横山勲のレビュー一覧

  • 過疎ビジネス

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    あれ?おかしいんじゃない?と思うかどうかが、人として正しい道に進んでいけるかどうかの分かれ道になる。著者は新聞記者であり、受け取ったタレコミから、どうやって取材して、事実を明らかにしていくか、その手法まで教えてくれる。プレスリリースされたものをただまとめるだけの記事を書くのか、あれ?と思ったことを丁寧に取材して記事にするのか。著者は後者だ。公開されてる情報を丹念に丹念に調べていく。取材対象の企業人、公務員、町長などについても、その人の立場ならどうするべきなのか、どうするべきだったのか、考えながら読んだ。
    公共の福祉という視点を忘れてはならない。
    地方自治体は民主主義の学校というらしい。大事にし

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    2026年08月31日
  • 過疎ビジネス

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    目から鱗の一冊。

    恥ずかしながら、「企業版ふるさと納税」という制度も、この本を読んで初めて知った。まさか、この制度を利用して小さな自治体の公費を狙い、利益を得ようとする企業がいるなんて、想像もつかなかった。

    ワンテーブル前社長の録音内容も衝撃的だった。地方議員を「雑魚」と呼んで見下し、「自分たちのほうが行政のことを分かっている」と考え、「行政をぶんどる」ことまで企んでいた。その姿勢には本当に驚かされた。

    一方で、地方活性化の施策を十分に考えず、東京のコンサル会社に丸投げしてしまった自治体側にも責任があると思う。高齢化はどの地域でも進んでいるからこそ、その地域の特徴や住民の声を丁寧に分析し

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    2026年08月20日
  • 過疎ビジネス

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    企業版ふるさと納税の抜け穴を利用した脱法ビジネスを克明に記したノンフィクションである。
    「過疎ビジネス」というタイトルと、「コンサル栄えて国滅ぶ」の惹句が極めて秀逸だ。
    始まりは特別職員の給料アップの条例が可決された事から始まる。また当該自治体に不釣り合いな高規格救急車を12台購入するという一見関係ない事実が一つに繋がる。上質なミステリのような導入。
    最終的にはふるさと納税で税額控除を受けつつ、同グループの企業が事業を受注する「循環売上」。さらに入札仕様を自ら固め、通常より高額で落札させるというスキームということが判明する。
    国がコンサルタントにお墨付きを与えたため自治体側も信じ込んでしまった

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    2026年08月18日
  • 過疎ビジネス

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    地方の過疎地域のふるさと納税の制度を悪用したコンサルビジネスの実態を描いた内容である。
    正直、読んでて腹正しい内容だった。
    腹正しいかったのは舞台の福島県の国見町を食い物にしようしたコンサル。
    正直、最近の企業の経営者てここまで倫理観がないのかと驚いた。やってることはxでイキってる経営者崩れと同じだった。
    次はこの町の議会、議長、そして役所。
    正直、地方の議会はひどく、小さな町の議会もどうしようもない有様なのは知っていたが、読んでここまでとは驚いた。民主主義の学校である地方自治がここまで衰えたとは…
    最後は他人任せ体質。結局は地方創生や地域活性など聞こえいいが他人任せ、無責任体質。
    この体質は

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    2026年08月13日
  • 過疎ビジネス

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    抜群に面白い。今年1番かも。河北新報という地方紙のプライドを感じる。所詮税金なんてこんな訳のわからないコンサルとグルになってる地方の権力者により無駄に使われ、権力者とそれに群がる連中の懐を増やすだけだ。

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    2026年07月25日
  • 過疎ビジネス

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    時系列に沿って語られ、自分自身もドキドキしながら読み進めました。
    とてつもない取材量、ペンの力をとても感じた本でした。一方で新聞の部数が減り、支局が統合し、記者が減りきめ細やかな取材がしにくくなっているのも確か。これから先の新聞記者的な役割はどのように担われるべきなのだろうか。SNSを通じて我々が質の高い情報を発していけるものなのだろうか。そんなことも考えさせられた。

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    2026年07月21日
  • 過疎ビジネス

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    ネタバレ

    経験上、偉そうにしているコンサルに限って実が伴っていない。
    今回の生地はベンチャー企業のコンサルとのことだが、大手コンサルでも注意が必要。
    しかし、この本で紹介された町、企業は酷いな。。。

    過疎地域の地方創生に王道なしだと思うので、過疎地域こそ、知名度だとか観光需要だとか飛び道具に頼るのではなく、住民目線で地に足ついた地方創生をしてほしい。

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    2026年07月04日
  • 過疎ビジネス

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    地方の過疎化が進み、自治体への補助金や交付金がコンサルに狙われてしまう。
    自分の会社においても、他人事でない話である。
    上の方針にただ従うだけでなく、疑うことが大事だと感じた。

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    2026年06月27日
  • 過疎ビジネス

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    勉強をやめてはいけない。学ぶ事をやめてしまうと情弱になり食い物にされてしまう。
    また、組織が誤った方向に進んでいるとき、どのように声を上げるのか。自分の身を守りながら、組織の中で正しい事をする難しさを思う。

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    2026年06月14日
  • 過疎ビジネス

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    日本の現実を突きつけられる一冊。見たくないところまで刮目して見せつけられる拷問でしょうか。気骨のある記者さんの今後に注目します。町長を糾弾する議員たちにすら呆れる。地方自治の崩壊は進行中です。

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    2026年06月12日
  • 過疎ビジネス

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    過疎ビジネス、のタイトルから、
    過疎の町を盛り上げる素晴らしいビジネス、
    なんて勝手に想像した。

    とんでもなかった。
    過疎の、議会や首長の意識の低い自治体に「コンサル」が乗り込み、
    「企業版ふるさと納税」のスキームを悪用し、
    税金は戻り、企業版ふるさと納税によって投資された資産を子会社が回し私益を得、
    結果的に元が取れるどころかおつりがくるビジネス。

