作品一覧
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4.1
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
子どもの頃からサザエさんフリークの私にとって、長谷川家は親しいご近所さんのよう。
長谷川家の知られざる部分を垣間見ることができて、より親しみを感じた。マリコさんとヨウコさんの現在の関係が気になるところだが、例え関係が途絶えたとしても、一緒に生きてきた過去は消えることはないし、天国で家族みんなで再会すれば、笑顔で手をつなぐことだろう、と思う。
ヨウコさんの長女の方は、フランス在住でブログで近況を知ることもできる。国際結婚をされて、お子さんもいらしてお幸せのよう。
子どもの頃から私を笑顔にしてくれた長谷川家の皆さんの幸せを心から願っています。 -
Posted by ブクログ
串だんご三姉妹(実際は四姉妹)の末妹から見た長谷川家と昭和史。
裁縫の授業中、『モンテクリスト伯』を隠し読んでいた著者に親近感を覚える。
母子二代に渡って、配偶者との縁が薄い女所帯。母親はヒトラー、ワンマンとあだ名されたが、終りの方まで読むと、ワンマン体質は長姉に受け継がれた気がする。母親の享年が91と考えれば、長谷川町子の72歳は早すぎる。手術を勧めていれば延命したのではないか。遠回しに長姉を責めている気がした。
手術といえば、『サザエさんうちあけ話』では胃かいようとされていた町子の病気が、はっきり胃がんと書かれている。本人は最後まで胃かいようと信じていたのだろう。