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死者の百科事典
旅先で訪れた図書館で、世界中の無名の死者の生涯だけを記録した書物に出会い、父親の項を読みふけるという表題作をはじめ、音楽的手法、絵画的手法、映画的手法と、自在に変化するスタイルで描かれた死と愛をテーマとする、幻想的で美しい、しかも皮肉な味わいをもそなえた九つの物語。アンドリッチ賞受賞作。【収録作】「魔術師シモン」/「死後の栄誉」/「死者の百科事典」/「眠れる者たちの伝説」/「未知を映す鏡」/「師匠と弟子の話」/「祖国のために死ぬことは名誉」/「王と愚者の書」/「赤いレーニン切手」/「ポスト・スクリプトゥム」/訳者あとがき=山崎佳代子/解説=松山巖 -
ズレずに生き抜く 仕事も結婚も人生も、パフォーマンスを上げる自己改革
電子書籍版では書き下ろしのまえがきを収録! 「あるある」「上層部に読ませたい」「励まされた」など30代、40代の共感の声多数。 うまくいかない、おかしい、腹が立つ。仕事、会社、人生、社会でズレているのは自分?それとも…。 文春オンラインの人気著者による、時代と自分のズレを認識し希望に変えるための必読書! ●おもな目次 【第1章】 仕事観のズレ ・部下がついてこない人の「失敗の本質」 ・頭のいい人たちが集まっているはずの組織がやる、馬鹿なこと 【第2章】 人生観のズレ ・休むのが下手で、頑張れば上手くいくと思い込み過ぎ ・この時代「人生のデザイン」なんて、できるのか 【第3章】 企業観のズレ ・若者に、いまの年寄りの人生アドバイスは役に立たない ・「人工知能が採用面接で人間を見抜く時代」の欺瞞と憂鬱 【第4章】 世代観のズレ ・育児に労働に疲れ果てる女性と、所得が低いと馬鹿にされる男性 ・通勤ラッシュの赤ちゃん「日本は育児に冷たい」の妥当性 【第5章】 結婚観のズレ ・「絶対に成功しない婚活」×「必ず結果を出す正しい努力」 ・「わたし、肉食だから」と自称する女の人について 【第6章】 時代観のズレ ・オタクがオタクでなくなるとき ・無い才能の、見切り方 -
この先をどう生きるか 暴走老人から幸福老人へ
いきなり「人生百年時代」と言われても……。立ちすくむ老人予備軍に、ベストセラー『暴走老人!』の著者が、「暴走老人化」せずに孤独と向かい合う術を伝授する。 序章は、現代の神話化した「人生100年」の実像と平均寿命のカラクリについて。 第1章は、ネットやスマホとの距離を保つということについて。 第2章は、コミュニケーションのとり方、生き方の正しい方法について。 第3章は、世の中に流布する「孤独観」を整理して、そのなかで老人が陥りやすい孤立と孤独について。 第4章は、老人を取り巻く社会の眼差し、同調圧力に影響されない生き方について。 第5章は、セカンドライフのための意識の大転換に必要な「リボーン・ノート」について。 第6章は、価値ある「暮らし」を再構築するということについて。 芥川賞作家が教える、「生きがいのある老後の過ごし方」。 -
母・小川真由美との40年戦争 ポイズン・ママ
「小川真由美は素晴しい女優でしたが、“母親”としては失格でした。娘の私にしたこと、私の体験をすべてお話しします──」。 昭和を代表する大女優・小川真由美と、2011年に急逝した名優・細川俊之の一人娘として生を受けた著者だが、幼少時に両親が離婚してから、人生の歯車が狂い始めた。ドラマ『浮世絵 女ねずみ小僧』『アイフル大作戦』で人気を博し、映画『復讐するは我にあり』で日本アカデミー賞を受賞するなど大スターとして活躍した母・真由美は、私生活では奔放な男性遍歴を続け、育児には興味を示さず、娘に対して虐待やネグレクトを繰り返す。一週間も食事をさせず、放置されていたことさえあった。 著者は高校を中退し、母の仕事の手伝いをするようになる。しかし、真由美の奇行は止まらない。常軌を逸した浪費癖、さらには占いや風水、怪しげな宗教に凝り出し、付き人は次々と辞めいく。真由美の歪んだ愛情に翻弄される著者は、うつ病を患い、逃げるように母から遠ざかる。そして、真由美は「出家」し、芸能界から消えてしまう──。 「この本がきっかけになって、出来れば平穏無事なごく普通の親子関係を取り戻したい」 あまりに特異な環境で過ごした娘と母の40年の愛憎を、赤裸々な筆致で描いたドキュメント。 -
感動の温泉宿100
1年のうち200日は旅をする温泉ビューティ研究家・旅行作家の著者が、泊まって感動した宿だけを厳選。温泉のスペシャリストの目を通して書かれた各宿の魅力を読めば、どこもかしこも行きたくなる。一家に一冊は必携、これはまさに温泉案内の金字塔です。写真+詳細データ付。 (目次) 第1章 絶景に出会える宿10軒 第2章 美肌の湯に浸る宿10軒 第3章 最高のスパに身を委ねる宿8軒 第4章 美食を堪能する宿10軒 第5章 日本文化を楽しむ宿10軒 第6章 ぷくぷく自噴泉のある宿10軒 第7章 魅惑のぬる湯がある宿7軒 第8章 雪景が素晴しい宿7軒 第9章 湯めぐりが楽しい宿6軒 第10章 現代湯治の宿6軒 第11章 こだわり建築の宿6軒 第12章 ここだけにしかない個性派の宿10軒 -
あかんやつら 東映京都撮影所血風録
ヤクザとチャンバラ。熱き映画馬鹿たちの群像―― 型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。 東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。 東映京都撮影所。『旗本退屈男』『仁義なき戦い』など名作誕生の場所には 破天荒な映画人たちの歴史がある。 破格のスター・中村錦之助、鬼と呼ばれた製作者・岡田茂、 「緋牡丹博徒」藤純子の心意気、照明。殺陣師ら裏方の職人たち――。 エロとヤクザとチャンバラと。熱き映画馬鹿たちを活写した決定版ノンフィクション。 解説・水道橋博士 【登場する主な作品】 「赤穂浪士」 「大菩薩峠」 「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」 「旗本退屈男」 「酔いどれ無双剣」 「幕末残酷物語」 「十三人の刺客」 「大殺陣」 「十兵衛暗殺剣」 「忍者狩り」 「宮本武蔵」 「緋牡丹博徒」 「仁義なき戦い」 「やくざの墓場 くちなしの花」 「北陸代理戦争」 「山口組三代目」 「柳生一族の陰謀」 「魔界転生」 「蒲田行進曲」 「鬼龍院花子の生涯」 -
深夜の市長
昼とは全く別の姿を見せる真夜中の東京“大都市T”。奇怪な人々が闇に潜む不思議な都市を支配するのが、謎の老人・深夜の市長である。ある晩の殺人事件をきっかけに、彼の存在を知った僕。果たして深夜の市長の正体は? 傑作都市ミステリ「深夜の市長」。祖父とも思う資産家の老人が亡くなった後、少年が取った行動が予想外の事態を招く「仲々死なぬ彼奴」。人間の興奮をグラフにした“興奮曲線”によって、殺人犯を特定した博士が陥った悲劇を描く「キド効果」など珠玉の11編を収録。日本SFの先駆者にして唯一無二の奇想で彩る作品を描いた著者の真髄を示す、傑作ミステリ短編集。 -
狂乱廿四孝/双蝶闇草子
三世澤村田之助、江戸末期から明治初期にかけて一世を風靡した歌舞伎の名女形。舞台の最中の怪我から脱疽となり結果として四肢を切断せざるを得なかった悲劇の名優である。明治3年、異彩の画家・河鍋狂斎の描いた幽霊画を発端とした連続殺人事件が、猿若町を震撼させる。幽霊画には歌舞伎界を揺るがす秘密が隠されているらしい――。滅び行く江戸の風情とともに、その事件の顛末を戯作者見習いのお峯の目を通して丁寧に活写した、第6回鮎川哲也賞受賞作『狂乱廿四孝』に、その後のお峯たちの姿を描いた未完の長編ミステリ『双蝶闇草子』を付す。/解説=浅野里沙子 -
霧に橋を架ける
人間を寄せつけない“霧”の大河に初めての橋を架けようとする人々の苦闘と絆を描き、ヒューゴー賞とネビュラ賞をダブル受賞した表題作。宇宙で遭難した女性と、圧倒的に異質な相手の邂逅を描く、ネビュラ賞受賞の衝撃作「スパー」。消失と再出現を繰り返す猿たちのサーカスとともに旅する女性が出合う奇跡を描いた、世界幻想文学大賞受賞中編「26モンキーズ、そして時の裂け目」。現代SF界きっての短編の名手が、孤独を抱えたものたちの不可思議な出会いとふれあい、そして別れを鮮やかに描く。数々の賞に輝く傑作11編を収めた幻想SF短編集。/解説=橋本輝幸 -
スタア・バーのカクテルブック
東京・銀座にある「スタア・バー」のオーナー、岸久氏は日本バーテンダー協会の協会長であり、2014年秋、黄綬褒章を受章した日本を代表するバーテンダーである。若くして数々のカクテル・コンテストを制し、1996年には最も権威ある「IBA 世界カクテルコンクール」のロングドリンク部門で、日本人初の世界チャンピオンに輝いた。 そんな岸氏の経歴からもわかるように、「スタア・バー」といえば「カクテル」。バーテンダーとして初の「現代の名工」に選ばれた彼のカクテルは世界中からお客が集まってくる。本書ではスタア・バーの得意とするカクテルや、これまで数々の大会で優勝したときのカクテルを、オリジナルのカクテルなどを、カラー写真で45点、オリジナルレシピ付きで紹介。 また、岸氏おすすめの全国のバーもご紹介。 -
