検索結果

  • ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件
    4.0
    日本社会の更なる沈下を招いた小泉政権を当初歓迎したのは大衆のポピュリズムであった。新たな民主主義再生を実現する手がかりとは何か。9月民主党代表選も含めて検証。政治リテラシーを身につけるための一冊。
  • 帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ
    3.7
    現下、世界は新帝国主義体制である! 米露中はじめ、経済では保護主義的傾向が増し、権益のブロック化が志向される。では、国家機能を強化するにはどうすれば良いのか、我々はどうこの世界を生きればよいのかを示す
  • 日本の行政 活動型官僚制の変貌
    3.3
    近代国家を担う立法・司法・行政三権のうちでも行政は政治の中枢に位置する。とりわけ日本においては、追いつき型近代化を遂行する過程で行政の果たしてきた役割は大きかった。しかし明治以来の国家目標が達成され、自民党単独政権が崩壊した今日、行政もまた変革を迫られている。即ち、各省間の競争エネルギーを駆り立てた最大動員システムはセクショナリズムの弊害を露呈しているのである。新しいシステムはいかにあるべきか。
  • 政治的思考
    4.1
    政治が混迷し不信感が高まっている今こそ、政治をどのように考え、いかに行動するかが問われているのではないか。決定・代表・討議・権力・自由・社会・限界・距離という八つのテーマに即して、政治という営みのもつ可能性と困難を根本から考えていく。私たちの常識的な見方や考え方に揺さぶりをかける刺激的な政治入門。

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  • 保守の遺言
    3.7
    先行きの不透明な今、“保守主義”のあるべき姿が問われている。国際政治と伝統主義をともに重んじ、時代とともに発展する中曽根流”新保守主義”を今こそ学ぶ。
  • 「沖縄・普天間」究極の処方箋
    -
    1巻794円 (税込)
    トランプ登場で「普天間」はどうなる!? トランプ政権の沖縄に対する姿勢は? 「辺野古が唯一の解決策」は本当か? 普天間の県外移設は抑止力を低下させる? ――普天間移設問題をめぐる疑問にすべて答える! トランプ政権の誕生は、普天間を終らせる好機だ! 「辺野古が唯一の解決策」はもう古い。
  • ぼくたち日本の味方です
    3.5
    3.11後の日本をどう生きるか―― 渋谷陽一氏の司会で、国内政治をテーマに二人の論客が対談するシリーズ第二弾。2010年11月から2012年2月にかけて、東日本大震災をはじめ、沖縄基地問題、橋下徹論、原発問題、天皇制、経済成長、民主主義などを語り合った。 <わたしたちは、やがて、いなくなるが、わたしたちの後から来る人たちのために、「ニッポン」さんには、まだまだ頑張ってもらわなきゃならない。そのためにどうすればいいか。わたしは、ない知恵をふりしぼって考えてみた。みなさんが考えるためのヒントに少しでもなれば幸いである。>高橋源一郎「文庫版のためのあとがき」より ※このコンテンツは『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』(2012.6 ロッキング・オン刊)を改題したものです。
  • 血税空港 本日も遠く高く不便な空の便
    3.9
    「オープンスカイ」(=空の自由化)の世界的潮流でアジア各国が空港を整備し飛躍するなか、日本は致命的な後れを取った。羽田空港は頭打ちの国内線中心。米航空会社に占められ新規参入枠がない成田空港は、「アジアの玄関口」の座を周辺諸国に奪われて久しい。鳴り物入りでオープンした関西国際空港をはじめ、全国津々浦々99の空港のほとんどが火の車だ。その補?のため毎年5000億円もの税金が垂れ流し。そんな航空行政の呆れた実態を緊急告発。
  • 自由と民主主義をもうやめる
    3.7
    アメリカの金融破綻は、自由と民主主義の名の下に個人の飽くなき欲望を肯定し、グローバル化を強引に主導してきたアメリカ的価値の破綻でもあった。それに追随し、経済だけでなく政治、人心のあらゆる局面で崩壊の危機に瀕する日本。もはやアメリカとの決別なくして再生はありえない。今こそ、「私」ではなく「義」を、「覇権」ではなく「和」を是とする日本的価値を、精神の核に据え直すときなのだ。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家があらためて問う「保守」という生き方。
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日
    値引きあり
    4.3
    1巻797円 (税込)
    中国の軍事冒険主義はエスカレートする。 軍艦、戦闘機の次は何が来るのか。沖縄独立後の中国の出方は? 『カエルの楽園』の予言はすでに半ば的中した、次はどうなる? ベストセラー作家・百田尚樹と、中国人の本心を知りつくす石平が最悪の日本侵略シナリオを警告。 軍事衝突、巨額の損害賠償請求、クーデタ、虐殺・・・戦慄のシミュレーション!
  • 平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか
    4.0
    たび重なる大震災、2度の政権交代で変わらなかった政治体質。少子化と反比例するように増え続けた国の借金──後退戦を続けた平成の30年間、いったいどこで間違えた? 政治を内外から見てきた最強の二人が読み解く、平成の転換点とその未来。
  • 小沢一郎の権力論
    4.0
    安倍晋三vs.小池百合子vs.共・立・社の構図で戦われた2017年総選挙のウラ側には、何があったのか? 政権交代を仕掛け、細川内閣、民主党内閣を誕生させた小沢一郎が、田中角栄時代から知り尽くす権力のすごさ恐ろしさのすべてを語る!
  • 核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む
    3.7
    北朝鮮の挑発に翻弄される国際社会。激化するトランプと金正恩の言葉の応酬から戦争に発展するリスクはないか。日本と韓国の核武装化はあるのか。制裁に懐疑的な中ロなど各国の思惑が錯綜し、異様な緊迫に包まれる国際情勢を外交のプロが徹底討論。
  • 使える地政学 日本の大問題を読み解く
    3.7
    複雑化する国際情勢の中でますます重視される地政学。戦略的思考を養う上で欠かせないのが、歴史理解を加えた地理の読み方だ。本書は地政学の入門書として、基本となる考え方とアプローチを情報のプロが伝授。ビジネスシーンにも役立つ!
  • 明仁天皇と平和主義
    4.0
    天皇陛下の平和を希求する強い気持ちは、どこに源流を発しているか──膨大な文献と証言から、ご誕生からの歴史的、個人的事蹟を丹念に読み解き、「人間」としての天皇の自己形成の道程をたどる。果てしない慰霊の旅と祈りの原点とは。
  • 漢書に学ぶ「正しい戦争」
    4.0
    「普通の国」=「軍国主義への道」か? 「対北朝鮮柔軟政策」=「国賊」か? 保守論壇でデビューした国際政治学者が、古代中国の知恵を借りながら、情念の支配する安全保障論議に独自の視点で切り込む。戦乱に明け暮れた2000年前の中国の知恵は、現代日本人に何を教えるのか。「タカ派」でもない「ハト派」でもない第三の道=「フクロウ派」を目指すユニークな戦争論。

