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邪悪催眠師
ネット上で予告された、奇妙な連続怪死事件。 生死を操る“催眠師”の正体とは――。 本国でシリーズ累計120万部を突破した『死亡通知書 暗黒者』の前日譚。 中国発、警察小説! 龍州市で怪事件が発生した。 ある男はゾンビのように人の顔を食いちぎり、またある男はハトのようにビルから飛び立ち死亡。 まもなく“生死を操れる”という催眠師による犯行予告がネット上で発見され、数日後に開かれる催眠師大会への参加が判明する。 刑事の羅飛は、大会主催者で催眠療法の第一人者といわれる凌明鼎に協力を仰ぎ、捜査を進めるが、その先には恐るべき陥穽が待ち受けていた――。 -
壊れた世界で彼は
ニュージーランドの小さな町で人質事件が発生。未明、夫婦と娘ふたりがいる民家に、銃を持った男たちが立てこもったという知らせを受けて、刑事ニックは現場に急行する。警官に囲まれた家から大音量で音楽が流れ、銃声がしたのをきっかけに、狙撃班が銃弾を浴びせたところ、今度は大爆発が! 機動隊が妻と娘たちを救出。爆発跡から地元のギャング5人の死体が見つかるが、夫の姿はない。警察は、生き残った犯人グループのひとりが夫を連れて逃亡したと考え、大規模な捜索を開始するが……。『死んだレモン』の著者が贈る意外性抜群の衝撃作!/解説=村上貴史 -
チョコレートクリーム・パイが知っている
お願いだから、嘘だと言って……。失意のハンナにさらなる追い打ちをかける事件が!? ロスに裏切られ、傷つき悲しみに暮れるハンナ。家族や友人たちの優しさに支えられ、なんとか立ち直ろうとしていたその矢先、行方をくらませていたロスが突然現れ、ハンナのことを愛している、もう一度やり直すために銀行に預けてあるお金を全額用意してほしいと告げる。身勝手な彼に怒りを覚えるも、人が変わったようなようすにハンナは困惑する。そんななか、信じられない事件が起きて……。 -
ネヴァー
巨匠ケン・フォレット最新作 「世界の終焉」予言の書! 「あまりにも現実的すぎる」 ― R・H・サマーズ元財務長官 中央アフリカに位置するチャド共和国。タマラはその首都ンジャメナに駐在するCIA工作員だ。 彼女はテロリストの隠れ家とドラッグの密輸ルートを潜入捜査中の同僚 アブドゥルの後方支援を担当している。 アブドゥルが砂漠に隠された敵宿営地の発見に成功、急襲作戦の勝利に沸き立ったのも つかの間、タマラは国境にかかる橋で起きた小規模な武力衝突に巻き込まれる。 だがそれは、チャド・スーダンの背後にいるアメリカ・中国をも巻き込み世界を揺るがすことになる争いの端緒に過ぎなかった……。 -
サディーが死んだとき
キャレラは自分の耳を疑った。本当に嬉しいよ――弁護士フレッチャーは妻サラーの刺殺死体を見てこう言ったのだ。犯人はあっさりと捕まり、麻薬を買う金欲しさに襲ったと自供した。しかしキャレラはフレッチャーの言葉が忘れられなかった。異様なほど挑戦的なフレッチャーの態度の裏には? -
刑事失格
刑事マーシュは知人に頼まれ、ある男を殴って警告した。翌朝、殺人の報を受けたマーシュは驚く。被害者は自分が殴った男だったのだ。死亡推定時刻は彼が訪ねた時間とも重なり、記憶も曖昧だ。そのうえ彼はもう一つの事件も追うことに。逮捕される可能性に怯えながらも自らの正義を貫こうとする男を描く刑事小説 -
博士を殺した数式
著名な数学者の突然の死、つづく不可解な殺人事件。一連の謎を解く鍵は、ある数式の保管を博士に依頼された孫娘の書店主が握る? -
もし今夜ぼくが死んだら、
フェイスブックで自殺を仄めかす少年。その裏にある盗難車による轢き逃げ事件。小さな町の暗部。SNSでのバッシング。少年の母・弟・捜査官・目撃者。4人の登場人物の視点から描かれる、嘘と秘密の5日間。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作! -
あの日に消えたエヴァ ~THE GIRL WHO WAS NEVER FOUND~
