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母と父、夫の死を見届けて独り。犬を連れ荒野や海辺を歩きながら「生きる」「死ぬる」の思索を重ね、仏典を読む日々。森羅万象と生老病死に向き合うなかで生きる力が自ずと湧いてくる。詩のように読み解かれたお経と響きあう魂のエッセイ。《解説・藤田一照》
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Posted by ブクログ
エッセイとお経が融合したような本。 お経も深すぎず学べて、身近なんだと思えましたし、著者の生活スタイルや経との関わり使い方が知れました。
藤田一照さんとの対談本で読んでから気にかかる存在であったので、どんなものかと読んでみた。 なんだ、間にエッセイが挟まれるのか、ふーんと思ったがその幕間のエッセイも心地の良いワードセンスでさらさらと。 多分に評価の分かれそうな現代語訳だが、音とリズムを大事にした訳になっていて非常に詩人らしいし比呂...続きを読む美さんらしい。 僕は法事で聴くお経は音楽だなと思って毎回楽しんでいるけれども感覚が似ているように思う。 興味の入り口はそこで、仏教に興味を持ち、ようやく今年に入って重い腰をあげて歩み始めたので、僕の知識は雀の涙だが、また10年後にこの本を読むと感じ方も変わりそうだなと思うよ。
源信の白骨観 源氏物語表白 自我偈ーいつもそばにいるよ サフラン 鴎外の『サフラン』を読みたくなった 「一通の手紙、空海から最澄へ」がとてもいい
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