【感想・ネタバレ】100円のコーラを1000円で売る方法3のレビュー

あらすじ

日本全体が成熟期に入りつつある中で、大きなイノベーションを生み出せずにいる企業たち──。本書では「イノベーション」をテーマに、現代の日本企業の課題と未来を提示していく。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

3が内容的にも面白かった。

現状維持は破滅、新たな顧客と市場を創り出せ!と本の見出しにも書いてある通り、イノベーションに関する物語が描かれている。
具体例をあげるとAppleのイノベーション。
Appleは自ら起こしたイノベーションを乗り越えて価値を生み出していく。それには激しい自己否定が必要であり、リスクを取って未知の分野に踏み出す決断をしなければならない。

シリーズを通して、映像化される可能性が高いと感じた。ストーリーもしっかりしているし、キャラクターの個性も明確に設定されていて、現に漫画化もされている。
途中からこの本も、そのための「戦略の布石」としか思えなくなった。

私たちは、永井さんの手のひらで踊らされているのだろうか。

『イノベーションのジレンマ』
『BATNA』
『企業買収』
『オープン・アーキテクチャ戦略』
『リーダーシップ』

0
2014年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目2箇所。いくら無料でも、価値が提供できなければお客様は使わない。昔は”ヒト・モノ・カネ”が経営資源だった。情報社会になってこれに”情報”が加わった。さらにネット社会になって”時間”が五つ目の貴重な経営資源になっています。

0
2014年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1冊目2冊目と同様に、読みやすく面白いストーリー展開ですぐに読んでしまった。

今回はM&Aについてまとめられており、
買収する側が必ずしも有利ではないことを知った。
フリーミアムというやり方を説明されれば理解できるが、これを初めて発案した人を尊敬する。

常に著者が訴えていたのは、顧客の価値を考えるということ。
それに尽きる。

0
2019年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまできたら、ストーリーが知りたい7割だな。
心に残ってこと。
・ロ ーカライズしなくてもすむような製品力をつけることです
・企業が一生懸命 、消費者に情報を流しても 、そのうち 9 9 ・ 9 9 6 %はスル ーされる。
信頼関係を築いた人の情報は入ってくる。
・フリ ーミアム 。入り口のサ ービスを無料で提供しつつ 、別のところでお金を儲けるビジネスモデルのこと
・「私たちがお客様に提供している性能や機能が 、お客様が必要とする以上のものになってしまっているからよ 。それがオ ーバ ーシュ ーティング ─ ─ 」
・いったんイノベ ーションを実現した企業が自分たちの顧客に真面目に対応しているだけだと 、次のイノベ ーションの波に乗り損なってしまう 。いつのまにか別の方面から破壊的イノベ ーションが登場して 、自分たちの地位が脅かされる 。クリステンセンはこれを 〝イノベ ーションのジレンマ 〟と名づけたの 」
・既存の顧客と向き合っているかぎり新しい課題は出てこないし 、新しい課題がないということは 、新しい価値を提供できていないということなのに 、現状に満足してしまう 。
・「イノベ ーションのジレンマは 、既存のお客様の課題を満たそうと努力し続けると 、かえって失敗するという状況を指すの 。それを避けるためには 、目の前にいる既存のお客様だけを見るのではなく 、その背後に隠れているお客様になるかもしれない人たちにも目を向けることが重要なの 。視野をつねに広く持っておかないと 、ガンジ ーネットのような破壊的イノベ ーションが登場したときに慌てふためくことになるわ 」
・日本全体がオ ーバ ーシュ ーティングの状況に陥って 、イノベ ーションが起こせなくなっていることが根本的な問題なの 。失敗を恐れず 、みずからリスクを取って新しいことに取り組まなければ 、イノベ ーションなんて起こせないのよ 。
・「 B e s t A l t e r n a t i v e T o N o n A g r e e m e n tの頭文字を取ったものです 。 『交渉が成立しなかった場合の次善策 』という意味ですね 。これは交渉の基本中の基本です 。交渉は強い B A T N Aを持っているほうが勝つからです 。

0
2018年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ライトノベル調で非常に読みやすいが、IBMマーケティングマネージャーが著者ということもあり、内容は参考になる点も多い。
情報として知っている内容でもこのようなストーリーになっていると、アタマの中への入って来方がまた違い、理解がしやすい。

今回は同シリーズのvol3としてイノベーションについて。
ノベーションのジレンマなどが元になっているが、会計のサンプル会社がどのようにイノベーションを行うかというその内容も面白く、すぐ読み終えてしまった。

p.120
交渉の基本中の基本
BATNA Best Alternative To Non-Agreement 交渉が成立しなかった場合の次善策
強いBATNAを持っている方が交渉は有利となる。

p.172
「良い戦略、悪い戦略」に出てきたインテルの話
 経営幹部が全員クビになって、新しい経営幹部が引き継いだ場合、その幹部は何を実施するか。


参考図書
「貫徹の志 トーマスワトソンシニア」
「まず、世界観を変えよ」
「良い戦略、悪い戦略」
「イノベーションのDNA」
「本物の営業力はリーダーシップに通じる」
 優秀なリーダーは自分の行きたいとこというビジョンを持ち、それを表現するためのコミュニケーション力を持ち、ビジョンをビジョンとして終わらせず、実行する力、を発揮する。

0
2013年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

会計ソフトに経営分析ソフトウェアを組み込むことで大手との差別化を計り、ポジションを得たものの、外国から大手が参入してくる。

何もせずにいるとシェアを失うばかりの状況となり、会社合併を持ちかけられる。
合併すべきか、せざるべきか。

今回は相手が根本的に発送の違う戦略で参入してきたことから、将来の事業を作り直すことになる。

個人的には2巻のポジショニングと競争の話題の方がわかり易かった。

0
2022年04月07日

「ビジネス・経済」ランキング