チャーチル閣下の秘書

チャーチル閣下の秘書

アメリカで育ったわたしが、ロンドンで暮らしはじめて1年余り。その間、この国はナチス・ドイツと開戦し、チャーチルが首相になり、そしていま、空襲の時が迫っていた。そんな折、首相官邸での職の話が舞い込んでくる。数学の能力を活かせる秘書官ではなく秘書としてのオファーだが。女性にタイプとファイリングしかまかせようとしないこの国に苛立ちを感じながらも、わたしはその誘いを受け入れる。官邸を取り巻くいくつもの謀略が、待ち構えていることなど知るはずもなく。才気煥発なマギーが体当たりで陰謀に挑む、魅力のシリーズ開幕編。MWA賞、バリー賞、ディリス賞ノミネート!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

チャーチル閣下の秘書 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「エドワード8世」時代(宝塚でいえば)の歴史フィクション。割りに硬派なスパイもので、お話の伏線がしっかりしていて、久々に続編を読み進んで面白いシリーズに出会えました。

    0
    2016年01月17日

    戦時下階級社会での就職

    近現代史の有名人チャーチル閣下の秘書だけど、かのジェームズボンドが奉職したMI6諜報機関に限りなく近かった様な...
    翻訳もやっつけじゃない確かさ。
    読む側に戦時下の英国階級社会の当時の状況、Uボートに海上封鎖され代用コーヒーや砂糖配給生活した事を予備知識として持っていると、背景画として活きてき

    0
    2017年11月11日

    Posted by ブクログ

    マギーをヒロインにしたシリーズ1作目。
    広い意味ではミステリで、ヒロイン物ですが~コージーというより、戦時下のスパイ冒険ものです。

    1940年のロンドン。
    イギリス人だがアメリカ育ちのマギー・ホープは赤毛で小柄。
    大学卒業後さらにマサチューセッツ工科大学に進むはずだったのを延期して、1年前、祖母の

    0
    2014年10月03日

    Posted by ブクログ

    表紙や帯からもっと軽いノリかと思いましたが意外にきっちり。聡明な女性主人公、家族の秘密、スリーパー、テロリスト、裏切り。歴史フィクションとスパイ物が好き、でもあんまり重厚なのはちょっと・・・という方におすすめ。


    "Mr. Churchill's Secretary"

    0
    2013年08月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルからも解るように、第二次世界大戦下の英国モノ。
    コージーちっくな表紙ではありますが、意外と内容はシリアスだったりします。

    アメリカ育ちのイギリス人・マギーは、チャーチル首相のタイピストとして働くことになります。
    ナチスドイツによる侵攻が迫るだけでなく、アイルランドの武闘派・IRAによるテロ

    0
    2023年02月15日

    Posted by ブクログ

    空襲が迫るロンドン。
    ロンドン生まれアメリカ育ち(1才頃から)のマギーは、チャーチル首相の秘書としてタイピストの仕事に就く。

    中盤辺りまで面白かったのに、だんだんつまらなくなってきた
    マギー&ジョン この2人の仲がもっと進展があったら楽しめたかも
    それにしても、マギーのヒトラーへの憎しみが半端ない

    0
    2018年03月13日

    Posted by ブクログ

    ナチスドイツの空襲が迫るロンドン。
    イギリス人でアメリカ育ちのマギーは祖母の屋敷でハウスメイド達と暮らしていた。
    アメリカに帰ってマサチューセッツ工科大で学びたいものの、イギリスにも愛着が出てきていた。
    そんな時にチャーチル首相のタイピスト職の声がかかる。
    ロンドンで暗躍する怪しい人々。
    マギーの家

    0
    2016年02月11日

    Posted by ブクログ

    表紙の絵柄に騙されないように!
    全然コージーミステリではありません。

    主人公マギーの生い立ちや生死不明の父親、IRAのテロリストだけでも相当ハードなのに、第二次世界大戦中、空襲まっただ中のロンドンで、相当ハードなスパイ物?。
    最初からそういうつもりで読めば面白いとも思うけど、期待していたテイストが

    0
    2015年12月03日

    Posted by ブクログ

    第二次大戦下のロンドンを舞台に、才気煥発なアメリカ(育ちの)娘、マギーが活躍するスパイ物。

    というと、表紙デザインもあいまって、ラノベ的な雰囲気かと思ってしまいますが、いやいやどうして、なかなかに本格的な作品です。空襲のロンドンにテロリストに暗号にスパイに・・・本当に盛りだくさん。

    盛りだくさん

    0
    2014年06月10日

    Posted by ブクログ

    第二次大戦時のイギリスで、チャーチル首相の秘書となったマギーの活躍を描く。
    ナチスの侵攻、IRAの破壊活動、マギーの家族の謎など盛りだくさんな内容、スピーディーな展開で一気読みの面白さだった。戦時下のサスペンスでもあるが、男尊女卑の社会に憤りつつ仕事をこなし、シェアメイトたちとの共同生活を楽しむ元気

    0
    2014年01月11日

チャーチル閣下の秘書 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

チャーチル閣下の秘書 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す