ポーランドNo.1ベストセラー作家上陸! 《もう少し早く彼女にプロポーズしていたなら、あんなことにはならなかった――》 十年前、プロポーズの直後に暴漢に襲われたエヴァとヴェルネル。目の前でレイプされたエヴァはそのまま失踪した。絶望の日々を送るヴェルネルは、偶然フェイスブックで見つけた彼女の写真を手がかりに、単身で捜索を始める。チャットを通じて彼を助けるのは、調査会社経営者の妻カサンドラ。彼女にもまた、決して人には言えない秘密があった……。 ポーランドNo.1ベストセラー作家によるスリラーが満を持して日本上陸!読み出したら頁をめくる手を止められない、数頁チラ読みの誘惑に駆られまくる、驚異のスーパーページターナー本! -
白夜の警官~BLACKOUT~
英国でドラマ化の人気シリーズ、第3弾! アイスランド北部の町、ソイズアールクロークル近くの建設現場で、撲殺された男性の死体が発見された。 被害者は建設業者のエリアス・フレイソン。シグルフィヨルズルに住民登録をしていたため、アリ=ソウルが捜査に駆り出される。 慈善事業にも関わっていたというエリアスだが、自宅からは大金の入ったスポーツバッグが見つかり、同僚からは陰の仕事に手を染めていた可能性を耳打ちされる。 一方、首都レイキャヴィークのニュース編集室に勤める女性ジャーナリスト、イースルンがこの事件の調査のため北に向かう。エリアスの元妻によれば、被害者は金や女性関係に汚かったらしい。さらに捜査関係者は、エリアスが行っていた不正の先で、ある少女が命の危機に瀕していることをつかむ。 その頃、アリ=ソウルの同僚であるフリーヌルに、脅迫めいたメールがいくつも届いていた。ある過去を抱えていたフリーヌルは、精神的に追い詰められていく。 噴火の影響で火山灰雲が垂れ込めるアイスランドの、白夜の二日間――。 捜査の先に見えたのは、日の沈まない極北の町に隠された暗い記憶の数々だった。 -
もつれ
予想の斜め上を行くポーランドの怪作小説! ワルシャワ市内の教会で、右眼に焼き串を突かれた男の遺体が見つかった。被害者は、娘を自殺で亡くした印刷会社経営者。容疑者は、彼と共にグループセラピーに参加していた男女3人と、主催者のセラピスト。中年検察官シャツキは早速捜査を進めるが、調べれば調べるほど事件の闇は深まっていく。一方で、愛する妻と娘に恵まれながらもどこか閉塞感を抱いていたシャツキは、事件の取材に訪れた若い女性記者に惹かれ、罪悪感と欲望との狭間で悶々とする。やがて、被害者の遺品から過去のある事件に気づくシャツキ。真実に手が届こうとしたその時、思わぬ事態が……。 日本中のミステリーファンを唸らせたポーランドの怪作『怒り』、その「シャツキ三部作」の第一作がいよいよ日本上陸。ハードボイルドなのにポップ、凄惨なのに笑える、一度読んだら中年クライシス男のボヤキがやみつきに!? 予想の斜め上を行く傑作ミステリー! -
北海に消えた少女
行方不明の少女を調べる記者のノラ。調査は服役中の連続殺人犯に辿り着く。二つの事件の繋がりは? 真相を追う彼女に危険が迫る! -
ゴーストマン 消滅遊戯
“ゴーストマン”VS冷血の殺し屋&中国マフィア。 21世紀最高のノワール・シリーズ。待望の第2弾。 恩義のある友からSOSが届いた。 すべてのトラブルを解決し、彼女を死地から救い出す。 それが私の仕事だ。 強奪は洋上で行われた。サファイアを運ぶ密輸船の襲撃。だが船にはサファイア以外のものも積まれていた。はるかに価値があり、はるかに危険なブツが。この強奪を立案したのはアンジェラという犯罪者だった。マカオで待機する彼女のもとに部下の生首とサファイアが一粒だけ届けられた。添えられたメッセージ――ブツを返せば残りのサファイアは返す。予想外のトラブルが起きたのだ。これを切り抜けるには信頼できる相棒が要る。 私は世界でも指折りの強盗だ。だが私の素性を知る者は誰もいない。例外はただひとり、アンジェラ。彼女は私の師匠であり、いかにして犯罪者になるか、いかにして強奪を仕切るかを教えてくれたのは彼女だった。彼女のおかげで私は一流のゴーストマンになった。そんなアンジェラから6年ぶりに連絡が届いた――SOSが。罠かもしれない。罠でも構わない。私は即座に決意する。死地マカオへ飛ぼうと。これは命がけの博打だ。だが、それが私を昂揚させるのだ。 マカオで待つのは冷血の殺し屋ローレンス。私たちの退路を断つ中国マフィア。ゴーストマン師弟コンビは知略とテクニックの限りを尽くして戦う。「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」で第3位に輝いた『ゴーストマン 時限紙幣』に続く、最高にスタイリッシュでクールな傑作の登場! -
