アイヴィポコーダの作品一覧

「アイヴィポコーダ」の「女たちが死んだ街で」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 女たちが死んだ街で
    3.4
    1巻2,420円 (税込)
    13人の女性が殺された連続殺人事件は、犯人が捕まらないまま捜査が打ち切られてしまった。それから15年後、またしても同じ手口の殺人事件が起こる。犯人は今までどこで、なぜ息を潜めていたのか……? 女性たちの目線から社会の暗部を描き出すサスペンス

ユーザーレビュー

  • 女たちが死んだ街で

    Posted by ブクログ

    アメリカ南カリフォルニア サウスウェスト。
    世界有数のレジャーリゾート地のもう一つの姿

    1999年起きた三比極まるリカ南カリフォルニア サウスウェスト。
    世界有数のレジャーリゾート地のもう一つの姿

    1999年起きた酸鼻極まる連続殺人
    生き残った女たちの周辺で次第に波紋が広がって行く。
    何故、15年後に?と言うサスペンスミステリーでありながら、繰り広げられる情景はかつてと同じ匂い、色彩を持っており、気が付くと事件の追及ではなく 彼女たちの生きてきた時間にスポットライトが当たって行く。

    しかし、余りにも昏い 社会が眼を背けて来た 弾こうとした人々の想いや懊悩 痛み~These Women

    0
    2022年05月07日
  • 女たちが死んだ街で

    Posted by ブクログ

    刑事の章が好き。
    話を聴くって大事、他人事だと思わない。

    被害者に非があるという考え方がウンコだよねって。

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    2022年02月06日
  • 女たちが死んだ街で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『塩の湿地に消えゆく前に』と同質の背景で紡がれる物語。
    あちらが東海岸なら、こちらは西海岸ロサンゼルス。
    15年前に横行した、セックスワーカー達を犠牲者とした連続殺人事件で繋がれた6人の女性達の群像劇。

    被害者の母、新たな被害者、刑事、新たな被害者の隣人、その母、15年前の事件の唯一の生存者の視点で構成する、世界の救われない側面をこれでもかと描くサスペンス。

    犯人は明かされる。
    が、やはりそこに主眼はなく、ことごとく素通りされていく。
    群像劇故の回収され切れないエピソード含め、各人の痛みを触媒に”世界は暴力に満ちている”というメッセージをガツンと投げかけてくる。

    結末がある分こちらの方が

    0
    2022年03月12日
  • 女たちが死んだ街で

    Posted by ブクログ

    SL 2021.12.5-2021.12.8

    6人の女性たちの語りで進む。
    それぞれが生きにくさを抱えていて、読むのがしんどくなる。
    世の中から理不尽に排除される女性たちを描いて、ラストはミステリとして解決するんだけど、なかなかに辛い物語だった。

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    2021年12月08日
  • 女たちが死んだ街で

    Posted by ブクログ

    各章ごとに街の女性たちが語る形で進んでいく。15年前の娼婦連続殺人事件の生き残り、娘を殺された母親。そして現在に再び起こる連続殺人を追う女性刑事。それぞれの視点で生きづらい世界を描くが、サスペンスともミステリとも違う作品だった。

    0
    2021年11月16日

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