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  • 文藝春秋オピニオン 2023年の論点100
    4.0
    いま知っておくべき論点を1テーマずつ専門家がコンパクトに解説。混沌とした世界を見通すための1冊。 コロナ禍と戦争が終わらないまま、我々の未来はどこに向かうのか? 新たな知見と判断材料を提示する。 【テーマと寄稿者】 地方自治……泉房穂(明石市長)/メタバース……養老孟司/反カルト法……鈴木エイト/プーチン……藤原帰一/被選挙権年齢……能條桃子/離婚後共同親権……木村草太/アメリカ分断……近藤奈香/台湾問題……富坂聰/中小企業倒産……橋本卓典/女性登用……浜田敬子/富士山噴火……島村英紀/海外移住……中田敦彦/ノーベル文学賞……鴻巣友季子/女性棋士……上田初美/短歌ブーム……高柳祐子/おひとりさま……富士眞奈美/「どうする家康」……木俣冬/覆面シンガー増加……スージー鈴木/大谷翔平……四竈衛/井上尚弥……前田衷/両陛下ご成婚30年……河西秀哉/佳子さま……佐藤あさ子/小中学校受験……高濱正伸/コロナ治療薬……佐藤健太郎/がん治療……池田徳彦/ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡……渡部潤一 など全100テーマ
  • 文藝春秋オピニオン 2022年の論点100
    5.0
    ――未来を先取りするためには、この一冊があればいい。 いま知っておくべき論点を1テーマにつき見開きで専門家がコンパクトに解説。 【巻頭言スペシャル】橘玲・宮口幸治、ヤマザキマリ・中野信子、斎藤幸平、養老孟司、中西輝政、奥山真司、川越宗一、辻田真佐憲、ポール・ナース 【政治】与良正男、田原総一朗、澤章、香取照幸、濱田真里、楠正憲 【国際関係】藤原帰一、山本忠通、金敬哲、小泉悠、宮本悟、佐藤丙午、永杉豊 【赤い巨竜を解剖する】川島真、阿南友亮、富坂聰、青木節子、竹内亮 【経済】片山修、湯之上隆、森川潤、井出武、酒井真弓、橋本卓典、坂本雅信、柴山和久、岡田光信、成田悠輔 【コロナ後戦略】三神万里子、宮島良明、中島さおり、米村滋人、井上智洋、中山敬一、カタリン・カリココラム 【社会】櫻井龍子、須田桃子、遠見才希子、白河桃子、相馬直子、北原みのり、高木瑞穂、尾島正洋、青沼陽一郎、鹿間羊市、近藤奈香、大島佑介 【文化】勝又清和、澤田瞳子、本郷和人、金承福、與那覇潤、神里達博、加山竜司、松本弥 【生活】三隅良平、伊藤秀倫、山口慎太郎、BUBBLE-B、園都 【芸能】スージー鈴木、名村さえ、川口晃平、タブレット純、中村竜太郎 【スポーツ】四竈衛、野口美恵、飯尾篤史、鷲田康、佐藤祥子、後藤逸郎、内田舞 【皇室】河西秀哉、本郷恵子、片山杜秀、「文春オンライン」編集部、江守敬治、友納尚子 【教育】汐見稔幸、野本響子、松田悠介、柴山翔太、大塚玲子 【科学・医療】宮田龍、高口康太、森さやか、糸井隆夫、木村雄弘、長田昭二、天野敦雄、河合蘭 ●特別企画 10年の「論点」
  • 皇国史観
    3.7
    幕末維新から令和の代替わりまで 歴史と天皇をめぐる「思想の戦い」が始まる! なぜ徳川御三家から尊皇思想が生れたのか? 「衆」と「番」の論理で幕末維新を読み解く タテの儒学、ヨコの国学 大日本帝国憲法 伊藤博文と井上毅の“暗闘” 南北朝正閏問題・天皇機関説事件は「大衆の反逆」だった? 昭和天皇への御進講・平泉澄の挫折 柳田国男VS.折口信夫 相克する天皇像 「網野史観」が天皇像をリニューアルした? 近代天皇制の枠組みが壊れた日 ほか 迫り来る外からの危機 「国のかたち」はどうなる?
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ158 田中角栄完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「角栄の真実」が丸ごとわかる最強の1冊 ライフヒストリーで読み解く大宰相の人間力と政治力 田中角栄の真実 私の角栄論Part.1 相沢英之 [コラム] 3分でわかる! 日本列島改造論 日本の歴代宰相を10点満点で評価 歴代総理の通信簿 現代のビジネスシーンでも使える! 角栄流出世術ベストセレクション 私の角栄論Part.2 朝賀 昭 法律を作りまくった男 角栄議員立法ベスト&ワーストランキング 私の角栄論Part.3 堀田 力 [マンガ] はたのさとし 角栄メシ! [コラム] 3分でわかる! 角栄直系自民党MAP 今太閤がぶち上げた「全国に新幹線を!」 田中角栄新幹線伝説 シチュエーション別で読みたい 角栄語録 ほか ※この電子書籍は、原本をスキャンして作成しているため読みづらい箇所がある場合がございます。 何卒ご容赦ください。
  • 日本国憲法・検証 1945-2000 資料と論点 第1巻 憲法制定史(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 2000年、日本国憲法を論議するための調査会が国会に設置された。護憲か、改憲か。日本の進路を考え直す絶好の機会に遭遇しつつある。いまや戦争や占領を知らぬ世代が過半数を占める。本シリーズは、議論のための前提、日本国憲法の法的、歴史的な基礎知識の普及を目標としている。
  • 日本国憲法・検証1945ー2000資料と論点第2巻象徴天皇と皇室(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 天皇の戦争責任は? 象徴天皇制誕生の背景を徹底検証!「天皇制」、占領下で決定された天皇制の存続から現在にいたる「象徴天皇制」の誕生秘話から国旗、国歌そして皇位継承問題までを解説。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • バカに民主主義は無理なのか?
    3.3
    民主主義だからダメなのか。まだ民主主義じゃないからダメなのか。本書では、日本の民主制の危機を考えるにあたり、民主制や自由思想の歴史、それを近代日本がどのように移入したのか、さらに改正が取り沙汰される日本国憲法の、国民の見落としている根本原理について一から学び直す。また戦後政治の積み残しを丁寧に振り返り、我々に最も欠けている思考について検証。民主制の主体=民衆に求められる資質・精神について考える。
  • 美しい国へ
    3.8
    「日本」という国のかたちが変わろうとしている。保守の姿、対米外交、アジア諸国との関係、社会保障の将来、教育の再生、少子国家の未来、真のナショナリズムのあり方……。その疑問への処方箋を示しつつ、自身の政治哲学を綴った書き下ろし作品。
  • 大阪都構想が日本を破壊する
    3.0
    間違いだらけの「維新の会」の構想を撃つ! 大阪都が実現しても財政難は解決しない。大阪府と大阪市が協力すれば二重行政は解消できる。都構想の問題点を徹底的にあぶりだす。
  • 「国富」喪失
    5.0
    「森友問題」をはじめ、一部の人のための政治により、国民の富が食い物にされている!グローバル資本の日本収奪計画とは?国民年金資金の運用で巨額損失が発生、外貨準備資金では4年半で50兆円の損失・・・国民のためではなく、グローバル資本のための政治を推進する政府により、日本国民がコツコツ蓄えてきた富が、いま流出している。日本収奪を狙うハゲタカ外資と、それに手を貸す政治家、財界人、官僚、メディア。金融資産のみならず、日本の農業から医療、雇用、国土と環境、伝統文化にいたるまで、国民のあらゆる富が危機に瀕している現状に警鐘を鳴らし、日本刷新への道筋を示す。第1章 失われる国富(・政界のタブー、外貨準備という米国への巨額上納金・郵政民営化による国民資金の喪失・GPIFによる年金資金の巨額損失)第2章 日本収奪計画と売国の実態(・対日経済戦略、最終兵器としてのTPP・国家の存立を危うくする農業の喪失・外資や官僚、政治屋が国民の富をかすめ取る「官業払下げ」)第3章 国富を守るためにいま、なすべきこと(明治維新から連なる日本政治の正体・日本を支配するための5つの技法・政策選択選挙と日本版5つ星運動)
  • 野党協力の深層
    5.0
    「野党共闘」はこれからどうなる?小沢一郎対談収録!!小沢一郎の懐刀にして、共産党とも太いパイプをもつ著者が、「日本改革」と政権交代への構想について小沢一郎と対談。また、これまで明かされなかった共産党との国会秘話によって、戦後、日本共産党が大転換に至る過程を解き明かし、野党協力の可能性、政権交代への道を探る。(目次)第1部自由党の再起動と政権交代への戦略(小沢、平野対談)、第1章選挙協力と国民連合政府樹立への動き、第2章小沢一郎の日本改革の原点、第2部いかに共産党は大転換に至ったのか(平野貞夫)、第1章議会政治に参加すべく苦労した戦後初期の共産党、第2章昭和天皇崩御、消費税、リクルート事件と共産党、第3章細川非自民連立政権と対立する共産党、第4章共産党との共闘が始まる、第5章国民連合政府の実現へ
  • 誰がこの国を動かしているのか
    3.3
    総理でさえままならない、「対米従属」という、この国の根深い構造を明かす! 元内閣総理大臣・鳩山友紀夫氏と、『永続敗戦論』がベストセラーの白井聡氏、鹿児島大学教授の木村朗氏が、新安保法制、普天間基地移設の問題から、原発再稼働、従軍慰安婦問題、拉致問題まで、そこに通底する戦後日本の深層を暴き、「戦後レジーム」からの真の脱却、真の独立を説く。また、政治主導、対米自立を掲げた鳩山政権がいかに崩壊していったのか、その真相も明らかに。普天間基地移設問題において、「最低でも県外」を模索していた鳩山総理(当時)に、腹案である徳之島への移設案を断念させたのは、官僚がねつ造した「極秘」文書だった疑惑が浮上。国家の方針を左右し、政権をも崩壊させるきっかけとなった「極秘」文書を第4章にて掲載!(以下、鳩山氏「まえがき」より)・・・この本は、対米従属の既得権構造にメスを入れることに失敗した者と、その失敗の事例から、国を動かしている本質を鋭く追究して明らかにした二人の新進の学者との間の鼎談をまとめたものです。この本をお読みいただき、「誰がこの国を動かしているのか」、おわかりになれると思います。そして、その根の深さを認識していただくことによって、私たち一人ひとりがどのような行動をとるべきかの指針が得られることを期待しています。
  • 財務省の「ワル」(新潮新書)
    3.3
    霞が関のトップエリートが集う財務省。そこでは「ワル」と言えば、いわゆる「悪人」ではなく、「やり手」という一種の尊称になる。しかし、事務次官のセクハラ、国税庁長官の公文書改ざんなどで、“省庁の中の省庁”に巣くうワル文化はもはや崩壊待ったなしだ。求められてきた「勉強もできるが、遊びも人並み以上にできる」タイプとは? 出世の条件とは?――当代一の財務省通が「ワル」たちの内幕を明かす。
  • 地政学入門 改版 外交戦略の政治学
    3.5
    地政学とは地球全体を常に一つの単位と見て、その動向をリアル・タイムでつかみ、そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問である。誤解されがちだが、観念論でも宿命論でもない。本書は現代の地政学の開祖マッキンダー、ドイツ地政学を代表するハウスホーファー、そしてマハンらによるアメリカ地政学を取り上げ、その歴史と考え方を紹介する。地図と地球儀を傍らに、激動の国際関係を読み解こう。
  • 自民党という病
    3.0
    数々の闇取引や裏工作、そして安倍一強体制の行方。永田町の生き字引的存在である平野貞夫が論客・佐高信を相手に語る政界秘史。自民党の病とは一体何か。
  • 国権と民権 人物で読み解く 平成「自民党」30年史
    -
    「安倍一強」により分断され、混迷を極める日本の政治情勢。排他的で、反知性的ともいえる自民党政治を解きほぐすのに、もはや「保守とリベラル」などというレッテル貼りは用をなさないだろう。いま本当に必要なのは、より深い歴史性と日本の政治風土を孕んだ「国権と民権」という概念ではないだろうか。長年、朝日新聞の政治記者として厳しい政治の現場に立ち会ってきた政治コラムニスト・早野透と、国権の横暴に異を唱え続ける評論家・佐高信という、政界の裏表を知り尽す二人が、国家と民衆が真摯に対峙した自由民権運動以来の日本政治の本質に立ち返り、民権派が次第に零落し、国権派に牛耳られた平成「自民党」政治の30年を顧みる。自民党内で民権意識のあった加藤紘一を筆頭に、小沢一郎、田中秀征、山崎拓らが目指し、果たし得なかったものとは何か。安倍自民の「暴政」を乗り越え、民権派を再生することは可能か。二人の対論から、そのヒントを探る。 【目次】まえがき 佐高 信/第一章 加藤紘一の死/第二章 民権派の人間観/第三章 田中秀征の「民権思想」/第四章 山崎 拓の「国権的民権」/第五章 小沢一郎の「革命」/第六章 民とは誰か?/あとがき 早野 透
  • 世界史のなかの文化大革命
    3.0
    文化大革命は、中国という特殊な空間、条件で起こった一度きりの出来事なのだろうか。文革の国際的要因と越境性を重視した見方を提示し、もうひとつの真実にせまる。
  • ルポ 漂流する民主主義
    4.0
    中間層の没落、ポピュリズムの台頭、自国ファースト……。民主主義が、世界中で同時多発的に崩壊の危機に瀕している。飽きるほど目にした現象を、しかし我々は本当に理解しているのだろうか。朝日新聞ニューヨーク支局長を五年務め、オバマ、トランプ両政権の誕生を目撃したジャーナリストが、世界で連続発生する「有権者の乱」を描き切った、混迷を極める国際社会への提言にして渾身のルポルタージュ。B.アンダーソンやR.パットナムら、「漂流する民主主義」を憂う「知の巨人」達のインタビューも必読。 【目次】はじめに/序章 民主主義って何だ?/第一章 予兆 二〇〇六~〇八年/第二章 波乱 二〇一五年/第三章 通底 二〇一六年/第四章 警鐘 二〇一七年~現在/おわりに
  • 富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く
    3.8
    待機児童ゼロ、結婚した女性の離職率の低さ、 貧困の少なさ、公教育の水準の高さ……日本型「北欧社会」が保守王国で生まれていた! 富山県は県民総生産が全国31位の小さな自治体だが、一人当たりの所得では6位、勤労者世帯の実収入では4位に浮上する。背景にあるのは、ワークシェアリング的な雇用環境と女性が働きやすい仕組みだ。さらに、公教育への高い信頼、独居老人の少なさなど、まるでリベラルの理想が実現しているかのようだ。しかし、北陸は個人よりも共同体の秩序を重視する保守的な土地柄とされる。富山も例外ではない。つまり、保守王国の中から「日本的な北欧型社会」に向けた大きなうねりが起きているのだ。10年間にわたって富山でのフィールドワークを続けてきた財政学者が問う、左右の思想を架橋する一冊。 【目次】はじめに/序章 保守と革新、右と左を超えていくために/第一章 富山の「ゆたかさ」はどこから来るのか/第二章 どのように富山県の「ゆたかさ」は形づくられたのか?/第三章 家族のように支え合い、地域で学び、生きていく/第四章 危機を乗り越えるために「富山らしさ」を考える/終章 富山から透視する「歴史を動かす地域の力」/おわりに/参考文献
  • 反・民主主義論
    4.3
    「民主主義を守れ」と叫ぶ人がいる。「憲法を守れ」と怒る人がいる。だが、われわれは「民主主義」「憲法」を本当に考えてきたのか。それらを疑うことをタブーとし、思考停止を続けてきただけではないのか。戦後70年で露呈したのは「憲法」「平和」「国民主権」を正義とする民主主義の欺瞞と醜態だった――安保法制、無差別テロ、トランプ現象……直近の出来事から稀代の思想家が本質を鋭く衝く。知的刺激に満ちた本格論考。
  • 昔、革命的だったお父さんたちへ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の戦後史のなかで、団塊の世代は大きな役割を演じてきた。六〇年代の政治の季節では理想に燃えて行動し、八〇年代には働き盛りとしてバブルの現場を駆け回り、そしていま、大量定年を迎え高齢化社会を現出させようとしている。しかし、このままでいいのか?いまの日本社会は、かつての理想からあまりにかけ離れてはいないか?年金持ち逃げと言われるか、有終の美を飾るか?いま改めて、団塊のお父さんたちに挑発とエールを送る。
  • 日本は戦争をするのか 集団的自衛権と自衛隊
    3.6
    安倍首相の悲願といわれる集団的自衛権の容認。武器輸出の解禁や日本版NSCの登場、国家安全保障基本法の議論などを背景に、今、日本が急激に変わろうとしている。政府で何が議論されているのか。自衛隊はどう受けとめているのか。30年以上にわたり日本の防衛を取材してきた著者が問う、渾身の一冊。

