横山勲のレビュー一覧

  • 過疎ビジネス

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    地方自治体の問題がここまで深刻とは知らず、ショッキングだった。少数の悪者だけの責任というわけではなくて根深い。
    手広くビジネス展開して利益を出す人がもてはやされる時代はもう終わってほしい。
    法律で禁じられていなければ何をやってもいいわけはない。
    高齢者への詐欺事件を思わせる狡猾な手口。
    地方創生の難しさ。日本中の多くの小さな市町村が困難に直面している。
    報道の重要さも再認識した。

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    2026年07月19日
  • 過疎ビジネス

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    積読チャンネルでの紹介から拝読。率直に面白かった。河北新報は東日本大震災の時にも色々な出版物を見てきて優れた記者が多いなと感じていたが、筆者の気骨溢れる取材にこれが本来のジャーナリズムだよなと目を見張った。
    別の著書も受賞した作品があるようなので読んでみたい。

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    2026年07月18日
  • 過疎ビジネス

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    企業版ふるさと納税を隠れ蓑に実質的な寄付金還流(脱税&自社グループへの利益)スキームが構築されている?という疑念を元に取材を重ね、自治体と企業との関係性を暴いていく本です。食い物にされる自治体。知らぬふりの職員。無能な議員。救いのない「限界役場」の現実がわかりやすく書かれています。

    本書の構成も取材の過程を丁寧に描いているので、仮説→取材→報道という流れがすごくよく理解できます。インタビューの際の相手の息遣いがわかるような、ヒリヒリとした緊張感がわかるような、そんな筆致で書かれています。

    まるでミステリーのような、事実を紐解いていく流れが素晴らしく、先が気になって読むのを止められなくなる。

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    2026年07月10日
  • 過疎ビジネス

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    ネタバレ

    Youtubeで動画を見て興味が出てきたので購入~。
    ニュースとか普段見ないのだけど、確かに去年そんなことが言われてた……ような……(ニュースは見よう!)

    内容や地方自治体の杜撰さはともかくとして、やはりこの手の話はシステムの甘さとインセンティブの違いから生まれるよなぁ。
    自治体は人手を何とかしたい(お金は比較的どうでもいい)し、企業はお金を儲けたい(物事の成否はどうでもいい)。
    これが重なると、まぁこういう話が生まれるのは必然なわけで。
    (だからこの手の話はその”人”が悪かったというより、そういうモノが生まれる土壌があった、という見方が正しいんだろうなぁ)

    こういったことをしっかりと追っ

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    2026年07月05日
  • 過疎ビジネス

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    事実は小説よりも奇なり。地方行政に興味関心を持つべきだと痛感した。コンサル栄えて国滅ぶ、過疎ビジネス等々頭に残りやすいフレーズが多くあった。

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    2026年06月28日
  • 過疎ビジネス

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    企業版ふるさと納税の制度を悪用し、寄付したお金で自社のサービスの購入に誘導、即ち環流させるという実際に起こった話。馬鹿なコンサル企業に、幾つかの地方の自治体が騙された。取材した報道陣に感謝です。

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    2026年06月24日
  • 過疎ビジネス

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    過疎地域に都市部のコンサルが介入して金を稼ごうとするビジネスを暴く内容。
    作者は河北新聞の記者、国見町の町長らの給料が引き上げられるという内容から取材が始まり事件が発覚していく。救急車十二台を購入し、リースするという不可解な事業から企業版ふるさと納税制度を利用したビジネスがあることが発覚。匿名で自治体にふるさと納税として寄付してそのお金で関連企業にお金を払う仕組みを利用して節税に加え利益を得ようとするような全体像。そこにコンサルが介入している。過疎地域であるがために人材不足に陥り、コンサル企業に乗っ取られているのが大きな問題。現代社会の問題が克明に描かれていて面白かった。東京一極集中を解消した

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    2026年06月19日
  • 過疎ビジネス

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    よく調べられたなという感想。記者としての信念を感じた。制度の抜け目、議会や町政の機能不全に付け込む本書に出てくるような事例は氷山の一角なのだと思う。一方で少子化や人口減少という国家全体の課題も根本にはあり、根深く複雑な問題が多い。

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    2026年05月10日
  • 過疎ビジネス

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    国を挙げて「地方創生」が始まったが、その背景は深刻な少子化。名指しされた「消滅可能性自治体」の、その中でも一万人以下の、「無視されるような、ちっちゃい自治体」(ワンテーブルの島田社長の言)が、悪質コンサルの標的となる。福島県国見町だけでなく、福島県の他の自治体、北海道にまで、ワンテーブルの触手は伸びていた。
    そこでは、自治体の職員や議員は「雑魚」だとみなされ、今知識の無さとコンプライアンスの曖昧さにつけ込まれ、税金がコンサルによってマネーロンダリングされる。

    こんなことになってたんだな、と思うよりも、そうだろうよ、絶対やってるに違いないなと思った。

    カラクリは

    「企業版ふるさと納税の寄付

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    2026年05月03日
  • 過疎ビジネス

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    町役場の腐敗度合いに空いた口が塞がらない。企業版ふるさと納税の抜け道は素人が見ても明らかで、なぜ問題になるまでこの制度が通用すると思っていたのか甚だ疑問である。
    兵庫県で話題になった百条委員会とはなんたるかも勉強になった(そこまで強靭な力があるとは知らなかった)
    著者のジャーナリズム精神と取材に協力した人々に敬意を示したい。

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    2026年04月30日