白の祝宴 逸文紫式部日記
時は平安。都の人々の注目を集めているひとりの女性がいた――その名は紫式部。かの『源氏物語』の著者だ。式部には、あまり知られていない顔がある。彼女は都の謎を鮮やかに解き明かす名探偵でもあったのだ。折しも、帝が寵愛する女性が待望の親王を出産し、白一色で飾られ沸き立つ土御門邸。しかし、そのきらびやかな祝宴のさなか、都を騒がせている怪盗が逃げこんだとの報が入る。彰子にこわれて出仕していた式部は、『紫式部日記』編纂のかたわら、推理をめぐらせるのだが……。怪盗の行方は? そして書物にこめた式部の思いとは? 第13回鮎川哲也賞受賞作家が描く王朝推理絵巻、第2弾。/解説=細谷正充 -
バカになれ! カリスマ・エンジニア「ゼロからの発想術」
常識外れのグローバル仕事術! カルロス・ゴーンCEO直轄プロジェクトで、日産GT-Rを 「ヒト・カネ・時間は通常の半分」という非常識な方式で世界一に導いたカリスマ・エンジニア、水野和敏さん。 その発想法は、新しいアイデア、チーム運営、ブランド構築など、イノベーションの起こし方のヒントにあふれています。 ・宣伝費はゼロ。アラブの王族にクチコミさせる。 ・「漏れ聞こえる」オフィスにせよ。 ・リーダーは30分遅く出社しろ。早く帰れ。 ・失敗させてチームをつくる。 ・英語はできないほうが効く! ・ノートはとるな。 ・恋愛しろ。思考のプロテクトを外せ! そして最終章で明らかにされる、 日産を退社後の「アジア圏での新たな挑戦」とは――。 「誰もやってないことだから、やるんだよ!」の“水野節”で元気がでる一冊です! -
マンガと音楽の甘い関係
★『ガラスの仮面』の姫川亜弓は、どうしていつも〈トロイメライ〉を聴くのか?『ベルサイユのばら』の男装の麗人オスカルが好きなモーツァルトを、マリー・アントワネットが聴かないのはなぜ?『SLAM DUNK』の流川楓のウォークマンの中身は何?――答えはすべてこの中にあります。 ★マンガと音楽をめぐる愛いっぱいのミステリーエッセイ!音楽を奏でる王子様たち、優等生と不良が好む音楽の違い、恋人や友人と音楽をわかちあう名シーン、画面に散りばめられた音符の装飾、ロマンチックな音楽用語のタイトル、声に出して読みたくなる魅惑のルビ文化、作品から流れ出すBGM……名作マンガに登場するさまざまな「音楽」描写の魅力を語り、真意を読み解きく刺激的なエッセイ集! ★勝田文、雲田はるこ、水城せとな、ヤマシタトモコ豪華ロングインタビュー収録! -
RACERS(レーサーズ)
栄光のパラレルツイン “TZ250”The Essence of the Continental Circus 目次 History of Yamaha’s Parallel-Twins ヤマハ市販レーサーの胎動 THE SCENE from scenes 1973-1990 World Grand Prix 250cc TZ250の航跡 主要諸元 1973-1990 TZ250 Technical Review 1973[430] レースの普及に貢献した初代TZ 1976[1H3] モノクロス&前後ディスクの第二世代 1979[3G2]装備の近代化・軽量化と出力向上 1981年 5F7の大改革 レーサー専用設計エンジンとYPVSの採用 Technical Review 1983[26J]熟成された3年目のレース専用機 1985[59W]リードバルブ新採用の鋼管フレーム最終型 Interview 和歌山利宏 59Wー冷や汗をかかないですむ車体とハンドリング 福田照男 TZで築いた絶頂期の行方 HHシリンダーとは何か? ’80年代のTZユーザーにとってのマストアイテム 糟野雅治 TZ250を、そしてHHを日本で最も売った男 1986[1RK]アルミDELTABOXフレームを投入 1990[3TC]熟成なった後方排気の最終型 難波恭司 元開発ライダーが語る後方排気の真実 THE SCENE from scenes 1973-1990 全日本選手権250cc 1973-1990 AMAライトウエイト TZ愛を語る、オーナーの皆さん ヤマハロードバイクに見るTZ250の純度 Next Issue Ending Story 裏表紙 -
選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義
各界カリスマたちが愛読するロングセラー! 選択肢は多ければ多いほどよい、そう考えているあなたは間違っています。実は人間はあまりに選択肢が多いと逆に「選択」ができなくなる。そのことを実験によって証明したのが、この本の著者コロンビア大学ビジネススクール教授のシーナ・アイエンガーです。 24種類のジャムの売り場と、6種類のジャムの売り場では、前者は後者の10分の1の売り上げしかあがりませんでした。 「なぜ自分の選択に失望することが多いのか」「他人に選択を委ねたほうがよい場合は」「その場合は誰に委ねるべきか」「出身や生い立ちは、選択にどう影響を与えるか」等々。20年以上に渡る広範な実験と研究によって、あなたの「選択」に関する疑問に答えます。 目次 オリエンテーション 私が「選択」を研究テーマにした理由 第1講 選択は本能である 第2講 集団のためか、個人のためか 第3講 「強制」された選択 第4講 選択を左右するもの 第5講 選択は創られる 第6講 豊富な選択肢は必ずしも利益にならない 第7講 選択の代償 最終講 選択と偶然と運命の三元連立方程式 単行本 2010年11月 文藝春秋刊 文庫版 2014年7月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。 -
なのに、どうして君は―婚約者に放置された令嬢と護衛騎士の話―
待望の完全書き下ろし新作がついに刊行! 読み終えたあとも、また開きたくなる珠玉の感動作。 伯爵令嬢エーファは、呼び出された四阿で今日も婚約者を待ち続ける。約束の場に現れたことのない婚約者。顔ももう忘れてしまった。 そんなエーファの傍らに無言で立ち続ける、この屋敷の護衛騎士ギルベルト。 ある日、彼は知ってしまう。エーファの肌に残る痛ましい鞭の痕。そして彼女の正体が、攫われて令嬢に仕立て上げられた村娘であることを。 虐げられる日々の中、彼女の願いは―― “お母さんに会いたい” 星に祈る横顔に、護衛の赤銅の瞳が揺れる。 「俺があなたをお護りします、必ず」 結ばれないはずの二人が辿り着く先は?万感のラストを見届けて―― -
脳は見た目から逃れられない
「外見格差」は脳のせい! 「ルッキズム」が加速する残酷な脳と社会をどう生き延びるか――? ルッキズムという言葉が浸透してきた今日。外見至上主義自体は遥か昔、古代エジプトから存在している。「人を見た目で判断してはいけない」といわれるが、私たち人間は「見た目で差別する」脳を持っているのだ。 しかし、しょうがないと片付けるには、社会はあまりにも残酷になりすぎた。 以前から外見に関するスラングはさまざま生まれていたが、現在の「顔整い」「カショオ(過食嘔吐)」「ビジュ」「爆美女」「スぺ120」「マンジャロ」という単語を目にしたことはあるだろうか。SNSが加速させた外見での差別が、過剰な整形だけでなく拒食症まで深刻化させている。 そこで本書では、外見で差別する脳のメカニズムを解説するとともに、現代を生きる私たちは外見至上主義社会をどう生き延び、自分とどう対峙していけばいいのかを解説する。 私たちは、「見た目が9割」の脳と社会を変えられるだろうか? ※カバー画像が異なる場合があります。 -
ヒロシマ、ナガサキ 隠された真実