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  • 官僚制批判の論理と心理 デモクラシーの友と敵
    3.8
    多くの人が福祉社会を志向しているにもかかわらず、それを支えるはずの行政への不信が蔓延している。本書では、目まぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚制批判のさまざまな連関が辿られていく。トクヴィル、カフカ、ハーバーマス、シュミット、アーレントら幅広い論者が呼び出され、ウェーバーの官僚制論が現在との関連で検討される。官僚制と戦う強いリーダーが待望される現実と対峙する鋭利な政治思想史。
  • 田中角栄秘録
    3.9
    「借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ」、「人は実感したものを信用する」、「権力の中枢は空洞だ」等数々の名言を残した田中角栄。角栄とは何者だったのか。戦後日本の象徴。鉄の結束を誇った「田中軍団」を作り上げた宰相。さらにはロッキード事件後も「闇将軍」として威力をふるった権力の源泉はどこにあったのか。盟友大平正芳、ライバル福田赳夫、竹下登、金丸信、小沢一郎、羽田孜、石破茂といったその後、一世を風靡する数多くの側近たちの証言をもとに昭和の巨魁・田中角栄の実像に迫る。
  • 新・日本の外交 地球化時代の日本の選択
    4.1
    軍事はもとより政治にまして経済を優先させてきた戦後日本は、世界有数の貿易黒字国・債権国となったいま、「持てる国」として世界経済の不均衡を助長していると批判される。そして、戦後世界秩序の大転換の中で、経済力と軍事力の間のギャップが不信感を呼んでいる。市民国家そのものが変貌し、協調と責任分担を根本理念とする、地球時代というべき国際秩序の下で、日本に何が可能か。戦後五十年を検証して日本の未来を考える。
  • 総理の器量 政治記者が見たリーダー秘話
    3.8
    安倍晋三以降、民主党が政権の座に就いても、総理は満足にリーダーシップを発揮できず、短期間で辞任している。大きな業績を残した歴代の総理にあって、彼らに欠けているものは何なのか。総理の番記者等を長年にわたって務めたベテラン新聞記者が、間近で接した三木武夫以降、小泉純一郎に至るまでの政権の内政・外交・抗争の背後にあった政治理念・権謀術数等を描き出し、国のリーダーにはどのような資質が必要なのかを考える。

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  • 国家の崩壊
    4.3
    国は壊れる時、どんな音がするのだろうか? 人はどのような姿をさらけだすのだろうか? 1991年12月26日、ソ連崩壊。不動だったはずの超大国は呆気なく自壊した。有能な官僚たちも、巨大な軍隊も、秘密警察もイデオロギー教育も、崩壊を防ぐことはできなかった。弱くなった日本はソ連の道を辿ることはないのか? 外交官として渦中におり、「国家は悪ではあるが必要だ」と確信した佐藤優に宮崎学が斬り込む!
  • 国益奪還 勝つための秘策が此処にある!
    4.0
    先進諸国が集う国際会議の場に於いて30有余年に渡って執拗に繰り返されてきた「日本叩き」は何故に行われたのか。日本は何故にそれに対抗し得なかったのか。此処に詳らかにする敗北の過程と敗因を知り早急に対抗措置をとらねば、日本は永遠に世界の国々から搾取され続けていくことになる。
  • 現代政治学の名著
    3.4
    ウォーラス『政治における人間性』、ウェーバー『職業としての政治』、リップマン『世論』、ミヘルス『政党の社会学』、メリアム『政治権力:その構造と技術』、ラスウェル『権力と人間』、ハイエク『隷従への道』、アーレント『人間の条件』、モーゲンソー『国際政治:権力と平和』、ダール『ポリアーキー』、ローウィ『自由主義の終焉』、ロールズ『正義論』、ハーバーマス『後期資本主義における正統化の諸問題』、丸山真男『現代政治の思想と行動』、辻清明『日本官僚制の研究』

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  • ジャパニズム53
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    参議院議員 和田政宗 アジアで圧倒的1位になれる日本の独自技術 呉善花 韓国の親北姿勢を理解するための「チュチェ思想」 [対談]矢作直樹 並木良和 外国に利用されない意識をひとりひとりが持てば日本は変わる 小川榮太郎 陳腐化した政権批判に終止符を、真の安倍政権応援とは何か ドクタードルフィン 松久正 龍神エネルギー封印解除とドラゴンパワーの覚醒 〈インテリジェンス入門〉戦前の対外情報機関と国際共産主義 江崎道朗 日本の「外国人犯罪」 中編 隠された「在日」犯罪検挙数 坂東忠信 神話と伝承に読み取る〈和の心〉と〈日本の国柄〉 小名木善行 渡邉哲也 イギリスEU離脱で加速、世界は冷戦構造下に逆戻り!? [本誌初登場]森口朗 経営者も労働者も追い詰める危険なユニオン! [本誌初登場]八木龍平 王道の神社参拝 諏訪大社 靖國神社 半井小絵 〈憲法改正〉何もしない憲法調査会ならいらない 赤尾敏が総理大臣ならこうする! 赤尾由美 疑問を持てばライオンに食われる、ただ「愛されている」と信じて! 保江邦夫 中国に狙われた日本のIR利権 安積明子 パワースポットで何を学ぶか 中矢伸一 天宇受売命 自由、創造性、楽しさ、そして情熱を、全身で表現する女神 大野百合子 [特集]中国とのビジネスに要注意 覆面座談会 中国人との取引には落とし穴!? 佐藤守 アメリカによるイラン司令官殺害と金正恩委員長の苦悩? 千葉麗子 チバレイのフォトレポート第13回 『英霊たちの肖像 関行男命 ―前編―』 富田安紀子 『アマテラスの翼』 孫向文 在日特権は存在している、決して都市伝説ではない 後編 井上太郎@kaminoishi 中国に飲み込まれる沖縄! チャイナマネーの破壊力 依田啓示 現役秘書が語る国会と官僚の裏事情15 吉田燈 医療という専門性を最大限に悪用した労災認定乱発 村上 淳一郎 戦場の先輩たちの跡を追って(五) 第十三期海軍甲種飛行予科練習生 森山利秋氏 久野潤 靖國神社崇敬奉賛会青年部『あさなぎ』 パンパカ工務店

