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Posted by ブクログ
人口3千人余りの小さな町が舞台。
平和なハズだったクロゼットに突如、訪れた、惨殺な連続殺人事件。町、唯一の郵便局長を勤めるハリーは、持ち前の好奇心から事件に首を突っ込むことになる。だが、彼女の飼い猫マーフィと、相棒のコーギー犬タッカーが、余りにも的外れなことばかりしてる人間達を見かねて、自ら、謎に挑むことに……。
とまあ、大まかな内容はご想像通り、ごく普通の推理小説である。
でも、私が気に入ったのは事件の流れよりも、猫の描写の方。彼女達は擬人化されている訳ではなく、猫の世界に則った、猫の視点で人間を見ているのだ。だから、不自然に思う部分もなければ、嫌みにも思わない。猫特有の仕種もさり気なく出てくる。
猫は何て魅力的で、また、彼女達から見ると、人間は何ておかしな生物なんだろう、と思えてしまう一冊である。
また、この作品はリタ・メイ・ブラウンの飼い猫、スニーキーが著者であるらしい。その辺にも、魅力が隠されているのかも知れない。
Posted by ブクログ
トラ猫ミセス・マーフィーシリーズ。
リタに引き取られた(飼われている?)スニーキー・パイというトラ猫ちゃんが初めて書いた推理小説、らしい(笑。
さて、この話、最初の殺人が起きるまで登場人物を掴むのが大変でした。やはり日本人にとって外国の人の名前は難しいですね。ファラマンド→フェア、マリリン・サンバーン→ミム、クーパー→クープなどなど。
そもそも、人間の主人公ハリーは、フルネームがメアリー・マイナー・ハリスティーン。でもって旦那がファラマンド・ハリスティーンというのですが、どうして旦那はフェアと呼ばれ、彼女はハリーなのか?その辺り、かなり謎です。しかも離婚調停中ですよ。離婚後はどういう名になるんだろ?あと、ケリー・クレイクロフトの奥さんがブーム・ブームというのも理解できません。ミセス・クレイクロフトとかだと、関係も加えてすごく分かりやすいんですが。
分かりにくいといえば、アメリカ流な言葉の言い回しとか、例えもちょっとピンとこないのが悲しいです。
そうそう、それから真(?)の主人公、ミセス・マーフィー(トラ猫)とタッカー(コーギー犬)が人間達に混じって会話をするんですが、それは人間達には理解出来ないという設定です。なので、文中に二匹の会話が普通に紛れ込むため、時々頭が混乱。んんん?これは誰と誰の会話だっけ?というような。
ま、そういう辛さはありますが、慣れてくると展開のテンポが早いのでわりと楽しんで読めました。
ミセス・マーフィーやタッカーはカワイイのに、死体がコンクリートミキサーでぐちゃぐちゃにされてたり、列車で切断されたり、結構エグイんですけどねf^_^;
あ、動物達の視線から、人間の愚かさを指摘する会話がなかなか的を得ていて笑えます。あと、ミセス・マーフィーの元夫、パディの台詞が臭いっ!いやーん、猫でもこんなカッコつけな台詞でくどくの(笑?!
Posted by ブクログ
共著の形をとっているのはリタ・メイの飼い猫スニーキー・パイが書いた小説だから、というコージー。確かに猫はいっぱい出てきますが相方は犬なので猫ミステリと呼ぶのは少々タッカーに失礼な気もします。一生懸命飼い主に自分達の意思を伝えようとしたり、なんとか人気をとろうとしたりする姿はとっても可愛いんですが。会話文が殆ど女性の一人称なので、誰が言ったのかだけじゃなく人間と動物どっちが言ったのかが分かりにくかったです。男性陣の性格もそれぞれ違いが少なくて区別がつかない。女性陣は個性豊かなんですが・・・。動物達の人間に対する考察を苦笑いしながら楽しむのがいい読み方のように思います。
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