【感想・ネタバレ】100円のコーラを1000円で売る方法3のレビュー

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ジビアさに現実をみる

2013年10月07日

シリーズ第三弾。タイトルの数字が、第二弾では半角「2」なのに、第三弾では全角「3」であるのはご愛嬌か。

ついに完結だが、「ああ、そうだよね、現実って甘くないよね」的な展開が繰り広げられる。
ちょっと前まで流行りだった「フリーミアム」が大きなネタになっており、それがいかに既存のプレイヤー達を追...続きを読むい込むかを描く。

フリーミアムから利益へと繋げることが難しい側面があるため、このストーリーのようにはいかないケースが多いのではと思う。
しかし、無料サービスが有料サービスと同等、あるいはそれ以上であれば、「潰す」側が利益がでているかどうかは別として、「潰される」ものは潰される。そういう意味でリアリティがあるストーリーだった。

また、打開策として新サービスである「将来予測」に統計が用いられているが、統計による予測は、変化の少ないことが前提。第三弾のテーマであるイノベーションには、将来予測は役に立たないことが皮肉に感じられた。

読後感はやや気持ちが沈んだが、出来すぎたストーリーではないところが良かった。

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Posted by ブクログ 2020年04月21日

3巻も素晴らしいのでセットで読むべき!
以下、メモ

日本向けにカスタマイズされてグローバル展開できない。

ユーザーの高い要求に個別にカスタマイズせずに標準品で対応して世界中に展開すること。意思決定のスピードを速めること。

イノベーションのジレンマ
市場で求められる性能には上限と下限があり、どち...続きを読むらも時間の経過とともにゆっくりと上昇する。製品の性能はこれよりも早く向上する。ユーザーの要望を聞きながら徐々に改善していくものは持続的技術。
新技術のほとんどは製品の性能を高めるもの、これを持続的技術という。あらゆる持続的技術に共通するのは主要市場のメイン顧客が今まで評価してきた性能指標に従って既存製品の性能を向上させる点である

オーバーシューティング
お客様が必要とする以上のものになってしまっていること。

いったんイノベーションを実現した企業が自分たちの顧客に真面目に対応しているだけだと、次のイノベーションの波に乗り損なってしまう。いつのまにか別の方面から破壊的イノベーションが登場して、自分たちの地位が脅かされる。クリステンセンはこれをイノベーションのジレンマと名付けた。
企業が現在の顧客が求めていないものを開発・提供するという判断を行うのは極めて困難。なぜなら企業の行動の自由は企業存続のために必要な資源を提供する社外の存在(主に顧客と投資家)のニーズを満たす範囲に限定している。

BATNA(Best Alternative To Non-Agreement)
交渉が成立しなかった場合の次善策

得意な分野にこだわり過ぎると失敗することが多い。むしろお客様に高く評価していただけることが何かを考えていただきたい。

イノベーションは時に激しい自己否定を伴う。

プロフェッショナルの条件
何ごとかをなし遂げるのは強みによってである。弱みによって何かを行うことなど到底できない。自ら知りうるもののうち、この強みこそ最も重要。第一は明らかになった強みに集中すること。成果を生み出すものに集中すること。第二はその強みを更に活かすこと

細かくローカライズしなくても済むような商品力をつけることが本当のグローバル化

これからの時代において活躍する企業の条件は何より優れた企業文化を持っていること。更に言えばこの企業文化はこれからの企業にとって最高の経営資源であり、コア・コンピテンス(競争的競争力)になっていくだろう

競争力は単に得意だと自負する業務を行うのではなく、むしろ顧客が高く評価する業務を行うことから生まれる。競争基盤が変化しても競争力を保ち続けるには過去に栄光をもたらしたものにしがみつく代わりに新しい物事を学習する意欲と能力を持つことが絶対的に必要

イノベーションが生まれてくるには圧力と課題が必要である。企業は圧力や課題を避けたがるのではなく、積極的に求めるべきである。最も要求水準の高い顧客や流通チャネルを相手に販売する。最も厄介なニーズを持つ顧客を探す。最も厳しい規制のハードルや製品規格をクリアするような基準を設定する

本物の営業力はリーダーシップに通じる
優秀なリーダーは自分の行きたいところはどこにあるかというビジョンを明確に持っている。更にそのビジョンを表現するために必要なコミュニケーション力を備えています。ビジョンをビジョンのまま終わらせず、現実の企業活動の中で確実に実行する力を発揮し、最終的に成果を出す人がリーダーです。