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  • ジャパニズム52
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    参議院議員 和田政宗 皇統の維持を歴史に学ぶ 呉善花 反日韓国の裏にある中国への憧憬 [対談]矢作直樹 並木良和 神様の視点で視た現実世界 [対談]小川榮太郎 山口敬之 伊藤詩織問題に見る反資本主義者たちの下品な戦い ドクタードルフィン 松久正 ピラミッド超覚醒で明らかになったピラミッドの秘密 籠池佳茂 『籠池家を囲むこんな人たち』その後も続いている私の闘い [特集]韓国は自滅の道へ 渡邉哲也 行くも地獄、引くも地獄の韓国経済とは 覆面座談会 韓国人とのビジネストラブル 千葉麗子 韓国よりも台湾を選びましょう! 岡真樹子 テロリストが英雄になる国、それが韓国 〈インテリジェンス入門〉日本版NSCで、国家戦略に基づくインテリジェンスを 江崎道朗 日本の「外国人犯罪」 前編 隠された「在日」犯罪検挙数 坂東忠信 約束を守らない古代朝鮮を徹底して懲らしめた神功皇后と雄略天皇のお話 小名木善行 魂となった母から学んだこと 赤尾由美 スキャンダル合戦の原因は野党の迷走 安積明子 パワハラ法案の前にパワハラの基準を明確に! 新田龍 お金持ちが集まるだけでは運気のいい街にならない 中矢伸一 伊耶那美命 日本の大地と神々を創造した創世の女神 大野百合子 佐藤守 中国の軍備は「脅威」になるほど強いのか 井上太郎@kaminoishi 在日特権は存在している、決して都市伝説ではない 依田啓示 反基地運動と対峙する中、受けた営業妨害 HPハッキングから偽予約とドタキャン……損害数百万! 『英霊たちの肖像』山口多聞命―後編― 富田安紀子 『アマテラスの翼』 孫向文 チバレイのフォトレポート第12回 千葉麗子 台湾が日本であったこと、台湾人が日本人であったこと 簡憲幸 陰陽師、安倍晴明の超人的な呪術 中村友紀 朝鮮半島有事! 米軍の行動と我が国の役割自衛隊はどこまで対応できるのか 高井三郎 自滅する韓国と日本人の「課題」 クリス三宅 現役秘書が語る国会と官僚の裏事情14 吉田燈 労災悪用、背景に「精神疾患」であれば何でも通る労災認定 村上淳一郎 泰緬鉄道 建設現場の記録写真が証言する先人が残した歴史の足跡 林逸紀 先輩たちの跡を追って(四)海軍兵学校七十四期永瀬四郎氏 久野潤 靖國神社崇敬奉賛会青年部『あさなぎ』

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  • ジャパニズム 51
    -
    参議院議員 和田政宗 国内メディアは反日に迎合? 呉善花 社会主義体制へ向かう韓国 [対談]矢作直樹 小川榮太郎 日本民族に求められる霊性への回帰 ドクタードルフィン 松久正 神ドクター ドクタードルフィンの神開き これから人類と地球は一気にひっくり返る! 籠池佳茂 籠池家の長男が語る「森友問題は安倍総理夫妻と無関係」 チームクロネコ 共産党に忖度するテレビ東京「ガイアの夜明け」問題 [特集]日韓関係の終焉 渡邉哲也 ホワイト国除外から一気に破滅へ加速する韓国の暴走! 佐藤守 北朝鮮のミサイルは米国製!? 小名木善行 韓国がひた隠しにしたい日本人、目賀田種太郎とは 千葉麗子 女性として絶対許せない韓国 在日三世 日韓問題の本質は結局「やっかみ」 クリス三宅 百害あって一利なし、自滅する韓国と友好などあり得ない! カミカゼじゃあの この期に及んで断末魔の文在寅政権を擁護するのは [覆面座談会]日韓断交 一般市民の本音 江崎道朗 <インテリジェンス入門>ベルリンの壁崩壊30年! ソ連・共産主義の犯罪を追及するヨーロッパ 赤尾由美 ジャパン·ファーストの気概を! 安積明子 自民党への警鐘と野党再編の動向 中矢伸一 パワースポット 神様と波長を合わせることで守ってきたもの 大野百合子(本誌初登場) 現代を生きる女性こそ、自分自身が天照大神様であることを思い出して 保江邦夫 別府進一 小笠原英晃 御科学御進講 鼎談:歴史的に封鎖されてきた、縄文系の女神と龍の復活 井上太郎@kaminoishi 日米韓、中ロ北―諜報インテリジェンスからみる外交政策― 仲村覚 誰も知らないところで加速している沖縄県人先住民族化工作 村上 淳一郎 増加する労災保険の不正受給第二回 坂東忠信 香港問題、民衆の敵は「香港行政」ではなく「中国共産党」へ 久野潤 戦場の先輩たちの跡を追って(三)陸軍幼年学校四十八期 宮﨑達三郎氏 吉田燈現役秘書が語る国会と官僚の裏事情13 チバレイのフォトレポート第11回 靖國神社崇敬奉賛会青年部『あさなぎ』 漫画 『英霊たちの肖像』富田安紀子 『アマテラスの翼』孫向文 パンパカ工務店

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  • 政の哲学
    4.7
    第1回 政治は、哲学から切り離せない ~政治の本質~ 第2回 「哲人」とは何か? ~洞窟の比喩~ 第3回 政治は“好き好んで”やるものじゃない~哲人統治説~ 第4回 民主主義は、メチャクチャ危ない政治制度 ~理性・気概・欲望の哲学~ 第5回 民主主義は、スグに最悪になる ~多数者の専制~ 第6回 政治家は、真っ当なビジョンを指し示すものです ~代議制統治論~ 第7回 真っ当な政治家が誰かは、真っ当な知人に聞け ~常識の力~ 第8回 政治では、「詭弁」を絶対許してはならない ~弁証法とアウフヘーベン~ 第9回 ニヒリズムは、最凶最悪の政治の敵です ~ニヒリズム/虚無主義~ 第10 回 ニヒリズムが、人類を超絶に不幸にしている ~存在論的不安~ 第11 回 生きるということは「循環」し続ける事です ~解釈学的循環~ 第12 回 全体主義のテロルを止めることが「政治の哲学」の使命 ~全体主義~ 第13 回 フランス革命と産業革命が人間を大衆化させた ~大衆社会論~ 最 終 回 『大衆社会の処方箋』

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  • ジャパニズム 50
    -
    参議院議員 和田政宗 メディアによるあまりにお粗末な個人攻撃 小川榮太郎 自然科学としてのスピリチュアルを探求せよ ドクタードルフィン 松久正 神を超えた「神ドクター」降臨! [対談] 矢作直樹 並木良和 宇宙から来た神さまたち 千葉麗子 山田孝明 8050問題 子供は戦争に送り出す覚悟で! 神谷宗幣 KAZUYA 始まった政党DIY、世界と戦える日本を! 江崎道朗 朝鮮戦争70年! 忘れられた「日本の協力」と吉田茂首相の決断 半井小絵 憲法論議を停滞させる「ノンポリ=中道」という幻想 佐藤守 G20後の極東情勢の変化と日本の覚醒 保江邦夫 御科学御進講 民間霊的防衛 小名木善行 古事記に描かれた隠身の凄みと君が代 赤尾由美 仕事でうつ病にならないために 中矢伸一 パワースポット 神様の思いと波長を合わせることを第一に 坂東忠信 香港デモの武力鎮圧を世論で鎮圧せよ 安積明子 参議院選挙、各政党はどう動いたか!? ロバート・D・エルドリッヂ オスプレイ見学会は大成功! 新田龍 ブラック企業どころではないブラックユニオンの実態後編 村上 淳一郎 増加する労災保険の不正受給第一回 井上太郎@kaminoishi 諜報インテリジェンスからみる外交政策前編 カミカゼじゃあの 参院選後の我が国の展望について クリス三宅 世界中から評価され、他国が羨む日本に感謝と誇りを! [覆面座談会]悪夢の民主党政権時代と立憲民主党の裏の顔 手登根安則 沖縄ヘイワとトイレの狂騒曲 久野潤 海軍兵学校七十五期湯川浩洋氏現役 吉田燈 現役秘書が語る国会と官僚の裏事情⑫ 小林ゆみ 議会制民主主義の根本を否定する選挙妨害行為 チバレイのフォトレポート第10回 靖國神社崇敬奉賛会青年部『あさなぎ』 漫画 『英霊たちの肖像』富田安紀子 『アマテラスの翼』孫向文 パンパカ工務店

