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Posted by ブクログ 2017年10月30日
いつも思うのだけど、なぜ小谷野敦は全方向に敵を作るような書き方をするのか。
推理小説嫌いと言いながら、それなりには読んでいるのだ。
そしてほぼボロクソにけなしている。
嫌いなら読まなきゃいいのに。
彼は純文学の人だ。
だからトリックのためにストーリーやら人物造形やらが不自然にゆがめられるのが許せ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月18日
ミステリ愛好家としてはかなり構えて読んだのだが、意外にもうなずけるところが多い。
ねちねちしたところのないさっぱりとした「面白くない」の断定は、ときにユーモアも感じられ、小谷野節健在だなあとニヤリとさせられる。ここ数冊の著書の中では最高の質なんじゃないかなあ。
にしても「俗謡に合わせて人が死ぬと何...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月13日
ミステリファンのうるさいひとり言と思ってください。
ご不快になられたのならごめんなさい。まず謝っておきます。
まず、単純な事実誤認が多すぎます。
例えば、『興奮』の主人公は「コックニー訛り」ではなく「オーストラリア訛り」、『シャム双子の秘密』でクローズドサークルになった理由は「火山の噴火」ではなく...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月15日
ただつらつらとミステリのタイトルが並べられて、よくない、わからない、わからないとはつまらなかったということだ、などのぼやきが続くばかりなんだけどさ。読み進めていくと、これが意外と面白い。膨大な量のタイトルが出てきて、中には雑読みしたり、途中でやめたり、読んだけどわすれてしまった、というのもあるものの...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月02日
バシバシ斬りまくるのでドキドキしますが、最初のあたり、あら!私と好み一緒なのね!と、つい嬉しくなったり(笑)
私も小学生の時、ポブラ文庫のルパンが大好きで繰り返し読んでたんだけど、ホームズと少年探偵団にはピンと来なかったんだよな〜。
あとヒカルの碁が好きってのも。
アンナ・カレーニナ好きじゃないのは...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月17日
何とまあ正直な人だこと。あちこち怒らせるようなことをかまわず書くのが著者のスタイルではあるけれど、なかなかこうは書けないだろう。ミステリって読者も評論家も多い。傑作・名作と言われるものを読んで面白くなかったら、自分がちゃんと読めてないのかしら?と思って黙っとく。あるいは著者が言うように「私の好みじゃ...続きを読む
不出来な小説が売れてる現状に異議申し立てをしてるが、本は商品なのだから、売れなければ出す意味がない。本が売れることで、出版社は潤い、作家は印税で生活が出来る。それの何が悪いのか?売れない本は商品として失格。菊池寛の文章を借りると、読まれない文芸などは、飛べない飛行機と同じものである。
「そして誰も...続きを読む
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