戦後80年、あらためてファクトを問う オバマ大統領が広島に歴史的な訪問をしてから10年。2024年には日本被団協がノーベル平和賞を受賞。ヒロシマ、ナガサキの悲劇については、すでに定説が確定したと思われてきた。ところが、実際はそうではないという。 たとえば、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」とよく言われる。たしかに広島は第五師団の根拠地であり、日清戦争では大本営が置かれるなど、日本有数の軍都であった。だからといって、アメリカは広島を原爆投下地として選んだわけではない。そのことは、アメリカの公式資料にはっきりと書かれている。アメリカはできたばかりのこの新兵器(広島に落とされたウラン型の原爆は、長崎に落とされたプルトニウム型を違って、爆発実験すらしていない)がどのような効果を発揮するのか、きわめて慎重に観察しようとした。責任者のグローブス将軍が言うところの「実戦実験」であったのだ。そのための条件とは、軍都であることなどではなく、【1】これまで空襲されていない無傷の都市であること、【2】平野部であること、【3】人口密集地であること、【4】効果の測定が容易であること、【5】3マイルの外にも市街地が広がっていること――などであった。これらの条件にかなう最良の候補地(AA)は、京都と広島であった。軍都とはかけ離れた京都が最後まで候補地であったことからも、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」わけではないことがわかる。 こうしたファクトの間違いについて、オバマ米大統領の広島訪問の仕掛け人の一人であった筆者が、あらためてチェックしたのが本書である。 たとえば、多くの人が「あの日、小倉がたまたま曇りだったから原爆は長崎に落とされた」と思っているが、はたしてそうか。 実際、当日の小倉の天気は晴れだった。では、なぜアメリカ軍は小倉への投下を断念したのか。米軍の機密公電記録には「some haze and heavy smoke」が原因であると記されている。「もやと濃い煙」――これは、小倉にあった官営八幡製鉄所の工員たちがコールタールを燃やしてはった煙幕が主なる原因であったことを示している。つまり、曇りという自然現象ではなく、煙幕という人間の行為が、小倉を災厄から救い、代わりに長崎に悲劇をもたらしたのである。 このように、長く信じられてきた16の間違った理解、埋もれてきた事実、隠された真実、ユニークな都市伝説、不正確な言い伝えや誤解、曖昧なままにされている伝聞情報、タブーとされてきた領域、独り歩きする「推計値」などをファクトの視点から検証した、ヒロシマ、ナガサキ理解の決定版! -
緋狐様の花嫁御寮
“くれない様”を祀る生贄の家に五十年ぶりに生まれた娘、庭蔵蒼(にえくら あお)。 故郷を捨てて上京するも母からの無茶な見合い話に「くれない様と結婚した方がマシ」と答えたことで、くれない様の花嫁として常世へ招かれる。美しい狐神のくれない様こと茜は蒼が生まれた時から嫁入りを心待ちにしていたと言い、国を挙げて蒼を歓迎する。 同時に蒼の莫大な神気に惹かれ、常世の大妖怪も蒼を手に入れようと動き出す。男たちの甘やかな溺愛と執着に流されず蒼は自分の足で立とうと抗い――無力な娘が運命を切り開く和風ロマンタジー! ※特典として、発売記念書き下ろし短編「タピるとき、タピれ」を巻末に収録しています。 -
AIのトリセツ
〈著書累計200万部! 人工知能研究の第一人者が今いちばん伝えたいこと〉 ◎極論や嘘を言うAIの回答は鵜呑みにしない! ◎阿部慎之助監督の辞任は、どうしたら防げたのか? ◎AIには“身体性”というセンスが絶望的に欠けている ◎決定満足度の高い意思決定ができるのは人間のプロだけ ◎前頭前野が未発達な13歳未満のAI使用は禁止すべき AIは、人間の感情を煽る感情ブースター。 ちょっとアクセルを踏み込んだら時速300kmになるスポーツカーのようなもの。 翻弄されずに乗りこなすには、ちょっとしたセンスがいる。 AIは人の居場所は奪わない。 AIは人類を支配することはない。 恐いのは「私はどうしたらいい?」と聞いて、最初の答えにそのまましたがうこと。 子どもにも伝えたい人工知能との付き合い方! 【目次】 はじめに ~AIはうなずかない 第1章 AIの正体を見極める 生成AIはことばのモンスターである AIに恋をする? 人間のプロが無意識にやってきたこと ブルーカラーがゴールデンカラーへ 第2章 AIとの付き合い方 AIを悩み相談の相手にしていい? AIの心理的安全性は抜群 AIは、嫌悪や憎悪の増幅器になることがある 子どもたちに伝えたいこと ~AIがあるのに人が勉強する理由 第3章 AI時代に身に付けるべき「生きる力」 AIに勝たない、媚びない、平気でいる AI社会が抱えるジレンマ――若手の勘をどう育てるか AIに仕事を奪われたら、消費することが仕事になる 完全AI社会なら、人はただ幸せになればいい おわりに ~1983年からのタイムスリップ -
物語 インドの歴史 インダス文明からムガル帝国、現代まで
紀元前2600年のインダス文明を起源とするインド。社会、文化の礎が築かれたのはヴェーダ時代からグプタ朝の間だった。中世にはイスラーム勢力が入り、多数の王朝が乱立し分裂する。16世紀から300年にわたり支配したのはムガル帝国だった。イギリス統治期を経て、ついに1947年に独立。20世紀末からの成長は目覚ましく、世界に存在感を示す。本書は「21世紀の超大国」の、5000年に及ぶ長く複雑な軌跡を描く。 ■目 次■ まえがき 序 章 長い歴史と複雑な社会 第1章 インダス文明から始まるインド史 1 ハラッパー、モヘンジョ・ダロ遺跡の発見 2 未解明のインダス文明 3 インダス文明の衰退 第2章 古代文明の展開 1 ヴェーダ時代 2 仏教・ジャイナ教の成立と発展 3 古代統一王朝の成立 4 クシャーナ朝と南インドの諸王朝 5 グプタ朝―ヒンドゥー教と古典文化の隆盛 コラム アレクサンドロス東征がマウリヤ朝を生み出したのか コラム 文化遺産のアジャンターとエローラ 第3章 中世インド世界 イスラームとの遭遇 1 イスラーム勢力の進出 2 南インドの攻防 バフマニー朝対ヴィジャヤナガル王国 コラム 世界遺産クトゥブ・ミナール 第4章 ムガル帝国の成立と展開 1 初代バーブル帝 ムガル帝国の始祖 2 第三代アクバル帝 実質的な帝国建設者 3 ムガル朝の全盛から衰退へ 4 反ムガル・在地勢力の台頭 5 ムガル帝国の遺産 第5章 英国のインド支配 インドの近代 1 インド航路の開拓と欧州列強のインド進出 2 英国による植民地化と在地勢力の征服 3 一八五七年反乱 4 英領インドの誕生 第6章 独立運動の展開 1 社会改革から始まった独立運動 2 インド国民会議派の誕生 3 第一次世界大戦期以降の独立運動とガンディーの登場 4 可視範囲に入り始めた独立 5 大英帝国の落日と第二次世界大戦 6 第二次世界大戦終結から英国の撤退へ 第7章 独立インド 理念から現実へ 1 憲法の制定 世界で最長の憲法 2 ネルー時代 独立~一九六四年 3 インディラ・ガンディーの時代 一九六〇年代中頃~八〇年代 4 一九八〇年代 激動の一〇年 5 九〇年代の枠組み変更 コラム ガンディーの現代史的意味 第8章 日本とインド 1 憧れの国インド 2 明治時代から第二次世界大戦まで 3 第二次世界大戦後の日印関係 両国間のズレと低迷した関係 4 九〇年代に始まった日印パートナー関係 5 これからの日印関係 コラム インパール作戦 終 章 21世紀のインド 1 インドの政治経済状況 2 国際社会におけるインド あとがき 主要参考文献 関連年表 -
なぜ賃金は上がらないのか 日本経済30年の陥穽
食品から日用品まで、何もかも驚くほど高くなった。 スーパーで目にする野菜の値段が少しずつ上がっているなと思っていたら、「令和のコメ騒動」が起き、同じ価格でも内容量を減らす「ステルス値上げ」が普通になった。 長く続いたデフレの時代が終わり、生活必需品の値上がりが、暮らしを直撃している。 その分賃金などの収入が上がっていればいいのだが、一向にその実感はない。賃金の上昇率から物価の上昇分を引いた「実質賃金」は4年近くもマイナスが続いていることが示すように、その実感は、統計にもはっきり表れている。 物価上昇のしわ寄せが、暮らしを直撃しているのだ。 いったいなぜこんなことになってしまったのか。 急激な円安によって輸入品やエネルギー価格が上がったためなのか。 企業が値上げで儲かった分を労働者に還元せず、「内部留保」として貯めこんでいるためか。 日本人の働き方は効率が悪く、「労働生産性」が低いためか。 各企業の労働組合の交渉力が弱く、大企業の言うがままになってしまっているのか。 本書では、こうした俗説を一つひとつ検証し、その当否を探っていく。 もう一つ、いま労働の現場でもっともよく聴かれる言葉が「人手不足」である。 とくに飲食や宿泊などのサービス業では、客を集める人気店でも人出が足りないために接客ができず、予約を断るケースもある。 また、介護や医療などの現場の人手不足も深刻で、外国人材の手を借りないと維持できないことがはっきりしている。 なのになぜ、賃金は上がらないのか。 第一線の労働経済学者として活躍する筆者は、物流や運送業界などの現場の声を聴き、その実態を見ることから、日本の賃金が上がらない本当の理由を明かす。 人手不足に悩む労働の現場では、いままで8人で担っていた仕事を7人で回し、同レベルの成果を出す「効率化」を進めてきた。 しかし、現場の労働者の献身的な努力や「カイゼン」によって「効率化」すること自体が、実は、日本の低賃金を固定化している可能性がある、と筆者は言う。 それはいったいどのようなメカニズムによって起こっているのか。 緻密なフィールドワークを基礎とする研究を重ね、日本の低賃金の謎に真正面から挑んだ、画期的な論考。 -
アスファルトに赤
俺たちはままならない世界を生きている 組の行く末に不安を感じているヤクザの息子・亀岡大晴は、 ある日ハンドメイドアクセサリーを制作している原田詩と出会う。 詩に教わり、お金稼ぎのためにアクセサリー作りを始めた大晴。 しかし彼の周りにあるのはギャンブルや薬物依存…ままならない人たちだった。 変わり出す世界と、変われない現実の間で心は揺れ動いていく——…。 -