晩夏の墜落
〔アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作〕大西洋上に富豪たちの乗る自家用ジェット機が墜落。同乗していた画家のスコットはからくも死を免れ、乗客の男の子とともに泳いで生還を果たした。だが彼には疑惑の目が向けられる……。果たして何が起き、何が起きなかったのか? 著名脚本家による傑作サスペンス -
シャーロック・ホームズ殺人事件
ホームズ研究家団体〈ベイカー・ストリート・イレギュラーズ〉の大会会場で、著名シャーロッキアンが死体で発見される。彼はコナン・ドイルの失われた日記を発見し、その詳細をこの大会で披露する予定だった。現場に居合わせた若きシャーロッキアンのハロルドは、問題の日記が事件の鍵であると考え、記者のセイラとともにロンドンへと向かうが、それは彼らを予想外の冒険へといざなうことになる。一方1900年、コナン・ドイルは偶然から若い女性の連続殺人に遭遇し、友人のブラム・ストーカーとともに調査に向かっていた。ロンドンの裏街での冒険の行方は? 時空を超えたふたつの事件がからみあう、大型エンタテインメント! -
ドライ・ボーンズ
厳しい自然に囲まれた田舎町ワイルド・タイム。雪解けの季節のある日、弾痕があるうえ野生動物に荒らされた青年の死体が発見された。町で唯一の警察官ファレルは被害者の身元を洗うが、開拓時代から自分の身は自分で守ってきた住人たちは協力的ではなく、シェールガス利権や薬物の蔓延も捜査の行く手を阻む。やがて、法を信じない人々の暗い過去にたどりついたファレルは……アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作。 -
オックスフォード運河の殺人
モース主任警部は不摂生がたたって入院生活を余儀なくされることになった。気晴らしに、彼はヴィクトリア朝時代の殺人事件を扱った研究書『オックスフォード運河の殺人』を手に取った。19世紀に一人旅の女性を殺した罪で二人の船員が死刑となったと書かれていたが、読み進むうちモースの頭にいくつもの疑問が浮かび……歴史ミステリの名作『時の娘』を髣髴させる設定で贈る、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作 -
謎まで三マイル
河からあがった死体の状態はあまりにひどかった。両手両足ばかりか首まで切断されていたのだ。ポケットにあった手紙から、死体が行方不明の大学教授のものと考えたモース主任警部は、ただちに捜査を開始した。が、やがて事件は驚くべき展開を見せた。当の教授から、自分は生きていると書かれた手紙が来たのだ。いったい、殺されたのは誰か?モースは懸命に捜査を続けるが……現代本格の騎手が贈る、謎また謎の傑作本格 -
マギの聖骨【上下合本版】
ドイツのケルン大聖堂で行われていたミサの最中、修道服姿の侵入者たちが出席者と司祭を斬殺した。犯人の目的は黄金や貴重な美術品ではなく、内部に保管されていた〈マギの聖骨〉だった。キリストの聖誕を祝いに訪れた東方の三博士の聖骨だ。聖骨を奪った襲撃者たちは、世界を一変させる力を手にする。事態の収拾に追われるヴァチカンは、ローマの国防省警察に所属するレイチェル・ヴェローナ中尉に調査を依頼。だが、彼らだけではこの奇怪な盗難と殺人事件に対処できない。そこで、米国国防省内の機密組織、シグマに応援の要請が届く。グレイソン・ピアースは、科学者と特殊部隊の隊員から成る即席のチームを編成し、奪われた聖骨の謎の解明に取り掛かる。彼らは暗い過去の歴史を暴きながら、古代の秘密が眠るアレクサンダー大王の遺跡へと向かう。その先には、神秘と恐怖のベールに包まれたドラゴンコートが待ち構えていた……。マギの聖骨──それは“生命の根源”を解き明かす唯一の鍵。科学とオカルトの境界線が破壊される時、人智の及ばぬ未知の絶対領域が姿を現す! ※本電子書籍は「マギの聖骨 上」「マギの聖骨 下」を1冊にまとめた合本版です。 -
刑事たちの三日間