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  • ジャパニズム 49
    -
    [特集] 日本のために議員にしてはいけない人たち 覆面座談会 関係者が語る「山尾志桜里がなぜ盤石!? 枝野や小沢だけじゃない、こんな野党議員で本当に大丈夫?」 全国野党共闘議員他一覧 千葉麗子 さよなら売国議員 クリス三宅 小沢も菅ももういらない 対談 呉善花 衆議院議員 杉田水脈 ここまで違う日本と韓国の価値観 矢作直樹 並木良和 古の日本が教えてくれること 神谷宗幣 KAZUYA まともな近代政党はできるのか? 参議院議員 和田政宗 令和の皇室をいかにお守りするか 小川榮太郎 主役が小沢から安倍に移行した平成の時代 新田龍 ブラック企業どころではないブラックユニオンの実態 [本誌初登場]令和日本に立ちはだかる大危機 中矢伸一 日本企業も巻き込む「本気の強硬策」 渡邉哲也 最大のインテリジェンスは、国を豊かに、強く 江崎道朗 令和に移民化する難民との生存競争に備えよ 坂東忠信 令和に込められた「宇宙の皇帝」 保江邦夫 安倍政権は誠実であれ 安積明子 小名木善行 万葉集にある新元号「令和」の根拠となった歌を読む 坂東忠信 令和に移民化する難民との生存競争に備えよ 赤尾由美 ノークレームで許す社会へ 井上太郎 マスメディアによる印象操作を注視せよ! カミカゼじゃあの 野党共闘候補を周知しよう 「令和」時代は、憲法を改正して不安定な安保環境に備える時 佐藤守 チバレイのフォトレポート第9回 千葉麗子 ひきこもり61万人の衝撃! 日本人は何を失ったのか 山田孝明 「令和」の御代への遺言 宇田川敬介 F-4ファントムの軌跡 渡邉陽子 沖縄はこのまま中国に飲み込まれるのか!? 仲新城誠 現役秘書が語る 参議院と衆議院、異なる選挙の仕組み 吉田燈 戦場の先輩たちの跡を追って(一)陸軍少年飛行兵第十七期柳橋晃一郎氏 久野潤 靖國神社境内に伝わる戦史 (一)海防艦顕彰碑 靖國神社崇敬奉賛会青年部 「 あさなぎ」 漫画 『英霊たちの肖像』富田安紀子 『アマテラスの翼』孫向文 パンパカ工務店

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  • ジャパニズム 48
    -
    [特集] 民間からできる「日韓断交」 朝鮮半島には無視という政策を 参議院議員 和田政宗 さよなら韓国 千葉麗子 韓国との関係改善は実現不可能な幻想でしかない クリス三宅 すでに発生している半島難民の大量上陸に注意 坂東忠信 嘘つき韓国に別れを告げる日 岡真樹子 従北文在寅政権の韓国に、民間告発外交で反撃を 加藤健 暴走と自滅、2010年代韓国反日史 本当に必要か、公共交通機関に溢れるハングル この期に及んで、韓国に媚?を売り続ける著名人たち! 第三次K-POPブーム終焉!? 今回もやはり仕込みか? 沖縄に巣食う北朝鮮系勢力根絶としての日韓断交 依田啓示 波動で視る韓国との付き合い方 竹久友理子 原爆手帳交付の大原則を曲げ、韓国人に交付 小川茂樹 [連載・他] メディアに騙されない! 江崎道朗の〈インテリジェンス〉入門 コミンテルン結成から100年、ソ連の戦争責任を追及するバルト三国 江崎道朗 「ポスト安倍は安倍」の真実味 加藤清隆 大手メディア記者こそが奪う「報道の自由」 安積明子 パラオから日本を語る 神谷宗幣 KAZUYA 御科学御進講 死にゆくときになすべきこと 保江邦夫 人手不足より人材のミスマッチ 赤尾由美 誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本 漢字渡来の嘘 小名木善行 共産党と朝鮮半島に侵食される沖縄 カミカゼじゃあの 米朝会談“決裂”今後の情勢変化に備えよ 佐藤守 「民間レベルの断交」でもその前に、日韓関係は最悪なのか 果たして民間でできるのか 井上太郎@kaminoishi 三〇二空ハ降伏セズ―厚木航空隊事件 海軍士官最後の証言― 久野潤 日本を内側から崩しかねない「8050問題」 山田孝明 第二ラウンドを迎えた米中貿易戦争の行方 宇田川敬介 自衛隊の「平成の30年」 渡邉陽子 沖縄・県民投票に隠された真の“民意”とは 仲新城誠 現役秘書が語る国会と官僚の裏事情10 吉田燈 チバレイのフォトレポート 第8回 「岩石山にいち早く咲いたソメイヨシノ」(福岡県田川郡) 千葉麗子 [漫画] 大和撫子が行く! 孫向文 日之丸街宣女子 富田安紀子 パンパカ工務店 靖國神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」

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  • ジャパニズム 47
    -
    [特集] 「権力批判」というマスコミ報道は、「正義」なのか? テレビ業界こそ変革が必要 参議院議員 和田政宗 プロパガンダに成り下がったマスコミ 小川榮太郎 覆面座談会 テレビの真相 当事者たちが語る“本当”の危機 特別寄稿 千葉麗子他 [インタビュー]憲法改正、タブーのない報道を! 半井小絵 新聞記者が一刀両断! 日本の偏向報道 産経新聞論説副委員長 佐々木類 日本のメディアはこのままでいいのか? クリス三宅 [連載・他] グローバリズムからナショナリズムへ、混乱の収まらないヨーロッパ 渡邉哲也 メディアに騙されない! 江崎道朗の〈インテリジェンス〉入門 米中貿易戦争、第一ラウンドは米国の圧勝! 日本の取るべき選択を探る 江崎道朗 天皇陛下お誕生日のお言葉 矢作直樹 拝啓皇太子殿下様 御科学御進講にあたり  保江邦夫 今年の政局はこう動く! 安積明子 レーダー照射事件からみる半島難民の可能性と日本の移民対策意識 坂東忠信 誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本 マッカーサーを心服させた昭和天皇 小名木善行 消費増税反対!~「財政再建教」から目を覚ませ~ 赤尾由美 市民連合に引っ掻き回される野党連合 カミカゼじゃあのwww 変わるか、日本の安全保障政策 佐藤守 民主党はこれだけ日本をダメにした 井上太郎@kaminoishi 大日本國士列傳 第十回 赤尾敏 田中健之 普天間基地移設問題は、平成が終わっても解決できない!?  KAZUYA もう一つの米中戦争の主役としてのウイグル問題 宇田川敬介 陸上自衛隊第5普通科連隊 八甲田演習 渡邉陽子 本気でファーウェイを排除するには 深田萌絵 県民投票を巡る反基地派の圧力 仲新城誠 現役秘書が語る国会と官僚の裏事情(9) 吉田燈 チバレイのフォトレポート 第7回 「昭和のヒーロー/トーク&サイン会」(中野サンプラザ) 千葉麗子 [漫画] 大和撫子が行く! 孫向文 日之丸街宣女子 富田安紀子 パンパカ工務店 靖國神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」

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  • ジャパニズム 46
    -
    特集「ユニオン問題」 世界が敬愛する日本と日本人の精神性 参議院議員 和田政宗 ソウル奉恩寺で得た年末南北統一という御託宣 保江邦夫 ご譲位がスムーズに行われるための、私たちの心構え 矢作直樹 目醒めへの選択期限はあと2年 並木良和 [ユニオン問題] 関西地区生コン支部 武建一執行委員長逮捕 瀬戸弘幸 労働組合という名の反社会的集団 井上太郎@kaminoishi 〈インテリジェンス〉入門 コミンテルンと労働組合、驚愕の関係 江崎道朗 ユニオン問題の本質について 田岡春幸 連帯ユニオン瓦解へ大きな前進! 湯浅生コン(和歌山県湯浅町) 有門大輔 年貢と税のお話 小名木善行 安田純平氏と生還者の共通点を探る 坂東忠信 日本を移民国家にしないで! 赤尾由美 民間防衛体制の沿革と背景 濱口和久 徴用工問題で自滅する韓国、これ以上甘やかすな! クリス三宅 売国議員攻略マニュアル1 カミカゼじゃあの 日本から「金を搾り取れ!」 佐藤 守 大日本國士列傳 第九回 西田悦 田中健之 第三次韓流ブームもあえなく自滅? KAZUYA 「孔子学院」に隠された陰謀 宇田川敬介 陸上自衛隊の戦車射撃競技会 渡邉陽子 国内は法律と罰則で『モラルの差』に取締りを! 深田萌絵 玉城知事は、本土への憎悪を煽る沖縄メディアとどう向き合うか 仲新城誠 陸上自衛隊の戦車射撃競技会 渡邉陽子 国会と官僚の裏事情8 吉田燈 チバレイのフォトレポート 第6回 千葉麗子 [漫画] 『日之丸街宣女子』 富田安紀子 『大和撫子が行く! 』 孫向文 久松文雄 〈インタビュー〉完結を迎えた『まんがで読む古事記』 パンパカ工務店 靖國神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」

