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Posted by ブクログ
先日ご紹介した「100円のコーラを1000円で売る方法」の続編です。
前作がマーケティングにフォーカスした内容だったのに対し、今回は事業戦略、特に競争戦略がテーマとなっています。
どんな企業にも一定の成功体験が存在し、説得力を持ってしまうシーンもあるとは思いますが、やはりそれは高度経済成長期において「より良いものを(より安く)作る」というようにやるべきことが明確だった時代だからこそうまくいったのだと思います。
変化の激しい時代、モノが広く行き渡り顧客のニーズが見えにくくなっている時代において、過去の成功体験はもはや当てにはなりません。
本作では、そんな成功体験を持った社内勢力(もはや抵抗勢力と言ってもいいかもしれません)との緊迫感のあるやりとりを経て、多様性を持ったメンバーにより思い切った事業戦略の大転換が成し遂げられます。このあたりのダイナミズムを疑似体験できるところが非常にいいです。
あと個人的には、日本企業が陥りがちなこととして、PDCAのP、あるいは社内調整に時間をかけ過ぎてしまうことにより、時代の変化から取り残されてしまうリスクには特に共感を覚えました。
「変化の激しい時代に求められるのは、完璧なコンセンサスではなく、意思決定のスピードと柔軟性」だと、著者は登場人物の一人に語らせます。
業種や提供する商品によっては、簡単・迅速にフィードバックを次世代に反映できないこともあると思います。とはいえ、仮説思考、論点思考で走りながら修正していくくらいの気概と覚悟がなければ、社内調整に奔走する間に競合に先を越されてしまう、そういう時代に我々が生きていることは間違いないようです。
言うは易く、行うは難しです。さて、どこから手をつけましょうか。
Posted by ブクログ
続編ということで変わらず面白い物語仕立ての構成の中、ためになるマーケティング理論がたっぷり。
何度も読み直したい本と言えるが
特に気になったのは
p.55 企画力とは企画を立案する力ではなく、実行する力 言い換えれば、組織を動かす力
PDCAは3D。
変化の激しい時代に求められるのは完璧なコンセンサスでなく、意思決定のスピードと柔軟性。
p.70 すべての答えはお客さんのところにある。
網羅思考と論点思考 ポイントを決めてそこを徹底的に直す
p.133やらないことを決める差別化戦略
戦略とは、何をやらないかを決めるために立てる
→アメリカの航空業界の例 低距離低価格の路線に特化したサウスウエスト航空
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ビジネス・実用
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