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Posted by ブクログ 2018年10月28日

3部作の完結編

現状維持は破滅
新たな市場と顧客の開拓

黒船、ガンジーネット・ジャパンの戦略
駒沢商会とバリューマックスの決断

今まである製品に頼り切っては、会社は右肩下がり、早い段階での決断が、時として大胆な戦略が、

将来への種蒔きとなり、大きな収穫へと向かう。


この決断をできる会社は...続きを読む、生き残れる会社だろう。

未来は、今この瞬間の判断が決める。

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Posted by ブクログ 2014年09月12日

面白い。指南役だった与田がいなくなったことでマーケティング理論などを解説する場面は減ったが、小説として楽しめた。「評論家みたいに言いたいことだけ言って、行動しない。守りに入って新しいことにチャレンジしない。目の前の仕事をひたすらこなすだけで精一杯。それでは未来が開けない。」ほんとだね。中国でリニアモ...続きを読むーターカーが10年も前から実用化されているなんて知らなかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月03日

3が内容的にも面白かった。

現状維持は破滅、新たな顧客と市場を創り出せ!と本の見出しにも書いてある通り、イノベーションに関する物語が描かれている。
具体例をあげるとAppleのイノベーション。
Appleは自ら起こしたイノベーションを乗り越えて価値を生み出していく。それには激しい自己否定が必要であ...続きを読むり、リスクを取って未知の分野に踏み出す決断をしなければならない。

シリーズを通して、映像化される可能性が高いと感じた。ストーリーもしっかりしているし、キャラクターの個性も明確に設定されていて、現に漫画化もされている。
途中からこの本も、そのための「戦略の布石」としか思えなくなった。

私たちは、永井さんの手のひらで踊らされているのだろうか。

『イノベーションのジレンマ』
『BATNA』
『企業買収』
『オープン・アーキテクチャ戦略』
『リーダーシップ』

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Posted by ブクログ 2014年05月14日

シリーズの完結編。
今回はイノベーションとリスクへの挑戦について。
3部作を通して、ドラマチックなストーリーとなっており、この作品も楽しく読めてためになる。
ビジネス上のいろいろな危機に対して不器用ながらも前向きに挑んでいく宮前久美の姿に勇気づけられる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年03月24日

チェック項目2箇所。いくら無料でも、価値が提供できなければお客様は使わない。昔は”ヒト・モノ・カネ”が経営資源だった。情報社会になってこれに”情報”が加わった。さらにネット社会になって”時間”が五つ目の貴重な経営資源になっています。

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Posted by ブクログ 2014年07月12日

マーケティングが物語方式で分かる、初心者でも理解しやすくすごく勉強になる本。

1巻2巻と続き3巻目のこの本を読み終わった感想として、
IT関係の仕事を少しもかじってない自分でもスルッと入ってきて、楽しく読めたので記憶の定着も良さそう。

著者の永井さん、
マーケティングと言う物をこんなに分かりやす...続きを読むく初心者に伝えることが出来てて、凄く頭の良い方だと言うのを頭が悪いなりに感じました。

他にも永井さんの本ないのか調べてみます。


2度目終了。
・そこらにある情報は、99.996%はスルーされている。
しかし、友人や信頼できる人の話なら、誰だって喜んで聞く。

・入り口のサービスを無料で提供しつつ、別のところでお金を設けるビジネスモデル「フリーミアム」

・交渉が成立しなかった場合の次善策「BATNA」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月18日

1冊目2冊目と同様に、読みやすく面白いストーリー展開ですぐに読んでしまった。

今回はM&Aについてまとめられており、
買収する側が必ずしも有利ではないことを知った。
フリーミアムというやり方を説明されれば理解できるが、これを初めて発案した人を尊敬する。

常に著者が訴えていたのは、顧客の価...続きを読む値を考えるということ。
それに尽きる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月21日