ドラゴンクエストへの道
マンガで描く「ドラゴンクエスト」誕生秘話、待望の電子書籍化! ゲーム史に輝くRPGの金字塔「ドラゴンクエスト」。その伝説のはじまりには、作り手たちの熱い“冒険”があった。志を同じくする仲間との出会い、こだわり抜いた試行錯誤、数えきれない挑戦の積み重ね――。プレイヤーはもちろん、ゲーム制作に情熱を注ぐすべての人に贈る、創造の舞台裏を描いた1冊。初版刊行から36年の時を経て待望の電子書籍化! 注:本作品の初出は、弊社から1990年2月15日に刊行された『マンガ ドラゴンクエストへの道』です。本電子書籍では、その後改訂を加えたガンガンコミックス版『ドラゴンクエストへの道』(1992年7月15日発行・第4刷)を底本として採用しております。 (C)Hiroyuki Takizawa/Ishimori Pro.1991┴(C) SQUARE ENIX -
宇宙はどう生まれたのか 世界の「起源」がわかる素粒子物理学超入門(マガジンハウス新書)
宇宙の“起源”は“素粒子”から見えてくる! 「最小の物質」から 「宇宙の成り立ち」に迫る 小さくて大きな138億年の物語! 本書では、カルフォルニア大学バークレー校教授で 理論物理学者の野村泰紀さんが、 物質を構成する最小単位について探る学問である 「素粒子物理学」を概観していきながら、 「宇宙はどう生まれたのか」という謎に迫ります。 素粒子と宇宙はスケールが極端に違う、 別々の世界のように思えます。 しかし、両者の間には深い関係性があり、 素粒子のことがわかると、 宇宙全体のふるまいが理解でき、 逆に宇宙における新たな発見が 素粒子の理解を進めているのです。 ミクロの極限からマクロの世界まで、 138億年からはるか先の未来に至るまで、 “壮大な知の冒険”を味わえる一冊です。 【本書の内容】 ◎宇宙は素粒子物理の「巨大な実験室」 ◎すべての素粒子に「重さ」を与えるヒッグス粒子 ◎なぜ日本の素粒子物理学は「強い」のか? ◎初期宇宙には「時間は存在しない」!? ◎38万年前に宇宙は「透明」になった ◎なぜ宇宙は“人間に都合よく”できているのか? ※本書は、YouTube チャンネル『ReHacQ』で配信された動画を元に、 追加の取材・再編集を行い、書籍化したものです -
こどものおもちゃ 完全版
【雑誌掲載時のカラーページを復刻した『完全版』!!】ドラマやCMなどTVで活躍中のキッズタレント・倉田紗南は、現在小学6年生。今、一番の悩みは、クラスで起きている“先生いびり”。仕切っているのは羽山秋人という、悪魔のよーなヤツ! 見て見ぬフリだった紗南も、ついに怒りが爆発して…!? 「番外編 ハヤガーを退治せよ!」も収録。 ※本商品は、雑誌掲載時の完全カラー再現・描きおろしピンナップやふろくなどのグッズ紹介などを加え「完全版」として2003年に販売された紙コミックスをもとに再構成したスペシャル版です。モノクロ版RMC(りぼんマスコットコミックス版)と収録しているエピソードは同一です。重複購入にご注意ください。 -
乙女ゲームの悪役が、隠しキャラを恋人になんかするもんじゃない : 2 【電子限定特装版】
【電子限定描き下ろし漫画14p付き】 <スパダリ攻略対象が悪役転生者を溺愛!?> 乙女ゲームの隠し攻略キャラであるエンダーリヒと、悪役転生者のディスグランド。学生時代から7年の交際を経て、2人はついに同棲を始めた。 毎日同じ家に帰り同じベッドで眠る生活は幸せいっぱいに思えたが、エンダーリヒの“仕事”が忙しくなってきて──。 乙女ゲーム世界の新たな試練が!? 2人の愛が加速する、大人気 異世界ラブコメBLの第2章! コミックス限定の描き下ろし漫画に加え、原作・村井なお先生の書き下ろし小説も収録! ※本編に加え、電子限定描き下ろし漫画を収録しております。 描き下ろしスペシャルエピソードは、まさかの“ケモ化”!? ある日、研究所の変身魔法薬によって猫化してしまったディスグランド。 五感が敏感になった状態でエンダーリヒと過ごす夜は、いつも以上に濃密で......。 -
一生使える“算数力”は親が教えなさい。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この作品は過去にマルコ社から配信していた同名作品と内容は同一となります。重複購入にご注意ください。 ★「一生使える算数力」はわからない問題に向き合うことで養われる! 社会人になって大切になる「問題解決能力」を身につける基礎は、小学校の算数にあります。解き方のわからない問題に対して、とことん向き合う。この繰り返しが一生使える算数力を養うことにつながります。 ★考えるチカラや一生使える学力は親が一番伸ばせる! 親が教えることで子どもは小学校の算数を劇的に楽しく学べます。「全国学力・学習状況調査」の分析結果でも、「家庭学習をしている児童ほど国語、算数とも正答率が高い傾向がある」と報告されています! ★「一生使える算数力」が身に付く教え方のアイデアが満載! POINT01:小学校6年間の算数が10分でわかる! POINT02:単元ごとに親が教えるポイントを解説! POINT03:本質的な理解が深まる図解・イラストを掲載! -
河川敷の『原住民』 令和ホームレスの実像
都市の片隅で、人はどのように生きているのか。 そして、その生き方は本当に「自己責任」で片づけられるものなのか。 ニューズウィーク日本版オンラインで反響を呼んだ連載をもとに、令和日本の「見えない現実」を描き出す渾身のルポルタージュ。 東京の河川敷で暮らすホームレスたちに、著者は3年以上にわたり密着取材を続けてきた。外国人でありながら、日本社会の内側にも深く関わる存在である著者の二重の視点は、日本人が無意識のうちに目を背けてきたホームレスへの「静かな無関心」を鋭く照らし出す。 洪水、寒波、猛暑、感染症、犯罪--過酷な環境の中で生きる彼らの日常、過去の挫折、そして人生観が、連載を通じて時間をかけて丁寧に記録されていく。 「私はホームレスになったその日から、この選択を人生の冒険としてきた」 野外生活を“冒険”と呼ぶあるホームレスの言葉は、「貧困は自己責任」という単純な物語を根底から揺さぶる。そこには、危険や不安と隣り合わせでありながらも、自らの人生を引き受けようとする強い意志がある。 巨大都市・東京の豊かさの陰に広がる、もうひとつの世界。 本書は、その現実をセンセーショナルに消費するのではなく、確かな取材に裏打ちされた言葉で、静かに、しかし確実に読者の価値観に問いを投げかける。 読み終えたあと、あなたの中で「当たり前だと思っていた社会の見え方」が、少し変わっているはずだ。 -
ラムネモンキー
反町隆史、大森南朋、津田健次郎 トリプル主演で話題沸騰!! フジテレビ系水曜よる10時放送ドラマ「ラムネモンキー」 51歳、元映画研究部。人生迷子の男たちが“あの頃の輝き”を取り戻す―― 青春回収ヒューマンコメディが小説でも楽しめる!! 吉井雄太、藤巻肇、菊原紀介は見た目も性格もバラバラな3人組。 1988年、中学時代は映画研究部でカンフー映画製作に夢中だった彼らも今や51歳。 「こんなはずじゃなかった」とそれぞれに行き詰まりを感じていたある日、「地元・丹辺市の建設現場から人骨発見」のニュースが届く。 37年ぶりに再会した3人は、当時憧れだった顧問の女性教師・通称マチルダの記憶があいまいになっていることと、彼女が行方不明になったことを思い出し――!? マチルダ失踪事件を追うため、人生の迷子たちがあの頃の自分に会いにいく! -
はじめての地経学 経済が武器化した時代の見方
中国による輸出規制、トランプによる関税政策……他国に経済的損害を与え、それをテコに政治的交渉を行う。伝統的な地政学の枠組みではとらえきれない、経済が武器化した世界が到来した。 世界はサプライチェーンの再編、資源の獲得競争などに動き始めている。果たして世界はどこに向かうのか。日本は今 の時代にどう向き合うべきか。 混迷の時代を読み解く視点「地経学」(地政学×経済)をまとめた注目の書。 【目次】 プロローグ地経学とは何か 第1講中国をめぐる地経学 第2講米国の地経学と国内政治 第3講トランプ時代の米国の地経学と国際関係 第4講EUの地経学 第5講経済活動を読み解くための地政学 第6講経済安全保障 第7講新興技術とイノベーション・エコシステム 第8講パワーとしてのAI 第9講日本の地経学戦略 第10講地経学の時代へ -
金持ちになれるかどうかは、感情が9割
なぜ、人はお金の悩みから逃れられないのか? 著書が累計110万部を超える 著者が明かす「お金の正体」。借金6000万円を抱えたままリストラされた著者は、なぜ1年で全額返済できたのか。1億7000万円の「自己投資」で解明した「お金」の正体を明かす。お金の失敗の本当の原因とそこから逃れる3つのルールとは? -
クマは都心に現れるのか?
