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ベルリンのレジスタンスグループに無線機の部品を運び、ナチス高官の自宅に盗聴器を取りつけよ――。第二次世界大戦が勃発して約2年。チャーチル英国首相のタイピストから、エリザベス王女の警備役を経て、ついにスパイとしてベルリンへ送り込まれることとなったわたし、マギー・ホープ。そこで待ち受けていたのは、予想をはるかに上回る困難、そしてわたし自身の過去の問題だった――。読み手の予想を大胆に裏切り続ける、大展開に次ぐ大展開のストーリー! 赤毛の才媛マギーの活躍を描く、読み出したら止まらない、大好評シリーズ第3弾!/解説=大矢博子
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年09月07日
マギー・ホープのシリーズ。
「チャーチル閣下の秘書」「エリザベス王女の家庭教師」に続く3作目。
アメリカ育ちのイギリス人で、第二次世界大戦中にスパイの訓練を受けることになったヒロイン。
前の作品にも、そういえば一部は綿密な描写がありましたが、全体の乗りは溌剌として若々しく、軽やかさがありました。
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Posted by ブクログ 2015年06月15日
タイトルと前作までの印象でもっと軽い話を想像していたらこれがもうね。重いこと重いこと。
ああ、そうだ。作中のマギーの心境の移り変わりと同じだ。
華やかな活躍を夢見て浮かれていた心が一瞬でどん底に突き落とされる。
楽しいだけじゃない、何か、
スパイものとしては甘いところもあるけど、読みどころはそこじゃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月01日
例によって、終盤の盛り上がりと、そこに至る過程で読者を飽きさせない小説だと思う。
しかし、個人的には好きになれない主人公。確かに彼女は、最初からスパイを志していたわけではないけれども、スパイになる事のリスクはわかっていたはず。
自信過剰、独善、そして感情的。この3つの要素が、私には共感できない部分で...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月09日
マギーってイヤな娘、と思いながらも3作目。新しいのが出ると読んでしまうのは、やっぱり面白いからなのかなあ。
スパイとして正式に仕事をしても、やっぱり マギーはイヤな娘でした。自分の行動が他にどう波及するのか、なんにも考えてない。だけど、自分は他人に頼る。「ヒロインになりたい」体質なんだろうなぁ。
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Posted by ブクログ 2023年03月10日
シリーズ第三弾。
ついに、スパイデビューを果たすことになったマギー。
そのミッションは、ベルリンにいるレジスタンスグループに無線機の部品を渡すことと、ナチス高官の自宅に盗聴器を取り付けること。
準備万端で単身ドイツに潜入したマギーですが・・。
他の方のレビューにもありますが、可愛い表紙とライトな...続きを読む
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