ここまできたら、ストーリーが知りたい7割だな。
心に残ってこと。
・ロ ーカライズしなくてもすむような製品力をつけることです
・企業が一生懸命 、消費者に情報を流しても 、そのうち 9 9 ・ 9 9 6 %はスル ーされる。
信頼関係を築いた人の情報は入ってくる。
・フリ ーミアム 。入り口のサ ...続きを読むービスを無料で提供しつつ 、別のところでお金を儲けるビジネスモデルのこと
・「私たちがお客様に提供している性能や機能が 、お客様が必要とする以上のものになってしまっているからよ 。それがオ ーバ ーシュ ーティング ─ ─ 」
・いったんイノベ ーションを実現した企業が自分たちの顧客に真面目に対応しているだけだと 、次のイノベ ーションの波に乗り損なってしまう 。いつのまにか別の方面から破壊的イノベ ーションが登場して 、自分たちの地位が脅かされる 。クリステンセンはこれを 〝イノベ ーションのジレンマ 〟と名づけたの 」
・既存の顧客と向き合っているかぎり新しい課題は出てこないし 、新しい課題がないということは 、新しい価値を提供できていないということなのに 、現状に満足してしまう 。
・「イノベ ーションのジレンマは 、既存のお客様の課題を満たそうと努力し続けると 、かえって失敗するという状況を指すの 。それを避けるためには 、目の前にいる既存のお客様だけを見るのではなく 、その背後に隠れているお客様になるかもしれない人たちにも目を向けることが重要なの 。視野をつねに広く持っておかないと 、ガンジ ーネットのような破壊的イノベ ーションが登場したときに慌てふためくことになるわ 」
・日本全体がオ ーバ ーシュ ーティングの状況に陥って 、イノベ ーションが起こせなくなっていることが根本的な問題なの 。失敗を恐れず 、みずからリスクを取って新しいことに取り組まなければ 、イノベ ーションなんて起こせないのよ 。
・「 B e s t A l t e r n a t i v e T o N o n A g r e e m e n tの頭文字を取ったものです 。 『交渉が成立しなかった場合の次善策 』という意味ですね 。これは交渉の基本中の基本です 。交渉は強い B A T N Aを持っているほうが勝つからです 。

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Posted by ブクログ 2016年04月26日

マーケティング入門に入門書よりも適した本。ストーリー形式になっており、素人に理解しやすいけど、やっぱり1巻がすごかったなー。

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Posted by ブクログ 2015年10月19日

ビジネスで起こる様々な出来事をストーリーでわかりやすく紡ぐシリーズ第三弾。
日本企業で働く身としては目を背けたくなる部分もありつつ、
イノベーションの本質を捉えた珠玉の一冊に仕上げている。
後半の展開はご都合主義に過ぎる部分もあるが本書のすばらしい本質を棄損するものではない。

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Posted by ブクログ 2014年10月13日

市場のグローバル化が進む中、イノベーションとリスクへの挑戦をテーマにしたシリーズ完結の3作目。
他には、M&Aやグローバル競争戦略についても分かりやすく解説されています。
2050年には人口も3000万人減る見込みですし、国内市場や過去の成功体験に囚われずに新しいコトを我々が始めることが必要だと考え...続きを読むました。

「現状維持は破滅」、重いコトバです…。

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Posted by ブクログ 2014年04月26日

3巻で世界が大きく広がっていって面白かった。持続的イノベーションと破壊的イノベーション、BATNA、リスクの取り方が興味深い。

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Posted by ブクログ 2014年02月23日

シリーズ第3弾は、『イノベーション』がテーマです。
企業買収、新戦略を通して久美と明日香が共に戦っていく姿は、新しい時代を感じさせます。
シリーズを通して、マーケティングが面白く理解できました。

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Posted by ブクログ 2014年01月29日

物語としては急展開すぎて逆に面白い。
ただ、イノベーションの戦略や、実際のイノベーションの裏をしれて楽しい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月24日

ライトノベル調で非常に読みやすいが、IBMマーケティングマネージャーが著者ということもあり、内容は参考になる点も多い。
情報として知っている内容でもこのようなストーリーになっていると、アタマの中への入って来方がまた違い、理解がしやすい。

今回は同シリーズのvol3としてイノベーションについて。
...続きを読むノベーションのジレンマなどが元になっているが、会計のサンプル会社がどのようにイノベーションを行うかというその内容も面白く、すぐ読み終えてしまった。

p.120
交渉の基本中の基本
BATNA Best Alternative To Non-Agreement 交渉が成立しなかった場合の次善策
強いBATNAを持っている方が交渉は有利となる。

p.172
「良い戦略、悪い戦略」に出てきたインテルの話
 経営幹部が全員クビになって、新しい経営幹部が引き継いだ場合、その幹部は何を実施するか。


参考図書
「貫徹の志 トーマスワトソンシニア」
「まず、世界観を変えよ」
「良い戦略、悪い戦略」
「イノベーションのDNA」
「本物の営業力はリーダーシップに通じる」
 優秀なリーダーは自分の行きたいとこというビジョンを持ち、それを表現するためのコミュニケーション力を持ち、ビジョンをビジョンとして終わらせず、実行する力、を発揮する。