クマはもう人間を恐れてはいない!? ツキノワグマの生態を25年以上研究する“クマ博士”が明かす、ニュースやネットでは伝えられない「本当のクマの話」。 なぜ2025年は異常にクマが出没したのか? クマの世界で、いま一体なにが起こっているのか? そして、2026年はどうなるのか? クマを語るなら、まずは正しい知識から。すべての人に知ってほしい、感情論に流されずに自然との共存を考える1冊。 <知っておきたいクマの真実> ・冬眠しないクマはいない ・驚くべきクマの学習能力と行動範囲 ・クマにとって人間は“邪魔な存在” ・クマの一番の死因は“子殺し” ・“鈴は意味ない”は本当? ・奥多摩から都心へ移動する? ・クマは多いのか少ないのか? ・人間とクマが共存するためにやるべき、本当のこと 【著者プロフィール】 小池伸介 1979年、名古屋市生まれ。東京農工大学大学院農学研究院教授。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。専門は生態学。主な研究対象は、森林生態系における生物間相互作用、ツキノワグマの生物学など。現在は、東京都奥多摩、栃木県、群馬県の足尾・日光山地、神奈川県丹沢山地などにおいてツキノワグマの生態や森林での生き物同士の関係を研究している。著書に『クマが樹に登ると』(東海大学出版部)、『わたしのクマ研究』(さ・え・ら書房)、『ツキノワグマのすべて』(文一総合出版)、『ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら』(辰巳出版)、『タネまく動物』(編著、文一総合出版)など。2024年よりNGO日本クマネットワークの代表も務める。 -
嘘だらけの日本近世史 ―皇室から見た江戸時代―
\天皇の視点で読み解く江戸時代/通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。 徳川十五代将軍に比べて影の薄かった天皇が、なぜ幕末に突如として絶大な存在感を放ったのか――その謎に挑むのが本書です。 織豊政権から徳川幕府、尊号事件や紫衣事件といった政治ドラマ、そして光格・霊元・後水尾・孝明といった歴代天皇の動きを手がかりに、江戸時代の皇室がいかに「異質」だったかを明快に解き明かします。 教科書や時代劇が描かない「皇室から見た近世史」を、膨大な史料と最新研究をもとに、読みやすく再構成。象徴天皇制のルーツを知りたい方、幕末・明治維新を別角度で読み直したい方に贈る一冊です。 -
それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー
記者職を外されても、私は書き続ける! なぜ高市早苗政権は再エネを捨て、原発に回帰するのか? 被災者たちの物語と原発利権の闇を描くノンフィクション! 2011年の福島原発事故以降、急ピッチで再生可能エネルギーの導入が進められた。太陽光パネルや風力発電所の設置が進み、いまや再エネの発電力は日本の電力の23%を担っている(原発は約9%に過ぎない)。 しかし今、再エネに逆風が吹いている。固定価格買取制度が引き下げられたためだ。2024年、再エネ関連の倒産は過去最多の52件となった。新電力会社の約17%が事業から撤退している。無策のために各地で自然破壊が問題化し、逆風に拍車をかける。 そして、じわじわと原発回帰の動きが始まっている。 「原発優先ルール」があり、電気が余りそうな日は再エネの発電が先に止められる。 再エネの予算は減る一方だが、原子力関連予算は増え続けている。原発事故のあった2011年でさえ、原子力の研究予算は再エネの倍だった。 日本政府はかつて「ニューサンシャイン計画」という新エネルギー開発計画を進め、太陽光発電システムの開発で日本は世界をリードしてきた。日本の太陽光パネルは、つい20年ほど前までは世界シェアの5割以上を占めていたほどだ。 ところが、長期的な戦略がなかった日本は、中国にシェアを奪われてしまう。 世界最大の電力源が再エネとなり、世界各国が再エネを拡大しているのに、日本だけが再エネを妨げられ、原発回帰しているのだ。 安全保障の上からも原発回帰には懸念がある。世界各地で戦争が起きる中、原発や核施設は攻撃のターゲットになる。エネルギー自給率を高めるには再エネに注力する必要があるが、原発の燃料となるウランは100%輸入に頼っている。 安全保障を重視するはずの高市政権は、真逆のことをしているのである。 なぜ、日本は原発に回帰するのか?――この謎を突き詰めていくと、巨大な利権、場当たり的な日本政府の無策が浮かび上がってくる。 本書では、原発事故に遭って故郷を追われながらも再エネ事業で第二の人生を歩み始めた被災者の感動的な人生ストーリー、農家と共同で再エネ事業に乗り出した女性の成功と挫折など、さまざまな人間ドラマも紹介される。 そうしたドラマと並行して、原発利権の闇にも迫る。 理不尽な圧力を受けて記者職を外されながらも、必死で現場を取材し続けた著者の執念が光る作品だ。 -
どこかがおかしい
一見すると、ふつうに見える写真。写真にまつわる話を読んでみると、おかしな点がうかびあがってくる。どこがおかしいのか、なにがおかしいのか……? 写真に隠された真実を、キミは見ぬけるかな? 誘拐された友だちが残したヒントを、写真から読み解く「隠されたメッセージ」。スーツケースの中身を捨てるだけのバイトのはずが……「病(やみ)バイト」。遊園地にいるはずのない着ぐるみが写真に……「遊園地」。謎解きミステリーやホラーなど9編を収録。朝読にもぴったりの一冊! 【目次】隠されたメッセージ/病(やみ)バイト/夏祭り/完璧なアリバイ/夜のファミレスで出会ったJKの話/遊園地/選択せよ/ハッピーエンディング/心霊配信 -
なぜ、人は無意識に 偏見を持つのか
気づいていないからより根が深い! なぜ、普通の人の「当たり前」が差別を生み、人を傷つけるのか。社会に潜む「アンコンシャスバイアス」の正体を明かし、偏見から解き放たれるための方策を解き明かす!アンコンシャスバイアスから解放されると人間関係が変わる!国家公務員からスタートして、現在は昭和女子大学の総長を務める著者による偏見から解き放たれるための「やわらかい知性」の身につけ方。 -
尖閣「命を救う島」(小学館新書)
日本には、この島々を死守すべき理由がある。 東シナ海・尖閣諸島周辺の“波”が再び高まっている。だがこの島々は古来、多くの遭難者を助けてきた「命を救う島」であり、日本にとっての“存立基盤”だった──。国境取材の第一人者が発掘した「尖閣救難史」10の物語。 〈尖閣の島々は、中国が台湾や米軍基地を攻撃する際の「橋頭堡」になり得る。[中略]対中国の最前線である尖閣諸島は、それほど重要な戦略拠点であり、日本側は、ここを是が非でも死守しなくてはならないのだ。 とはいえ、「尖閣を守れ」というスローガンを声高に叫んでも、それで中国の尖閣奪取を封じられるわけではない。[中略]そこで私が訴えたいのが、本書で紹介する尖閣諸島における日本人の救難の歴史である。中国側がいくらこの島々を「中国固有の領土」と強弁しようとも、ここは日本人とは切っても切れないつながりがある土地だったことが、歴史を繙くことでよくわかる。〉──「新書版まえがき」より 戦時遭難船「千早丸」、ダグラス「桂号」「阿蘇号」不時着事件、福州漁船遭難事件……尖閣・南西諸島周辺の海域で起きた知られざるサバイバル劇の数々。日中間の緊張が高まっている今こそ読むべき“国境の島”の歴史的レポート。 (底本 2026年2月発売作品) ※この作品は一部カラーです。 -
企業不祥事の真相 「普通の人」を悪者に仕立てる歪んだ構造
悪人はいない、ただ不正は起こる。 そこに加担したのか、させられたのか? 仕事の重圧は、明日、あなたを襲うかもしれない! オルツ、小林製薬、宝塚、フジテレビ…… ニュースでは報道されない「普通の組織」に潜む罠を、 コンプライアンス問題のプロが解説。 企業不祥事が発覚すると、「ガバナンス」「コンプライアンス」が問われ、トップが詫び、お決まりの「再発防止策」を発表して事件は収束する。しかしその陰では、真面目に業務に取り組んでいた人が不正や不法行為の“犯人”として糾弾されるケースが少なくない。コンプライアンスの方向性も個別特定の問題にフォーカスされ、背景にある業界や組織の抱える根本的な課題を見えなくしてしまう。そして“同じような”不祥事が繰り返される。 暗黙の圧力、業界“村”の慣行・しがらみやローカルルール、現場を軽視した経営判断、曖昧な指示と報告体系、取引関係……日本の組織は問題の温床に溢れているのだ。 宝塚歌劇団、オルツ、小林製薬、三菱自動車、フジテレビ、リクナビ、セブンペイ……本書は、第三者委員会報告などをもとに話題になった企業不祥事を多方面から分析。すべてのビジネス人が、業務の実態とコンプライアンスとの板挟みで眠れぬ夜を過ごすことなく、同時に不条理な犠牲者を出さずにすむように、不祥事が起こる組織にありがちな「本当の問題点」を浮き彫りにしていく。 -
マンガでわかるオーラセラピー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「魂の声を聴くことで、心と身体の悩みが解決して元気になりました!」 5人のクライアントさんの「オーラセラピー体験談」をマンガでご紹介します! 「魂って、なあに?」 「オーラセラピーってどんなことをするの?」 「魂」という馴染みの薄い不思議な世界に親しんでいただきたくて、オーラセラピーの風景をマンガにしました。 オーラセラピーは「魂」のセラピーです。 「魂」が元気になると、心身が元気になるばかりか、仕事や人間関係やあらゆる問題が良い方へ向かいます。 「魂」は本来どこの誰よりも頼りになる、あなたの最強の味方だからです。 あなたの「魂」はあなたに、悩みを解決して元気に輝いて生きて欲しいと願っています。 あなたと対話をしたがっているのです。 「魂」の声を聴いてみませんか? オーラセラピーで「魂」を元気にして、輝かせて、幸せになりましょう! オーラセラピーを体験して下さい。 八方塞がりだと感じられた中にも、きっと希望の光が見えて来ることでしょう。 -