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  • 北朝鮮がアメリカと戦争する日 最大級の国難が日本を襲う
    4.0
    核実験とミサイル発射を繰り返す北朝鮮。アメリカとは「アメリカを焦土化する」「誰も見たことがないような事態が北朝鮮で起こる」と挑発しあい、緊張はギリギリまで高まっている。北朝鮮が核保有国となれば、核兵器が世界中に拡散する核ドミノが起こる。アメリカはそれを認めるのか、交渉で北に核を放棄させられるのか、それとも――。もはやアメリカが北朝鮮を武力攻撃しない理由はない、と著者。Xデーはいつなのか? そのとき自衛隊は? 日本への攻撃は? 元自衛艦隊司令官が語るリアルにして衝撃のシナリオ。
  • 日本に絶望している人のための政治入門
    3.4
    「政治には何も期待できない」という国民の政治不信。そして経済の低成長、野党再編、地方・女性・非正規、沖縄・日米同盟など山積する難問。しかしこうした現状は、政治を甦らせる好機でもある。NHK「ニッポンのジレンマ」で注目を集めた、1980年生まれの気鋭の政治学者が「安倍政治」の急所を衝き、マンネリ化した「左」「右」双方に語りかける。「闘え左翼! 正しい戦場で」「共感せよ右翼! 寛容の精神で」と。
  • 日本人が知らない集団的自衛権
    4.0
    中国は日本の領海でやりたい放題密漁し、虎視眈々と日本の領土を狙っている。 いまこそ日本の防衛力強化が必要なのに、安倍政権の説明を聞いても新聞やテレビをみても、「集団的自衛権」っていったい何なのか、さっぱりわからない。 集団的自衛権は本当に必要なの? 日本は戦争に巻き込まれやすくなってしまうの?……安全保障のエキスパートである小川和久氏が、集団的自衛権の「そもそも論」を平易に解説します。 本書の最大の特徴は、Q&A方式で読者目線の素朴な疑問に答えていること。 たとえば…… Q1 なぜいま集団的自衛権が必要なんですか? Q2 自衛隊が勝手に戦争を始めたりしませんか? Q3 日米同盟をやめたら日本はどうなるんですか? ……こうした疑問への平易な回答を読んでいるうちに、誰でも安全保障の知識が身につくようにできています。 まさに本書だけで集団的自衛権も外交・安保も憲法もぜんぶわかる。 学習意欲に燃える高校生からビジネスマン、そして政治家も必携の作品です。
  • 来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題
    4.1
    役所が決めたらそれで決定。こんな社会がなぜ「民主主義」なのか? 2013年5月、東京都初の住民直接請求による住民投票が、小平市で行われた。結果は投票率が50%に達しなかったため不成立。半世紀も前に作られた道路計画を見直してほしいという住民の声が、行政に届かない。そこには、近代政治哲学の単純にして重大な欠陥がひそんでいた。日本中から熱い関心が集まった小平市都道328号線問題。「この問題に応えられなければ、自分がやっている学問は嘘だ」と住民運動に飛び込んだ哲学者が、実践と深い思索をとおして描き出す、新しい社会の構想。
  • 信念をつらぬく
    3.6
    経産省在籍中に大胆な「公務員制度改革」を進めようとしたが、途中ではしごを外され退職。その後は大阪府の「エネルギー戦略会議」で活動するも、2012年9月にいきなり会議打ち切り命令が出るなど、さらなる不条理を経験。仙谷由人に恫喝され、橋下徹など時の権力者とも真剣勝負。その闘いの真相とは? 無職になっても私利を顧みず巨悪と闘い続ける原動力とは? 改革派元官僚が初めて明かす覚悟と哲学。
  • リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか?
    3.8
    政治や社会の現場で、「成果が出せない」「決断が下せない」、あげく「誰からも期待されない」トップが生まれてしまう日本社会。そうしたリーダーのもと、どんなに頑張っても成果に結びつかず、疲弊していくばかりの現場……。日本が陥ってしまったこの不幸な状況を、カリスマ・ブロガーが舌鋒鋭く斬る!
  • 知らないではすまないニッポンの政党
    4.0
    民主党が頼りにならないのは寄り合い所帯の悲劇? 与党でなくなった自民党に未来はない!? みんなの党は、なぜ人気なのか? 社民・共産・公明……それぞれの生き残り戦略は? 続々誕生する新党は政局のキャスティング・ボートを握れるのか? この一冊で離合集散を繰り返す「政党」の歴史を総決算。ニッポン政治の明日はどっちだ!? 混迷する政界再編の行方を、田原総一朗が斬る!!
  • 経済で読み解く地政学
    値引きあり
    3.7
    大転換期を迎えた世界の構造が丸わかり! ロシアのウクライナ侵略、中国の台湾有事、 巧妙化するサイバー戦争、大インフレ時代の到来…… 日本復興のシナリオがここに! <<目次>> ■はじめに:安全と資産の防衛に必要な「地経学」とは? ■第1章:日本人はすでに戦争に巻き込まれている ■第2章:地政学とは何か? ■第3章:地政学の最先端を探る! ■第4章:権威主義大国・ロシアの情報戦とその未来 ■第5章:「地政学+経済学=地経学」とは何か? ■第6章:日本経済を地経学で読み解く!
  • 図解でわかる 14歳から考える民主主義
    値引きあり
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 図解SDGsシリーズ最新刊 「民主主義の危機」って、どういうこと? 民主主義の基礎から、ITとAIによるデジタル直接民主主義まで。 これからの世代のための、民主主義の作り直し方。 ※ひとめでわかる、超図解・民主主義通史も収録 14歳から読める! わかる! カラー図版満載の“図解でわかる”シリーズ第20弾! ●Part1 人々が民主主義を手に入れるまでの物語 ●Part2 民主主義の骨格をつかもう ●Part3 検証・世界第17位の日本の民主主義 ●Part4 揺らぐ民主主義の未来
  • 現代日本政治史 ──「改革の政治」とオルタナティヴ
    4.3
    「改革」はいかにして政治の表舞台に躍り出たのか。長らく戦後日本政治の基調であった「保守vs革新」という構図は冷戦終結とともに崩壊し、1993年の政界再編以後、保守の水ぶくれが進む。そこに現れたのが、旧来の保守政治を維持する守旧派と、その刷新を求める改革派という新たな対立軸だった。本書では「改革の政治」という視点から平成政治を再検討し、その混迷を打破するもう一つのヴィジョンを提示する。現実と格闘する政治学者が切り拓く、日本政治の新たな地平。
  • 民主党政権 未完の日本改革
    3.0
    2009年8月の総選挙でマニフェストを掲げて自民党を倒して誕生した民主党政権。子ども手当、高校無償化、介護保険制度の充実をはじめ、福祉、教育、子育て、雇用などの分野で多くの政策を実現した。その足跡は本当に失敗だったのか。原発事故対応は現在では評価されており、政治主導に向けた諸改革、福祉政策など多くは現在も引き継がれている。民主党政権の政策を検証しなおすとともに、その後の自民党政治も検証し、未完の日本改革をリベラル勢力復活に向けて掲げ直す。
  • 冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論
    値引きあり
    5.0
    1巻825円 (税込)
    2020年9月、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に選出された。 官房長官時代に「令和おじさん」と親しまれた一方、いまだその人間性や国家観がわからない、という向きもある。本書は菅総理の「知恵袋」と称される経済ジャーナリストが、緻密な取材を通じてその核心へと迫っていく。 横浜市議選で初当選して以来、胸に秘めた政治信条とは何か? 総務相時代、なぜ「ふるさと納税」という驚愕の制度を1年でつくり上げられたのか? 7年8カ月にわたって安倍政権を支えた誠実さと、官僚人事に見られる冷徹な戦略性は、どう両立しているのか? そして総理になった菅氏は、この日本の何を壊し、何を護ろうとしているのか? 菅氏本人はもちろん、政・官・財のキーパーソンの肉声や、初公開の秘話をふんだんに収録。これからの日本政治を読み解くうえで必読すべき、渾身のルポルタージュ。 【目次】 プロローグ 手土産は秋田の稲庭うどん 第1章 三十年ぶりに誕生した「平民宰相」 第2章 初選挙の横浜市議選で学んだこと 第3章 霞が関で「菅義偉」の名前が轟いた日 第4章 もらった恩義を絶対に忘れない男 第5章 菅官房長官は誰と戦っていたのか 第6章 壊すべき日本と護るべき日本 終章 人を裏切らない――奇跡の四分十七秒 エピローグ 「自助」の本質は「意志」である
  • 核武装する勇気
    -
    国際弁護士として長く世界を舞台に活躍し、ユダヤ教に改修した著者だからこそ見える。 教条的な国威発揚でもなく、いたずらな軍拡でもなく、国益・国家の繁栄という視点から日本の核武装がいかに必要不可欠かを説く! はじめに 二都物語 第一章 国際情勢と日本の立ち位置 第二章 核保有国の研究 第三章 核保有と対米関係 第四章 「核」が持つ真の意味を考える
  • 警視庁刑事 私の仕事と人生
    4.0
    築地八宝亭一家四人殺しに始まり、40年間に80数件の殺人事件を手がけた名物刑事が、明らかにする捜査の実態、そして警視庁の組織とは? 趣味人として内外に人望を得、美学を貫いた生涯を、みずから語る異色の名著。高村薫、出久根達郎、宮部みゆき、小杉健治ら作家とも交流の深かった、警視庁刑事の40年の秘話が、いま明らかにされる!
  • 決定版 日本人論~日本人だけがもつ「強み」とは何か?
    4.0
    一国で一つの文明圏を成す唯一の国・日本 すでに3000万人以上の外国人が来日し、2020年の東京オリンピックには4000万人に達するといわれています。また2019年4月から外国人労働者の受け入れ拡大が始まります。日本に滞在する外国人の数は今後も増え続けるでしょう。彼ら外国人と触れ合ったとき、私たちが問われるのは「日本人である」とはどういうことかということです。その答えを知るには、日本人というものが、どういう歴史を辿って形成されてきたかを学ぶ以外にありません。本書に、その答えが書かれています。 本書は、2011年6月、海竜社より刊行された『知っておくべき日本人の底力』(新装改訂版)を加筆修正し、大幅に改訂したうえで、2016年に刊行した弊社の新書『決定版 日本人論』を文庫化したものです。
  • 自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体
    3.7
    これまで伝えられてきた「別班」に関し、精緻な取材によって新たに判明した情報を提示するとともに、これまで明かされてこなかった海外活動の実態をレポート。ベールに包まれていた秘密情報部隊「別班」の深層に迫る。
  • 日本国外務省検閲済 外務省犯罪黒書
    4.0
    外務省では、外国で飲酒運転をして人をひき殺したキャリア官僚が、何食わぬ顔で出世しているーーそんな信じられない事例の開示から始まる本書は、佐藤優氏を鈴木宗男氏とともに「社会的に抹殺」しようとした外務省が、いかに身内の「犯罪行為」に甘いかを、すべて事実に基づいて指摘している。ハレンチ行為を働いた官僚の中に、前外務省事務次官で現駐米大使の杉山晋輔氏も含まれている。
  • 核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ
    3.8
    原子力委員会の元委員長代理がはじめて明かした、日本の「核」の真実! 北朝鮮の「核の脅威」にわれわれはどう対峙すべきか? 「核の傘」は日本国民を本当に守ってくれるのか? 世界の原子力産業は衰退期に入ったのに、なぜ自民党はその流れに逆行するのか? 核分裂のしくみ、北朝鮮の核問題、トランプ大統領の誕生、核軍縮の国際的枠組みなどについて、少しでも理解を深めるきっかけになれば幸いである。
  • 分解するイギリス ──民主主義モデルの漂流
    4.5
