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  • ぴんとこな 1

    美しすぎる男たち

    歌舞伎は見たことがないが、この漫画を読めば興味を持てそうな気がする。主人公も、恋のライバルも美しい顔立ちで、いかにも少女漫画な感じだが、だからこそ歌舞伎という慣れない分野でも読む気になれるのかもしれない。この先の展開が気になるが、だいたい想像できてしまうあたりがなんとも。

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  • 植物は動けないけど強い したたかに生きる草木の処世術

    綺麗事なしな世界

    植物の世界に関しては、弱肉強食というよりも風林火山という言葉が似合う。
    食われてもタダではおかない。利用できるものはキッチリ利用する。そんな植物の在り方に驚き、勇気づけられるものがある。それに比べれば、人間はまだまだ辛抱も協力も工夫(進化?)も足りないなぁ。

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  • ドクシ―読師― (1)

    傷ついたサイコメトラー

    話の展開が早く、一気に読んでしまった。優しく、傷ついた心を持つ主人公。犯人を捕らえるために懸命な姿が清々しい。いつかその心が癒やされる日がくるのかーー否、癒やされる日が来て欲しいもの。親子の愛が描かれたりと、どこかホッとするストーリーも魅力的です。

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  • マンガ必殺!統計攻略法 : どうしても有意差を出したいあなたに

    半分は宣伝な本

    こういうテーマの本はあまり見ないので、興味津々で読んだ。内容に深さはなく、著者の他の本を読めということで話が終わる。当然、詳しい解説はない。たぶん、本を薦めたいがために書かれた本なのだろう。

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  • データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」 ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ

    読みやすく深い

    紙の本と値段がかわらないけれど、紙の方は厚さ4センチ程度ということを考えれば、電子で買ったほうが場所とらないし重くないしで正解か。

    実際の事例をもとに、考え方をなぞる形でページがすすむ。どんな風にデータ分析を行うかはもちろん、どういう風に考えるかがわかるので、実務で分析を行う人には、発想などの面で役に立つに違いない。
    ただ、詳しい手法の説明はないので、実際に行うに当たっては、調べたり工夫したりする必要はあるだろう。ある程度、分析の流れや行い方が分かっている人向けの本。

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  • ヤバい統計学

    数字と心理との狭間で

    計算された結果が正しいとしても、人間には「心」があるため、受け入れられないこともある。その辺の苦労が垣間見えて楽しく読めた。
    現実社会(日本ではないけれど)で、どう統計が活躍しているか興味ある人にオススメ。

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  • CLAYMORE 17

    姿が楽しめる

    ストーリーの面白さはもちろん、化け物の姿になったとき皆姿が違っていて楽しめる。哀れさと美しさを兼ね備えた姿に魅入ることもしばしば。買って読んで損のない漫画です。

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  • 100円のコーラを1000円で売る方法3

    ジビアさに現実をみる

    シリーズ第三弾。タイトルの数字が、第二弾では半角「2」なのに、第三弾では全角「3」であるのはご愛嬌か。

    ついに完結だが、「ああ、そうだよね、現実って甘くないよね」的な展開が繰り広げられる。
    ちょっと前まで流行りだった「フリーミアム」が大きなネタになっており、それがいかに既存のプレイヤー達を追い込むかを描く。

    フリーミアムから利益へと繋げることが難しい側面があるため、このストーリーのようにはいかないケースが多いのではと思う。
    しかし、無料サービスが有料サービスと同等、あるいはそれ以上であれば、「潰す」側が利益がでているかどうかは別として、「潰される」ものは潰される。そういう意味で...続きを読む

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  • 仕事に役立つ統計学の教え

    ざっくり知りたい人に

    最近流行りの「ビッグデータ」。その基本となる統計って何よ、自分の仕事にどう絡む? 等と思っているような人に最適。
    逆に、似たような本を既に読んでいる人には、おそらく内容が繰り返しになると思われます。内容はあっさりしているので、仕事で役立てたい人は、もう少し専門的な本を読んだほうがいいかも。

    世の中には3つの嘘がある。ひとつは嘘、次に大嘘。そして統計である。
    ( べンジャミン・ディズレーリの言葉)

    知らないで「統計」という嘘をばらまかないよう、仕事で使うには、類書を読んで学習してからのほうが無難なことは間違いない。ちなみに、某雑誌の記事に「体重が正規分布」と書いていたが、体重は正...続きを読む

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  • 阿呆の知恵 自分らしい人生を送るための25のヒント

    「負け組」という幸せの指南書

    自分を「負け組」と思い、「勝ち組」をバカにしたい人には最適。
    ひろさちやさんは仏教界では著名であり「勝ち組」じゃないかと思うが、書いてあることをみると、「負け組」感がハンパない。共感できる人にはいいかもしれないが……。

    分野的には仏教に入るのだろうが、だいぶ脚色されてて、個人的なエッセイにちかい。仏教は、無益な「後悔」は否定しても、「反省するな」なんて言っていない。

    「仏教の教え」を期待して読むと、間違った理解をしかねないし、期待を裏切られる。ああ、そうか。帯に「他人の期待に応えない!」とあるが、このことも含んでいるのかもしれない。

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  • 図書館の主 1巻

    こんな図書館に憧れる

    何か読みたいけれど、それが何なのか分からないことは多い。そんなとき、いい本を教えてくれる人がいたら有難い。本を通して心癒され学んでいく。本の価値を改めて感じました。

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  • ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪

    これは怖い。

    なんとなく「ブラック企業」という言葉が軽いせいか、あまり考えたことがなかったが、知らないところで過酷な「ブラック行為」が行われていることに愕然とした。

    企業が利益を追求するためにおこなっていることであれば、例え法律で縛っても、考え方が変わらなければイタチごっこになるのでは?という気も。

    どの企業もブラック企業になる可能性がある。あすは我が身という覚悟をさせてくれる一冊。

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  • 量子力学の哲学 非実在性・非局所性・粒子と波の二重性

    読みやすく深い

    なにを見るかでなにが見えるかが決まる。
    月や太陽、そして自分自身、すべて原子からできている。さらにその原子を構成するミクロな世界。そこは、観測することによって状態が変わるという、実にデリケートな、そして粒子と波の二重性といった、なんとも摩訶不思議な世界。でも、次元が上の世界からみれば不思議ではないのだとか。

    ミクロの物質に関する様々な学者の考え方が紹介され、所々で「ちょっと難しいなぁ」と思いつつも読み進めるうちに、どこかミクロな物質に愛情すら感じてくる。量子力学に興味がある人にはオススメです。

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