いてみたら、この方小説家だったのね。それも母語(英語)ではなく日本語で書かれていて、デビュー作は京都文学賞を受賞されているという…!
    帰化こそされてはいないけど、長年日本に在住され、(講義ができるほどの)日本語を駆使されている外国人と接触する機会がないから、新鮮

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    英語と日本語、2言語を操る頭の中が覗けて興味深く、なるほどと納得できる点もうれしい。
    英語も話せる日本人も同じ感覚なのかな、逆パターンもしりたくなる。

    年代は違うのに、同じ世代?って思うほどに親近感が随所に。

    わかりやすい文化論、言語学?などの要素も含まれていて、ジャンルでいうとエッセイ、でも+

    0
    2025年09月26日

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