    かつて世界で「民主主義のモデル」として賞讃されたイギリス政治。だがそれはいまや機能不全に陥り、ブレグジット(Brexit)=EU離脱という事態へと立ち至った。イギリスがこのように「分解」への道をひた走っている真の原因はいったいどこにあるのか。安定→合意→対立→分解へと進んできた現代イギリス政治の流れを俯瞰し、すでにモデルたり得なくなった英国政治の現状をつぶさに考察。混迷をきわめる現代政治のシステムと民主主義モデルの、今後あるべき姿を問いなおす。
  • 裏切りと嫉妬の「自民党抗争史」
    4.0
    騙す奴より、騙される奴が悪い。それが永田町のルールだ! 権力という魔物に魅せられた男たちが繰り広げる、裏切り、嘘、手の平返し、何でもありの抗争劇。自民党結党以来のライバル対決の裏側を膨大な取材メモから克明に綴る。永田町取材歴40年以上の筆者の遺作。
  • 不平等を考える ──政治理論入門
    4.0
    この二〇年あまり、多くの国で格差の拡大が進んだ。経済は停滞し、国家の再分配政策も機能していない。そうしたなか、所得の低下に苦しむ人々の不安や怒りが、政治を大きく動かし、社会の分断をさらに深めている。いま、この不平等の問題を克服するためにどう考えればいいのか。本書では、私たちが尊重すべき「平等な関係」とは何かを根底から問いなおし、そうした社会を可能にするための制度を構想する。カント、ロールズ、セン、ハーバーマスらの議論を糸口に、現代の最難問にいどむ、政治思想の新たな基本書。
  • 地方自治講義
    3.8
    一九四七年五月三日、日本国憲法が施行された日に地方自治法も施行された。それは偶然ではない。憲法の施行には、地方自治法の施行が欠かせなかったのだ。それから七〇年。地方自治や地方分権は当たり前の考え方になったが、果たして自治体は私たちのものになったのか。人口減少やコミュニティ、憲法問題なども交え、地方自治のしくみや原理、歴史、現在の課題をわかりやすく解説。深いところから基礎を知り、自治体を使いこなしたい市民のための、これまでにない地方自治入門。
  • 安保論争
    4.3
    現代の世界で、平和はいかにして実現可能か。日本の安全は、どうすれば確保できるのか──。安保関連法をめぐる激しい論戦にもかかわらず、こうした肝要な問いが掘り下げられることはなかった。これらの難問を適切に考えるには、どのような場合に戦争が起こるかを示す歴史の知見と、二一世紀の安全保障環境をめぐるリアルな認識とが、ともに不可欠である。国際政治・外交史の標準的見地から、あるべき安全保障の姿と、そのために日本がとるべき道筋を大胆かつ冷静に説く、論争の書。
  • 日本海軍と政治
    4.4
    海軍の太平洋戦争への責任は陸軍に比して軽かったのか? 明治憲法下において政府・議会と並ぶ国家の主柱であったにもかかわらず、その責任を十分に果たすことのできなかった海軍の「政治責任」を、「不作為の罪」をキーワードに検証する。これまで顧みられることの少なかった「海軍と政治」の問題をはじめて正面から問う問題の書。(講談社現代新書)
  • 安倍官邸の正体
    3.9
    安倍政権はいつまで続くのか。安倍官邸のキーパーソン、そして、「ポスト安倍」の有力候補は誰か。新聞の首相動静にも記されない、日本の行方を決定づける非公式会議に、「隠し廊下」を通って集結していたメンバーとは――。政治記者歴35年の著者が、2015年以降の政局の行方と安倍内閣の「本質」を読み解く。(講談社現代新書)
  • 日本国家の神髄
    4.3
    偏狭なナショナリズムが渦巻くなか、愛国者にこそ読んでもらいたい! 長い間品切れだった『日本国家の神髄』、待望の新書版の登場! そもそも祖国日本とはどのような国なのか?  日本国家を成り立たせる根本原理たる「国体」に関する認識が失われているからこそ、中韓ともギクシャクする。現代日本の生んだ知の巨人が、戦後GHQによって禁書とされた『国体の本義』を懇切丁寧に読み解き、「国体」を明確に呈示する(編集部による詳細な脚注・口語訳も附記)。 現下、われわれにとって重要なことは、わが「国体」を再発見することである。 主な内容 *「国体」は構築できない *「日本神話」再確認の必要性 *「教育勅語」の根本とは *われわれの抱く「天の感覚」 *日本は敵対者をいかに統合していったか *ナショナリズムを超克する日本の愛国精神 *「大和」とは何か *なぜファシズムはわが国体と合致しないのか *出自同じくする日本人と日本の国土 *祭政教一致の日本 *超越性における欧米人との差異 *外来思想、知的遺産の土着化
  • 変貌する民主主義
    3.8
    かつて民主主義は、新しい社会の希望であり理想であった。しかし、いまや陳腐なお題目と化している。その背後には、民主主義を支える思想が、社会の深層で大きく変化したという事情がある。デモクラシーのありようを劇的に変容させた現代の諸問題を大胆にとらえ返す。複雑な共存のルールへと変貌する姿を解き明かす。
  • 池上彰の憲法入門
    3.9
    憲法はとても大事なものだから、変えるにしろ守るにしろ、しっかり考える必要がある。おしえて池上さん! 憲法についてのギモン点! 『憲法は難しくない』に大幅加筆・修正した憲法入門決定版。日本国憲法を、池上さんと一緒に読んでみよう! 今こそ知っておくべき憲法のギモン点にお答えします。
  • 逆転の創造力
    -
    1巻829円 (税込)
    日本の「逆転」に向けて、元「ゴールドマン・サックス」執行役員・岡本三成が各界の論客と激論を交わす! ! 【対談】 三浦瑠麗(国際政治学者) デービッド・アトキンソン(日本政府観光局特別顧問) 渋澤 健(実業家、渋沢栄一氏玄孫) ◆岡本三成の地元紹介マップ付き。 2001年9月11日―― 崩壊した世界貿易センタービルが粉塵となってマンハッタンの空を覆い、快晴だった爽やかな朝は、一瞬にして不気味な闇に包まれました。 サイレンが鳴り響く中、粉塵まみれになって歩く現場周辺からの避難者の列は、日本でも連日報道されたと思います。実は私も、その列に連なる1人だったのです。 (中略) 人々が憎しみ合う世の中を変えたい。これまで世界各国で働き、国際金融の最前線で積み重ねてきた経験と培ってきた力は、平和構築のために経済政策や外交分野で必ず生かせるはずだ。 そんな思いを胸に、私は政治の道に進むことを決意しました。(「はじめに」より)
  • 公明党 その真価を問う
    -
    コロナ禍、大災害、政治腐敗、核と平和――未曾有の危機にあって、価値観政党・公明党の中道主義、平和主義、人間主義が問われている。 《主な内容》 ◎新型コロナウイルスとの戦い―― 「1人一律10万円給付」「ワクチン承認申請」など コロナから世界的連帯の構築へ ◎不妊治療への保険適用を実現 ◎携帯電話の料金引き下げ ◎頻発する自然災害への対策 ◎広島3区、政治腐敗への戦いを挑む衆院選挙 ◎菅政権、バイデン新大統領との 新たなパートナーシップ、核廃絶など
  • 安倍晋三が目指した世界 日本人に託した未来
    値引きあり
    5.0
    1巻831円 (税込)
    2022年7月8日、日本と世界は偉大なリーダーを喪失した。 ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾侵攻危機、資源・エネルギー価格高騰によるインフレ、続く新型コロナウイルスの感染拡大…… この多層的未曽有の危機にあって、日本を含む多くの国々が必要としたのが政治家「安倍晋三」だ。 私たちにできることは安倍元総理の遺志を継承し、さらに発展させることである。そのためには「安倍の政治」を理解しなければならない。本書の目的はそれだ。 安倍元総理の「政治」は「外交」と「内政」を連動させ、国民の「生命」を守る国家構造を構築したことにある。それは「戦後」という長大な時間を脱却するという「夢」であり、多くの有権者が、そのダイナミズムに惹かれた。 (「はじめに」より抜粋) 目次より抜粋 特別資料 【その1】 安倍政権 全制定法律 【その2】 「地球俯瞰外交」の全記録 【その3】 歴代安倍内閣全閣僚名簿 第1章 リーダーを喪失した日 国際社会はリーダーを喪失した 自民党と統一教会 安倍元総理と統一教会は無関係 赤いメディアと戦い続けた 憲法と宗教 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議 第2章 地球儀を俯瞰した外交 世界から届けられた弔意 日本を中東と国際社会を繫ぐ「ハブ」にした 中東で「一番の親友」争いが起こっている 地政学から見た安倍外交戦略 民主党の愚策で脅威にさらされた列島 戦略概念FOIPを発案 あのアメリカが外交戦略を学んだ 地球儀を俯瞰する外交 戦後を脱却する外交 第3章 盟友の死と復活の日 内政を支えた帝王学 幼少から作られるコミュニティ 集うプリンスたち 売国政党に揺さぶられて 「憲法」こそ「戦後」 「盟友の死」と「大震災」が奮い立たせた 「本来は谷垣」と麻生氏に断られたが 3つの約束のために アベノミクスの原点 金融緩和と財政出動でしか生き残れない アベノミクスの真意 第4章 日本を、取り戻す。 内閣を支えた「戦友」 特定秘密保護法の真意 2022年に周知された安全保障関連法 台湾と与那国島を封鎖した 国際連携こそが安全保障の核 日本を、取り戻す。 第5章 安倍政治は終わらない 逝去直前に持っていたテーマ タブーとされる「核抑止」議論を 岸田政権は「遺志」を継承するのか 継承から発展、展開へ
  • 宣戦布告 朝日新聞との闘い・「モリカケ」裏事情から、在日・風俗・闇利権まで、日本のタブーに斬り込む!
    値引きあり
    -
    しゃべるな、危険!朝日新聞から提訴された小川榮太郎氏、「朝日、死ね」で朝日新聞から抗議を受け、国会では野党攻撃で懲罰動議を提起された足立康史氏。2人はなぜ朝日や野党を糾弾するのか。民進党、NHK、BPO、在日、パチンコ、ソープ…などに潜む「深すぎるタブー」の存在と、日本を歪める売国勢力の実態を暴露、民主主義の危機に警鐘を鳴らす。前川喜平前文科省事務次官が「貧困調査」した出会いバー調査も敢行! これ以上はヤバすぎる!!
  • 阿修羅の戦い、菩薩のこころ 「大義と共感」の百合子スタイルが日本政治を変える!
    値引きあり
    -
    1巻831円 (税込)
    「自民都連との闘争」はいかなる過程を経て決断されたのか。また、旧来の男性政治家や官僚支配の都政運営に対して、小池百合子知事はどのように戦い、何を目指そうとしているのか。さらには小池知事の人生訓や考え方、これまでの生き様を赤裸々に綴っている。豊島区池袋で税理士業を営むかたわら、2016東京都知事選の震源地となった同区で、小池百合子氏支持の勝手連入りした著者ならではの小池論! 東京都議選、そして日本政治の未来を考える上でも参考となる貴重な一冊。
  • ぼくらの祖国
    4.3
    「ぼくらの祖国」とは、われらの魂のキーワード。失われた故郷の復活。さあ、貴方の手に。 ぼくは知らなかった。なぜか。日本の学校では、教えないからだ。日本の大人も、語らないからだ、きみも、あなたも、ぼくもみんな日本国民だ。だけど日本をそこく、祖国として考えたこと、はっきり祖国として意識したことが、どれほどあるだろうか。東日本大震災と福島原子力災害が起きてしまった後の日本でこそ、それを問い直したい。 ※この電子版は扶桑社刊「【扶桑社新書】ぼくらの祖国」(2015年8月15日 初版第一刷発行・2019年5月31日 第十刷発行)をもとに制作されております。 ※この電子版はカラーページがございます、カラー表示できる端末での閲覧を推奨しております。
  • 山本太郎とN国党~SNSが変える民主主義~
    4.3
    山本太郎と立花孝志――彼らは本当に「ポピュリスト」と切り捨てていい存在なのか。それとも、バブル崩壊のツケを押し付けられた世代の怨嗟が、「時限爆弾」のように噴出したがゆえの現象なのか。本書は、気鋭の評論家による、SNS全盛時代の民主主義のあり方を問う新しい切り口の政治論であり、開かれた「パンドラの箱」の行く末を問う警世の書でもある。これからの民主主義は、SNSの影響を抜きにしては語れない。
  • 近代の政治思想 その現実的・理論的諸前提
    4.3
    近代は、人間が既成の社会から自らを解放する努力によって生み出されたものである。では、その既成の社会とは一体何であり、人間はどのような努力によってそれを打ち破ったのか。中世から近代への転換期における思想の変革と原理形成の過程を鮮やかに描き出し、近代思想の遺産が今日の私たちにとってもつ意義を明らかにする。

