作品一覧

  • サザエさんの東京物語
    4.1
    1巻924円 (税込)
    長谷川町子の実妹の初エッセイ。──町子姉は頭がよくて、悪ガキで、甘えん坊でした。ワンマン母さんと串だんご三姉妹の昭和物語。 女子大時代には文豪・菊池寛氏に師事し、『サザエさん』の制作を陰で支え続けた実の妹の、初めての書き下ろしエッセイ。 「町子姉」と長谷川一家の、戦中・戦後の貧しくも明るくたくましい暮らしと、町子さんが亡くなるまでの波瀾万丈のエピソードを綴った。貴重なプライベート写真も収録。
  • サザエさんの東京物語

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    三姉妹の三女洋子さんの眼から辿る長谷川家の歴史。
    ご家族それぞれの想いが…私なりに読み取れました。そして何だかとても癒されました。

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    2017年03月01日
  • サザエさんの東京物語

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    子どもの頃からサザエさんフリークの私にとって、長谷川家は親しいご近所さんのよう。
    長谷川家の知られざる部分を垣間見ることができて、より親しみを感じた。マリコさんとヨウコさんの現在の関係が気になるところだが、例え関係が途絶えたとしても、一緒に生きてきた過去は消えることはないし、天国で家族みんなで再会すれば、笑顔で手をつなぐことだろう、と思う。
    ヨウコさんの長女の方は、フランス在住でブログで近況を知ることもできる。国際結婚をされて、お子さんもいらしてお幸せのよう。
    子どもの頃から私を笑顔にしてくれた長谷川家の皆さんの幸せを心から願っています。

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    2013年04月05日
  • サザエさんの東京物語

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    これ読んでよかったのかどうなのか。

    憧れだったあの人の、人間臭さというか、
    あたりまえに「ああ、あの人もヒトなんだよなあ」って、
    それを思い知らされた。

    その結末は、よくあること。

    いいか悪いかは別として。

    だとすれば、これを読んだこともよくも悪くもあるんだな、
    きっと。

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    2010年01月22日
  • サザエさんの東京物語

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     串だんご三姉妹(実際は四姉妹)の末妹から見た長谷川家と昭和史。
     裁縫の授業中、『モンテクリスト伯』を隠し読んでいた著者に親近感を覚える。
     母子二代に渡って、配偶者との縁が薄い女所帯。母親はヒトラー、ワンマンとあだ名されたが、終りの方まで読むと、ワンマン体質は長姉に受け継がれた気がする。母親の享年が91と考えれば、長谷川町子の72歳は早すぎる。手術を勧めていれば延命したのではないか。遠回しに長姉を責めている気がした。
     手術といえば、『サザエさんうちあけ話』では胃かいようとされていた町子の病気が、はっきり胃がんと書かれている。本人は最後まで胃かいようと信じていたのだろう。

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    2022年03月11日
  • サザエさんの東京物語

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    ヒトラーのような独裁者の母親と、サザエさんの作者である姉、
    姉妹社を設立しその姉を支える一番上の姉。
    三姉妹の一番下である作者の幼いころからの思い出話。
    長谷川町子氏のよりぬきサザエさん等で読んだエピソードなど満載で、
    ほのぼのした話かと読み進めると、後半は180度ぐるっと異なる。
    「だんご串」という独特の表現で、家族の一員としての悩み、姉妹間の軋轢が綴られている。この後半を読むだけでも一読の価値アリ。

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    2020年09月29日

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