本づくりで世の中を転がす 反ヘイト出版社の闘い方
小さくとも、したたかに、抗っていく――。出版社「ころから」戦記! 近年、小規模で個性的な「ひとり出版社」が注目を集めている。だが、2013年創立の出版社「ころから」にはフォロワー(追随する者)がいないと業界では評判だ。その独自性の源泉はどこにあるのか。「ころから」の本の制作過程をはじめ、経営の仕方、本を取り巻く環境を伝えるのと同時に、ヘイト本が蔓延する書店とそうした社会の現状をいかに動かし、転がしていくかを考えていく。社会がヘイトの空気に覆われた2010年代以降、その暗雲を吹き払うために、そしてタフに生き抜くために、知恵を絞った者たちの闘いの記録! -
数の生い立ち・図形のふしぎ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間が数を数えられるようになった時代から、整数の計算の規則を考え出し、負の数、分数、小数、無理数、複素数を考えるにいたるまでの歴史をたどる「数の生い立ち」。 多数の図版やエピソードを交え、図形の性質をわかりやすく説明する「図形のふしぎ」。 よく知られている数学の規則が、なぜそう定められたのかをやさしく解説し、「知っている」が「わかる!」に変わる、2冊の名著を合本。 おとなもこどもも区別なく、苦手意識を払拭し、算数や数学の面白さに出会える本。 *――――――――*――――――――*――――――――* 冨島佑允さん 推薦!! (『数学独習法』著者) 「ゼロ(0)」が発明される以前、古代文明では大きな数をどうやって表していたか? 「2」までしか数えられない部族の村では、「20日後にお祭りがある」ことをどうやって村人に伝えるか? 平面を隙間なく埋め尽くせる正多角形は三、四、六角形だけなのは何故か? ……こうした本質に迫るシンプルな問いかけに、脳の眠っていた領域が呼び起こされる思いがしました。 著者の矢野健太郎氏は、東京工業大学の教授を務めた数学者であると同時に、数学の教科書や啓蒙書の執筆を多く手がけた教育者でもあった人物で、日本の数学教育への貢献により天皇陛下から褒章を授与されています。 それほどの人物の代表作の1つが本書です。 小学生にも分かるような平易かつ丁寧な解説で、数学における「ものの考え方」が身についていきます。 その語り口は軽快でユーモアに富み、読者を飽きさせません。まるで氏の名講義を直接聞いているよう。 前提知識なしで読めるので、学生時代に数学が苦手だった紳士淑女の皆様、ぜひ本書で数学の魅力を発見して下さい! -
ラフカディオ・ハーン 異文化体験の果てに
一八九〇年四月、紀行文作家として来日したラフカディオ・ハーンは、松江中学へ英語教師として赴任し、そこに理想の異郷を見出した。しかし、その後、熊本で近代化の実態に触れて、彼の美しき日本像は崩壊する。本書は、他のお雇い外国人と異なり、帰るべき故郷を持たない彼が、神戸、東京と移り住むうちに、日本批判へ転ずることなく、次第に国家・民族意識を超越し、垣根のない文化の本質を目ざしてゆく様子を描く評伝である。 -
晋遊舎ムック お得技シリーズ287 わんこお得技ベストセレクション 2026
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わんこと飼い主さんがもっと幸せに暮らすための1冊! わんこと幸せに暮らしたい! わんこ好きのみなさんに贈る「わんこの気持ちがわかる」本できました! わんこ専門の獣医師、ドッグトレーナー、 わんこの食の専門家、 わんこの行動学の権威、 わんこ雑誌の編集者などなど、 わんこのプロたちの力を借りて生まれた お得技を一挙公開します! 「しっぽを振るって喜んでるんでしょ!?」 「犬にとって多頭飼いって幸せなんだよね?」 そんな疑問にお答えします。 ぜひ、わんことの幸せな生活にお役立てくださいね♪ -
[新装版]松下幸之助 日々のことば 生きる知恵・仕事のヒント
パナソニック創業者、松下幸之助の珠玉の名言を、1日あたり1~2個、計696収めた決定版的名言集。元々は1988年に発刊され、25万部以上のベストセラーとなった1冊。発刊から30年以上たった現在も、本書を座右の書とする人は多く、この度、新装版としての復活となった。テーマは経営者の心得や商売の秘訣のみならず、良い人生の送り方、成功の条件、働く意義、素直な心まで多岐にわたっており、老若男女問わずあらゆる人に響く内容となっている。365日それぞれに言葉が割り振られているため、毎朝その日の言葉をチェックしたり、自分の誕生日や記念日などの言葉を読んでみたりするといった使い方もできる。また、巻末にはテーマごとの索引もついており、今、自分が知りたい言葉をすぐに見つけることができる仕組みになっている。常に手元に置いておく座右の書として、また、新社会人などへの贈り物にも最適な1冊。 -
たいへんだ!にんタマ三人ぐみの夜のおはかで大ゲンカ!?
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ささいなことでけんかをしてしまったにんタマ三にんぐみ。なかなおりできずにいるところに、おつかいをたのまれます。 -
秀長と秀吉 天下を取った豊臣兄弟と野望に生きた戦国武将たち
2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟』超入門! 三英傑の一人に数えられ、誰もが知る豊臣秀吉。 その輝かしい功績の陰には、軍事と政務の両面から秀吉を一途に支え続けた、 実弟であり、天下一の補佐役・豊臣秀長の存在があった。 本書は、天下統一を成し遂げた秀吉・秀長兄弟の軌跡を、最新研究をもとに解説していく。 さらに、ドラマにも登場する前田利家、浅井長政、柴田勝家、斎藤龍興など、 彼らと同時代を生きた戦国武将や関わりの深い女性たちの足跡も紹介。 【目次】 第一章 秀吉と秀長が生まれた時代 第二章 信長の統一事業と秀吉・秀長 第三章 秀吉の台頭と秀長の貢献 第四章 秀長の四国・九州出陣と秀吉の天下統一 第五章 秀吉の栄華と秀長の死 終章 その後の豊臣家 -
50歳からの美食入門
食べ歩き歴30年、シェフが絶大な信頼を寄せるグルメガイド『東京最高のレストラン』編集長が教える、中高年のための外食入門。 「ひとりで楽しむ」「高級店、予約の取れない店じゃない店の楽しみ」「慣れて見えるオーダー手順」「サービス人とのコミュニケーション」「カウンター鮨の心得」「会食の店を選ぶコツ」――すべて教えます。50歳からの外食のすべてを凝縮した一冊。 ◎絶対的に信頼するお店100店を紹介! ・ひとり客におすすめの居酒屋 ・ジャンルの仕上げに行くべき名店 ・体も心も健やかになる中華料理店 ・サービスも堪能したいレストラン ・おすすめしたいお鮨屋さん ・メニュー選びが楽しいアラカルト店 ・ジビエのおいしいレストラン ・ハレの日に訪れてほしいフランス料理店 ・会食におすすめのレストラン ◎プロ直伝 厳選 お取り寄せと手みやげリスト掲載 ◎(目次より) 第1章 入門編 人生を豊かにする食体験 世界随一のカウンター大国 あえて「レストラン道」があるとすれば 健康と美食は両立します 雷に打たれた「コート・ドール」の衝撃 第2章 美食都市・東京の30年 叱ってもらえた時代 潮目が変わった2000年代 SNSが界隈を成熟させた 第3章 実践編Ⅰ お店を楽しむマインドセット イタリアンはミュージカル、フレンチはオペラ 鮨はライブ お好みで・カウンターで 鮨を楽しむ心得 第4章 実践編Ⅱ 味がわかるより大事なこと 「おいしい」は体験に紐づく 行き着いた唯一最大のマナー 「慣れてる」と思われる注文の手順 第5章 自分なりの最高のレストランと出合う 人間力を高める 二人でフレンチを2時間 常連になるには お店探しの手の内、教えます 会食の店を選ぶコツ そして料理を作りたくなる。取り寄せたくなる -
暁のヴァンピレス 前奏曲
『ローゼンメイデン』『しゅごキャラ!』など数々のヒット作を手がける漫画家・PEACH-PIT先生の最新作『暁のヴァンピレス』がついに始動! 同人で発表されたコミックを加筆修正した物を収録した他、新規描き下ろしコミックも収録! 更に『DOLLS』や『switch』など人気作を手がける漫画家・naked apeの逢川里羅先生とのコラボ企画が実現! 逢川里羅先生書き下ろしの『暁のヴァンピレス』ショートストーリー(小説)も特別掲載されます! コミック、小説、そしてPEACH-PIT先生描き下ろしピンナップまで付いた盛りだくさんの内容でお届けする超豪華版! ※電子版にはドラマCDは収録されておりません。 -
強いLLMO AI検索で選ばれるためのマーケティングガイド
〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【AIに“推される”商品・ブランドになろう!】 LLMO(大規模言語モデル最適化)を体系的に理解し、実践するための本。 本書は、AIでの検索時「自社の製品やサービスがAIに推薦される」状態を目指して、そのための戦略と戦術(施策)を解説したものです。 Chapter1で、生成AIがユーザーの検索行動や購買行動を変える背景を、Chapter2で、LLMOと従来のSEOの違いやLLMの基本的な仕組みを紹介します。 Chapter3では、CEP・KBF・RTBという3つの構成要素を軸に、LLMO戦略の全体像を解説します。 Chapter4では、従来のSEOやWeb解析の指標とは異なるLLMOの成果を、可視化して捉える方法を伝えます。 Chapter5では、LLMOの具体的な戦術(施策)を、情報構造・コンテンツ設計・外部の接点づくりといった観点から解説します。 Chapter6では、LLMOを4ステップで「今すぐ」実行する方法を紹介しています。 「自社の商品やサービスの価値を、必要とする人に届ける」--そのカギは、AI検索で「選ばれるブランド」になることだと考えます。 本書には、それを実現するためのヒントとノウハウが詰まっています! 〈こんな方にオススメ〉 ・SEOやコンテンツマーケティングの次の一手を知りたい。 ・自社製品・サービスのブランディング施策に悩んでいる。 ・AI検索を活用して、製品・サービスの認知や売上げを拡大したい。 〈本書の特長〉 ○LLMO(大規模言語モデルへの最適化)について体系的に解説。 ○検索連動型AIと対話型AI、タイプ別の施策がわかる。 ○できる限り再現可能な、実践的なノウハウを伝える。 〈本書の章構成〉 ■Chapter1 AIが変える検索と購買行動 ■Chapter2 LLMOの基本を知る ■Chapter3 LLMOの戦略を策定する ■Chapter4 LLMOのKPIを設計する ■Chapter5 LLMOの戦術を組み立てる ■Chapter6 LLMO実践ガイド 〈著者プロフィール〉 竹内渓太(たけうち・けいた) 株式会社LANY 代表取締役。株式会社リクルートホールディングスにデジタルマーケティング職で新卒入社。3年間デジタルマーケティングに従事。大規模サイトのSEOを中心に、デジタル広告運用やBtoBマーケティングなど多種多様な業務を経験。その後、株式会社LANYを創業し、Webメディア・サービスサイト・データベース型サイトなど幅広いモデルのSEO改善をプレイヤーとしてサポート。著作に『強いSEO “SEOおたく”が1000のサイトを検証してわかった成果を上げるルール』『強いBtoBマーケティング 起業から5年、アウトバウンド営業なしで年平均成長率185%を達成した手法』(いずれもMdN刊)。 -
再雇用という働き方 ミドルシニアのキャリア戦略
50歳から備え、70歳まで働く時代に突入している。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、企業は若手人材の確保に苦戦を強いられている。採用競争の激化や離職率の上昇により、もはや若手中心の戦略は限界を迎えており、経験とスキルを備えたミドルシニア層への期待がかつてなく高まっている。本書『再雇用という働き方――ミドルシニアのキャリア戦略』は、そうした社会的背景のもと、再雇用という選択肢がいかに個人と組織にとって重要なテーマとなっているかを明らかにするものである。ミドルシニアは単なる“補完戦力”ではなく、組織の中核を担うべき存在として、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる。長期化する職業キャリアの中で、50代・60代の働き方は大きな転換期を迎えている。再雇用後の処遇や報酬が低下する中、自らの役割をどのように再構築し、価値を発揮するかが問われている。本書では、個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリアの再設計に必要な視点と戦略を具体的に提示している。また、企業側の視点としては、ミドルシニアを活かすために必要な三つの要素――報酬レンジの拡大、職務の多様化、処遇の柔軟性――を軸に、人事制度の見直しや現場マネジメントの課題にも切り込む。本書は、個人と組織の双方にとって、これからの働き方と人材活用の実務的なヒントとなるだろう。「ポストオフ」で得られる新たな経験や学びが、第二のキャリアの質を決める。自らの可能性を再発見し、社会の中で再び役割を果たすことが、ミドルシニアの人生を豊かにし、ひいては日本経済全体を下支えする力となる。ミドルシニアのキャリアに悩むすべての人に届けたい、実践的かつ希望ある一冊である。 -
ローマ教皇 伝統と革新のダイナミズム
混迷をきわめる国際政治に一石は投じられるか ローマ教皇フランシスコが帰天し、アメリカ人初となる(267代)ローマ教皇が新たに選出された。フランシスコと同じく南米での活動が長く、前教皇の貧しい人々に寄り添う路線を引き継ぐと目されるレオ14世とはいかなる人物か? 映画『教皇選挙』のヒットに続き、フランシスコ葬儀の場でのトランプとゼレンスキーの会談、ヴァンス米副大統領を批判するレオ14世のXでの発言など、国際政治とのクロスにおいてもローマ教皇が再び注目を集めている。 学者から転身したベネディクト16世、世界の分断に橋をかけようと奮闘したフランシスコ、そして19世紀末のレオ13世の名を引き継ぐレオ14世――『聖書』に登場するイエスの使徒ペトロ以降、2000年以上連綿とバトンが受け継がれてきたローマ教皇とはいかなる存在か。混迷をきわめる国際政治に一石は投じられるのか。 トマス・アクィナスの研究者であり神学者・哲学者の著者が、フランシスコの遺産とともに綴る現代ローマ教皇論。 目次 第1章 SNS時代の教皇 第2章 フランシスコからレオ十四世へ 第3章 教皇フランシスコーー「橋を架ける」―― 第4章 レオ十四世――「落ち着かない心」―― 第5章 ベネディクト十六世――信仰・希望・愛―― -
遣唐使・樺太探検・南鳥島発見… 「地図にない世界」を見た14人の運命
誰も見たことがない世界をこの目で見てみたい、と思うのは有史以来、人間の本能の一つと言われている。そんな人一倍旺盛な好奇心を持ち、波乱万丈・空前絶後の体験を乗り越えた人々を日本の歴史の中から探し出し、その軌跡を辿った一冊。彼らはなぜその道を選んだのか。地図にない未知の世界で何を見たのか。なぜその名は、日本史に刻まれることになったのか…。「見聞録」でたどるニッポンの探検家・冒険家伝。 -
こんな男いらねえ!!~女漫画家のモラハラ離婚日記~
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ナルシスト、自己中、無責任、幼稚、人格攻撃、内弁慶、ドケチ! なんで顔やスタイル以上に性格が一番最低な男を選んでしまったんだ!?「こんな男、要らねぇ!」元夫から精神的DV&モラルハラスメントを受け続け離婚に至った女漫画家が、クズ男の実態から離婚調停、養育費の請求、脱ハラ思考法などなど、離婚体験の一部始終を綴った実録エッセイ! 四コマ漫画やイラストも多数収録した待望の電子復刻版。 -
地名の魔力 惹きつけ、惑わす、不思議な力
「田舎臭い」ので変えられた地名 「墓地前」「蛇」ではアレなので変えられた地名 「マツザカギュウ」の読みにイラっとする松阪市民? 消えた東京の地名 本書では、40の「地名」にまつわる摩訶不思議なエピソードをご紹介します。「地名には古代からの数千年を超える歴史をもったものから、令和の現代に生まれたものまで混在しているのが実情です。宅配便の宛名や契約書に記すのに頻繁に使う『日用品』であると同時に、『無形文化財』としての側面も併せ持っています。(中略)その両面を認識しつつ、次世代に引き渡すべきものなので、取り扱いが難しい点が少なくありません。そんな『魔力』付きの地名というものを、本書を通じて少しでも考えていただくきっかけとなれば著者としては嬉しいことです。」(「おわりに」より) 【本書の目次】●はじめに 仮想地名「ウサギクボ」が生まれるとき ●第1章 ああ、紛らわしき日本の地名 ところ変われば、名も変わる ●第2章 「平成の大合併」が変えた地名 人あるところ、忖度あり ●第3章 消えた東京の地名 23区編 ●第4章 変わりゆく東京の地名 三多摩編 ●第5章 一目瞭然! 地名を見ればわかること ●おわりに 地名の「魔力」のトリセツ -
過疎ビジネス
福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成、「コンサル栄えて、国滅ぶ」実態を暴く。 -
なぜハーバードは虎屋に学ぶのか ハーバード白熱教室の中の日本
シリーズ累計 30万部 突破! 中学・大学入試問題にも多数採用された ハーバード・シリーズ最新刊! 世界最高の知性が集まるハーバード大学経営大学院で いちばん人気のある研修旅行先は、日本。 参加者に希望者を含めると1学年の全学生の40%、 全教員の20%以上が日本への研修に興味を持ったという。 なぜ、いま日本はこれほど研修旅行先として人気があるのか。 ハーバード大学経営大学院の授業や研修をもとに 「日本から何を学んでいるのか」を解き明かす。 ◇「帰国したら二度と食べられない」日本の野菜に感動 ◇ヒロシマでの体験が忘れられない ◇最も記憶に残るのは親切な日本人 ◇学生たちを感嘆させた日本のタクシー運転手 ◇ハーバードで日本史が注目を集める理由 ◇一気に話題をさらった山本山の発明品 ◇人気みやげは「とらやのキャンディー」 ◇教員が虜になった激安ジャングル「ドン・キホーテ」 ◇日本発の型破りなビジネスモデルに驚く ◇「チームラボボーダレス」で体感する日本のイノベーション力 ◇「増田德兵衞商店」が開拓した日本酒ビジネスの可能性 ◇リーダーシップの観点から見るドラマ『SHOGUN 将軍』 ◇ハーバードではなぜ岩崎弥太郎と渋沢栄一を学ぶのか ◇世界最高の経営学者が注目する豊田佐吉のエラーマネジメント ◇「お見合い」ビジネスに学生たちはどう反応したか ◇日本発の斬新なマッチングビジネスが教材化 ◇ロボティクス企業で教員から殺到した質問とは ◇ハーバードの「働き方の未来」研究で注目される日本 ◇なぜ岐阜県の中小企業の事例を学ぶのか ◇悩めるシニアが欧米でも社会問題に ◇ハーバードの教授が警鐘を鳴らす「成功依存症」 ◇「イキガイ」ブームと新幹線清掃会社テッセイ ◇オムロン京都太陽が視察先に選ばれた理由 ◇日産の危機管理能力とホンダとの経営統合計画 ◇パンデミック下で卓越した復元力を発揮した日産 ◇日本企業の課題は「コーポレートガバナンス -