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  • 国際政治 改版 恐怖と希望
    4.2
    世界平和を実現するために人類は古くから叡智を傾けたが、戦いは繰り返された。戦争の危機はなぜ去らないのか――この問いに答える書物は少ない。国際関係を単純に図式化・理想化することなく、また「複雑怪奇」といって正確な認識を諦めることもなく追い求めた著者が、軍縮、経済交流、国際機構などを具体的に検討しながら、国家利益やイデオロギーがからみあう現実世界を分析し、組織的に論じた国際政治の入門書。
  • 安倍政治 100のファクトチェック
    4.0
    ファクトチェックとは、首相、閣僚、与野党議員、官僚らが国会などで行った発言について、各種資料から事実関係を確認し、正しいかどうかを評価するもの。トランプ政権下の米国メディアで盛んになった、ジャーナリズムの新しい手法である。本書は、朝日新聞でいち早く「ファクトチェック」に取り組んできた南彰と、官房長官会見等で政権を厳しく追及する東京新聞の望月衣塑子がタッグを組んだ、日本の政治を対象にした本格的ファクトチェック本。第二次安倍政権発足後のさまざまな発言を100の項目別に整理し、○、△、×で判定。何が「嘘」で、何がフェイクなのかを明らかにした。平成末期の日本政治を記録する、貴重な資料でもある。【目次】はじめに 望月衣塑子/第一章 森友・加計学園問題/第二章 アベノミクス/第三章 安全保障法制/第四章 憲法・人権・民主主義/第五章 官房長官会見/おわりに 南 彰
  • 政策至上主義(新潮新書)
    3.9
    「政治家の仕事は、勇気と真心をもって真実を語ることだ」――この言葉を座右の銘としてきた著者は、国会議員ができることは突き詰めて言えば一つだという。課題解決のプラン、すなわち政策を考え、実行していくことしかない、と。自立精神旺盛で、かつ持続的な発展を遂げられる国をつくる政策とは何か。政治家はどう国民と向き合い、それを語るべきなのか。ひたすら政策を磨き続けてきた政治家からの熱きメッセージ。
  • 欲望の民主主義 分断を越える哲学
    4.0
    世界の知性が見る「民主主義の限界と現実」とは? 大反響のNHK異色教養ドキュメント、 待望の書籍化! 世界中で民主主義が劣化している。アメリカのトランプ現象、イギリスのEU離脱、フランス極右政権の台頭など、多数の民意を反映した選択は、目先の利益のみを優先し、自国の生き残りを賭けたものばかりだ。協調、共和といった精神からかけ離れたむき出しの欲望が民主主義と結びつき、社会の分断は加速する。今、世界の知性たちは何を考えるのか──?若き天才哲学者、マルクス・ガブリエルら六人が考察する政治変動の深層と民主主義の混迷。世界の現実を知る必読書。
  • 追及力~権力の暴走を食い止める~
    4.4
    国家レベルの不正が疑われる森友・加計問題で、政府への厳しい質疑が注目を集める新聞記者と野党議員による緊急対談。問題の焦点は首相が便宜を図ったか否か。まさに民主主義の根幹を揺るがす大疑獄だ。ところが当初、仲間からも「そんな小さな問題に」という反発の声が上がった。それでも二人が問題の本質を見抜き、自らの信念を貫けたのはなぜか? 一強多弱で権力が暴走する今、ジャーナリズムと野党の存在意義を問い直す。
  • 習近平と永楽帝―中華帝国皇帝の野望―(新潮新書)
    3.5
    漢民族の最後の帝国であった明の3代目・永楽帝と習近平には、意外なほど共通点がある。権門出身という血統のよさ、権力掌握前の苦節、正統性を証明するため、政権創設者に範を取りつつ、前任者を超える政治実績を示すことを迫られた立ち位置、「法治」を掲げた苛烈な政敵排除や国内統制、政権の威光を高めるための対外拡張とアジア秩序構築への意欲――。歴史を踏まえると見えてくる、現代中国の核心に迫る。
  • リベラルという病(新潮新書)
    4.2
    人間への信頼、平等の理念にもとづくアメリカのリベラリズムが今、危機に瀕している。政治や司法から、宗教観や家族観、性差や人種問題まで、伝統的コンサバティズムとの対立を繰り返してきた歴史をひもとき、トランプ政権下で大きく軋む社会の断層を浮き彫りにする。さらには、欧米のリベラリズムを奇妙な形で輸入・加工し続けてきた日本的リベラルの矛盾と限界をも鮮やかに解き明かす。
  • 東京都庁の深層(小学館新書)
    3.0
    中立派都議が明かす伏魔殿・東京都庁の内幕。 小池百合子氏の知事就任以降、東京都政に関する報道は、衰えるどころか、国政に肩を並べんばかりの勢いで、連日続いている。築地市場移転や五輪会場建設、都議会有力者が幅を利かせる状況などは、多くの都民が知らなかった事実であり、これらが明るみに出た点は、小池氏の功績といえるだろう。しかし、都庁職員への予算編成の指示は従来のものから大して変わらず、一部の都議が握っていた利権をあたかも狙っているかのような構えすら、知事は見せる。このままでは、看板として掲げられた大改革ではなく、まさしく大山鳴動ネズミ一匹となりかねない。  歴史を遡っても、都が行う大規模事業において、都庁関係者の馴れ合いなどが垣間見える。古くは鈴木俊一時代の都庁舎建設では各ゼネコンの応札金額に疑義をもたれながら、調査の結果はうやむやに。さらに、石原慎太郎主導で行われた豊洲市場に関する審議では、最大会派からの議員引き抜きで知事議案を成立させるといった、パワーゲームが繰り広げられた。また、事業に携わった企業や団体には、1960年代から今に至るまで、多数の都庁職員が天下ってもいる。  執行部、都議会、都庁職員の実態を豊富なデータと記す。
  • 日本列島創生論―地方は国家の希望なり―
    4.4
    お任せ民主主義と決別し、地方から革命を起こさなければ、未来は切り拓けない。金融政策、財政出動のみで日本は甦らないのだ。「補助金と企業誘致の時代は終わった」「観光はA級を目指すべし」「官僚こそ地方で汗を流せ」「里帰りに魅力を付加せよ」――地方と中央、与党と野党、政官財、老若男女の別なく一致できる「創生への道」とは。初代地方創生大臣が具体的なアイディアをもとに示す、可能性と希望に満ちた日本論。
  • 地域通貨で実現する 地方創生
    3.5
    1巻836円 (税込)
    本書は、地域活性化に興味のある人や自治体・企業・団体に向けて、地域活性化のための1つの有効な手段と思われる「地域通貨」を軸にした、事例紹介を含めた参考書・指南書です。地域活性化は都市・地方の双方にとって喫緊の課題です。都市では、地元地域との結び付きや人々の間の絆が弱くなっています。地方においては、人過疎化と高齢化が深刻となり、地域コミュニティそのものが消滅する「消滅自治体」が現実味を帯びてきています。これらの課題に関して、ヒントを与える1冊となっています

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