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Posted by ブクログ 2013年11月16日

買収される側=不利だとばかり思っていたが、
買収する側もそれなりに切羽詰っていて、
他の案があまりない場合がある。故に、買収される側の方が選択肢が多い場合もある。交渉が一方的なものではない。

もし、自分が新しく入ってきた社員ならば、この事業をやるか
という視点をいつまでも持ち続けたい。

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Posted by ブクログ 2013年10月20日

ストーリー仕立てでイノベーションが描かれている本です。最新の発想、サービスが登場して、単純に読んで面白かったです。少し前ブームになったイノベーションについて、理解を深めることができたように思えます。書中に出てくる「現状維持は破滅」という言葉が印象に残りました。ヒト、モノ、カネ、情報+時間と言われる現...続きを読む在のビジネス資源。より良く変わり続ける事を肝に命じたいと思います。

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Posted by ブクログ 2013年10月04日

新たなライバルはかつての仲間であり仕事上の師だった―。大人気シリーズの第3弾です。ここで扱われている主なテーマは『イノベーション』についてです。グローバル市場の熾烈な戦いと生き残りが展開されています。50万部を突破したシリーズの第3弾です。ここで扱われているテーマは『イノベーション』です。読み終えた...続きを読むあとには
『成功体験が足を引っ張るというのはよくあることだけれど、いざ自分の立場になってみないとその実感はないんだ』
ということでした。

物語は会計ソフトの販売とシェア争いで国内大手企業であるバリューマックス社とその実務を取り仕切るライバル、内山明日香との戦いに何とか勝利を収めたヒロイン・宮前久美とその所属企業である駒沢商会ですが、今度、新たにライバルとして立ちはだかるのは内山、宮前のかつての『メンター』である与田誠であり、彼が率いる外資系大手企業、ガンジーネットの日本法人であるガンジーネット・ジャパンでした。

グローバル競争ということで強大なライバルは突然、国外からやってくるという話や、ここではかつて、駒沢商会のセールス部隊を率いていた清水氏がソーシャルメディアを駆使して『男清水』として宣伝に大きく貢献していく姿や、ガンジーネットに対抗するために『不倶戴天の敵』同士であった駒沢商会とバリューマックス社がM&Aをするという場面も出てくるのですが、会社の規模的に大きなほうが必ずしも有利ではない、ということなどが物語り形式でつづられていて、本当に面白かったです。

『リスクを背負って果敢にチャレンジする』
『過去の成功体験にとらわれず、場合によってはそれすら捨て去って新しいものを生み出す』
言葉にすると簡単ですが、いざ実行となるとさまざまな葛藤が会社の中にも、また個人の中にも生じるということが本当によくわかりました。しかし、それができないものは確実に淘汰されていく…。改めてそういう社会に生きているのだということを突きつけられた思いがいたしました。

物語のラストは与田と久美がそれぞれ新天地へと旅立つというところで終わっているのですが、まだまだその先があるような気がしてなりません。

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Posted by ブクログ 2013年08月31日

この本の設定の中で良く3冊目が書けたな。内容的には前作、前々作の方が良かったかな。
BATNAを覚えた。

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Posted by ブクログ 2013年08月19日

ビジネスモデルの変革と、未知のユーザー層、市場開拓の重要性。

「いったんイノベーションを実現した企業が自分たちの顧客に真面目に対応しているだけだと、次のイノベーションの波に乗り損なってしまう。」

という文が、ドキリとした。

動き出すのは、今。

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Posted by ブクログ 2013年08月11日

シリーズ第3弾。
相変わらず読みやすくてわかりやすい。
今回のテーマはイノベーション。
学術的なこと、というよりは自分の身の回りにどれだけ置き換えられるか、そしてそれを生かしていくことができるかどうか、かなー。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月07日

会計ソフトに経営分析ソフトウェアを組み込むことで大手との差別化を計り、ポジションを得たものの、外国から大手が参入してくる。

何もせずにいるとシェアを失うばかりの状況となり、会社合併を持ちかけられる。
合併すべきか、せざるべきか。

今回は相手が根本的に発送の違う戦略で参入してきたことから、将来の事...続きを読む業を作り直すことになる。

個人的には2巻のポジショニングと競争の話題の方がわかり易かった。

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Posted by ブクログ 2020年04月06日

■100円のコーラを1000円で売る方法3

日本IBMのマーケター 永井孝尚 氏の著書です。

キャッチーなタイトルでベストセラーにマーケティングの入門書の完結編になります。
今回のテーマは「イノベーション」になっています

内容的には、以下のような内容の概要が学べます。

・市場の変化
 - グ...続きを読むローバル化
 - 標準化

・マーケティング戦略
 - 共感
 - ミックスメディア

・フリーミアム
 - 数が生み出す価値

・M&A
 - BATNA(Bset Alternative To Non-Agreement)
 - 1+1 = 3以上にする

・イノベーション
 - イノベーションのジレンマ
 - イノベーションの作法
 - イノベーションの素養

本書が出版されたのが2013年で読んだのが2020年です。
冒頭に韓国企業の躍進ぶりが書かれていますが、
この短時間に主役は中国企業になっています。
本当に変化が速いと感じます。

