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モース主任警部は不摂生がたたって入院生活を余儀なくされることになった。気晴らしに、彼はヴィクトリア朝時代の殺人事件を扱った研究書『オックスフォード運河の殺人』を手に取った。19世紀に一人旅の女性を殺した罪で二人の船員が死刑となったと書かれていたが、読み進むうちモースの頭にいくつもの疑問が浮かび……歴史ミステリの名作『時の娘』を髣髴させる設定で贈る、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作
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Posted by ブクログ
ミステリ。 モース警部が入院中に、100年以上前の殺人事件について知り、勝手に真相を妄想する、という特徴的な設定。 入院中のため、大がかりな捜査はできず、部下や知人に資料を探してもらうという、まわりくどい展開。 ミステリとしての濃密さは全くないが、独特のユーモアがあって、意外と楽しく読める不思議。 ...続きを読むたまにはこういった変わった作品も良いのでは。
モース警部の安楽椅子探偵編。 読んでいる最中は楽しかったけど、解決? イマイチ納得できない。 アルファベットのスペルの並べ替え? 英国人が理解できるのならよし。私は分らないのだけど・・・ 相変わらずのコントのような~それで楽しめてのかつ「時の娘」なので オマケして星は三つ。
モース警部がとうとう入院した。それは安楽椅子でなく安楽ベッド(でもないか)の推理から始まった。 もう忘れかけていた。クロスワード好きのモース警部。 少し前に「森へつづく道」を読んでいた。たしか最初の部分は新聞投書の騒ぎから始まったと思うのだが、メモしてなかったので分からない。 ヒッチハイク女性が...続きを読む行方不明になる事件でとても面白かった、のだが。大筋は忘れてしまっている。 とにかく、これがなんとなく記憶では二冊目になるような。 モース警部は胃を悪くして入院する破目になる。確かに彼は飲みすぎだ。 そこで隣にいて亡くなった大佐が出版した本をもらって入院の退屈さを紛らすのに、読んでみた。 それは1860年にオックスフォード運河で起きた殺人事件の記録だった。 彼は中から不審な点を見つけ出し、退院後にルイスとともに、記録をたどって疑問を解決しようとする。 まだ辛うじて各地に記録が残っていたり、墓石の風化も、文字が判別できる状態で、徐々に事件の影を辿ることができる。 殺された女性(ジョアナ)の育った家を見つけて、ルイスが疑問の部分を決定的に解決する跡を見つける。 ここは読んでいても快哉を叫びたくなる「やったね、ルイス!!」 単なる推理から、手探りで真相に近づいていく。読者は、モースの推理をたどって行くに過ぎないのだが、それでも飽きないとても面白い展開で、一気に読める。 コリン・デクスターのモース・推理スタイルだ。 独身のモースをとりまく美人看護婦たちとのやり取り、治療の眼を盗んでルイスの心遣いはやはり酒と本。そして情報。 彼らのさりげない会話から、純真なルイスがモースに無心に従っている様子や、それが当然のように振る舞いなからコンビを組んでいる二人がやはり好き。
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