キドリントンから消えた娘

キドリントンから消えた娘

二年前に失踪して以来、行方の知れなかった女子高生バレリーから両親に手紙が届いた。元気だから心配しないで、とだけ書かれた素っ気ないものだった。生きているのなら、なぜ今まで連絡してこなかったのか。失踪の原因はなんだったのか。そして、今はどこでどうしているのか。だが、捜査を引き継いだモース主任警部は、ある直感を抱いていた。「バレリーは死んでいる」……幾重にも張りめぐらされた論理の罠をかいくぐり、試行錯誤のすえにモースが到達した結論とは?アクロバティックな推理が未曾有の興奮を巻き起こす現代本格の最高峰。

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キドリントンから消えた娘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「ウッドストック行最終バス」に続くモース警部シリーズ2作目。前作に続いてルイス部長刑事とコンビを組んで捜査にあたる。

    モース警部が事故死したエインリー警部から引き継いだ仕事は、2年前に失踪した少女の捜索だった。 エインリーは何らかの調査でロンドンを訪れ、その帰りに自動車事故で亡くなったが、その直後

    0
    2021年04月24日

    Posted by ブクログ

    「ウッドストック行き最終バス」を読んでから、10年ぶりくらいのモース警部ではないだろうか。長いこと積んでしまった。

    モースという人物にイライラしたり、早く解決しろとモヤモヤする方は、肌に合わないだろう。彼の妄想爆発推理、仮説に次ぐ仮説。これを楽しめる読者の私は、この物語を終わらせたくなかった。ずっ

    0
    2018年05月31日

    Posted by ブクログ

    モース警部、二作目。
    モース警部の推理爆弾(?!)がいたるところで爆発。
    やっぱり笑いながら読む本でした。
    そう割り切って読み続ければこのシリーズも納得。

    それにしても女好き、酒好きで相棒ルイスにとってはやれやれ(;一_一)な人ですね。

    0
    2013年10月08日

    Posted by ブクログ

    モース主任警部の2作目。モースは鋭い直感が持ち味だが、今回は推理がことごとく空回りする。読んでいる私でさえ強引過ぎるなあ、と思っていたら、やはり失敗ばかりで、とうとうモースは事件を諦めようと追い詰められたりする。決して警察官として優秀ではないところが、このシリーズの面白さなのだろう。この話では、実は

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    2024.09.21
    気長に構えて苦笑いしながら読む一冊。
    モースさんがどうやって警部にまで昇任できたのか彼のひととなりが気になる。
    現実の捜査もこんなふうに行ったり来たりなのかも。

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    ミステリ。モース主任警部。
    著者の本を読むのは4冊目。
    3冊読んで4冊目に挑戦している訳なので、何かしらの魅力を感じてはいたが、シリーズの面白さを明確に認識できた一冊。
    読んでいて連想した作家はアントニイ・バークリー。
    個人的に思う作品の魅力は、モース警部の想像力を活かした捜査スタイル。
    証拠からス

    0
    2023年12月11日

    Posted by ブクログ

    これがコリンデクスターの個性か。何度も何度も推理に失敗し、想像力を武器に新たな仮説を組み立てるモースがとてもいい。非常に印象深い作品。

    0
    2019年10月10日

    Posted by ブクログ

    うーん、ちょっと話の流れが二転三転というより、まわりくどく感じてしまい残念。

    ドラマを、特にヤングモースの方を見倒して、なんとなく自分の中で人物造形が出来上がってしまっていたからかも知れない。
    「ウッドストック」は読むか考え中…

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    テレビドラマにもなったモース警部シリーズ2作目。同僚の死によって引き継いだ行方不明の若い女性探しが思わぬ複雑な事件になっていて…というストーリー。ただ、モース警部がわりと気分屋っぽいところがあるのと、彼の捜査はミスを積み重ねて可能性を消去していって、最終的に残ったものが正解というパターンで進行する。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    早川書房の<このミステリがヤバい!>フェアから一冊。妄想で組み立てた仮説に従い猛進し、玉砕しては再トライを繰り返すモース警部と内心辟易しつつも追従するルイス刑事という迷コンビが探偵役。事実確認をせずに突っ走るので、リセットする度に方向転換する推理の応酬が見所と思われる。二転三転どころの話では済まない

    0
    2021年02月06日

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