この本はイノベーションがテーマなので、
あまり深掘りされていませんが、よく内容を吟味してみると・・・
成功するパターンは、「標準化」と「数」になると思います。

フリーミアムなどは、無料 → 数の増加 → 標準化の典型例だと思います。
標準化すれば、マネタイズは自然にできるので。

日本は「標準化」で世界に影響力を発揮できていません。
それが、日本を低迷させている一因だと思っています。

「3G以降の携帯電話の通信規格策定」などが好例かと思います。
自分も携帯の技術者だったので・・・

本書で取り上げられた共感のマーケティングは、年々威力を増しています。
インフルエンサーの発信する情報はコンバージョン率が著しく高い傾向にあるそうです。Twitterで数万のフォロワーを獲得すれば、それだけで収益化可能な世の中です。

こういった入門書の内容を現実と突き合わせて、更に深掘りしながら読むのも楽しいと思います。
簡潔、読みやすいので、時間はかからずに読むことができます。

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Posted by ブクログ 2014年03月02日

あー、面白かった!一日で読めます。
私より先に小学生の息子が持って行ったけれど、一日で面白かった!と返ってきました。
会計ソフトという会社なら必ずお世話になるソフトウェアが題材なのでわかりやすい。1,2作目はいかにも現実にありそうな話でしたが、この3作目は、未来にありそうなお話し。会計ソフトのグロー...続きを読むバル化はまだ難しいよね~IFRSとの整合性すら取れてないのに。
Apple社の製品化の例えが興味深かったです。私は今まで、Apple社の製品の遍歴について、天才ジョブスが永遠の子どものように自らの興味の赴くまま追求していった、という見方でいたけれど、マネージング理論からは”自社の商品を否定し、乗り越える製品戦略”となるわけなんだ~、とその見方の違いが新鮮でした。

内容とは関係ないけど、会計ソフトは高いと思います!毎年約3万円なんて零細企業じゃ辛い。付加価値なんていらないからコア部分だけの廉価版出ないかな。でもネットのセキュリティも万全と思ってないからクラウドで会計もやだけど。ということで、私ならガンジーネットは使わないけど、社長の会計も高価そう・・・

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Posted by ブクログ 2014年01月29日

イノベーションのジレンマ、オーバーシューティング、BATNA (best alternative to non-agreement)。。あのライバル同志、久美と明日香が同じ職場となり、イノベーションで危機を乗り越えて行く…ウチも早く次のステップに行かないと。現状維持=崩壊へのカウントダウン。

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Posted by ブクログ 2014年01月26日

◆現状維持は破滅。◆世の中に、流れている情報の0.004%しか認識されない。企業が消費者に、情報を流しても、99.996%はスルー。一方、信頼する人の情報は聞く。◆目の前の既存のお客様だけでなく、背後のお客様になるかもしれない人にも目を向ける。

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Posted by ブクログ 2013年11月28日

もちろん①と②も読破しました。

①と②に比べるとイノベーションだったりグローバル...だったり難解な言葉が多く難しかったように思えます。

ラストもストーリー的に理解できなかった。。。

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Posted by ブクログ 2013年10月24日

イノベーションを中心に書かれた本で、ストーリー仕立てで読みやすい。社会人若手から中堅向けの本。イノベーションのジレンマを読む読書力がある方にはつまらないかもしれません。

「ローカライズしなくてもすむような製品力をつける」が印象に残りました。

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Posted by ブクログ 2013年08月07日

特殊な市場はない。あるいは、どこも特殊な市場である。特殊な市場に個別に答えるとグローバル化できない。
カスタマイズされた仕様は作らない
フリーミアム=入り口は無料でも、別の所でお金を儲けるビジネスモデル。
イノベーションのジレンマ=今の顧客の要望に答えていてもイノベーションは生まれない。
隙間の領域...続きを読むに強みを持つ商品を作る

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