作品一覧
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3.3【ミステリ専門書店本日開店!殺人事件の在庫はございません】古書と専門書の書店が軒を連ね、それを目当てに大量の観光客が押し寄せる、読書家の聖地、本の町ストーナム。トリシアはそんなストーナムにあるミステリ専門書店の店主だ。ヴィンテージものの初版から、新刊のベストセラーまで取りそろえたこの店は、彼女の夢と努力が詰まった大切な城。ところが経営不振だった隣の料理書専門店の店主が殺され、高価な料理本の初版が消えた。保安官は第一発見者のトリシアを容疑者扱い。なんとか容疑を晴らそうと、彼女は必死で事件を調べはじめる。本屋だらけの町を舞台にしたライトなミステリシリーズ第1弾。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ何回もどんでん返された。
イライジャがまさかの…で。
最初はただひたすら暗くて怖くて恐ろしい雰囲気だったけど、2章以降からはただ怖いだけじゃなくて、もっと面白く、深いストーリーになっていった。
この物語の本当の主人公はイライジャ(あるいはカイル)なんじゃないか?って思った。
ラストは涙が出そうになった。
カイルが海に落ちるシーンで、お母さんとイライジャが見えたところが泣けた。
イリサが助かって本当に良かった。あれで死んでたら本当に絶望だったから。
めちゃくちゃ考察できる話だから、もう一回じっくり読んで、同じくこの本を読んだ人と語り合いたい。 -
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Posted by ブクログ
本の町が舞台のライト・ミステリ、シリーズ3作目。
3冊の中で一番よかったです!
専門書店を集めて町おこしをした本の町ストーナム。
トリシア・マイルズは、ミステリ専門書店の店主です。
バツイチ、アラフォーの本の虫で、料理はほとんど出来ない。
前作から半年後の10月。
学生時代のルームメイトのパミーがやってきて2週間居つき、勝手に小切手を切るにいたって、ついに出て行ってもらうことに。
当然の怒りも覚えつつ、追い出すようで罪悪感に駆られてまごまごしてしまう根が優しいトリシアでした。
タイプの違う華やかな姉のアンジェリカも町にやって来て、2作目で料理書専門店を開きました。
3作目では、さらにカフェ -
Posted by ブクログ
「本の町の殺人」シリーズ2作目。
夢をかなえた女性書店主のトリシアが活躍します。
町おこしのために専門書の本屋ばかりを集めた本の聖地ストーナム。
今回トリシアは、愛する店で、ベストセラー作家のサイン会を開いていた。
地元出身だが変わり者で、ほとんどマスコミに顔を出さない作家ゾウイ・カーター。
ゾウイの姪が秘書なのだが、妙に態度が悪い若い娘だった。
サイン会が終わった後に、事件は起きてしまう。
事件現場としてトリシアの店は封鎖されてしまい、商売上がったり。
前作での誤解から、女性保安官はいまだトリシアに反感を抱いている。
実の姉のアンジェリカは、隣で料理書の専門店を出したばかり。
華やかで