1889年、切り裂きジャックの恐怖がいまだ残るヴィクトリア朝ロンドン。地に落ちた警察への信頼を回復するため、警視総監サー・エドワードは、ロンドン警視庁(スコツトランド・ヤード)に殺人捜査課を創設する。だが、刑事の数はわずか12人。日々捜査に忙殺される中、あろうことか仲間のひとりが無残な死体となって発見される。新米刑事のディは、警視総監からこの事件の捜査を命じられるが――。巨大都市にはびこる犯罪の闇、正義を信じてそれに立ち向かう刑事の光。斬新なスタイルで刑事たちの三日間を描く、鮮烈なデビュー作。バリー賞、〈ストランド・マガジン〉批評家賞ノミネート。 -
国王陛下の新人スパイ
ベルリンのレジスタンスグループに無線機の部品を運び、ナチス高官の自宅に盗聴器を取りつけよ――。第二次世界大戦が勃発して約2年。チャーチル英国首相のタイピストから、エリザベス王女の警備役を経て、ついにスパイとしてベルリンへ送り込まれることとなったわたし、マギー・ホープ。そこで待ち受けていたのは、予想をはるかに上回る困難、そしてわたし自身の過去の問題だった――。読み手の予想を大胆に裏切り続ける、大展開に次ぐ大展開のストーリー! 赤毛の才媛マギーの活躍を描く、読み出したら止まらない、大好評シリーズ第3弾!/解説=大矢博子 -
チャーチル閣下の秘書
アメリカで育ったわたしが、ロンドンで暮らしはじめて1年余り。その間、この国はナチス・ドイツと開戦し、チャーチルが首相になり、そしていま、空襲の時が迫っていた。そんな折、首相官邸での職の話が舞い込んでくる。数学の能力を活かせる秘書官ではなく秘書としてのオファーだが。女性にタイプとファイリングしかまかせようとしないこの国に苛立ちを感じながらも、わたしはその誘いを受け入れる。官邸を取り巻くいくつもの謀略が、待ち構えていることなど知るはずもなく。才気煥発なマギーが体当たりで陰謀に挑む、魅力のシリーズ開幕編。MWA賞、バリー賞、ディリス賞ノミネート! -
モノグラム殺人事件
名探偵エルキュール・ポアロは、お気に入りの珈琲館で夕べのひとときを過ごしていた。灰色の脳細胞の束の間の休息。そこへ、一人の半狂乱の女が駆け込んできた。どうやら誰かに追われているようだ。ポアロが事情を尋ねると、女の口からは意外な言葉が。彼女は「殺される予定」だというのだ。しかも、その女ジェニーは、それは当然の報いであり、殺されたとしても決して捜査はしないでと懇願し、夜の街へと姿を消した。同じ頃、ロンドンの一流ホテルで三人の人間が殺害された。すべての死体は口にモノグラム(イニシャルの図案)付きのカフスボタンが入れられていた。ジェニーは被害者ではなかったが、関連を嗅ぎ取ったポアロは、友人の刑事キャッチプールとともに捜査に乗り出すのだった -
烈風
気象予報士のペリイは、同僚とカリブ海でハリケーンの“目”の中を飛行する冒険に挑んだ。だが、“目”から出る時、強風に揉まれて飛行機は海上に不時着、ペリイは嵐の海に投げ出された。漂流の末、彼は無人島にたどり着くが、廃屋の金庫の中で奇妙な物を発見する。しかも、やがて銃を携え奇妙な服に身を包んだ一団がやってきた。九死に一生を得てイギリスに戻った彼は、真相を解明すべく陰謀の渦中へと踏み込んでいく。 -
試走
〔競馬シリーズ〕「おれは死ぬ……アリョシャだ……モスクワ……」英国王子の義弟と同性愛の噂のある騎手が、謎の言葉をのこして急死した。王室をまきこむスキャンダルか? 調査の依頼をうけた元騎手のランドル・ドルーは、オリンピックを目前にひかえたモスクワへ単身乗り込む。が、そこには巨大な陰謀が!/掲出の書影は底本のものです -
本の町の殺人
【ミステリ専門書店本日開店!殺人事件の在庫はございません】古書と専門書の書店が軒を連ね、それを目当てに大量の観光客が押し寄せる、読書家の聖地、本の町ストーナム。トリシアはそんなストーナムにあるミステリ専門書店の店主だ。ヴィンテージものの初版から、新刊のベストセラーまで取りそろえたこの店は、彼女の夢と努力が詰まった大切な城。ところが経営不振だった隣の料理書専門店の店主が殺され、高価な料理本の初版が消えた。保安官は第一発見者のトリシアを容疑者扱い。なんとか容疑を晴らそうと、彼女は必死で事件を調べはじめる。本屋だらけの町を舞台にしたライトなミステリシリーズ第1弾。 -
洞窟の骨
旧石器時代の遺跡の洞窟から人骨が――調査に協力したギデオンの鑑定で、人骨は旧石器時代のものではなく、死後数年しかたっていないことが明らかに。ギデオンは、以前に先史文化研究所で捏造事件が起きた時、行方不明者が出た事実を知るが……複雑に絡みあう人類学上の謎と殺人の真相にスケルトン探偵が挑む!/掲出の書影は底本のものです -
呪い!