    最終判断をしなくてはいけない自治体も、コンサルのいいなり。
    華々しいことをすれば再選に有利とでも考えるのか、脇が甘いどころが、
    万歳して待っているようなもの。

    結果的に我々の税金が、血税が、無駄に使われる。

    法に触れていなければいい、そう

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    2026年05月27日
  • 過疎ビジネス

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    後輩に勧めまくるぐらい面白かったです。ジャーナリスト、地方自治体、自治体向けコンサルの関係性が俯瞰できること自体も大変勉強になりました。

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    2026年05月25日
  • 過疎ビジネス

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    地方の人口減少という「不可避の課題」が、巧みに食い物にされています──。福島県の一地方紙記者による地道な取材が、「企業版ふるさと納税」という制度の抜け穴を突いたコンサルと自治体の癒着を白日のもとに晒し、やがて国会審議を動かすまでに至りました。本書は調査報道がいかに民主主義の回路を再起動させるかを、一連の実例を通して静かに、しかし力強く示しています。

    【目次】
    第1章 疑惑の救急車
    第2章 集中報道の舞台裏
    第3章 録音データの衝撃
    第4章 創生しない地方
    第5章 雑魚と呼ばれた議員たち
    第6章 官民連携の落とし穴
    第7章 自治の行方

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    2026年05月23日
  • 過疎ビジネス

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    ●官民連携という甘い響きの裏で過疎自治体をむさぼる「利権構造」と、地方の未来を丸投げする行政の落とし穴を暴いた一冊。
    ●過疎ビジネスの実態を知る。→地方新聞社の役割は非常に重要だなと強く感心した。
    ●「過疎自治体に寄り添う親切な企業」という顔の裏で、国の公金が巧みに吸い上げられていく仕組みに、よくこのスキームを練り上げたものだと妙に感心してしまった。本書が描くのは、過疎に悩む自治体に接近して甘い蜜を吸うビジネスと、主体性を失って頼り切ってしまう役所の生々しい実態である。特に手口が洗練されていると思ったのは、自前で消防署すら持たない町が、議会のチェックをすり抜けるために救急車の「購入」ではなく

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    2026年09月02日
  • 過疎ビジネス

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    過疎自治体に付け入るコンサルの悪意とガバナンス不足で機能不全の地方自治体に著者が執念で切り込んだ本。
    関係者の実名開示、徹底的な取材と追求はノンフィクションエンタメとして読んでも面白かった。
    とはいえ、自分の仕事にも釘を刺されているみたいで終始変な汗が出ながら読んでた。

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    2026年08月31日
  • 過疎ビジネス

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    新聞の書評を読んで興味が沸き手に取りました。

    まるでドキュメンタリー映画を観ているような展開で、特に、著者が入手した録音データの場面はあまりに生々しく、地方自治体を“狙う対象”としか見ていない当事者の言葉に唖然としました。

    本書では、福島県国見町で行われた「救急車12台スキーム」を中心に巧妙な手口をつまびらかにしていきます。
    企業版ふるさと納税で匿名で寄付された4億円超の資金を使い、高規格救急車を製造して他自治体にリースするという事業ですが、実際には寄付した企業がグループ子会社を使い、グループとして利益を得る構造になっていました。それに、事業を受託したコンサル会社は公募前から救急車を発注し

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    2026年08月30日
  • 過疎ビジネス

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    地方の産業施策に関わる身として、大変身につまされ
    かつ、こうなるのも容易に想像できる話でとても興味深かった。
    中央が地方に割く予算を減らしたい気持ちと
    地方のマンパワー不足感は恒常的で、
    そこにコンサルが付け込む余地は今後も発生するだろうなーと感じる

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    2026年08月20日
  • 過疎ビジネス

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    これぞ新聞記者の仕事って感心した。これからも調査報道の手を緩めないでいただきたい。地方紙の方が頑張ってる気がする。

    企業版ふるさと納税って、ほんとに甘い設計だったのだな。儲けようと思う人(企業)はその弱点を攻める形で、いくらでも儲けられるようになっていた。
    給付金や交付金っていうのも常々なんかすごく闇がある感じがしている。大体仕事を外注してるし。公務員の数を減らし、その少ない数で処理できないようなお金を自治体に下ろすのだから、外注せざるを得ない。間で抜かれるお金の額はバカにならない。

    地方の過疎化はどうしたらいいのだろう。
    国全体の人口減少はどうしたらいいのだろう。
    利権とは関係なしに大き

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    2026年08月09日
  • 過疎ビジネス

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    ネタバレ

    そりゃこんな責任転嫁ばっかの大人がいるのだったら若い子とか女の人とかはいなくなるよね過疎るよねーとおもってしまった。
    ひたすら胸糞悪くて読むのに気が滅入ってしまったけど丁寧にまとめてくださっていてわかりやすかった。

    そして全然本筋じゃない感想が最後に残ってしまった。

    二〇二四年に生まれた子どもの数は六八万六〇六一人で、一八九九年の統計開始以来、初めて七〇万人を割った。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、出生数が六八万人台になるのは二〇三九年の見込みだった。恐ろしいほどのスピードで少子化が進んでいる。

    というところに驚いてしまった。
    サッカー選手が性犯罪をしてもワールドカップに出ら

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    2026年08月04日
  • 過疎ビジネス

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    調査報道がいかに大事か。ただそれには時間とお金と労力がどれだけかかるのか。それでも
    それを支えていかなければバカ扱いされて
    食い物にされてしまう。というか今だって
    されている人達がいるし、それが絶対的に
    自分ではないとどうして言いきれるだろうか

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    2026年07月24日