水谷豊 自伝(新潮文庫)

水谷豊 自伝(新潮文庫)

小説・文芸
781円 (税込)

3pt

3.5

どんなに嫌なことでも、見方を変えれば楽しいことになる。水谷豊はそうやって生きてきた。13歳でデビューし「傷だらけの天使」「熱中時代」「青春の殺人者」等に出演。確かな地位を築くも「芸能は自分が進む道じゃない」と自問自答し続けてきた。実人生も起伏に富む。離婚の痛み、伊藤蘭との再婚、親友松田優作との永遠の別れや愛娘趣里の存在――。「顰蹙を恐れない」人生を語り尽くす初の自伝。

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水谷豊 自伝(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    俳優、水谷豊さんの自叙伝。

    水谷豊さんのイメージって、人それぞれ違うだろうな。
    古くは「傷だらけの天使」のチンピラだったアキラ‥「熱中時代」の元気いっぱいの北野先生‥今だったら「相棒」の右京刑事の印象かな。
    あ、キャンディーズのランちゃんの旦那さんとしても有名か。 

    この自伝には水谷豊さんが出演された様々な映画やドラマのエピソードも満載‥他にも『オレの愛妻物語』『男たちの旅路』『赤い激流』『事件記者チャボ』『浅見光彦ミステリー』『刑事貴族』等々‥最初の奥様であるミッキーマッケンジーさんとの結婚と別れ、伊藤蘭さんとの出会い、結婚、そして趣里さんの誕生。また盟友だった松田優作さんとの交流も書かれていた。そして数々の目覚ましい活躍の後にミレニアム2000年、47歳の時にあの『相棒』が始まったのである。

    本の中から水谷豊さんの耳よりエピソードをいくつか。(既にご存知だったらすみません)
    1.水谷豊さんの芸能界デビューは『マグマ大使』(江木俊夫の友達役)だった。
    2.『傷だらけの天使』のアキラ役への抜擢は萩原健一(ショーケン)の推薦だった。
    3.『俺たちの旅路』で共演した鶴田浩二の台本は台本を持たずに演技していた。(台詞が完璧に頭に入っている)
    2.熱中時代の北野先生の特徴あるキャラクターは、水谷豊自身の受け持ちの先生の真似だった。

    などなど『へぇ』と思うようなこともたくさん記してあった。

    本編は2023年に書かれたが、文庫は出たばかり。昨年の9月に趣里さんがご出産し、水谷豊さんは73歳でお爺ちゃんになられたようです。

    0
    2026年04月15日

    ネタバレ 購入済み

    杉下さんは御歳73歳!!!

    2026年2月読了。

    水谷豊と云う人は、個人的には『熱中時代』(刑事編もね)が一番強い印象の役者さんだったのだが、令和の世にインタビューされればそりゃ『相棒』の杉下右京に成るわけで、真ん中から以降はほぼ『相棒』の話が続いている。『相棒』ファンの方にはとても面白い本だろうと思う。
    個人的に知りたかったのはデビュー〜『相棒』に至るまでの部分だったので、その分だけやや喰い足りない感はあったが、聞き手(書き手)があの松田美智子さんとあっては、昔語りに花が咲いただろうと思い、購読した。
    『自伝』と云うからには生い立ちから語っているわけだが、旧知の仲ゆえか砕けた雑談の様にワーッと語られている為、読む側がシッカリと意識的に事実確認しながら読み進めないと、サーッと終わってしまうような一冊だった。
    ご本人曰く「スピリチュアルな事は信じない」と言いながら、ロケ先の天気を変えてしまうエピソードや、若かりし頃に松田優作ととても親しくしていた話等も聞いたので、その辺りは面白かった。前の奥様(ミッキー!)との話はもっと聞きたかったが、現状を考えればそう根掘り葉掘り聞ける筈も無く…、主に過去出演してきた作品の話を中心に語られている。その点においては幸せな再婚をし、素敵な家庭に恵まれ、今は73歳にして現役の役者でありお祖父ちゃんである事を、楽しそうに自身で噛みしめているような一冊だ。『相棒』はまだまだ続くし、身体が動く限り監督業にも今後も挑戦したいなど、お元気で何よりですと、読後感はサラッとほんわかした気分だった。
    しかし『相棒』ももう四半世紀に成るのだ、テレ朝もそろそろ手放す頃合いなのでは…、とファンではない自分には感じられた。

    #笑える #ほのぼの #共感する

    0
    2026年02月03日

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