マヤ遺跡発掘に協力するため、人類学者ギデオンはメキシコへ飛んだ。遺跡で見つかった人骨の鑑定を依頼されたのだ。が、仕事は鑑定だけではすまなかった。骨と同時に発見された古文書の呪いが隊員を襲い、ついには殺人へと……密林の呪われた遺跡でスケルトン探偵が推理の冴えを見せる本格ミステリの醍醐味! -
泥棒は詩を口ずさむ
古本屋の主人におさまった私のもとにやってきた古書蒐集家は、私が泥棒だということを知っている様子だった。なにしろ世界に一冊しかない稀覯本を何が何でも手に入れろというのだから。ところが、盗んだばかりの本を奪われ、殺人事件にまで巻き込まれてしまった。ネロ・ウルフ賞受賞作。 -
泥棒はクロゼットのなか
まさに絶対絶命だった。盗みに入った家で宝石を物色していた私は、ひょんなことからクロゼットに閉じこめられてしまったのだ。鍵をこじあけ外に出ると、なんとそこには女の死体が!そのうえ、宝石を詰めた私の鞄までがどこかへ…… 小粋な泥棒探偵の活躍を軽妙に描くシリーズ第二弾 -
ハバナの男たち
1953年早春。カリブ海に浮かぶキューバはバティスタ大統領の独裁下にあり、アメリカの大企業やマフィアが進出して親米政権下で法外な利益をむさぼっていた。不満渦巻く大衆のあいだでは、弁舌の才と強烈なカリスマを備え、共産主義による政権転覆を唱える若者が支持を集めつつあった。その男とは―フィデル・カストロ、26歳。アメリカCIA中枢は、喉元の脅威を取り除くべく、極秘にカストロ抹殺作戦を立案。そこで白羽の矢が立った人物とは、われらがスナイパー、アール・スワガーだった! -
スペイン岬の秘密
悪名高いジゴロの死体はテラスの椅子に腰掛けていた。黒い帽子を被り、舞台衣裳めいた黒のマントを肩から掛け、ステッキを手に・・・・・・あとはまったくの裸で!大西洋に突き出した岬に建つ大富豪邸で起きた殺人事件。エラリイを悩ませる謎はただひとつ──なぜ犯人は被害者の服を脱がせたのか? -
飛行士たちの話
一九三九年イギリスは開戦し、パイロットを志願したその若者は、訓練中アフリカの高原に不時着した。彼はそこに住む老人から長く不思議な身上話をきくことになったが……上記の悪夢のような物語「アフリカ物語」を始め、エピソード風に綴る10の飛行機乗りの話。狂気と恐怖に彩られた処女短篇集。 -
ルパン、最後の恋
父親のルルヌ大公が突然自殺し、一人娘のコラは悲しみに沈んでいた。そんなコラを助けるのは、大公から後見を託された4人の男たち。大公は遺書の中で、じつはこの4人の中に正体を隠したアルセーヌ・ルパンがいる。ルパンは信頼に足る人物なので、それが誰かを見つけ出して頼りにするようにと記していた。やがて思いがけない事実が明らかになる。大公はコラの本当の父親ではなく、コラの母親がイギリスのハリントン卿との間にもうけた子だったのだ。高貴な血をひくコラは、にわかに国際的陰謀に巻き込まれ、そんなコラを救うべく、ルパンは動きだすが……永遠のヒーロー、ルパンと姿なき敵との死闘が幕を開ける! アルセーヌ・ルパン・シリーズの第1作「アルセーヌ・ルパンの逮捕〔初出版〕」も収録。従来の邦訳は、フランスで雑誌に初掲載後ルブランが加筆した単行本収録バージョンでしたが、ここでは雑誌掲載時そのままのテキストを採用。正真正銘の初登場版は、本邦単行本初収録となります。 -
罪人に死を
帰郷した男を待ち受ける、脅迫、失踪、殺人事件 幼馴染と不倫中の男に届いた不倫を咎める手紙。相手の夫の仕業と疑うも、夫は殺され、幼馴染も失踪してしまう。エドガー賞受賞作 -
心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿
ロンドンの医師で“心霊博士”でもあるジョン・サイレンスのもとには、超自然現象に悩む患者たちが訪れる。屋敷の悪霊に取り憑かれた作家の災難を描く「霊魂の侵略者」、前世の記憶から猫の街に引き寄せられた男の妖しい体験が語られる「古えの妖術」、旅の途中で30年ぶりに母校を訪れた商人が引きずり込まれた黒魔術の恐怖「秘密の崇拝」、青年の激しい恋情が驚愕の人狼事件へと発展する「犬のキャンプ」など、英国恐怖文学の巨匠ブラックウッドのジョン・サイレンスもの6編を完全収録した傑作短編集。/【目次】/事例一 霊魂の侵略者/事例二 古えの妖術/事例三 炎魔/事例四 秘密の崇拝/事例五 犬のキャンプ/事例六 四次元空間の虜/解説=朝松健 -
ジグソー・キラー
被害者を切断し街中にばらまく連続殺人鬼“ジグソー・キラー”。 逮捕から2年半、ロンドン各地で同じ手口の遺体が次々発見され……。 真犯人は“そこに”いる―― 英国発! 話題の大型ミステリー テムズ川の河岸で人体の一部が相次ぎ見つかった。 検死の結果、異なる男女のものであると判明。 さらに遺体には服役中の連続殺人犯“ジグソー・キラー”のシンボル ――関係者しか知りえないはずの図形が刻まれていた。 ロンドンを震撼させた凶悪なシリアルキラー逮捕から2年半。 特捜班の警部補ヘンリーはジグソー事件との関連を調べるため 刑務所に面会に赴くが、時を置かず新たな切断遺体が発見され……。 -
