作品一覧

  • チェス盤の少女
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    チェスの少年少女全英大会に出場するためにやってきたイリサは、とつぜん何者かに拉致される。 真っ暗な地下室で目を覚ましたイリサは、部屋の床をチェス盤に見立て、現状を把握しようとする。 なぜ、自分が誘拐されたのか? 犯人の目的とは? ときどき訪れる少年イライジャの言動になやまされながらも、イリサは脱出の方法を必死で考える。 いっぽう、イリサを拉致したのが連続少女誘拐犯とわかり、外では必死の捜査が始まっていた。
  • 情熱のシーラ 上
    -
    1~3巻1,320円 (税込)
    NHK海外ドラマの原作小説 全3巻刊行開始! 1911年にマドリードで生まれたシーラは、天才的な裁縫の腕をもつお針子だ。スペイン内戦前夜、恋人とモロッコに移り住むが、恋人の裏切りで何もかも失う。失意の底にあったシーラを救ったのは、1本の針と糸だった――。激動の時代、数奇な運命を生きたヒロインを圧倒的な筆力で描く。全世界で400万部以上を売り上げた歴史大河ロマン、待望の邦訳版!
  • 本を隠すなら本の中に
    3.4
    1巻1,222円 (税込)
    「いますぐわたしの家から出ていって!」大学時代のルームメイト、パミーが家に転がり込んで二週間、我が物顔で家を占領するだけでなく、トリシアの大事な城であるミステリ専門書店に出て客に迷惑をかけるにいたって、ついに堪忍袋の緒が切れた。ところがトリシアが追い出したその日のうちに、こともあろうに人手不足に悩むカフェの店主でトリシアの姉アンジェリカが、うっかりパミーを雇ってしまったのだ。だがそのパミーが店の裏で殺された……。古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナムで起こる事件を描く、ライトミステリ。本の町の殺人シリーズ第3弾。アガサ賞候補作。

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  • サイン会の死
    3.2
    1巻1,119円 (税込)
    古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナム。トリシアはそんなストーナムのミステリ専門書店の店主だ。今日は『ニューヨークタイムズ』のベストセラー作家ゾウイのサイン会の日。最初で最後の全国ブックツアーの最終地点を、故郷ストーナムの小さな書店にしてくれたのだ。ゾウイのアシスタントだという姪の態度はひどかったものの、サイン会はなんとか成功。だがほっとしたのも束の間、姿が見えなくなった主役を探しにいったトリシアが見つけたのは、人気作家の変わり果てた姿だった。本屋だらけの町で起こる事件を描くライトミステリ第2弾。

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  • 本の町の殺人
    3.3
    1巻968円 (税込)
    【ミステリ専門書店本日開店!殺人事件の在庫はございません】古書と専門書の書店が軒を連ね、それを目当てに大量の観光客が押し寄せる、読書家の聖地、本の町ストーナム。トリシアはそんなストーナムにあるミステリ専門書店の店主だ。ヴィンテージものの初版から、新刊のベストセラーまで取りそろえたこの店は、彼女の夢と努力が詰まった大切な城。ところが経営不振だった隣の料理書専門店の店主が殺され、高価な料理本の初版が消えた。保安官は第一発見者のトリシアを容疑者扱い。なんとか容疑を晴らそうと、彼女は必死で事件を調べはじめる。本屋だらけの町を舞台にしたライトなミステリシリーズ第1弾。

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  • チェス盤の少女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何回もどんでん返された。

    イライジャがまさかの…で。
    最初はただひたすら暗くて怖くて恐ろしい雰囲気だったけど、2章以降からはただ怖いだけじゃなくて、もっと面白く、深いストーリーになっていった。
    この物語の本当の主人公はイライジャ(あるいはカイル)なんじゃないか?って思った。
    ラストは涙が出そうになった。
    カイルが海に落ちるシーンで、お母さんとイライジャが見えたところが泣けた。
    イリサが助かって本当に良かった。あれで死んでたら本当に絶望だったから。

    めちゃくちゃ考察できる話だから、もう一回じっくり読んで、同じくこの本を読んだ人と語り合いたい。

    0
    2024年01月30日
  • 本の町の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本の町ストーナムでミステリ専門店を経営するトリシア・マイルズ。隣で料理の本の専門店を経営するドリス。ドリスと賃料でもめていた地主のボブ・ケリー。ストーナムにやってきたトリシアの姉アンジェリカ。ある夜殺害されたドリス。消えた高価な料理本。第一発見者だが保安官であるウェンディ・アダムズに容疑をかけられるトリシア。ドリスの姉ディアドリの登場。トリシアに近づくマイク・ハリス。アルツハイマーで入院するマイクの母親グレイス。消えるグレイスの持ち物。常連客のミスター・エヴァリットに仕事を依頼するトリシア。

    0
    2013年08月31日
  • 本を隠すなら本の中に

    Posted by ブクログ

    前半でこれまでの人間関係で厄介と言えるボーイフレンドと保安官が一掃されたのが、大当たりだったと思う。
    イケメン捜査官とクレバーな一般女性の組み合わせは、コージーミステリって感じ。
    謎解き部分は今回もトリシアがかなり動き回って足で捜査してる。姉も現実的で冷静なツッコミをして、一般人の捜査がいかに危険で愚かなことか思い出させてくれるしすごく真っ当。
    カボチャ破壊犯の動機にはイマイチ納得出来なかったけど!

    作者の大団円にまとめるハッピーエンド主義にようやく慣れてきたところなので、続刊読みたくなってきた。

    0
    2023年11月29日
  • 本を隠すなら本の中に

    Posted by ブクログ

    本の町が舞台のライト・ミステリ、シリーズ3作目。
    3冊の中で一番よかったです!

    専門書店を集めて町おこしをした本の町ストーナム。
    トリシア・マイルズは、ミステリ専門書店の店主です。
    バツイチ、アラフォーの本の虫で、料理はほとんど出来ない。
    前作から半年後の10月。
    学生時代のルームメイトのパミーがやってきて2週間居つき、勝手に小切手を切るにいたって、ついに出て行ってもらうことに。
    当然の怒りも覚えつつ、追い出すようで罪悪感に駆られてまごまごしてしまう根が優しいトリシアでした。

    タイプの違う華やかな姉のアンジェリカも町にやって来て、2作目で料理書専門店を開きました。
    3作目では、さらにカフェ

    0
    2014年10月16日
  • サイン会の死

    Posted by ブクログ

    「本の町の殺人」シリーズ2作目。
    夢をかなえた女性書店主のトリシアが活躍します。

    町おこしのために専門書の本屋ばかりを集めた本の聖地ストーナム。
    今回トリシアは、愛する店で、ベストセラー作家のサイン会を開いていた。
    地元出身だが変わり者で、ほとんどマスコミに顔を出さない作家ゾウイ・カーター。
    ゾウイの姪が秘書なのだが、妙に態度が悪い若い娘だった。
    サイン会が終わった後に、事件は起きてしまう。

    事件現場としてトリシアの店は封鎖されてしまい、商売上がったり。
    前作での誤解から、女性保安官はいまだトリシアに反感を抱いている。

    実の姉のアンジェリカは、隣で料理書の専門店を出したばかり。
    華やかで

    0
    2014年08月02日

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