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ジビアさに現実をみる
シリーズ第三弾。タイトルの数字が、第二弾では半角「2」なのに、第三弾では全角「3」であるのはご愛嬌か。
ついに完結だが、「ああ、そうだよね、現実って甘くないよね」的な展開が繰り広げられる。
ちょっと前まで流行りだった「フリーミアム」が大きなネタになっており、それがいかに既存のプレイヤー達を追い込むかを描く。
フリーミアムから利益へと繋げることが難しい側面があるため、このストーリーのようにはいかないケースが多いのではと思う。
しかし、無料サービスが有料サービスと同等、あるいはそれ以上であれば、「潰す」側が利益がでているかどうかは別として、「潰される」ものは潰される。そういう意味でリアリティがあるストーリーだった。
また、打開策として新サービスである「将来予測」に統計が用いられているが、統計による予測は、変化の少ないことが前提。第三弾のテーマであるイノベーションには、将来予測は役に立たないことが皮肉に感じられた。
読後感はやや気持ちが沈んだが、出来すぎたストーリーではないところが良かった。
Posted by ブクログ
3巻も素晴らしいのでセットで読むべき!
以下、メモ
日本向けにカスタマイズされてグローバル展開できない。
ユーザーの高い要求に個別にカスタマイズせずに標準品で対応して世界中に展開すること。意思決定のスピードを速めること。
イノベーションのジレンマ
市場で求められる性能には上限と下限があり、どちらも時間の経過とともにゆっくりと上昇する。製品の性能はこれよりも早く向上する。ユーザーの要望を聞きながら徐々に改善していくものは持続的技術。
新技術のほとんどは製品の性能を高めるもの、これを持続的技術という。あらゆる持続的技術に共通するのは主要市場のメイン顧客が今まで評価してきた性能指標に従って既存製品の性能を向上させる点である
オーバーシューティング
お客様が必要とする以上のものになってしまっていること。
いったんイノベーションを実現した企業が自分たちの顧客に真面目に対応しているだけだと、次のイノベーションの波に乗り損なってしまう。いつのまにか別の方面から破壊的イノベーションが登場して、自分たちの地位が脅かされる。クリステンセンはこれをイノベーションのジレンマと名付けた。
企業が現在の顧客が求めていないものを開発・提供するという判断を行うのは極めて困難。なぜなら企業の行動の自由は企業存続のために必要な資源を提供する社外の存在(主に顧客と投資家)のニーズを満たす範囲に限定している。
BATNA(Best Alternative To Non-Agreement)
交渉が成立しなかった場合の次善策
得意な分野にこだわり過ぎると失敗することが多い。むしろお客様に高く評価していただけることが何かを考えていただきたい。
イノベーションは時に激しい自己否定を伴う。
プロフェッショナルの条件
何ごとかをなし遂げるのは強みによってである。弱みによって何かを行うことなど到底できない。自ら知りうるもののうち、この強みこそ最も重要。第一は明らかになった強みに集中すること。成果を生み出すものに集中すること。第二はその強みを更に活かすこと
細かくローカライズしなくても済むような商品力をつけることが本当のグローバル化
これからの時代において活躍する企業の条件は何より優れた企業文化を持っていること。更に言えばこの企業文化はこれからの企業にとって最高の経営資源であり、コア・コンピテンス(競争的競争力)になっていくだろう
競争力は単に得意だと自負する業務を行うのではなく、むしろ顧客が高く評価する業務を行うことから生まれる。競争基盤が変化しても競争力を保ち続けるには過去に栄光をもたらしたものにしがみつく代わりに新しい物事を学習する意欲と能力を持つことが絶対的に必要
イノベーションが生まれてくるには圧力と課題が必要である。企業は圧力や課題を避けたがるのではなく、積極的に求めるべきである。最も要求水準の高い顧客や流通チャネルを相手に販売する。最も厄介なニーズを持つ顧客を探す。最も厳しい規制のハードルや製品規格をクリアするような基準を設定する
本物の営業力はリーダーシップに通じる
優秀なリーダーは自分の行きたいところはどこにあるかというビジョンを明確に持っている。更にそのビジョンを表現するために必要なコミュニケーション力を備えています。ビジョンをビジョンのまま終わらせず、現実の企業活動の中で確実に実行する力を発揮し、最終的に成果を出す人がリーダーです。
Posted by ブクログ
マーケティングが物語方式で分かる、初心者でも理解しやすくすごく勉強になる本。
1巻2巻と続き3巻目のこの本を読み終わった感想として、
IT関係の仕事を少しもかじってない自分でもスルッと入ってきて、楽しく読めたので記憶の定着も良さそう。
著者の永井さん、
マーケティングと言う物をこんなに分かりやすく初心者に伝えることが出来てて、凄く頭の良い方だと言うのを頭が悪いなりに感じました。
他にも永井さんの本ないのか調べてみます。
2度目終了。
・そこらにある情報は、99.996%はスルーされている。
しかし、友人や信頼できる人の話なら、誰だって喜んで聞く。
・入り口のサービスを無料で提供しつつ、別のところでお金を設けるビジネスモデル「フリーミアム」
・交渉が成立しなかった場合の次善策「BATNA」
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ビジネス・実用
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