55
田舎の警察署に連続殺人鬼から逃げだしたという血まみれの男が駆け込んできた。55番目の犠牲者になるところだったというが、先の男が犯人として描写した通りの男があらわれる。そして犯人と被害者をそっくり入れ替えた主張をしはじめた……! どちらが54人も殺した連続殺人鬼なのか? 探り合いと騙し合いの果て、チャンドラーが掴んだ真実とは? -
ブラウン神父の不信
名作揃いの〈ブラウン神父〉シリーズでも、とりわけ傑作が集まっている第三集が、読みやすくなって、新しいカバーでリニューアル! これを読まずして〈ブラウン神父〉シリーズは語れない傑作「犬のお告げ」、チェスタトンならではの大胆で奇想天外な密室トリックが炸裂する「ムーン・クレサントの奇跡」、濃厚なオカルティズムで後世に多大な影響を及ぼした必読作「金の十字架の呪い」、真相の意外さが光る逸品「翼ある剣」など、珠玉の8編を収録する。ブラウン神父の魅力あふれる名推理をご堪能あれ!【収録作】「ブラウン神父の復活」「天の矢」「犬のお告げ」「ムーン・クレサントの奇跡」「金の十字架の呪い」「翼ある剣」「ダーナウェイ家の呪い」「ギデオン・ワイズの亡霊」/解説=法月綸太郎 -
まだなにかある
16歳の少年セス(主人公)は、ある日いきなり、誰もいない町で目を覚ます。 溺れたという記憶しかなく、服すら着ていない。飢えとのどの渇きに苛まれつつ、町を歩き回るうちにそこが以前住んでいたイギリスの田舎町だと気づく。 なぜここにいるのか? なぜ人間が一人もいないのか? 家族はどうしたのか? なぜ裸なのか……? ガーディアン賞、コスタ賞、カーネギー賞受賞作家、今世界でもっとも注目を集めるパトリック・ネスの全英ベストセラー、待望の邦訳化。 読者を最後の最後まで翻弄しつづける、予測不能なボーダーレス・ノベル最新作!【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】 -
剣の八
幽霊屋敷に宿泊中の主教が奇行を繰り返すという訴えがあった。主教は手摺りを滑り下りたり、メイドの髪を引っ掴んだり…さらに彼はとてつもない犯罪がこれから起こると言っているらしい。警察はその言葉を信じていなかったが、主教の言葉を裏付けるように隣家の鍵のかかった部屋で射殺体が発見される。そして死体の側には一枚の不吉なタロットカードが!続出する不可解な謎にギデオン・フェル博士が挑む。新訳決定版。 -
町でいちばん賢い猫
〔トラ猫ミセス・マーフィ〕人間なんかに殺人犯は捕まえられないわ。静かな町で起きた淒惨な連続殺人事件に、トラ猫ミセス・マーフィは意気込んだ。かくしてミセス・マーフィは、相棒のコーギー犬ティー・タッカーとともに事件の調査に乗りだした! キュートな名探偵の活躍を描く、楽しさ溢れるシリーズ第一弾。 -
病院が嫌いな猫
事件が起きたのは、クロゼット病院の古いボイラー室。病院の設備管理主任のハンクが首を切り裂かれた死体で発見されたのだ。現場の状況から考えて、行きずりの凶行ではないと思われるが、ではその動機は? 保安官たちの捜査をよそに、好奇心を抑え切れなくなったハリーは、いつものように独自の捜査に乗り出してしまう。そんな彼女を心配して、トラ猫ミセス・マーフィが率いる動物探偵団も、事件捜査へと立ち上がった! -
暴走
〔競馬シリーズ〕英国ジョッキイ・クラブ調査員デイヴィッドがノルウェーにやってきたのは、招待騎手ボブの起した売上金横領事件を調べるためだった。が、到着早々、何者かに命をねらわれ、その後も度重なる妨害を受ける。調査を阻むのはいったい誰なのか? 冬の北欧を舞台に繰り広げられる強烈なサスペンス!/掲出の書影は底本のものです -
ビーンボール スポーツ代理人・善場圭一の事件簿
今シーズンオフのFAの目玉となったプロ野球投手・結城憲吾の代理人としてマスコミをにぎわす男、善場圭一。「選手の評価は年俸で決まる」と言い切るその姿勢は球界関係者から嫌われているが、悪役に徹して盾となることで、選手からは絶大の信頼を寄せられている。結城のFA交渉が大詰めを迎えたとき、善場はスポーツマネジメントの大手、グリーンパークのやり手女社長に呼び出され、ある依頼を受ける。それは、東都ジェッツの元4番打者、瀬司の行方を探してほしいというものだった――。『ノーバディノウズ』『球界消滅』で話題となった本城雅人が、ストーブリーグにおける陰の主役の知られざる実態をあぶりだしつつ、その裏に描かれる駆け引きを、プロ野球選手たちの身に降りかかった事件を通して描くスポーツミステリー! 【本書は、2011年に文藝春秋より刊行された『オールマイティ』を改題したものです。】 -
