横山勲の作品一覧

「横山勲」の「過疎ビジネス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 過疎ビジネス
    4.4
    福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成、「コンサル栄えて、国滅ぶ」実態を暴く。

ユーザーレビュー

  • 過疎ビジネス

    Posted by ブクログ

    某チャンネルで紹介されており、気になったので購入。
    自治体関係の仕事をしている身としては、
    身につまされるところも少なくなく、
    改めて気を引き締めたいと思ったところもある。

    Yahoo!ニュースの新着記事が
    しょうもなくなって久しいが、
    河北新報の記事はおっと思うのが多いので、
    今後も注目していきたい。

    個人的には、マスコミ業界の事情なども知れて面白かった。

    0
    2026年02月20日
  • 過疎ビジネス

    Posted by ブクログ

    事実と個人的な視点、データが、バランスよく入っていて興味深く読めた。

    メインがきっかけとなった、福島県国見町についての取材で、

    抽象的な議論ではなく具体的な情報が積み上げられている本を久しぶりに読んだ気もする。

    どういうふうに取材を進めていったかといった背景情報もあり、

    実際にネットで見れる著者の記事がどういったタイミングで、どういった文脈で出されたのかを知れる。そういうことはこれまでなかったので、報道の透明性という意味でもとてもよかったというか、興味を持てた。

    0
    2026年02月16日
  • 過疎ビジネス

    Posted by ブクログ

    ・本書は、福島県国見町を中心に、人口減少が進む地方自治体を舞台にしたノンフィクションルポルタージュである。著者は河北新報の記者で、新聞連載(企業版ふるさと納税の寄付金還流疑惑)を基に取材を重ねて書籍化した。

    ・書名にある「過疎ビジネス」とは、過疎地域の自治体に接近し、制度を介して公金を吸い上げるコンサルタント会社や事業者たちの利権構造を指す。

    ・主な問題は「企業版ふるさと納税」という制度を悪用したもので、自治体が企業からの寄付を受けて行う大規模事業が、実際には地域の利益にならないにもかかわらず進められ、結果的に公金が関係者に流れる仕組みが暴かれる。

    ・第1章では福島県国見町での「高規格救

    0
    2026年02月09日
  • 過疎ビジネス

    Posted by ブクログ

    これぞジャーナリズムと感じる1冊。
    オールドメディアがオワコン化している中で、しっかりと足で情報を取りに行き取材をした上で、コンサルの過疎ビジネスなるもの闇を取り上げた点が意義深く感銘を受けた。

    グレーな所を攻めて金を巻き上げようとするコンサルはもちろん、闇を暴かれた後にグダグダと言い逃れをする首長も大概である。

    最近であれば静岡県伊東市の元市長が学歴詐称で物議を醸したが、本当に市民のことを思うのであれば保身に走らず、潔く謝り進退を決めて欲しい。
    国見町の件も伊東市の件も首長が保身に走ったばかりに、元々の市政の停滞以上に影響を受けているのである。

    0
    2026年02月01日
  • 過疎ビジネス

    Posted by ブクログ

    コンサルに喰い物にされていることもそうだが、自身の自治体の行く末を考える時間が確保できず、コンサルに丸投げせざるを得ない状況になっていること自体に問題があると感じた。
    自治体の業務は多様化、複雑化しており、取捨選択を迫られていると考えているため、手間、予算の割に費用対効果の小さい、無駄な事業を潰し、コアとなる事業の安定した運営と思考のための余白を作り出していくことが大切であると感じた。

    0
    2026年02月01日

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