電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子
物理学の基本がよくわかる、入門的なまさに科学への入口ともいうべき一冊。 「電子」の発見から、その基本的な性質、量子力学からみた電子のありさまとそのふるまい、あらゆる化学反応の主役ともいうべき電子のはたらき、われわれの生活技術を支える、金属・半導体と電子、そしてヒトをふくむ生物の体の中でも活躍する電子など、世界に充ち満ちている「電子」の性質、その不思議なふるまい、ま支えている支えているその多岐にわたるはたらきを余すところなく解説していきます。 著者は、上智大学で「身近な物理」の講義を受け持ち、科学雑誌ニュートンの監修などでもおなじみの江馬一弘先生。難しいテーマもわかりやすく、面白く伝えてもらいます。 目次 プロローグ 電子はこの世界の主役 第1章 電子は自然界の「最小部品」 第2章 電子の謎の解明が「量子力学」を生んだ 第3章 電子が見せる量子力学的なふるまい 第4章 化学の主役としての電子 第5章 金属と絶縁体、そしてIT社会を支える半導体 第6章 生物の体の中でも電子が大活躍 エピローグ 電子の物理学とその未来 -
子どもの自殺はなぜ増え続けているのか
2022年以降、小中高生の自殺者数が3年連続で年間500人を超え、2024年は過去最多となった。大人の自殺者数が減少傾向にあるなか、なぜ子どもの自殺だけが増え続けているのか。虐待、市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)、いじめ、「指導死」・・・。長年にわたり、生きづらさを抱える子ども・若者たちのリアルな声に耳を傾けてきたフリーライターが、その背景を詳細にレポート。こども家庭庁の設立など日本がとってきた政策史もたどり、対策の課題を考察する。いま知るべき現実が詰まった必読の一冊! -
子どもは誰のものか? 離婚後「共同親権」が日本を救う
離婚後も「ふたり親」という提案 国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。「子どもの最善の利益」を第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。 ◎離婚のトリセツ「共同養育計画合意書」収録 ■■子ども、夫、妻、そして祖母―― 全国の離婚当事者の「声なき声」を集めた必読の書■■ ・変わり果てた息子の姿(NIさん) ・残された絵本とベビー靴(MRさん) ・周到に準備された昼逃げ(MAさん) ・探偵を雇って妻と娘を探した(KHさん) ・身に覚えのないDVで即日「退去命令」(YSさん) ・措置入院を経て、執念で子どもを連れ戻した母親(SYさん) ・日時を決めても会えない(HWさん) ・親権と監護権を分けたことが裏目に(HYさん) ・マジックミラー室での対面(IYさん) ・罪悪感を持ちながら母親に会っていた(IRさん) ・パンツ一丁で逃げ出した(YMさん) …ほか 「両親の離婚で子どもの心は置き去りにされてきた。子どもは物ではない。不幸のガラパゴスにおける最大の被害者は子どもである」(「はじめに」より) 第一章 単独親権のもとでの悲劇 第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界 第三章 フェミニズムと共同親権反対運動 第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道 第五章 日本の家族の未来 -
令和に生かす日本史
【令和でこそ役に立つ!真の日本史を】 経済、スキルアップ、出世の方法、組織運営、改憲問題etc. あなたを苦しめる難題は、日本史を深掘りすることで解決できる! 著書『応仁の乱』が48万部を超えるベストセラーとなり、歴史学ブームの火付け役となった呉座勇一が、世間に誤って伝わっている歴史像を排し、真実の日本史から現代でこそ役に立つ知恵を発掘する。 本書は個々の偉人に的を絞り、織田信長、西郷隆盛、伊藤博文、北条早雲、蓮如、宗祇の生き方を考察した<人生編>、改憲問題、国民性としての武士道、リスキリングの観点から、日本社会の問題点を斬った<社会編>の二部構成で進む。 これまでの歴史ビジネス本に疑問を抱いていた気鋭の歴史学者が、満を持して送る[歴史啓発書]の決定版!! ◉既得権益を無闇に否定しなかったリアリスト・織田信長の肖像 ◉自分の才能に驕り、毒舌家だった西郷隆盛が、誰からも愛される存在になった理由とは? ◉初代総理大臣にまでのし上がった伊藤博文の戦略眼と根回しの技術 ◉「応仁の乱」の激動の時代に成功を摑んだ三賢人は、北条早雲、蓮如、宗祇 ◉なぜ日本人は、1000年にわたって“憲法”を改正してこなかったのか? ◉日本人のアイデンティティ・武士道は、朝鮮蔑視とともに醸成された ◉リスキリングが重要な時代だからこそ、江戸時代の教育システムから学べ! -
時間・自己・幻想 東洋哲学と新実在論の出会い
「新実在論」の旗手、マルクス・ガブリエル氏は、本書の中でこう語っている。私の存在論は、ある意味両者(編集部注:西洋哲学と東洋哲学)の統合を目指しています。私の思想は14歳のときから東西双方の伝統に影響を受けてきました。両方が常に私の頭の中にあるのです。(中略)西洋思想と東洋思想の大きな違いは、西洋哲学が不変のものを探求している点だと思います。(中略)他方、日本人が問うのは、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」です。東洋思想の立場からすると、西洋の形而上学は、初期からずっと幻想なのです。本書は、まさにマルクス・ガブリエル氏による「西洋哲学と東洋哲学の統合」の試みの一端を示したものになったといえる。我々(インタビュアーの大野和基氏と編集部)がガブリエル氏に、東洋哲学をテーマとしたインタビューを敢行した理由は二つある。一つは、ガブリエル氏が東洋哲学に大きな関心を抱いていること。ガブリエル氏は、3世紀の中国の思想家王弼が著した『老子』の注釈『老子注』をかなり熱心に読み込み、老子が無常を説いていることに重要な気づきを得たという。さらに、コロナ以降たびたび来日しており、日本の思想についても高い関心を寄せている。もう一つは、現代における東洋哲学の可能性である。現代は「入れ子構造の危機」の時代だ、とはガブリエル氏の言だが、一つの危機が別の危機に組み込まれ、拠って立つべき価値が見えづらくなっている時代において、「変わらないものが存在するという幻想はなぜ生じるのか」という問いを抱える東洋哲学の価値を、現代ドイツ哲学の第一人者が語ることには意義があるはずだ。幸いガブリエル氏に快諾していただき、実現したインタビューは、予想以上にエキサイティングなものであった。ガブリエル氏によると、ヒンドゥー教は「時間は幻である」と見なしている。また中国古典の『荘子』には、時空を越えた無限の宇宙に遊ぶ存在が登場する。仏教の「禅」には、座禅とは自我を消していくための訓練であるという捉え方があるが、ガブリエル氏はその志向に疑義を唱える。そして先ほど述べたように、東洋哲学は西洋の形而上学を「幻想」と見なしている。本書の議論により、西洋哲学に関心のある方も東洋哲学に関心のある方も、上記のような哲学の主要テーマについて、従来の枠組みを超えた捉え方を得られるのではないかと期待する。巻末には武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授である松本紹圭氏との対談を収録。 -
100円のコーラを1000円で売る方法
「サムスンにできて日本企業にできない壁」に、主人公の宮前久美が挑戦!ポーターやランチェスターから、「失敗の本質」「ストーリーとしての競争戦略」まで、この1冊でビジネス戦略がわかる!! -
関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~
高橋博之、岩手県花巻市出身。「都市と地方をかきまぜる」を旗印に、食べ物付き情報誌『東北食べる通信』を創刊し、産直アプリ『ポケットマルシェ』を手がけ、ついには東証グロース市場に上場を果たした男。「関係人口」という、いまや地方創生の象徴となる言葉を初めて世に広めたのもこの高橋である。地方だけでなく都市も限界を迎えつつある日本にとって、この「関係人口」は救いの哲学となり得るのか――? -
父が牛飼いになった理由
『ともぐい』で第170回直木三十五賞を受賞し、10年にわたって自然や動物と対峙する作品を書き続けてきた作家、河崎秋子。実家は父・崇が公務員を「脱サラ」し開業をした「河崎牧場」である。なぜ、父は牧場経営を始めたのか。その謎を辿るため戦国時代からの家系図を遡る。金沢で武士だった先祖、満洲で薬剤師をしていた祖父、満洲から大阪、そして北海道へと移り住んだ父、そして牧場経営の苦労を背負った祖母と母・・・・・・400年以上に及ぶファミリーヒストリーが、20世紀の日本と戦後の北海道の酪農史へと繋がっていくノンフィクション。 -
事典シリーズ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アクシデントに直面したとき、サバイバル術を知っているのと知らないのとでは生存率が大きく変わってきます。また、アクシデントの発生時に常に大人が子どものそばにいるとは限りません。 本書は天災だけではなく、海で溺れたり、熱中症になったり、はたまた下校時に不審者に遭遇したり……などの対処法を幅広く紹介しています。
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