ボストン図書館の推理作家
ハンナは作家志望のレオに助言を仰ぎ、四人の男女が図書館で起きた事件を追う推理小説を執筆していた。だがレオは暴走を始め…… -
ロード・キル
ウェインは密かな殺人願望を持っていた。一見するとごく普通の男性ウェインには昆虫や小動物などを殺し続けた過去があった。加えて隣人達の「犬のふんを掃除しない」といった些細な出来事を手帳に記し、「有罪」として復讐の機会を狙っていた。ある日、彼は恋人スーザンと散歩中、不意に彼女の首を絞めた。驚いたスーザンは咄嗟に逃走。だが、その時ウェインは偶然にも殺人現場を目撃。この日を境にして彼の心は次第に解き放たれてゆく。病めるアメリカをオフ・ビート感覚で描き切る超異常心理スリラー。 -
あなたに訊きたいことがある
山崎まどかさん絶賛。 ピュリッツァー賞・全米図書賞ファイナリストのレベッカ・マカーイ、『戦時の音楽』に続く最新邦訳。 ワシントン・ポスト、ボストン・グローブ、USAトゥデイ、エスクワイア、グッドハウスキーピング、書評サイトCrimeReads……あらゆるメディアが「年間ベスト本」に選出。 高校時代、わたしのルームメイトが寄宿舎で死んだ。 美貌で名を馳せた彼女の死は、二十年以上が経った今もネット上でスキャンダラスに語られている。 そして今、映画論の教授となったわたしに、母校から短期の講座を引き受けてほしいというオファーが届く。ニューハンプシャーの森の中のあの寄宿学校へ──彼女が死んだ場所へ、わたしは戻る。 あのとき何があったのだろう。彼女を死に追いやったのは、あの男子生徒だろうか、あの男性教師だろうか、それとも―― あなただったのではありませんか? 『戦時の音楽』で繊細で魔術的な筆致を見せたマカーイが、謎めいた物語を眩惑的にドライヴさせる。若い女たちに向けられるまなざしの罪を暴き出し、骨太のストーリーテリングを見せつけて、アガサ・クリスティーのように周到な仕掛けをほどこしてみせる、瞠目の長編小説。 -
メインキャラクター
ベストセラー作家、ジネヴラ・Exからプレゼントされた、オリエント急行での三日間の旅。ジネヴラは実在の人物をモデルとして小説を執筆しており、最新作の主人公(メインキヤラクター)に選ばれたローリィは、報酬として豪華列車の旅を贈られたのだ。しかしローリィが列車に乗りこむと、そこには兄、親友、元恋人など、彼女と浅からぬ関係をもつ人々の姿が。さらに列車内では件(くだん)の最新作『湖畔のキャビン』の製本原稿が手渡される。ローリィたちの人生が描かれたはずの本書はミステリで、作中で誰かが死ぬらしい……。盗まれた本、姿なき作家、そして客室の死体。絢爛たる謎に彩られた極上のミステリ。/解説=大矢博子 -
いくつもの鋭い破片
B・E・エリス、畢生の代表作誕生 『レス・ザン・ゼロ』の頽廃と青春。 『アメリカン・サイコ』の不穏と冷血。 アメリカ文学の鬼才、畢生の大作。 1981年秋に起きたこと。それを僕はついに書くことにした。 あの恐ろしい出来事を。 ハイスクールの最終学年。裕福な子女ばかりが通うバックリー校で、僕は人気者の子たちと調子を合わせながら、男子たちとセックスに耽り、家では『レス・ザン・ゼロ』という小説を書き進めていた。僕らが享楽の日々を過ごす一方、周囲には奇怪な出来事が頻々として起きていた―― 不法侵入事件の多発。カルト集団の出没。校内のグリフィン像は何者かによって鯉の死骸で冒涜され、〈曳き網使い〉なるシリアル・キラーが静かに徘徊していた。それがどんな恐ろしいことを引き起こすのか、あのときの僕はまだ知らなかった……。 享楽。虚無。無感覚。何か取り返しのつかないことが起こる予感。 80年代の頽廃をエリスの不穏な声がじわりじわりと綴ってゆく。 13年の沈黙を破って放たれた、米文学の鬼才の集大成的傑作。 -
母の嘘、娘の秘密
母は昔、人を殺していた……? 戦慄のサスペンス クレオの母が台所に血だまりを残して失踪した。捜索を始めると母の本当の職業や父との因縁、過去の秘密が次々と明らかになり…… -
ヘレン・ヴァードンの告白
リチャード・オースティン・フリーマンの『ヘレン・ヴァードンの告白』は、20世紀初めに多数登場したシャーロック・ホームズのライバルたちの中でも最も人気を博した名探偵ソーンダイク博士が登場する長編作品です。若く美しいヘレン・ヴァードンは、ある日、父親の書斎のドア越しに、父とルイス・オトウェイとの激しい口論を耳にします。それは、後に彼女の運命を大きく変えることになる事件へと発展していきます。そんな中、オトウェイが死亡してしまうのです、それも自殺とも他殺とも断定できない状況で。あらゆる状況はヘレンに不利に働いていきます。真相を究明すべく、法医学者ソーンダイク博士の科学的捜査のメスが入ります。オトウェイ死亡の真相が究明されていく物語終盤の検視官とソーンダイク博士との激しい質疑応答は、科学的捜査の実証を重んじるフリーマンの面目躍如。本格ミステリの醍醐味を堪能できる傑作、ついに初邦訳。 -
