何年も海の底で待ち引き上げられてからさらに放置されていた瓶入りのメッセージ。
手紙の1行目には「助けて」の文字。
気乗りしないカールを横目にアサドとローセは解読を開始するが……
冒頭から自らの血でメッセージを残す少年が出てきてもうツライ。でも、カールたちの場面に変わると途端にコミカルで思わず笑って
...続きを読むしまうやり取りが続く……オールスン、上手い。文章構成が抜群に上手い。グイグイ読ませる。
犯人×被害者家族×特捜部Qで息つく暇もない展開。これは面白い。→
カールの周りの人間関係も濃いし、アサドは何者?みたいな流れからのえ?ローセ?みたいな。主要メンバーのキャラが濃いから読んでいて楽しい。
ラストは今回はサラッと読むとハピエンだが、深読みすると……怖い。
あ、堂場瞬一氏の解説が良い。警察小説のカテゴライズの話、面白かったー!!
以下、Twitterでの実況感想
「特捜部Q Pのメッセージ」は上巻ラストあたり。
今作も犯人側の痛い描写とカール側のコミカルな描写の振れ幅に翻弄されながらグイグイ引き込まれてます。
やばいー。癖になるー。楽しい〜!
上巻読んだ〜!
ハラハラシーンで下巻やん!てか、ヤバイヤバイヤバイ!ここでこの2人が出会うとか思わなかったー!
今作、ストーリーに厚みがあってマジで面白い!
あと、アサドの秘密よ……これ多分だいぶん先でわかるんよね。気になる……
下巻後半戦に突入!
カールたちが犯人にジリジリと近づいていく過程が読んでいてハラハラワクワクする!
そしてローセぇぇ?!え??えええ?みたいな(笑)
わぁわぁわぁわぁー!!!ニアミスぅぅー!!カールニアミスぅぅぅ!!
あとアサドつっよ!(真顔)毎回思うけどアサド、何者なんだ……
読み終わった……今作はとても良かった……北欧らしさを残しつつのラスト。てかあのラストは……?いやいや、きっとハピエンだと信じたい。
解説がまた好き。特捜部Qシリーズ、解説豪華だよね。