死のマッチング・アプリ
“イイネ”してはいけない! 衝撃の現代ミステリ 長年の交際が破局したバリスタのグウェンは、一念発起してマッチング・アプリに登録する。だがなかなかデートはうまくいかず、それどころかこれまでのデート相手が次々に殺されてしまう! どうやらグウェンがこれまでデートしたすべての相手を殺そうと狙っている連続殺人犯がいるようで……!? 解説/荒岸来穂 -
家族のなかの見知らぬ人
予想の斜め上を行くどんでん返し、サスペンスの傑作 仕事を失い、夫の浮気に絶望していたリリアン。彼女に魅力的な男性が接近してくる。妻の変化に気づいた夫は尾行を開始するが……。 -
テンプルヒルの作家探偵
ムンバイ、テンプル・ヒル。作家ラディは親友の父親が死体となって書斎で発見されたことを知る。ラディは調査に乗り出すが……。 -
サニー
AppleTV+ドラマ原作(出演:ラシダ・ジョーンズ、西島秀俊、YOU他)。 日本を舞台に描く話題のダークスリラー! 夫が遺した最先端の家事ロボット。 それは従順で賢くて完璧なはずだった。 恐るべきマニュアルを知るまでは……。 天才ロボット研究者の夫と8歳の息子を飛行機事故で失ったアイルランド人のスージー。 夫マサの開発した世界初の家庭用ロボット、“サニー”と日本で孤独に暮らす彼女は、 賢く忠実に振る舞うサニーの存在を疎ましく思い、憎しみすら抱いている。 そんなある日、スージーはロボットを好きに操れるという「ダーク・マニュアル」の噂を耳にして調べ始める。その先に恐るべき陰謀があるとも知らず――。 -
あんたを殺したかった
被害者:男性(55歳、資産家) 被疑者:女性(24歳、アルバイト勤務) 容疑:殺人と死体損壊 死体なき奇妙な殺人事件─― ラスト1 0 頁であなたも驚愕する。 コニャック・ミステリー大賞受賞作! 男を殺し、死体を焼いたと言って若い女が出頭してきた。 レイプされそうになり、反撃したという。 ヴェルサイユ警察のドゥギール警視は“被疑者”ローラの自白に従い 捜査を開始するが、死体はおろか犯罪の形跡すら見つからない。 正当防衛か、冷酷な計画殺人か? 手がかりは全て教えた─ローラはそう言って黙秘するが、 別の被害者を示唆する証拠が新たに発見され……。フランス発の話題作! 「マキャベリ的なストーリー!寝不足にお気をつけあれ」 ─Le Progres紙 「綿密に練られたサスペンス。見た目に欺されてはいけない」 ─BFM Lyon(テレビ局) 「一度読み出したら止まらない!」 ─Lyon Capitale誌 -
女彫刻家
オリーヴ・マーティン――六年前、母親と妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所の床に血みどろの抽象画を描いた女。嫌悪と畏怖をこめて彫刻家と呼ばれるこの無期懲役囚について一冊書け、と版元に命じられたライターのロズは、覚悟を決めて取材にかかる。まずはオリーヴとの面会。並はずれた威圧感に震え上がったが、相手は意外にも理性の閃きをのぞかせた。かすかな違和感は、微妙な齟齬の発見をへて、大きな疑問に逢着する……本当にオリーヴがやったのか? 謎解きの興趣に恐怖をひとたらし。その絶妙な匙加減が、内外で絶賛を博した、ミステリの新女王の出世作。MWA最優秀長編賞に輝く、戦慄の第二長編!/解説=野崎六助 -
死を【弄/もてあそ】ぶ少年
甥は11歳の夏に“事件”を起こした。6年後、両親を亡くした彼を引き取ることに。悪魔のような少年から家族を守り切れるのか…… -
ミステリーしか読みません
観客の前で、出演者が殺された。 ミステリー劇が本物の殺人事件に―― 犯人は舞台と客席、どちらかにいる? 元“空手チョップ探偵”が謎に迫る! 空手チョップが得意技の探偵役で15年前に一世を風靡した女優ミランダ。今は仕事もなく、遂にエージェントにクビを言い渡されてしまう。再起にはあのドラマの続編しかない─ミランダは脚本担当だった別居中の夫を説得するため、彼が暮らす町の劇団公演に参加することに。癖だらけの団員たちと殺人劇の稽古に励むが、出演者の一人が舞台上で小道具のシャンパンを飲んだ直後に死んでしまい……。 -
ザ・メイデンズ ギリシャ悲劇の殺人
セラピストのマリアナは、姪のゾーイに親友が殺されたと相談を受ける。犯人は大学教授のフォスカだと言い張るゾーイだったが……
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